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西アジア料理店
この一覧は五十音順になっています。
 
 

  アナトリア
  
渋谷区渋谷2-19-20 
11:00~13:30/17:00~23:00 無休

・ 宮益坂のトルコ料理
 ネット情報によると閉業の模様?

1996年11月

 *前菜ピュレ盛合わせ
 *カバブ盛合わせ
 *牛胃袋のスープ
 *トルコ風ピザ
 *辛いアイス
 *サワーチェリーアイス
 *ライスプディング

[AQ!]
 なかなか結構でした。
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  アラジン  Aladdin
  
渋谷区広尾5-14-14 03-5424-6001 www.persia-aladdin.com
11:30~15:00/17:00~23:00 日昼休

・ 六本木のイラン・アラブ料理
 「西麻布3-2-6」から上記へ移転。

2012年11月 

 *ミルゼ ガセミ
 *ゴルメサブジ
 *クビデカバブ
 *ファラフェル

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  アラビヤ
  
渋谷区神南1-6-1
17:00~22:30(日祝~22:00) 無休

・ 公園通りのその名の通りアラブ料理
 「閉店した」という噂を聞きましたが…。(2003)

AR1 1996年 8月

 *酸味ヌードルスープ
 *ホンモス
 *茄子のペースト状サラダ
 *タッブーレ
 *コブス
 *シシカバブ
 *羊の串焼き
 *鯖の塩焼き酸味ソース
 *羊と白インゲン豆のトマト煮込み
 *モロヘイヤと鶏のスープ
 +93 Chateau Mornag rouge

[AQ!]
 渋谷のNHKホールそば、なかなか重宝な場所で、料理もよいでした~。
[へべ]
 ホンモス がひよこ豆のペーストだっけ?ゴマの風味がよくてとても美味でした。こまごま野菜サラダ風のタッブーレも酸味さわやか。羊の串焼きも、そのまんま、ですがおいしい(家で焼くとモウモウの煙…というありがたみのわかった今はなおさら (^^;) )モロヘイヤのぬるぬるスープもよかった。
 アフリカや中近東のものかなと思ったら、よくよく見ると日本の古い民具のようなものも壁面やら天井から下がっていました。二階はどんなかしら。
[AQ!]
 ホンモス が ひよこ豆 です~。 合っている です~。「コブス が アラビア の パン です~。ワタシ は モロッコ(だっけ)人で 昼 は 日本語の学校 行ってます~。」というサービスのヒトは、Bコースを二つ頼んだら、「一つAで一つBだと色々食べられます~」という突っ込みがナイスでした。
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  アリアンレストラン  Arian Restaurant
  
千葉県四街道市大日357-1 043-421-2020
11:00~15:00/17:00~23:00 

・ 四街道のペルシア・アフガニスタン・トルコ・インド料理
 

アリアン 2017年 3月 ☆

 *Gheimeh
 *Tikka Karahi

[AQ!]
 さて、なんでワシらは四街道へ、と言うと、この辺がアフガニスタン・タウン化してるから…と聞いたから。
 …と言ったらオーバーで、四街道で400人程度なのだが、中国人より多い最多の外国人がアフガニスタン人だそう。
 自動車解体などしてるそうで、つまり「リトルブラジル大泉」みたいな感じか。最近のワシらの行動で言うと「八潮スタンへパキスタン料理を食いに」…の続編的な。
 (「八潮スタン」は検索にかかるが、「四街道スタン」はまだだ(笑)。語呂が悪いしなあ)

 街道沿い、大日郵便局向かい。
 黄壁に赤い看板。「ペルシア・アフガニスタン・トルコ・インド専門店」…と書いてある。“4つも書いちゃ専門じゃないじゃ~ん”…と一応、ツッこむ(笑)。
 経営側はペルシアらしいのだが、客はほとんどアフガン。らしい。
アリアン
 ネットでは「日曜昼はアラカルトだけ」になってたが、日曜もランチバイキングをやってた。
 アラカルトもやってるとのことで、カルトから。
 主菜の各ページには上部に国旗が置かれ、何処料理かわかるようになってる。(…が、えーとこの黒っぽいのがアフガニスタン旗だったよな(^^;)状態、だが)

 注文は、

イラン代表~♪ Gheimeh:A delicious classic cuisine from Iran. トマト・牛肉・レンズ豆・ポテトのシチュー。サフランライスがおすすめ。
アフガニスタン代表~♪ Tikka Karahi:ラム肉のシシケバブ トマトと数種のスパイスが混ぜ込まれ、とても口当たりのよい仕上がり。

 にした。サフランライス(すんごい大盛りで持ってくる。まあしかし後から来る客はみな、バイキングでもごはん超大盛りw)。
 シミジミしたゲイメ。華麗なラムカレーのテイカーカラーヒ。ともに腰がすわってて、うんまい。とくにテイカーカラーヒはグイグイ行ける。
 実にこの、ビールが合いそう…なのだが、メニューにも「HALAL」と大書されたこの店では、酒は諦めましょ~(^^;)。その点は、八潮スタンと一緒。
アリアン
 12時近くになると、お客さんがどんどん入ってくる。見た感じ、おおアフガニスタンの人だ♪
 面白いのは、ほとんどの人が、入店するとまず真っ直ぐにトイレの前の洗面に行き、丁寧に手を洗う。基本のマナーシステムなんだなあ。それから席取りだが、この店はテーブル席が半分・小上がりの座敷席が半分くらいからなるが、座敷がお好みの模様。
 たまにアラカルトの人もいるが、大概がバイキングで、び~っくりするような大盛りを作っては席に運ぶ。食べ方は、サフランライスに丼的にぶっかけ飯を作る人・カレーの類は別皿に取る人…そこは分かれるようである。

 そういえば、エスニック食堂らしくテレビではインドのミュージックビデオが流れてる…と見てると、ちょっとテイストが違う。
 おお、「.af」じゃん。
 どうも、「Afghan Music Channel AMC」のようだ。

 まあたしかに、アフガン食堂だ。何かしらんが、満喫した♪
 夜に4人くらいで来れば、色々食べられそうだ。酒、呑めんが(^^;)。
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  イズミル Turkish Kitchen Izmir
  
杉並区阿佐谷北2-13-2 パサージュ阿佐谷2F 03-3310-4666 www.asagaya-izmir.com
18:00~23:00 月・第3火休
2004年開業 料理長: スレイマン ~ エリフ (敬称略)

・ 板橋から阿佐ケ谷駅前に移転した珠玉のトルコ料理
2004年 4月 ☆☆

 「4~5000円でおまかせ」は
 *メゼ盛合せ:フムス、茄子ペースト、エズメ、菠薐草ヨーグルトペースト、フェタチーズ、
 *ドルマ盛合せ:ピーマン、ムール、トマト、
 *エキメッキ
 *チョバンサラタス
 *トルコ風ピザ
 *マントウ
 *ケバブ
 *肉のトマト煮
 *デザート盛合せ:バクラヴァ、苺粘りアイス、
 など、もうちょっとあったな、かなり満腹。

[AQ!]
 ここ、抜群にウマイ! 板橋から阿佐ケ谷に先月引っ越してきたばかりらしい。

[へべ]
 トルコ料理はここで決まり、と思うほど旨い。メゼのペースト軍団のオイルの香りの香ばしいったら! シェフが菓子職人の出らしく、粉もののメニューが充実しているらしい。ケバブってこんなにおいしいものだったんだ…と目からウロコ。

[AQ!]
 フランス料理でもパティシエ出身の名シェフっているよね。少しあの感じなのかな。
 あのケバブはびっくり。ケバブって、パサパサの肉の成れの果てみたいな印象が付きまとうのに、これは、たっぷりジューシーで、塩・胡椒と肉汁だけで既にウメぇ~、というもの。ソース類もいいし。
 オネーサンの強気なサービスは、苦手なヒトもいるかもしれないけど、昔の世話好きな日本のオバサンみたいでよかった。

2006年 3月 ☆☆

 「4500円でおまかせ」は
 *メゼ盛合せ:フムス、アジュル・エズメ、パトルジャン・エズメ、ウスパナック・タラマ、人参ヨーグルト
 *エキメッキ
 *チョバンサラタス
 *アダナ・ケバブ
 *ヒヨコ豆煮込
 *ラフマージュン
 *デザート盛合せ:バクラヴァ、ドンドゥルマ
 +Yakut red

[AQ!]
 あんまり感激してたら、オネーサンに褒められた。阿呆じゃヽ(^~^;)ノ。
 いや~、美味!

2006年12月 ☆☆

 「5000円でおまかせ」は
 *メゼ盛合せ:フムス、アジュル・エズメ、パトルジャン・エズメ、ウスパナック・タラマ、人参ヨーグルト
 *エキメッキ
 *チョバンサラタス
 *レンズ豆とミントのスープ
 *シシカバブ
 *アダナ・ケバブ
 *デザート盛合せ:牛乳プリン、ドンドゥルマ
 +Yakut

[AQ!]
 やっぱり此処はウマイのぉ! ウルウル(←泣くなよ)

2007年 4月 ☆☆

 「4500円でおまかせ」は
 *メゼ盛合せ:フムス、アジュル・エズメ、パトルジャン・エズメ、ウスパナック・タラマ、ハウチュ・タラマ、ジャガイモ
 *エキメッキ
 *チョバンサラタス
 *レンズ豆のチョルバ
 *ビベル・ドルマ、ドマテス・ドルマ
 *シシ・ケバブ、アダナ・ケバブ
 *ヨーグルトかけて食べるケバブ
 *鶏とジャガイモの肉じゃが風煮込
 *ペイニルリ・ピデ
 *サチ・カウルマ
 *ストゥラッチ、ヘルワス
 +Yakut

[AQ!]
 いつもと違うメゼはジャガイモだっけ?
 スープはひよこ豆だっけレンズ豆だっけ? 「レモン絞って混ぜて」…のご指導通りがこりゃまた美味し。
 ペイニルリ・ピデが、カリッと焼けた舟型の生地に2種類のチーズがとろ~りとろけるピザ。
 サチ・カウルマが丸鉄鍋で来る奴で、ラム角切り肉のスパイシートマトソース。ちょっぴりワイルドなスタイルで出てきます。
 トルコのライスプディング「ストゥラッチ」やセモリナ粉を使った「ヘルワス」。

[へべ]
 芝居をみたあと、6人でおまかせ宴会。
 いつもと違うメゼは、ジャガイモでした。ちょっぴりスパイシー。
 スープはたしかレンズ豆。
 ヨーグルトかけて食べるケバブも、いつものイシュケンダルケバブとちょびっと違うスタイルで、普通のケバブにヨーグルトかける的なもの。
 浅い丸鉄鍋できたラムと野菜のスパイシートマトソース味のも美味!
 いろいろ目新しいものをいただけて大ハッピーでありました。
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  ヴァタニム  VATANIM
  
中野区新井1-36-9 03-6454-0689 www.instagram.com/vatanim_restaurant_halal
不定休

・ 新井薬師前のウズベキスタン料理
2024年 6月 ☆

 *チキンシャシリク
 *プロフ(ビーフ)
 *スルタマ(ラム)

VATANIM VATANIM VATANIM
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  オリエント ターキッシュ Orient Turkish
  
渋谷区代々木2-23-1 ニューステートメナー123 
11:00~23:00 日休

・ 南新宿のトルコ料理
 閉店との噂。

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  カルタゴ Carthago
  
中野区中野3-34-3 03-3384-9324 carthago.a.la9.jp
18:00~22:00 水休
1990年開業
・ 中野のアラブ・トルコ地中海料理の老舗
2009年 7月 ☆

 *モロヘイヤスープ
 *Hummus,Baba ghanouj,Ezme salatasi
  ひよこ豆・焼き茄子のディップ、チリソースのサラダ、胡麻ペースト
 *Cousksi bil mirguez
  メルゲーズのクスクス
 *Sis Kofte
  ラム挽肉の串焼き
 +Cappadocia wine, Pinot Noir / Reine Didon など

カルタゴ
[AQ!]
 20年近い老舗。店内もちょっと前のエスニック料理店の雰囲気で、落ち着く。北アフリカ~トルコまでカバーする、中東・地中海・多国籍料理。
 しっかりした安定感で美味し、廉価。
 セルフサービスのグラスワインが面白し。
 お店のサイトには仏語ページまで用意があるのがカッコイイ。
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  汽 [ki:]
  
京都市下京区都市町149 075-585-4224 gojyorakuen.com
8:00~9:45/11:00~14:45 水休
2021年開業
・ 京都のレバノン料理ファストカジュアルレストラン
汽 2021年10月 ☆☆

 *ビーフとファラフェルミックス
 *ファラフェルと季節野菜ミックス
 +赤ワイン

汽
[へべ]
 11時ちょっと過ぎに着いたら、すでに店の前に6~7組の行列が!
 出遅れたか…と思ったけど、しばらく並んでいるうちには、一組また一組と、ゆるゆる案内されていき、これならなんとかなりそう、と、ほっとする。
 店の前の金木犀が花盛り。入り口には薪割り台(NZ製)がある。

 シャワルマ(ビーフ)と季節野菜を、ファラフェルとのセットプレートで。グラス赤ワイン(赤もあってよかった。シュペートブルグンダー)

 色も味もとりどりなピクルス数種、フムス、アイオリ、フリット、ピラウ、緑のハーブを散らしたプレートに、揚げたてファラフェルと、釜で焼いてフライパンで仕上げたシャワルマ、各種季節野菜の揚げたのや焼いたのを盛って、灰色の焼きたてのピタと一緒に、さあどうぞ、と供される。

 これは旨い! かっこいい釜で串焼きにしてフライパンで仕上げたシャワルマは、下味も仕上げ味も絶妙で、薪とハーブのいい香り。揚げたてファラフェルの香ばしさ、白キャベツ紫キャベツ玉葱胡瓜ピクルスそれぞれの酸味とスパイス…それらをアイオリとフムスを塗ったピタに詰め込んで、がぶりガブリと頬ばれば、一口ごとに景色が変わる。
 野菜軍団がまた楽しくて、立派な椎茸や茄子に、青唐辛子人参蕪パプリカ南瓜、さらにはこんがり揚げたブロッコリーが変化を添える。

汽 汽

2022年 7月 ☆☆

汽
2022年11月 ☆☆

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  ケバブ家 新宿3丁目本店  KEBAB ye
  
新宿区新宿3-6-7 03-3356-5691
11:30~21:30 無休
2007年開業
・ 新宿三丁目のケバブ・トルコ料理
ケバブ家 2015年12月 ☆☆

 [特注宴会]
 *Masala Dosa
 *Tandoori Gobi
 *Brinjal Salada
  なすのフライの塩味のヨーグルトソースサラダ
 *Hariyali Fish Tikka メカジキのホウレン草ソース焼
 *“ラムばら”
 *Chicken Chittinadu
 *Malbari Fish Curry メカジキのココナッツ風味カリー
 *Pala Koora Pappu ムング豆とほうれん草のヘルシーなスープカリー
 *Basmati Rice
 *Mango Kulfi
 *Lemon Ice Cream
 +Merlot / Beringer
 +Masala Chai

ケバブ家
[AQ!]
 通常営業外の特注のガジアンテップ料理宴会。

 イシュケンベチョルバス:大蒜・酢 投入済。モツの脂とちょっとの麦のトロみ。
 メゼ:割と一般的なラインナップだが、貸切12時だけに、多分かなり出来たて。アラミニュイなタイミングでの味だとこう…ってのは勉強になった。他も、アラミニュイな良さの出た皿は多かった。
 白インゲン:パセリ・玉葱・茹で卵
 ヨーグルトルウスパナック:胡桃がけ
 ドルマ:干しピーマンのドルマ
 アリナズィーク:イスタンブールあたりのとはだいぶ違う仕立て、と言う。
ケバブ家  ローストラム:ケッキッキ、人参・しし唐・焼トマト
  「ケッキッキ」ググりノート:ケキック表記も。トルコ語。どうも「あの香り」がすればいいらしく、タイム・オレガノ・マジョラム…何でも指してしまうらしー。
 カバックタトルス:Sシェフ「今年最高のスイーツ」と絶賛。確かに、ラフな素材にタヒン…って初見のヒトには必殺だよな~♪
 アセゾネの方もガジアンテップ調なのかなあ、素朴なピュアさが美点だったねー。

[へべ]
 うんうん、まさに素朴なピュアさがいい感じ。アラミニュイの良さとか、細やかな差が、すんなり味の良さにつながるタイプなのかもなー、と思いながらモリモリ食べましたわー。

 ミントは自家栽培、ヨーグルトも自家製。ほうれん草のメゼにもアリナズィークにも大活躍。アリナズィークはことのほか、スモーキーな焼き茄子香とヨーグルトの酸味が羊肉によく合ってて、おいしかったなー。

ケバブ家 2016年 2月 ☆

 [特注宴会]
 *特製エキメッキ(ゴマとニゲラをまぶし、石焼オーブンで焼き上げた特製トルコパン)
 *クシュウズムルピラフ(カレンズ入りお米ののピラフ)
 *メゼ:フムス・アジュルエズメ・ハウチタラマ(人参のヨーグルト和え)
 *パタテスサラダ
 *ギャウルダーサラダス(胡桃と石榴ソース入りサラダ)
 *ドマテスチョルバス
 *カルヌヤルク(ラム挽肉入り茄子のオーブン焼き)
 *バルクブーラマ(魚と野菜のクリームソース炒め)
 *インジルルスットラッチ(トルコ産無花果のプディング)
 *バクラバ(ガジアンテップの特産ピスタチオ入りシロップがけパイ)
 +アイラン
 +チャイ
 +メレンギッチカフェ(ピスタチオの雄の木の実を煎ったミルクコーヒー)

ケバブ家
[AQ!]
 通常営業外の特注のガジアンテップ料理宴会。

 インジルルスットラッチが「おっとこれは♪」

[へべ]
 無花果のプディングが、とろみのある口当たり・はんなりした甘み・無花果のプチプチ感など、なんともいえず上品で、出色の出来。
 ドマテスチョルバス、人参のハウチタラマもおいしかった。
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  ゲリック
  
港区南青山4-9-30 
11:30~14:00/17:30~23:00 日祝(除く金土)休
・ 南青山のトルコ料理
参考: 匿名さんからのメール

 閉店との噂。

2003年 6月

 *フムス
 *ヨーグルトのディップ
 *隠元煮冷製
 *チョバンサラタス
 *ケバブ
 *ドンドルマ

[AQ!]
 ライブ明けて小打ち上げ、24時閉店だとサイトにあったから行ってみたら、22時半ラストオーダーだった。あんまり遅い時間だと使えないね。この日はOK。外苑前駅5分ちょい、と、場所は便利。
 まぁ割といい加減なのもあるけど、まずまず美味しい。

[へべ]
 ユルめのオペレーションと肩の力の抜けた料理だけど、エスニックは宮廷系とか高級店よりも、こういう方が「らしい」気もするかしらん。
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  シルクロード・タリム Tarim
  
新宿区西新宿3-15-8 03-6276-7799 www.oasis-tarim.com
17:00~24:00 祝でない月休

・ 西新宿のウイグル料理
2012年 9月 ☆


2014年 9月 ☆

 *ランプン 緑豆寒天のサラダ
 *プルチャック ウユツミス ハミセイ ゆば(湯葉) サラダ
 *シシ カワプ 羊肉の串焼き
 *トホ カワプ ウイグル風焼鳥
 *ベレンゲ コルミス ジャガイモ細切り酢炒め
 *ラグメン あんかけ麺(手打ち麺)
 *ポロ ウイグル風ピラフ

[へべ]
 スペースゼロから、前の道をずんずんずんずん歩いていくと、いつか着く(笑)。…というシンプルにたどり着ける立地は、ありがたやと今年も再訪。
 シシカワプ、好評につきアンコールしました。
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  シルクロード・ムラト Silkroad Murat
  
さいたま市桜区栄和3-20-13 048-852-3911 silkroad-murat.com
11:30~15:00(事前確認)/17:00~23:00 火休

・ さいたま市のウイグル料理
 2013内に新しい職人さんが参加し、それに合わせてメニュー拡充と改装をするんだ…とか。

2013年10月 ☆

 *ヤンユセイ 細切りポテトとラム肉の炒め物
 *カザンカワブ ラム肉と玉ねぎの鍋焼肉
 *キーマーカワブ ラムひき肉の串焼き
 *ポロ ウイグル式ピラフ(ヨーグルト付)
 *ハルワ
 +05 Qilian dry red wine Merlot and Gamay

[AQ!]
 南与野駅から1km…ってもう、都内在住者には「??」なとこだが、埼玉大のヒト…とか、よく来るみたい。
 “生まれてこのかた、ず~っと、羊は、食ってる”…っていう、馴染んだ美味さ、がある。って感じ。
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  ゼノビア  Zenobia
  
渋谷区広尾5-2-25 03-5420-3533 zenobia-ib.sakura.ne.jp
11:30~14:30/17:00~23:00

・ 広尾のシリアなどアラビア料理
ゼノビア 2021年 4月 ☆

 *マッザ盛合せ ジャバティ付き:ホンモス・ババガンヌージュ(ナスとザクロのペースト)・マグドゥーサマルフフ(キャベツとクルミの漬物)
 *ジャーダスープ
 *タッブーラ パセリのサラダ
 *ベーテンジャン(ナスとひき⾁のトマトソース)
 *シシカバブ
 *ハラウワジュビア
 *バクラヴァ
 +アラビアコーヒー
 +マッタ茶

[AQ!]
ゼノビア
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  タファ  tafa
  
札幌市中央区南 3条西3-5-1 tafa.info
17:00~23:00 日休
2011年開業 料理長: クサル・ムスタファ(1968-) (敬称略)

・ 札幌すすきののトルコ料理
 公式サイトのアナウンスによると、業態変更という形の閉店の模様。残念です、というかムスタファさんはどうするんだろう? (2016)

 「トルコカフェ&レストラン LALE」として新開店…かなあ? (2017)

2014年 6月 ☆☆

 *エズメ
  フムス(ヒヨコ豆)
  アジュル・エズメ (トマトのピリ辛味)
  ウスパナック・タラトル(ホウレン草・ヨーグルト)
  ハヴィッチ・タラトル(人参・くるみ・ヨーグルト)
  ファワ( そら豆 )
  ハイダーリ( ドライミント・ヨーグルト )
  パトリジャン・エズメ( ナス・ヨーグルト )
 *エキメキ
 *チョバンサラダ
 *レンズ豆チョルバ
 *イシケンベ・チョルバ
 *ベエンディ•ヒュンキャル
 *マントゥ
 *アダナ・シシケバブ
 *ラフマージュン
 *セブゼリ・ピラフ ヨーグルトソース添え
 *ドンドルマ
 *カザンディビ
 +Efes
 +Antik red
 +DLC red


[AQ!]
 で、すすきのに(何故か)トルコ料理を食べに行く。「タファ」、2011年開業。
 ま、ここまでフレンチ(+イタリアン)3連発で来たので、毛色が違うもんにしよう、と。
 そうすると(いつもの)中国料理「yinzu」かな?…でだいたい決まりかけてたんだけど、ネットで「タファ」をみっけてちょっとキョーミをひかれた。

 ポイントは4つ。

●最終フライトで帰るので、開店は17時台の店
●シェフが、イスタンブールのケンピンスキーで修業をしていた
●メニューに「イシケンベチョルバ」がオンリスト(割りと珍しい)
●メニューに「ラフマージュン」がオンリスト(割りと珍しい)

 これは、最終日の軽夕食には、試してみてもいいんでないかい?

[へべ]
 メニュー上にあれだけ色々な料理がそろってて、いつでも頼めるのは、すごいですよね。ウチなんか、「なんだここ、イシケンベ・チョルバがあるぞ!」と、二日酔いのトルコのおじさんみたいに吸い寄せられてしまいました。ちゃんとネギ・ざくろ酢・にんにく水の「三種の神器」とともに出てくるのも、かなりうれしい…。

 どれもおいしかったその中でも印象が強かったのは、本日のレンズ豆チョルバ、はじめて食べたベエンディ•ヒュンキャル(これ旨い)、おいしくてスープまで完食必至のマントゥ(スマックが効果的)、炊き込まれたピスタチオもいい感じのセブゼリ・ピラフ、謎の食感カザンディビと、目白押し。

[AQ!]
 チョルバ、マントゥ、ラフマージュンはじめ、とても良い出来。ベエンディ、うま!
 この水準でかなり一通り揃ったトルコ料理を満喫できるのは、札幌には福音では。

 クサル・ムスタファ料理長は在日は20年だとかで、日本語ペラッペラ。

 …というか、facebookの「タファ」のページでも、たまに自分で書いてるっぽくて、これが珠玉…(笑)

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トルコワインをヒヤシテおりますのでぜひのみきてくださいませ。きょうも17 :00からえいよしております。

きょうはしほさんの おどりでもりやがります みんなさんも おどってくださいね(*_*)わたしもおどっちゃうかな(^3^)

きのうの ぜんさいのもりやわせです。(^з^)-☆きょうもびっしびっしがんばります

ウズガラキユフテを よういできました。ラム肉と牛肉 はんはんでアラビキシテ。じゅぶんでびれんどしたスパイスと中にたっぷりのチーズ入れて グリルのうえでやきあがります。じゅしいでなまらうまいでーーーーす。

きょうは イスラムきょに とって だいじのまつりです。このとき かみさまに かんしゃのきむちこめて 牛や ヤギ しちじとか。きって。まずしかた とかにわけます。きょうもバリバリおしごとがんばります。

くれぐれもかぜひけないようにお気をつけてくださいませ
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 北海道の しちじ は、ウマイ!
 \(@▽@)/
 うーん、そういえば、これを読んでしまったのが此処に来ることに決めた決定打だったような…(笑)。

 ところで、この最終日晩餐の一番のゴチソウは、実は、G君(たち)の幸せ話!…でありまして、それはそれは大いに、もりやがり ました(笑)。
 それはそれは、ハッピーの もりやわせ!…という間に20時にはすすきのを出なければならず、話の続きは、…東京で、かな?(笑)

 クサル・ムスタファ
 1968年生まれ、トルコのボル・イエニチャ出身。家族が代々料理人という環境の中、自然と料理の道へ。イスタンブールのレストラン【ヒルサイドクラブ】、三ツ星ホテル【バロンホテル】五つ星ホテル【チュラーン・パレス・ケンピンスキー】など名高い店で経験を積んだ。来日してからは、新宿のトルコ料理店「イスタンブール」で約6年間、青山の【ハレム】など有名店で約12年間料理長を務め、2011年から現在のお店で料理長として腕を振るっている。
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  デビッドデリ David's Deli
  
港区三田5-13-13 03-5441-1211 www.davidsdeli.co.jp
7:30(土日10:00)~23:00(日~22:00) 無休

・ 白金高輪のイスラエル料理
2008年 3月

 *Hummus、Tomato/Eggplant、Babaganoush、Plain Pita
 *Vegetable Spicy Soup with Couscous
 *Chicken Liver saute with Onion
 *Kebab、Shisiliku Lamb、ラムチョップ、French Fries

[AQ!]
 ある程度ちゃんとイスラエル料理を出しているレストランは、東京ではほぼ、此処と江古田シャマイムくらい?
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  トルコ屋台
  
狛江市岩戸北1
19:00~25:30 月休

・ 狛江のトルコなど料理
 名物マスター率いるご近所の楽園。御主人の伝説の数々は「トルコ屋台」でググっていただくが吉、かも。

 どうも閉店のよう…。(2012)

2008年 7月 ☆

 *タコサラダ
 *ケバブ
 *メキシカンピラフ

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  包 キャラバンサライ  PAO Caravan Sarai
  
中野区東中野2-25-6 03-3371-3750 www.paoco.jp/caravan
19:00~25:30 月休

・ 東中野駅前のアフガニスタンなど中央アジア料理
2019年 5月 

 *オクラのトマト煮
 *カバブ
 *ナスと羊挽肉のカラヒィ
 *アフガン マントウ
 *ラグマン
 +白穂乃香、赤ワイン

[AQ!]
 昭和 x 中央線沿線…というか、何とも懐かしい感…な♪

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  ピンクカミラ Pink Camila
  
目黒区下目黒1-5-16 03-6417-9888 www.pinkcamila.com
18:00~23:00 月休
2011年開業 料理長: Marcello Rabuch (敬称略)

・ 権ノ助坂のイスラエル料理
2011年 7月 ☆☆

 *Dip set:Hummus Classic, Babaganoush, Madbuha
 *Pita Lafa
 *Halumi Salad
 *Falafel Classic
 *Arabian Beef Kebab
 *ストルーデル
 +Macabee
 +CS / Yarden

[AQ!]
 21時半に伺うと、相客は無し。へべはマダムに、先日訪れた時の挨拶をしてる。ワシは初めて。簡単なバーのような作りで、気軽さ居心地の良さ…って感じなんだけど、そこからスンゲー料理がブッ飛んでくる。最初は貸切状態だったが、22時を回るとまたワサワサとお客さんが。二瘤駱駝のように波がありそう(笑)。
 ハルミは山羊乳かな…を揚げて生野菜と食するのだが、香ばしさと強めの塩気が実にいい塩梅で、同種料理としてはとても優れている。
 ディップ類はピュアな仕上がりでマル。
 ファラフェルは、そのままでも、胡麻ペーストのソースをつけても。うーん、このファラフェルは参った。ここまで美味いものか! 衣の食感ですら、ぜんぜん違う。
 肉が得意なシェフと聞くとおり、ケバブには悩殺される。串はシナモン、付け合せはスパイシーポテト。毎回コレをいただいてもイイ!…と思うくらいだが、こちらのメニューにはまだまだ攻めたいものが沢山(^^;)。

2011年10月 ☆☆

 *Dip set:Hummus Classic, Babaganoush, Madbuha
 *Pita Lafa
 *Halumi Salad
 *Falafel Classic
 *オージー熟成サーロイン350g 芋・玉葱
 *ストルーデル
 *石榴アイス・石榴ウォッカ
 *ホットチョコ
 +Maccabee
 +06 Merlot / Tishbi Estate


2011年12月 ☆☆

 *Dip set:Hummus Classic, Babaganoush, Madbuha
 *Halumi Salad
 *Falafel Classic
 *Arabian Beef Kebab


2013年 8月 ☆☆

 *Dip set:Hummus Classic, Babaganoush, Madbuha
 *ローストパプリカのラバニ添えスープ
 *Falafel Classic
 *Arabian Beef Kebab
 *Halva icecream

[AQ!]
 目黒はお祭り…の日。
 スープ:黄パプリカ(仕込みは50個(笑))のアルガン油炒めロースト・南瓜の野菜スープ。絶品!
 タヒンハルバにデーツソース。

 やっぱ此処のウマさは、ガチ!(笑)
 ↑の注文が王道過ぎて、動かしにくいのが難!(^^;)
 シェフは、新兵器:粉挽き機を買っちゃったり…などして。

[へべ]
 スープ絶品でしたね。ファラフェルとあのケバブは不動の注文ポジション(笑)。

2014年 7月 ☆☆

 *Seziki, Smoke pepper cheese, Labne 3cheese dips
 *Pita Lafa
 *Falafel Classic
 *Arabian Beef Kebab フィレ+リブロース
 *Halva icecream、Strudel
 +09 Ever Red / Ella Valley Vineyard

[AQ!]
 料理はもう、ほんとに申し分のない、完璧に美味いラインナップ!……だし、2人だとちょっと、この注文から逃げられない (ディップはチョイス幅あるが) のが、玉に瑕…ってか、何なの?(笑)
 バタバタするくらいの御繁盛も、まあ、何よりヾ(〃^∇^)ノ。

 マルセロ・シェフのパパが初来日中?…みたいで、そのパパが抜栓してくれたエラヴァレーはメルロ主体のボルドー右岸セパージュ、丁度良い。

[へべ]
 雑誌の肉特集にでも出たのか、ほとんどの卓に熟成肉が出てましたね。ご繁盛で何より!の、そんな夜。

 Arabian Beef Kebab は、いつの間にか「サーロイン」と「フィレ+リブロース」の二択になってました。それにしても、なんとしても外せない絶品があると、毎回この注文に収束してしまうのは、もはや仕方ないかも(笑)。
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  ブルガズアダ BURGAZ ADA
  
港区麻布十番3-7-4 03-3769-0606 www.burgazada.jp
18:00~23:00 日休
2008年開業 料理長: メフメット・ディキメン (敬称略)

・ 麻布十番のオスマン・トルコ宮廷料理

2009年 2月 ☆☆☆

 [Vezir ヴェズィルの舌鼓]
 *ひよこまめのトマト和え
 *Midyeli Lahana Dolmas  ~18.yuzyl~
  キャベツに包んだムール貝とお米、野菜の蒸し煮の冷製 ~18世紀~
 *Zeytinyagl Enginar  ~17.yuzyl~
  鶏ガラスープでボイルしたアーティーチョークと野菜の冷製 ディルのアロマ ~17世紀~
 *Kekik ve Pul biberli Ciger Tava
  仔羊レバーのオリーブオイルソテー
 *明石蛸の赤ワイン風味、背黒鰯の軽スモーク、クスクス、トマトチーズ、キャビア
 *ひよこまめのスープ
 *Sumak, Reyhan, ve Tarhunlu koy peyniri Domates Salatas
  キョイペイニル(水牛のチーズ)とフレッシュトマトのサラダ
  ザクロ酢のドレッシングと共に
  トルコのスパイス スマック、レイハン、タルフンの香り
 *Rulo Tavuk ~19.yuzyl~
  マリネした柔らかヒナ鶏モモ肉と揚げ茄子のとろとろロール ~19世紀~
 *柔らかく煮込みほぐしたラムシャンクとドライフルーツのハーブロースト ~14世紀~
 *Kakaolu Muhallebi
  スビエとミルクを煮詰めたモチモチとした食感のムハレビと、オレンジの香りのしっとりしとしたビスキュイ、カカオパウダーを重ねて
 *Yesil zeytinli Rokoko
  サーレップ(羽蝶蘭のハーブ)で仕込むハレムのアイスケーキ[ロココ]
  ジャムに仕立てたグリーンオリーブ入り


[AQ!]
 !!!
 いや、これは驚いた。ビビります!(笑)
 昨年、飯田(長野県の)からの移転開業という。トルコ宮廷料理を謳い、上にあるように数百年前のレシピに拠る皿も数多く供する(シェフに聞くと、このやり方のレストランは他にはイスタンブールに2軒あるだけではないか、と言う)。
 その料理は、一瞥するだけでも“どんだけ手間かかってんねん(^^;)”…という仕事が窺えるもので、匂げば官能・味わえば陶酔、向かいに座って一緒に食べているヒトが“遠い目”になっていくのがよくわかる、…という(笑)。
 食べ進むうちに思うのは、「食べること」=香りとか味とかいう本能的・生理的な快楽を積み重ねているのではあるが、何時の間にか口腔やら鼻腔やらに「時間」とか「歴史」とか「文化」というものが降り積もり屹立しその巨大な影を落すのがウームムム…確かに感じられる(笑)、…ということ。頭が下がるような、料理。
ブルガズ ブルガズ ブルガズ
2009年 3月 ☆☆☆

 *ズッキーニと芋の羹
 *Midyeli Lahana Dolmas  ~18.yuzyl~
  キャベツに包んだムール貝とお米、野菜の蒸し煮の冷製 ~18世紀~
 *Zeytinyagl Enginar  ~17.yuzyl~
  鶏ガラスープでボイルしたアーティーチョークと野菜の冷製 ディルのアロマ ~17世紀~
 *Kekik ve Pul biberli Ciger Tava
  仔羊レバーのオリーブオイルソテー
 *明石蛸の赤ワイン風味、クスル、トマトチーズ、ランプフィッシュキャビア、茸マリネ
 *Patlcan Salatas
  焼きなすとトマトの冷製サラダ ガーリック風味
 *背黒鰯のオリーブ油フリット、ラタトゥイユ、千層人参
 *Kuzu Izgara
  特製マリネでねかせた極上仔羊のフィレ肉 やわらか串焼き
 *Karadeniz Pide
  黒海地方の舟のピザ:牛挽き肉とカシャールチーズを和えたトッピングで焼き、更に卵をトッピング 半熟に2度焼きした、黒海地方に伝わるトルキッシュピザ。チェメンのフレーバーと共に
 *Kakaolu Muhallebi
  スビエとミルクを煮詰めたモチモチとした食感のムハレビと、オレンジの香りのしっとりしとしたビスキュイ、カカオパウダーを重ねて
 *Yesil zeytinli Rokoko
  サーレップ(羽蝶蘭のハーブ)で仕込むハレムのアイスケーキ[ロココ]
  ジャムに仕立てたグリーンオリーブ入り

[AQ!]
 いやあ、ホントに凄いわ。深い。
 文化、は、爛熟のもとに昏く妖しい大輪の花を咲かせる。…ということは、往々にしてある。…と認めざるを得ない。(笑)
 いやあ、王族の栄華の贅の一端にこうして現代で触れられるとは、幸福なことである。
 (以下延々省略、で、つまり)
 「よくぞ日本に来てくれました(^^;)、シェフ!」
 極めて濃厚・官能的な色彩がハッキリしていながら、あらゆるものが、品が良い。とんでもなく上品。
 ピデは一日5枚限定なのだが、今日はまだ2枚しか出てなくて、「あります」。わーい! …で、予想を更に越える凶悪なウマさ!
 焼茄子ケバブも、完全に、ヤバイです。
 それにしてもとんでもない仕事量。シェフとスーシェフ、くらいかなコックコートが見えるのは。ありがたいことです。
 3週間での再訪ゆえ、とても喜ばれた。わーい。
 それと、薔薇のジャムくれた。わーい。

2009年 6月 ☆☆☆

 *ズッキーニ・トマト・チーズの羹
 *Midyeli Lahana Dolmas ~18.yuzyl~
  キャベツに包んだムール貝とお米、野菜の蒸し煮の冷製 ~18世紀~
 *Zeytinyagl Enginar  ~17.yuzyl~
  鶏ガラスープでボイルしたアーティーチョークと野菜の冷製 ディルのアロマ ~17世紀~
 *Feslegenli Haydari ~18.yuzyl~
  フェスレーンソース風味の濃厚ヨーグルトペースト ~18世紀~
 *明石蛸の赤・白ワイン風味、豆ペースト、トマトチーズ、ランプフィッシュキャビア、など
 *ひよこ豆のスープ
 *Sumak, Reyhan, ve Tarhunlu koy peyniri Domates Salatas
  キョイペイニル(水牛のチーズ)とフレッシュトマトのサラダ
  ザクロ酢のドレッシングと共に
 *Misir Unlu Izgara Levrek ~18.yuzyl~
  白身の魚のコーンミールをまぶしたグリル ~18世紀~
 *ハンドチョップした肉ロール
 *ピラウ詰め雛鳥ロール
 *Kakaolu Muhallebi、Yesil zeytinli Rokoko、新作などデザート盛

ブルガズ
2009年10月 ☆☆☆

 *プチトマト・薔薇ジャム・タイム
 *Midyeli Lahana Dolmas ~18.yuzyl~
  キャベツに包んだムール貝とお米、野菜の蒸し煮の冷製 ~18世紀~
 *Zeytinyagl Enginar  ~17.yuzyl~
  鶏ガラスープでボイルしたアーティーチョークと野菜の冷製 ディルのアロマ ~17世紀~
 *明石蛸の赤ワイン煮、豆ペースト、トマトチーズ、ランプフィッシュキャビア、クスクス、ラタトゥイユなど
 *レンティユ・伊産空豆・白アスパラガスのスープ
 *Sumak, Reyhan, ve Tarhunlu koy peyniri Domates Salatas
  キョイペイニル(水牛のチーズ)とフレッシュトマトのサラダ
  ザクロ酢のドレッシングと共に
  トルコのスパイス スマック、レイハン、タルフンの香り
 *Misir Unlu Izgara Levrek ~18.yuzyl~
  白身の魚のコーンミールをまぶしたグリル ~18世紀~
 *Kuzu Pirzola ~15.yuzyl~
  乳飲み仔羊のフレンチラック グリル エーゲ海地方のハーブ[ケッキッキ]の香り ~15世紀~
 *Kuzu Fileto Izgara ~15.yuzyl~
  葉野菜のスパイスソテを詰めた乳飲み仔羊のフィレ肉 ロゼ色に焼き上げて ~15世紀~
 *Yesil zeytinli Rokoko
  サーレップ(羽蝶蘭のハーブ)で仕込むハレムのアイスケーキ[ロココ]
  ジャムに仕立てたグリーンオリーブ入り
 *ロクム、ホワイトチョコの新作、無花果カクテル

[AQ!]
 今日の魚は、キンメ。葱リゾット・隠元・ビーツ・胡瓜・乾燥レモン・パプリカソース…
 ロクム(ターキッシュデライト、トルコ求肥)
 此処の料理ほどに、味と香りの核心からオーラが立ち昇る皿には、滅多に出会えるものではない。平伏すのみの、只管の、美味。
 歴史と伝統の重み深みと、それを抉り取り仕事をし尽くすディキメン料理長の鋭い眼差し。
 全て終了後に寿いでいると、「よろしかったら如何ですか?」と「本日の賄いなんですが…」が登場。
 *鰯・蛸・キンメの焼ツミレ、その出汁・スパイス・玉葱のスープ仕立て
 うわー、やっぱり、組立てと仕上げの“智慧”が凄い。
「このまんま、明日の“本日魚料理”でイケルんじゃないすか?(笑)」
「いつも考えています。色々考えています。お世話になります」
 とシェフ。アイーダの小林シェフみたい。(「お世話になります」はメフメットさんの謎の口癖(笑))
「これは新作です」…も毎回あらわれる。
「じゃこれには ~21世紀~ と書かないといけませんね(笑)」

2010年 4月 ☆☆☆

 [Vezir ヴェズィルの舌鼓]
 *プチトマト・薔薇ジャム・タイム
 *ロールキャベツ米詰のサワーチェリー炊き
 *Zeytinyagl Enginar  ~17.yuzyl~
  鶏ガラスープでボイルしたアーティーチョークと野菜の冷製 ディルのアロマ ~17世紀~
 *明石蛸の赤ワイン煮・タイム、空豆ペースト、トマトチーズ、ランプフィッシュキャビア、クスル、ラタトゥイユの原型、スルタンの朝食・キャラメリゼ玉葱キッシュ、メイクイーン芥子、など
 *レンティユ・白アスパラガスのスープ
 *新作:トマトとシェーブルと生ズッキーニマリネの焼サラダ ざくろ酢
 *Misir Unlu Izgara Levrek ~18.yuzyl~
  白身の魚のコーンミールをまぶしたグリル ~18世紀~
 *新作:仔羊ロティのわりとシンプルなスタイル、白アスパラ・オクラ・紫キャベツなど タイムとトマト胡瓜ソース
 *ロココ、焼林檎ブディン、白い羹
 +Efes, Narince (glass)
 +Karma Red

[AQ!]
 Tさんと3人で。昨日と明日は満席、…と好調らしい。
 何度いただいても感動的やね~(^^;)。
 サラダ仔羊は新作(これがまた!)、と意欲的なディキメンさん。フランス料理と日本料理が好きらしい。
 複雑に絡み合う味を構成していく、そして解決していく、のが興味であり念頭にあること、みたい。知的に、人智として、構築される料理として、トルコの物は一つの最高峰(ったって、何人もいないでしょうが(笑))ではなかろか。
 マダムはじめスタッフも、東京への慣れとか自信の部分とか、色々円滑に、落ち着いた佇まいになってきている。まあ、飯田から出てきて最初しばらくとかは、大変だったよねえ、きっと。
 Karma:メルロー+ボアズケレ、いいワイン。

2010年 7月 ☆☆☆

 [Sultan スルタンの宴]
 *蛸ボール
 *蛸の赤白ワイン煮・タイム、空豆ペースト、ランプフィッシュキャビア、クスル、ラタトゥイユの原型、スルタンの朝食・キャラメリゼ玉葱キッシュ、メイクイーン芥子、フェタ・ざくろ酢・辛スパイス、など
 *Zeytinyagl Enginar  ~17.yuzyl~
  鶏ガラスープでボイルしたアーティーチョークと野菜の冷製 ディルのアロマ ~17世紀~
 *新作:トマトとシェーブルと生ズッキーニマリネの焼サラダ ざくろ酢
 *アーモンド・ナツメグの温スープ ~14世紀~
 *Misir Unlu Izgara Levrek ~18.yuzyl~
  キンメダイのコーンミールをまぶしたグリル ~18世紀~
 *極上仔羊ロースのグリルステーキ 地中海のハーブコーティング [15世紀]
 *Kuzu Kavurma
  仔羊のカウルマ(コンフィ) シナモンの香り ラムエキスで炊くトマトリゾットを添えて
 *スイカ・メロンのフェタ削りがけ、苺・米のトロトロデザート、凍らせたMuhallebi
 +Efes Pilsner (glass)
 +Karma Red


2010年11月 ☆☆☆

 [Sultan スルタンの宴]
 *蛸のキョフテ
 *蛸の赤白ワイン煮・タイム、空豆ペースト、ランプフィッシュキャビア、クスル、ラタトゥイユの原型、フムス、スルタンの朝食・キャラメリゼ玉葱キッシュ、フェタ・ざくろ酢・辛スパイス、隠元、焼茄子トマト玉葱、烏賊飯、トマトチーズ、5種チーズのスモークサーモン巻
 *アーモンド・ナツメグの温スープ ~14世紀~
 *Zeytinyagl Enginar  ~17.yuzyl~
  鶏ガラのフォンで煮込んだアーティーチョークとマリネしたズッキーニ、トマトのサラダ
 *ハチミツとフレッシュタイムをコーティングし炙り焼きにしたゴートチーズとマリネしたズッキーニ、火入れしたフルーツトマトのミルフィーユ仕立て
 *真鯛の紙ホイル包み焼、ズッキーニとマッシュルーム、レモンとエピス
 *マリネしたヒナ鶏モモ肉のジューシーなグリエ [19世紀]
 *Kuzu Kavurma
  仔羊のカウルマ(コンフィ) シナモンの香り ラムエキスで炊くトマトリゾットを添えて
 *梨のフェタ削りがけ・ハチミツ、苺のプディング、トルコ産ヘーゼルナッツをブレンドし凍らせたMuhallebi
 *ホワイトチョコのトルコ珈琲まぶし、バナナ
 +Efes Pilsner (glass)
 +Karma Red

[AQ!]
 「昨日より今日、今日より明日。自分と戦っています。毎日が勉強です」
 大雑把に分類すれば色男・優しい口調の穏やかなシェフ…は、喋ると“漢”だ。
 その手が生み出す“現実”は、何回食べても、感動を伴って立ち現れる。
 …しかし、ビビるなあ、此処は(笑)。何にビビるか、と問われれば、「歴史と文化に」…くらいしか言いようがないのだけど。

 ザガット東京2011「料理部門総合第3位」…はさすがに嬉しそうであった。

2011年 1月 ☆☆☆

 [Sultan スルタンの宴]
 *鴨のアカシア蜂蜜、イスタンブールからのオリーブ、スマック・ピンクペッパー
 *空豆ペースト、ランプフィッシュキャビア、ラタトゥイユの原型、フムス、菠薐草キッシュ、フェタ・ざくろ酢・辛スパイス、茄子オリーブオイル焼、烏賊飯、トマトチーズ、キョイペイニル、サーモンのチーズ巻
 *アーモンド・ナツメグの温スープ ~14世紀~
 *チョバンサラタスの二色ムース仕立て、カラマタ・オリーブ添え ~21世紀~
 *ハチミツとフレッシュタイムをコーティングし炙り焼きにしたゴートチーズとマリネしたズッキーニ、火入れしたフルーツトマトのミルフィーユ仕立て
 *Misir Unlu Izgara Levrek ~18.yuzyl~
  キンメダイのコーンミールをまぶしたグリル ~18世紀~
 *富士とサレップ
 *クレソン牛ロール、ビーツのソース、蕪とオクラの鶏スープボイル、人参サラダ
 *マンゴーと米、冷たいムハンレビ、富士のコンポッソ・自家製ローファットクレーム
 +Altin Kopuk (glass)
 +Pendore Syrah

[AQ!]
 土曜とはいえ。1月から満席盛況、いえい!
 新作(チョバンサラタスの解体と再構築…みたいなの)は、10日間試行錯誤して27時に出来た!…って(^^;)。
 また、前菜の幾つかは、同んなじ物食べて毎回やっぱカンドー…ってのが凄いよなあ、時間と人の重みだよなあ。
 、も、西洋料理のある意味源流みたいな感じか、この具合が素晴らしい。
 アーモンドスープにせよ、富士サレップにせよ、マンゴー米にせよ、末期の一食候補のオンパレード(^^;)。
 あらためて、キンメダイの、レモン卵白の乳化的ソースが抜群。この皿なんか、出演者的には、フレンチやイタリアンでもあり得る、のだけど。

[へべ]
 アミューズの、ソースのベリーはなんだっけ?
 乳化の力に、あらためて感服。

2011年 4月 ☆☆☆

 [Sultan スルタンの宴]
 *赤豆、トマト・石榴酢・オリーブオイル
 *トマトチーズ、ランプフィッシュキャビア、ファヴァ、オムレット、フェタ、5種チーズのスモークサーモン巻、海老飯、フムス、ラタトゥイユ、茄子野菜
 *パスタ入りトマトスープ 18世紀風
 *青林檎・カシャルチーズ・アボカド・マイクロトマトのサラダ、マンゴーソース 21世紀
 *メカジキ・ローリエ・レモン串焼 ロメインレタス・ルッコラセルバチコ添え
 *仔羊のピスタチオまぶし焼タイム風味ア・ラ・ミニュート、緑アスパラ・オクラ・ビーツ
 *デザート:人参蜂蜜、カボチャ胡桃、ムハンレビ、ショコラオリーブオイル
 +05 Kayra Imperial No.1212

[AQ!]
 今日も満席。
 メカジキ、シンプルで深くて香りありジューシーなものを。狙って。追い込んで行く。ローリエは外してくれる(笑)。
 他ジャンルの料理長さんに出した時、「皿洗うから教えろ(笑)」って厨房に来た…なんていう笑い話付き(笑)。
 アラミニュートものなど、マリネ技術が桁違いだよなあ。もう、世界一オイシイ一軒だと思うね(笑)。

 メモさん、長髪からサッパリに(笑)。地震で、何となくそういう気分になって…だとか。

2011年 9月 ☆☆☆

  
2012年 1月 ☆☆☆

 *ズッキーニとディルのアミューズ
 *葱オムレツ、ズッキーニオムレツ、菠薐草リゾット、
 *白アスパラのスープ、緑アスパラを浮かべて
 *メバル揚げ、クリームラタトゥイユソース、サフランとレモンの泡、セージ
 *焼茄子ムース、柘榴、ベヤズペイニル(だっけかなあ?)
 *仔羊ロティ、焼林檎・林檎ムースソース、ロマラン・タイム
 *ベリー・アカシヤ蜂蜜、アカシヤ蜂蜜とビーツのジュレ、人参、ナッツ味、チョコ
 +04 Ancyra red

[AQ!]
 アンシラはノンちゃんが04を一本だけテストっぽくキープしてたもの。対比用に09をグラスにくれた。さんきゅー。
 04が、これが、立派に熟成香を出していて、好印象。これ以上は伸びないだろうけど、09のフレッシュで葡萄品種をプンプン匂わせているのとは、まったく違う世界。6000円でついてたけど、安いね。
 今宵の新傑作「林檎羊」のような穏やかで深みがあってキリリともしている皿に、とてもよく合う。
 それから、メバルの皿の「乾燥レモン焼」とたいへん良いマリアージュをしてたのは驚いた。さすがに、トルコ品種ともなると、フツーのワイン教科書に記されてない相性パターンが、あるものだなあ、、、

 メバルは、細かい粉をして揚げる…此処の得意のパターンの一つだけど、皮目まで香ばしい感じとソースの相性に痺れる。肉はトルコ宮廷料理奥義だけど、メメさん、オドロキで言うと魚も凄いわ。


[へべ]
 メバルのレモンと、アンシラの相性にびっくり。ここではコースから絶対にお魚も外せませんよね。独特の繊細な仕立てと、はっとするおいしさで、いつもとても楽しみ。
 あと、この夜の新作、林檎羊にはハートのど真ん中を打ち抜かれました!

2012年 9月 ☆☆☆


2013年 2月 ☆☆☆

 *レッドキドニー豆の胡麻よごし
 *鴨ロース葡萄糟など
 *新キャベツとコーンのスープ カシャール
 *長崎産平目の軽炙り ズッキーニ・サフラン・ソース レモン・セージ
 *フヌイユ 林檎 ケッパー 仏産ホースラディッシュ スマック・石榴酢 14世紀風サラダ21世紀アレンジ
 *55度24時間仔羊のバターソテ ブルーベリー・ソース オクラ・ビーツ 人参ピュレ
 *ムハレビにサワーチェリー・ジュレ ブルーベリー 14世紀風デザート21世紀アレンジ
 +06 Öküzgözü 'd Elazığ, Boğazkere Rezerv / Buzbağ

[AQ!]
 2回転目枠でお願いする。最初カウンターで、後テーブルに移動。
 料理は、「スタート直前の新作大会」調で。
 フヌイユサラダのアレンジは、シェフが感想を楽しみにしてた。ウマ! 林檎+ホースラディッシュという「発射台」が素晴らしい。この多彩な顔ぶれながらの「必然性」とそれぞれの「力」の表出に、「あ、そうだ、メメさんとピーター・ギルモアは似てる!」…がワシらの発見(笑)。
 仔羊も感想きぼんぬ、の一品。「低温調理」。下手な低温調理にありがちな、「何でもなく」なってしまう…ようなことはまったくなく、柔らかさと肉味と、両立して魅力的。一つには、仕上げのバターソテの良さだろう。メメさん曰く、「オリーブ油7 対 バター3、…のイメージ(笑)」だそう。
 この料理は新作で、もちろん現代ツールを用いた低温加熱なのだが、実はオスマントルコの料理には古えから『低温調理』は存在するそうだ。肉を腸とか胃でくるんで灰の中に長く寝せていた、という。いや~、すげーな。伝統なのかDNAなのかわからんけど、そういうモノから続いてきてるから、美味い、ということも、あるのだろう。
 「安いワインなのだが06のRezerv / Buzbağがイイので是非」…で試す。ひっじょーに良かった。綺麗。軽~くて、まったくイヤゲない、地葡萄的な荒さもなく、ブルゴーニュ的…とか言いたくなるほど。「06の在庫はどんどん減っているけど」…だそう。
 赤坂にピデ屋さんを出店予定、とか。娘さんはそちらに回るらしい。チャレンジング・ファミリー。

[へべ]
 キャベツとコーンのスープ、野菜の香ばしさが出ていて、しみじみ好きな味わいでした。
 平目は今日は「お好みで」とフレッシュレモンのスライスを添えて。しっとり味わいたっぷりの平目に、ズッキーニとサフランのソースが見事な調和。
 新作の仔羊がまた、素晴らしい料理でした。また食べたい! 低温調理も単なるテクニック、要は使いようってことですね。ジュをたっぷり含んだしっとりやわらかな低温のよさと、バターソテで加わる肉料理らしい豊かな風味の両輪、どちらが欠けてもこうはならない…。そうそう、オスマン朝時代から低温調理があった、というのには驚愕 (^^;)

2013年 3月 ☆☆☆

 *レッドキドニー豆の胡麻よごし
 *メゼ盛合せ
 *レンティーユのスープ
 *スモークサーモン ムールのピラウ
 *口直し冷製スープ
 *鶏の茄子巻 ドライ人参・ビーツ添え 菠薐草ソース
 など

[AQ!]
 スモークサーモンは新作だっけ。ムールのピラウはオーソドックス仕立てで、この取り合わせがたまらん。
 鶏を茄子で巻く古法、飯田時代にやってたそうだが、久しぶりだって。ドライ人参だけで数時間かかる。
「色々スパイスを使いますが、素材がクリアに感じられるのを邪魔したらいけません」
 と、その透明度のことをいつも考えてる、と、シェフ。

 『我が意を得たり』…まったくその通り!
 塗りつぶさないこと、は、料理において、最も大事。

 「ブルガズアダ・カフェ」…の開業に向けて着々…らしい。楽しみ。


[へべ]
 鶏は鶏の味、茄子は茄子の味。
 でもあの鶏の茄子巻、おいしかったなー(しみじみ)。

2014年 5月 ☆☆☆

 *白身魚のキッシュ風
 *Simit, Poğaça
 *メゼ盛合せ:5種チーズのスモークサーモン巻、Acil Ezme、オムレツ、ファワ、ムール・ピラウ、牛マリネ低温調理、ラタトゥイユ、キョフテのレタス巻、カラメリゼ玉葱・レーズンのフムス包み、茸マリネ、鶏春巻
 *アーモンド・ナツメグの温スープ ~14世紀~
 *平目のビーツ・カシミールサフラン・ソース 干しオレンジ添え
 *焼きなすとトマトの冷製サラダ人参ソース 空豆・グリーンピース・インゲン・ブルグル・トマト・ゆで卵のサラダ
 *アニョードレのスパイス焼 杏・タヒン2色ソース 人参・アスパラ
 *ロクム、ロココ、スパイシーチョコ、西瓜ムース

[AQ!]
 何たる勘の良さ、カフェに行っても本店に行っても、メメさんがいる!(笑)
 立ち上げが落ち着いた…ということで、「キホン、本店」状態に復帰したようだ。

 こちらの料理は、しかし、いつまでたっても「仰け反る」ほどウマイ…ってのは、スゴイ(笑)。

 マリネの牛は、ハラル宮崎牛…ってのを入れた。優秀。
 玉葱・レーズンのフムス包み…みたいなの、直径2cm弱の球体…トルコ名忘れちったけど、ウマ。マダムたちも
「これ美味しいですよ、シェフ!」
 と言ったら、
「ハハハ、(この料理があるのを)忘れてた」
 …だったそう(^^;)。向こうでは割とポピュラーなので、逆に、作るの忘れてたみたい。

 こちらではやはり「魚も」是非食べたくなる。身厚な平目は、調子良く、イイものを買えてる証拠でもある。

 サラダの迫力! 空豆を使った野菜皿はこの時期、空豆のウマさに下駄を預けるモノが多いが(それはそれでマルだけど)、こちらでは複雑に“攻める”構成で、王者の空豆!(笑)

 …と来て、やはり今晩最強は、アニョードレのフィレ! いやあ、、。ジューシーさ・柔らかさ・味わい…がハーモニーを奏でる絶品(フツー結構、何かは欠けがちな食材ではある(^^;))。

 「自家製ロクムはトルコの甘さで…(笑)」は、いい〆。

[へべ]
 メメさん、実は二人いるのかと思いました(笑)。

ブルガズアダ 2015年 4月 ☆☆☆

 *海老トマトのトルコ風
 *メゼ盛合せ:Acil Ezme、オムレツ、ファワ、ムール・ピラウ、ラタトゥイユ原型、キョフテの青菜巻、茸マリネ、鶏ナッツ、ひよこ豆玉葱、白身魚ズッキーニ、ハムシ気分の背黒鰯・カラマタオリーブ、トマト・自家製カイマック
 *新玉葱とアスパラのスープ
 *初鰹のマリネ・粉焼 焼オレンジ、ルッコラサラダ
 *オクラのトマトソース漬
 *野菜とともにコトコト煮込んだ国産ビーフリブロース パトリジャンソースを添えて [14世紀]
 *ムハレビ、ロクム、タヒン・亜麻パイ、オリジナル・ペッパーチョコトリュフ
 +Efes Pilsner (glass)
 +09 Prestige Ankara Kalecik Karası Kavaklidere

ブルガズアダ
[AQ!]
 メメさん再びのNHK「キッチンが走る」登場、そのオンエア翌日(笑)。

 付出し~前菜、やっぱりビックリするほどウマイ…とは、いかなることか!(^^;)
 季節を迎えるファワやカイマックとトマトのハーモニーなど、光る。
 魚料理は意表を突いて(?)、初カツオの粉焼…というか揚げというか。マリネ技とともに、味の含みが素晴らしい。筒切り。この仕立ては「トルコではよくあります」だそう。
 オリジナルの傑作はオクラ。やはりトルコ伝統レシピでは“くたくた煮”が多いそうなのだが、日本の歯応えのある食べ方にインスパイアされた。熱々のトマト煮と密封して一晩寝かせる…ような調理だそう。
 これが味がよく沁みていながらパリっというかサクッというか…の新食感で真に楽しい。ナイフで切れないくらいにしっかりしてるのに、歯はスンナリ入るような独特の感触。
 牛煮込は、ビーフと茄子が「そのまま真っ直ぐ」味わえる一品。「なりそうでならない」素直さだ。茄子ベシャメルは、ベシャメルの原型でトルコのコレがフランスに伝わった後、要素から茄子が抜かれた…という説もあるそうな。

ブルガズ 2016年 8月 ☆☆☆

 *ドマテス・フェタ
 *ボレキ オリーブ チ-ズ
 *フムス いんげん 魚 ア-テチヨ-クの鶏ス-プ煮・ディル アジルエズメ
 *ドマテスチョルバス
 *キョフテ バ-ベキュ-姫帆立 朝食のオムレット 白いんげん小粒煮
 *いかの海老ごはん詰め オレンジ・ルコラ
 *仔羊 蕪タ-メリック煮
 *バクラババターなし ユフカ30自家製
 *ドンドルマ アスパラ風味
 *シャクーシャ
 *ア-モンドロクム1539
 +カイルビンテージ

ブルガズアダ
[AQ!]
 いかにトルコのやわらか術♪ 海老ごはん詰めの印籠。

 羊は飲み物か!?…ってするするした食べ心地。

 メメさんの精進は止まらない、って感じ。

ブルガズアダ 2017年10月 ☆☆☆

 *アーティチョークの小さな蕾 オレンジ風味
 *タラゴン海老・芋葱オムレット・鹿キョフテ・アジルエズメ・ハイダーリ・サーモン・ムール貝ドルマ・帆立串焼・根セロリ・白身魚タルタル煮込・ひよこ豆煮込
 *トルコ産レンティユのスープ
 *詰め物をしたトマトのサラダ 薄切りズッキーニ スマック・パルメザン
 *金目のセモリナまぶしグリル
 *仔羊ロースの香草マリネ・ステーキ ビーツ漬蓮根・赤キャベツ・蕪・エンドウ・マーシュ・タイム
 *11~12世紀スタイルのマロングラッセの原型 / 14世紀 鶏ササミと米のデザート・苺 /
 +08 Kayra Vintage Merlot

ブルガズアダ
[AQ!]
 白身魚タルタル煮込はパンと合わせてサンドイッチが美味しい。
 ひよこ豆珍しく姿煮。
 金目は「揚げない揚げ物」的なグリエ…とでも言うか、フワッとした中に全ての味が充溢する。息を呑む逸品。80度焼きレモン。
 羊の扱いにも溜息が漏れる…♪
「パンはなんか、手捏ねの方がいいんだよなあ」
 来月からガストロコレクション化。1万円コース、だったかな。

ブルガズアダ 2018年 8月 ☆☆☆

 *トプカプ宮殿 帝王の門からご挨拶
  北海道産 雲丹 シャンパーニュのジュレ おろしたホースラディッシュとザクロ酢のソース
 *フェンネルのポタージュ
  2日かけてじっくり仕込んだ丸鶏と野菜のブイヨンベース
 *エキメッキ
  宮廷レシピのミルクとヨーグルトで仕込む自家製パン
 *ドルマバフチェ宮殿 帝位の間の舞踏会
  前菜の輪舞曲
 *ある日のヒュッレムの夕餉からひと皿
  活伊勢海老のハーブグリル オマールエキスの濃厚なビスク仕立てのソース
 *本日の海の幸 戴冠の儀に想いを馳せて
  ヒラメ マリネにくぐらせコーンミールをコーティング E.V.オリーブオイルでフリットに 夏野菜のクリームソースと共に
 *お口直し
 *アナイェメッキ厨房から 本日のメインディッシュ
  ●仔羊2種の部位をそれぞれの調理法で
   ・スプリングラムチョップ エーゲ海地方の自生ハーブ(ケキッキ)が香る 柔らかくジューシーなグリル
   ・仔羊ロース 旨味堪能のロースト 香ばしい焦がしパプリカバターで仕上げ
  ●信州プレミアム牛フィレ(A5最上ランク)のグリル オスマンスタイルで
   ハーブとガーリックのヨーグルトソースを添えて
 *タトゥル厨房から本日のデザート
  ●バターが香る取るこの伝統的キャロットグラッセ ジェゼリイェ
  ●南瓜のスイーツ カバックタトゥルス
  ●ヒュッレム妃の愛したミルクプディング “ムハッレビ” なかや農園 オーガニック グリーントマトのクリーム
 +チャイ/トルココーヒー

ブルガズアダ
[AQ!]
エキメッキ
 オリーブオイルと粉を馴染ませた後、手ごね

ドルマバフチェ宮殿 帝位の間の舞踏会
 ハイダーリ ファバ イタリア豆 海老 ズッキーニキッシュ サラミのオープンオーブン焼き アズルエズメサンチュ巻き マッシュルーム フムスオリーブオイル 鴨ロース ……
ブルガズアダ
ある日のヒュッレムの夕餉からひと皿
 伊勢海老が解禁日を迎えて

本日の海の幸 戴冠の儀に想いを馳せて
 5kgの平目 乳清・スマック

お口直し
 甘い口直し サワーチェリー 昔風

カバックタトゥルス
 13世紀風のカボチャ

 エスコフィエはワシが育てた / スレイマン大帝の魚介

 メメさんのこの地での料理には、「人としての偉業」…みたいな言葉が浮かぶ♪


ブルガズアダ 2019年 9月 ☆☆☆

 *トプカプ宮殿 帝王の門からご挨拶
  キャビア 卵黄とバター、レモンのクリームソース
 *本日のスープ
  黒海沿岸ケールのスープ
 *エキメッキ
  宮廷レシピのミルクとヨーグルトで仕込む自家製パン
 *-メゼ厨房から
  ドルマバフチェ宮殿 帝位の間の舞踏会 前菜の輪舞曲
 *ある日のヒュッレムの夕餉からひと皿
  車海老 ハーブのマリネをコーティングしてオーブン焼きに フェスレーンソースと共に
 *お口直し
 *アナイェメッキ厨房から
  ヒュンキャルベーエンディ(皇帝のお気に入り) 仔羊ロースの煮込み 焼き茄子のベシャメルソースと共に
 *タトゥル職人の厨房から
  リモナタのジュレ ドライミントの優しい香り
  17世紀のレシピより 焼きミルクプディング ストゥヘルワス
 *小菓子
 +チャイ


[AQ!]
 ヒュンキャルベーエンディの、途方もない美味さよ!!!
 そしてトーゼン(?)、トルコ人としては、「ベシャメルはワシらが教えたw」♪


ブルガズアダ 2021年11月 ☆☆☆

 *トプカプ宮殿 帝王の門からご挨拶 はじまりのひと口
 *本日のスープ
 *エキメッキ
 *メゼ厨房から
  ベビーアーティチョーク 野菜の旨味を煮含めに レモンのアクセント
  ムスカボレッキ 薄く伸した生地にスパイスが香る野菜のペーストを包みE.V.オリーブオイルでフリットに
  じっくりソテした玉ねぎを焼き込んだ14世紀のレシピのオムレット
  マンタルソテ ホワイトマッシュルームのソテ
  小海老のソテ タラゴンの優しい香り
 *デニズ マァスルレリ厨房から 本日のひと皿
 *お口直し
 *アナイェメッキ厨房から 柔らかくジューシーなスプリングラムチョップ エーゲ海地方の自生ハーブ[ケキッキ]の香り
 *タトゥル厨房から本日のデザート
  キャロットスイーツ “ジェゼリエ”
  ケスターネ タトゥルス
 *チャイ 小菓子
 +16 Karma (メルロー ボアズケレ)

はじまりのひと口
 茄子 チーズ ズワイ蟹 アーモンド

本日のスープ
 トマト・ズッキーニ チョルバス

柔らかくジューシーなスプリングラムチョップ エーゲ海地方の自生ハーブ[ケキッキ]の香り
 進化・深化する伝家の宝刀♪


ブルガズ 2023年 7月 ☆☆☆

 *トプカプ宮殿 帝王の門からご挨拶 はじまりのひと口
 *本日のスープ
 *メゼ厨房から
  ベビーアーティチョーク 野菜の旨味を煮含めに レモンのアクセント
  シガラボレッキ 薄く伸した生地にスパイスが香るベヤズベイニルを包みE.V.オリーブオイルでフリットに
  じっくりソテした玉ねぎを焼き込んだ14世紀のレシピのオムレット
  マンタルソテ ホワイトマッシュルームのソテ
  フムス ひよこ豆のペースト
 *デニズ マァスルレリ厨房から ホタテ マリネにくぐらせジューシーにと焼き上げて
 *アナイェメッキ厨房から ギュヴェッチ 仔羊と野菜の土鍋蒸し焼き
 *タトゥル厨房から本日のデザート
  トルコの伝統的ライスプディング
  ジェゼリエ 古くから伝わる人参のスイーツ
 *チャイ 小菓子

ブルガズ
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  ブルガズアダ・カフェ  Burgaz Ada Cafe
  
港区赤坂6-12-11 www.burgazada.jp
 日休
2013年開業
・ 赤坂のトルコ料理
 2015年春より一時休業とのこと。

2013年 8月 ☆

 *Assorted Dips:Fumus, Fava(ディルそらまめ), Acil Ezme(発酵唐辛子・野菜), Feslegenli Haydari(自家製濃厚ヨーグルト・バジル)
 *Simit
 *Burgaz Ada Pide
 *Sebzeli Tavuk
 *Mantı 挽肉包み・バターで焦がしたパプリカソース
 *パイナップルパフェ
 *ヘーゼルナッツチョコムース


[AQ!]
 東京の誇る名レストラン・トルコ料理の雄「ブルガズアダ(麻布十番)」が赤坂にカフェを出店した。
 場所は赤坂と乃木坂の中間くらい、赤坂から「コム・ア・ラ・メゾン」を過ぎて「菊乃井」のほんのちょい先…くらい(笑)。
 8月1日オープンとのことで、今日で1週間。まだ立ち上げ段階ということで、御主人メフメット・ディキメンさんも来てた。

 麻布十番本店はファインダイニング、オスマン宮廷料理からそれをベースにした創作皿まで…の高級店だが、こちらはその名の通り「カフェ」。
 イージーな使い方も可能で、トルコの大衆的な料理・地元の料理・ファストフードなど取り混ぜて供する。
 とくにブルガズアダ・ファンの注目するところは、麻布十番では「気が向いて」「手が空いた」時だけメニューだった『ピデ』の登場だろう。最近では「幻のメニュー」化していたようだから…。(ウチらは食べたことあるけどね…小自慢(^^;))
 ご存知の通りイタリアン・ピッツァの原型であるピデの、ピッツァと相似ながらハッキリとポイントが違う美味は、こりゃ何か、ウケそうです(笑)。堪能。

 店は「やりながらボチボチ整えて行きます」段階でまだ色々言われてもナニだろうが、気軽なカフェ運用。一方、料理は既に一線級…そりゃそか(笑)。
 Sebzeli Tavukの優しく品良いスパイス煮は、これこそまさに「トルコの味」。
 マントゥのソース、さりげなく、しかし揺るぎない(笑)。パプリカとバターの塩梅がナイス。
 そういえばSimitが食えるでー。嬉し。慣れてきたら、イスタンブールスタイルの一回り大きいサイズのも出すって。
 ラフマージュンも、試作はしてるそう。

2013年11月 ☆☆

 *メゼ盛合せ:Fumus, Fava, Acil Ezme, Feslegenli Haydari、オムレツ、
 *フェタとカラマタオリーブのサラダ
 *Simitイズミル風
 *トルコ風サーロインステーキ
 *Burgaz Ada Pide
 +Yakut

[AQ!]
 あ、今日もメメさんはこっちか!
 ピデ以外は口頭メニュー。ステーキは、そーーとーー優秀かも。
 ピデ、美味しい。何だろう、あのハーブちっくなパプリカ的な苦味がアフターにタナビクのは…。
 ラフマージュンは、事前に言っておけば出せる…って。

[へべ]
 香草をまぶしたあのステーキは、また食べたい! と思うおいしさ。
 メメさんのピデ、どことなくシリアスな格調高さを感じさせますよね。絶品。

2015年 2月 ☆☆

 *14世紀風玉子焼
 *前菜盛合せ:Şakşuka、イカなど
 *Burgaz Ada Pide
 *Mantı 挽肉包み・バターで焦がしたパプリカソース
 *Köfte
 *ヘーゼルナッツチョコムース
 *ムハッレビ

[AQ!]
 クリスマス頃に満席で入れなかったが、今日は冷静。
 ん~、やっぱり美味い。赤坂も頑張ってる。深みのある、濃くも澄んだ味わい。
 前菜盛合せは(相談で組み替え可能だが)、ディップ無しで5品。チマチマ行きたい時は、前菜5品盛+ディップ4品盛…なんて手もありそう。
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  ボスボラス・ハサン
  
新宿区新宿3-6-11 03-3354-7947 www.bosphorushasan.com
11:30~14:30/17:00~23:00 無休
1994年開業 料理長: Hasan Unal(1956-) (敬称略)

・ 新宿のトルコ料理
1996年 7月 ☆

 *ひよこ豆のスープ
 *茄子のサラダ
 *葡萄の葉包みピラフ
 *メネメン
 *シシカバブ
 *辛いアイスクリーム
 *ライスプディング

[AQ!]
 ここはかなりエスニックの中でもグレードが高いかと。

[へべ]
 トマトソースの味を筆頭に、みんな見ためより一回りおいしい、という印象。メネメンがあのえっと赤いのでしたっけ?半熟卵とじだったかしら。よかった。辛いアイスクリーム、ほんとにカラい。

2004年 6月 ☆

 *カルシュク・メゼ
 *ピーマンのピラフ詰め
 *シシケバブ
 *挽肉網焼
 *米入りほうれん草ヨーグルトかけ
 *ドンドルマ
 *辛いドンドルマ
 *ヨーグルト・タトゥルス

[AQ!]
 しばらくぶりだが、やはり「オーソドックスなタイプのエスニック料理店」の範たるべき店と思った。何の文句もなくウンマい料理、サンパで一生懸命さの出たサービス、「その国」のテイストをふんだんに滲ませるご主人。
 土曜夜ゆえ、ベリーダンス付きました。
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  マルマラ Marmara
  
世田谷区北沢2-15-15 
11:30~23:30 月休
2002年開業
・ 下北沢のトルコ料理
 移転のために休店(?)…との噂。 (2006)

 「新宿区高田馬場4-9-9」から上記へ移転だそう。 (2007)

 webの噂では、閉店したとか…

2003年 3月 ☆

 *チョバンサラタス
 *メゼ盛合せ
 *ピザ
 *白身魚のトルコ煮
 *ケバブ盛合せ
 *スペシャルケバブ
 *デザート盛合せ
 +Vila Doluce

[AQ!]
 T田さんの紹介で宴会。料理はどれも旨く、厨房内のトルコ人料理人たちの活躍も目のゴチソウ、イケてる新店。
 週一回くらいライブ演奏の入る日があって…というか、この日がそうで、興が乗るに従って、店内、大変なことになる(^^;)。どっち向き(巻き込まれたい派or巻き込まれたくない派)の人にも要チェック!
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  メソポタミア  Mesopotamia
  
北区上十条1-11-8 03-5948-8649 mesopotamiajp.jimdo.com
11:00~23:00 月休
2017年開業
・ 十条駅前のクルド料理
メソポタミア 2018年 7月 ☆☆

 *メソポタミア風ピクルス
 *バルジャネビイチ 茄子の挽肉詰
 *バーミヤ オクラと肉のトマト煮
 *タワ 野菜炒め煮
 *ファスリアヘシン インゲンと牛肉のトマト煮
 *バルジャネ・マスト 茄子のヨーグルト煮
 *ラハマージュン
 *ケバブミックス:ケバブミルシュク(鶏)、ゲバブデル(羊心臓)、ケバブジゲル(羊レバー)、ゲバブグルチ(羊腎臓)
 +コロナビール
 +アルメニア クール・レッド

メソポタミア
[AQ!]
 Tソムリエと納涼呑み会でもすべ~、という夏の夜。
 何軒か満席お断りがあって、じゃあどうしましょうか?…ってとこに思い出されたのが、昨夏オープンしたばっかりの「クルド家庭料理」店。
 それもアリですかなホホホ…と伺う。

 十条駅前…とは聞いたが、ホントに駅前過ぎて笑う。南口徒歩6秒…みたいな。ただし階段は3階まで上がる。
「おこんばんは」…と入店すると、席には子供とオニーチャン、、、は、家族かフレンズだな(^^;)。正統エスニック・システム(笑)。
 それやこれや、店の作りなど、今年オープンしたスリランカ料理「サンライズ」(船橋)なんかによく似てる。
メソポタミア
 料理人はクルド人おっかさんのファーティマさん。
 品書は多種に渡る。
 検討すると悩ましいのだが、「適当に盛り合せOK」的なことが書いてあるので、前菜・つまみ・野菜料理あたりは「適当にお願いします」。ケバブを色々ください。ラハマージュンは食べたいです。
メソポタミア
メソポタミア  ビールで乾杯、のち、アルメニアワイン。

 皿が、続々と登場。いずれも、ウンマイ♪
 ひじょーに素朴で、美味しい。郷愁の味(嘘)、自分ちの家庭の味(嘘)…って気がする。
メソポタミア
メソポタミア [へべ]
 ほんとに「おうちの味」っぽい。
 特にタワあたりになると、「名もなき隣の晩御飯」感がはんぱない。
 あと、焼き茄子にヨーグルトと食べるラー油で、バルジャネ・マストごっこができそう♪
メソポタミア
[AQ!]
 料理というモノをあまり簡単に説明すると、「ルッコラを『胡麻の味がする』と表現する奴はクソだ」と言うKKシェフに怒られてしまう(笑)が、こちらでいただくクルド家庭料理は、やはりまあ「トルコ料理の近縁のおばさん」的な感想にはなりそう。
 ラフマージュンは「ラハマージュン」表記だ。
 この店、予約料理としては、「兎の丸焼き」「羊の頭」…なんて大ネタもある。“ワインの持込は応相談”…と聞きこんできたTソムリエが、色々悪だくみを思いついてニヤニヤしている。
メソポタミア
 なんかキリがいいんで、河岸を変えて呑むとする。
 「駅前」繋がりでIZAKAYA VINは如何?~おお懐かしい~と、渋谷に行ってみたら~20年ぶりだった(^^;)
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  Asitane Restaurant アシタネ・レストラン
  
Kariye Camii Sokak No: 6 34240 Edirnekapı, İstanbul - Türkiye  (212) 635 7997 www.asitanerestaurant.com
 

・ イスタンブール・エディルネカプのオスマン宮廷料理店

2013年 4月 ☆☆☆

 [ Degustation Menu ]
 ~ Çorbalar ~
 *Badem Çorbası (1539)
  Almond Soup : A light almond broth flavoured with grated nutmeg and pomegranate seeds
 *Kestaneli Terine Çorbası (1469)
  "Terine" Soup with Chestnuts : Winter soup with chestnuts, dried yogurt, red pepper paste and mint
 ~ Soğuk Girişler ~
 *Hums Lokması (1469)
  Ottoman Hums : Crushed chickpeas, lightly pureed with currants, pine nuts, and cinnamon powder
 *Lor Mahlutu (1898)
  "Lor" Cheese Blend : Fresh cottage cheese mixed with scallions, parsley, green peppers and tomatoes, seasoned with rosemary and paprika
 *Gerdaniyye
  Lamb chuck slowly braised with aromatic vegetables and herbs, blended with sheep brains, served with sour black plum extract
 ~ Sıcak Girişler ~
 *Hassa Böreği
  "Hassa Bourek" : Traditional Turkish "yufka" pastry layered and rolled with tulum cheese and a blend of green olives, walnuts, yoghurt, spring onions and tarragon

 *Ciğer Köftesi (1695)
  Liver "Kofte" : Fried liver koftes flavoured with cinnamon and cloves served with red onions sauteed in pomegranate molasses
 ~ Ana Yemekler ~
 *Mutancana (1539) Dane-i Sarı
  "Mutanjene" with Saffron Pilaf : Braised leg of lamb stewed with apricots, "Razaki" raisins and almonds
 *Pekmezli Ayva Dolması (1539)
  Stuffed Quince : Baked quince stuffed with a blend of minced lamb and beef, rice, aromatic herbs, pine nuts, currants, and flavoured with grape molasses
 ~ Tatlılar ~
 *Levzine (1539)
  Pounded Almond "Helva"
 *Helatiye
  Milk pudding infused with gum mastic, served with almonds, pistachos, seasonal fruits in light rose water syrup


[AQ!]
 イスタンブールの誇る、オスマン宮廷料理を研究するレストラン。この旅の目的の一軒。
 デグスタシオンでお願いしたが、この日のラインナップにも、1539,1469,1898,1695年の宮廷レシピによる料理が登場した。

 美食の歴史の長い地域にはありがちなことだが、まさに、「古い」は「新しい」!!!


[AQ!]
 まずは、アーモンドとチェスナッツのスープ2種。そもそも好きなんだわ!

 フムス・チーズ・羊チャック。

 ハッサボレキ・レバーキョフテ。
 なんてったってレバーキョフテ! 絶品!
 薄切り大根?が珍しい。
 ボレキは (地名の)ハッサ風ボレキ…ってことかな、チーズ・オリーブなど。

 主菜がプレゼン、味ともに満足感。
 肉じゃがにナッツごろごろ。マルメロ好き、いい具合。サフランピラウ付き。
 ああ、来てよかった!!

 ヘルバは、「アーモンドとサフラン (と油と砂糖) だけ!、なんです」…とサービス。ウマ。
 Helatiyeはナッツ山盛り杏仁豆腐…ってただずまいで、嬉しい。

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  Beydağı restaurant ベイダーウ・レストラン
  
Klod Farer Cad. Alibey Ishani 27/B, Türkiye - İstanbul  (0212)638-3444
 

・ イスタンブール旧市街のトルコ料理店
 マラティア出身の経営で、時にマラティア料理調 (ということらしい)。

2013年 5月 ☆

 *Lentil Soup
 *Boiled Lamb Cubes
 *茄子トマト玉葱、葱セロリ人参

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  Borsam Taş Fırın Lahmacun ボルサム・タシュ・フルン・ラフマージュン
  
Bahariye Cad. Serasker Sok. No: 78 Osmanağa Mh. Kadıköy, Türkiye - İstanbul  +90 (216) 349 4323 www.borsamtasfirin.com
 

・ イスタンブール・カドキョイのラフマージュンとピデの店

2013年 4月 ☆☆

 *Taş Fırın Lahmacun
 *Kıymalı Kaşarlı Pide

[AQ!]
 ピデもいいけどラフマージュンが美味い。ラフマージュンの方が量もだいぶ軽い。
 開店すぐ…のスタッフが、みな、気がいい。
 楽しいなあ!、カドキョイ。

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  Fasuli Tophane  ファスリ・トプハネ店
  
KEMANKEŞ MAH. İSKELE CD. NO: 10 - 12 TOPHANE - İSTANBUL  0212 243 65 80 www.fasuli.com.tr
 

・ イスタンブール・トプハネのクルファスリエ店

2013年 5月 ☆

 *Karalahana Çorbası
  Black cabage
 *Dünyaca Ünlü Kuru Fasulyesi
  Famaous Akif usta's World famaous Kurufasulye with mear
 *Enginar & Kereviz
  Artichoke and celery
 *tereyağlı pirinç pilavı
 *Mısır Ekmeği

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  Feriye Lokantası  フェリエ・ロカンタス
  
Çırağan Cad. No: 40 Ortaköy - 34347 İSTANBUL  0 212 227 22 16 www.feriye.com
 

・ イスタンブール・オルタキョイのトルコ料理店

2013年 5月 ☆☆

 *Karma Dolma Tabagi
  yaprak dolma, biber dolma, lahana dolma, kabak dolma, patlican dolma akdeniz yesillikleri esliginde
 *Aegean style grilled baby squid filled with sun dried tomato, fennel, white cheese and sea weed served with garlic sauce
 *Chicken "beyti" on a bed of grilled aubergine with tomato sauce served with "Firik" cracked wheat pilaf
 *Grilled fillet of aged beef served with garlic and herbed mushroom stew
 *Dondurma Kup
 *Caremelized pear with walnut ice cream
 +10 Selection öküzgözü-boğazkere Kavaklidere

[AQ!]
 とにかくタクシーのおっちゃん
 突然のトラフィックジャムと戦う
 瓦斯スタンドの中をS字で超える 
 バスのケツ取り合戦
 「フェリエ」は知らんらしい。ケバブ屋で聞き、不動産屋で聞き、門番・守衛に聞く
 「ベシュタシュ」という頭で行くと、だいぶオルタキョイなエリアか?

 此処までくると、大橋の袂、、みたいな感 目の前で大橋ディスプレイ
 二期クラブ? 星野リゾート?…みたいな施設。
 目の前をクルーズ船がガシガシ行きかう。
 船で乗りつける客も。金持ちそうな客層。
Feriye
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  Giritli Restoran  ギリトリ・レストラン
  
Keresteci Hakkı Sokak (Armada Otel Yanı) Cankurtaran / Ahırkapı İSTANBUL  0 212 458 22 70 www.giritlirestoran.com
 

・ イスタンブール・旧市街のクレタ海鮮料理店

2013年 5月 ☆☆

 5月1日メーデー。
 予約してたレストラン「Changa」から前日に、
「たいへん申し訳ないが、今年のメーデーはタクシム広場が閉鎖になるようで、ウチのようなタクシム・エリアの店は営業できない…」
 と連絡がある。

 当日。
 我々は旧市街に泊まっていたのだが、ホテルの兄貴曰く、
「今日は新市街には行くなよ~。…ってか、交通機関も全滅くらいに思った方がいいから、この辺で散歩して過ごすよろし」

 …で、その条件で Istanbul Eats か何かで探したのがこの「ギリトリ」だったが、此処は大当たり! (…まあ、「チャンガ」は行きたかったけどぉ)

 こちらは、クレタ料理の店で、海鮮が売り。
 それはその通りなのだが、実はクレタ料理というのは大変な野菜・山菜料理自慢であるらしく、並ぶメゼも、野菜の多彩さ・個性に驚く。

蛸めし 福臨門みたいな奴
シーバスマリネは超上手
メゼに青菜が多いのが意外 2つほど、毛むくじゃらでドライ感がある、なんだろう、美味い
魚パストラミ
豆二種 小さいの、美味し
黒キャベツ
サリコルニアは市場でもフツーに売ってる 店でもよく出る
揚げ物も上手
魚介その1、の、「出来た物から出し」はクール!
「すずき、いわし、きんき」 まあ、ひめじ だが(笑)、謎のニホンゴをあやつるスタッフ。
鰯はヤプラク巻、美味い
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  Gozleme Turkish Cafe
  
F 22, Queen Street Queen Victoria Market, Melbourne +61 3 9329 3433 
 

・ メルボルン・ビクトリアマーケットのトルコ料理カフェ
  → 2019オーストラリア旅行記はこちら

Gozleme 2019年 5月 

 *Breakfast 3:Gözleme Lamb Spinach Feta, Feta cheese, Salad, Olives, Jam, Honey
 *Gözleme Mushroom Spinach Feta

[AQ!]
 クィーンヴィクトリア・マーケットのホーカーの並びを通りがかるたび、「ちょっと美味しそうね」と言っていた店。
 白装束のトルコ人おばさんが、器用に生地を伸ばしている。
 出し物は、ギョズレメ…アナトリア地方クレープ。

 昼軽食に行ってみる。
 期待通り、材料が良くて焼きたてバッチシ♪

 ビール合いそうなのになあ(お約束)(^^;)。
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  Imbat Restaurant  インバット・レストラン
  
Hudavendigar Street No: 34, 34210 Sirkeci - Istanbul  0212 520 71 91 www.imbatrestaurant.com
 

・ イスタンブール・スィルケジのトルコ料理店
 旧市街中心部でガイドブックに載るような店…の中ではマトモ、…との評判。確かに、そうだった。 (2013)

2013年 5月 

 *Meze Tabagi
 +Ancyra Bogazkere

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  Kaymakçı Pando カイマック・パンド
  
Koyici MeydanI Sk,Besiktas, Istanbul, Turkey (Beşiktaş) 
 

・ イスタンブール・ベシクタシュのカイマックと目玉焼の店
 2014年夏、立ち退きにあい、閉店。

2013年 4月 ☆☆

[AQ!]
 ベシクタシュの市場にあるカイマック店、「パンド」。
 そのカイマックは地上に降りた天使のよう。
 店は傾いてるし、西営盤あたりのすすけた粥麺屋のよう。
 「世界一の朝食」と大げさなことを言う人も多いが、その意見は、乗ってもいい(笑)。



2013年 5月 ☆☆

[AQ!]
 店は1895年創業、現当主のパンド老は85歳とか…。

2014年 8月

Legendary kaymakci Pando being closed down after 120 years in business

 ちょっとショッキングなニュースが飛び込んできた。
 イスタンブールの伝説的名店「カイマック・パンド」が閉店する、と言うのである。
 Istanbul Eatsが報じている。

 状況は次のようだ。
●「カイマック・パンド」は1895年以来、当地Beşiktaşの借家で営業している。
●大家から8月15日を期限とし、立ち退きを要求された。
●パンドことPandelli Shestakofは現在92歳(少年期にアタチュルクに会ったことがある!そうな)、基本的には妻と店を営んでいる。この場所でやり続けることは出来るが、移転…などはもう無理だと言う。また、「跡継ぎ」…はいない、ようだ。
●大家はこの19世紀調の建物のリニューアルの必要を言い、法的には正当な立ち退き要求らしい。改装の後にはファーストフード店を計画している。
●イスタンブールによくあるような、市の大規模開発などではなく、一大家・一店子間の問題である。

 Istanbul Eatsは、「Kaymakçı Pando」は、カイマック・パンド老・現店舗の三位一体としてイスタンブールの文化的財産であり何ものにもかえ難い…との見地から、延命活動「Save Pando」を訴えている。

 ***

 既報の続き。Istanbul Eatsによると、結局、店舗延命活動も実らず「Kaymakçı Pando」は閉店した…とのこと。

 法的には致し方ないところであるが、市民にとっては「せめてパンドが生きている間くらい…」って感じだったでしょうか。
 まあしかし、こないだのニュースではインドネシアで150歳の婆さんがみつかったらしいから、パンド老が同じように長生きすると店がもう半世紀続いてしまうしなあ(違)(^^;)。

 Istanbul Eatsは、BeşiktaşにはÇakmak Kahvaltı Salonuのような優れたカイマック店はまだある…としながらも、政府は少しは大衆文化の“保存”ということも考えないとアカンぜよ…みたいなことを言ってるようだ。


 (写真は2013年当時)
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  Lale İşkembecisi  ラーレ・イシュケンベジシ
  
Tarlabaşı Bulvarı Tavuk Sok. No: 3 Tarlabaşı Beyoğlu İstanbul  0212 252 69 69 www.laleiskembecisi.com.tr
 

・ イスタンブール・タクシムのイシュケンベ・チョルバス店

2013年 5月 
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  Safran Restaurant サフラン・レストラン
  
InterContinental Istanbul : Asker Ocağı Cad. No:1 Taksim 34435, İstanbul +90 212 368 44 44 ext. 5520 istanbul.intercontinental.com.tr
 

・ イスタンブールのホテル・インターコンチネンタル内のトルコ料理店

2013年 5月 ☆☆☆

 *Appetizers
  Humms with suteed meat
  'Pacanga'; pastrami and Turkish mozzarella cheese filo pastry
  Octopus salad
  Circassian chicken; chicken in a thick walnut sauce
  Sea Bass cooked in salt and artichoke salad
  Stuffed dried aubergine
 *Aşotu
  Yoghurt, wheat and mini meatball soup
 *Almond and Artichoke Soup
  Pan fried artichoke chunks and roasted almonds
 *Hunkar Kebab
  Slices of veal marinated in milk and spices, char grilled, and served with aubergine-filled pastry
 *Tencere Kulbasti (Braised Lamb)
  Urfa kebab wrapped in lavash bread, served with spicy crushed tomato salad, and buckwheat rice
 *Kunefe
  Shredded pastry cooked in a two-handled pan, with unsalted Antakya soft cheese filing steeped in thick syrup; served with buffalo clotted cream
 *Helva-yi Hakani
  Flour halva mixed with string cheese; served with pistachio paste, tahini and grape molasses sauce
 +09 Sevilen, Centum Syrah


[へべ]
 インターコンチネンタル上階、展望サル角のすごい席。
 早い予約のおかげか…と思いきや、結果的にはこの夜、すいてた。
 丸っこいメートル氏は「ジェントルマン」。

 アミューズ:茄子ミルフィーユ

 前菜:タコ/チキンマヨ/温フムス肉ぞえ/干ナス詰め物/ブドウ葉パストラミチーズ/シーバス・ハーブマリネ

 スープ:アチョト、アーモンド・アーティショー

 仔牛ケバブ:茶色ごはん、ナス巻ヨーグルト

 羊ブレイズド:野菜のせ、パンの上

 キュネフェ
 ヘルヴァ:ういろうマジパン系


[AQ!]
 アミューズは白チーズで始まり、の店は多し。

 ワインは、八方広がりするデカンタでソムリエ「ミスター台風(?)」(と聞こえた)が準備。
 Centum、恐ろしく良い。この状態で持って帰れるならブラインドテイスティングのワイン会で出したいくらい(笑)。

 ここのお皿は眺めが超イイ
 前菜は6メゼ 全部指定できる 今回は4つはオマカセ
 鳥サラダの秀逸さには驚き

 「サフラン」は全てに渡りレベル高い

 Hunkar Kebabが、激ウマの逸品
 キュネフェ、どっひゃー!! 何たる美味さ これは「20分かかります」…な一品。

 空いてる 寒いテラス、屋内なのに(^^;)
 ゆるいネーチャン楽士2人 笑って手をふる
 巻き舌「ジェントルマン」メートルおっちゃん 可愛い
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  Tarihi Sadabat Cağ Kebabı タリヒ・サダバット・ジャー・ケバブ
  
Hocapasa Sok., Sirkeci, Istanbul, Turkey ‎
 

・ イスタンブール・スィルケジのジャー・ケバブの店
 有名店Şehzade Erzurum Cağ Kebabıの、通りを挟んでお向かいにある、店。実は、かつては狭いこちらにŞehzade Erzurum Cağ Kebabıがあり、広さを求めて向かいに移った際に「ちゃっかり」収まった店、だと言う。
 そういう訳で、イスタンブール特有の「パチモン」店…だと書かれている場合が多く、実際、Şehzade Erzurumよりは落ちるが、Cağ Kebabıの作法としてはちゃんと作っており(炉などはŞehzade Erzurumそのままに使用)、旧市街で食べるケバブとして美味しいと言ってよいと思う。Şehzade Erzurumが休みの日曜も営業。
 なお、面白いことに、見ていると、向かいのŞehzade Erzurumの人々とも仲良さそうにダベっている(笑)。

2013年 4月 
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  Şehzade Erzurum Cağ Kebabı シェフザーデ・エルズルム・ジャー・ケバブ
  
Hocapasa Sok. 3/A, Sirkeci, Istanbul, Turkey  +90 212 520 3361 ‎
11:30~ 日休 

・ イスタンブール・スィルケジのジャー・ケバブの店

2013年 5月 ☆

 *Cağ Kebabı

[AQ!]
 御主人の、火熾しと焼き始め。

 マリネした羊肉をまとわせた金属棒を回して焼いていく。

 むっちゃんこ美味い。

 小麦粉で出来た薄い生地「ラワシュ」とともに食す。

 店名のエルズルムは、東部の町。その周辺で食べられているケバブ…らしい。


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  Tarihi Sultanahmet Köftecisi - Selim Usta 1920  タリヒ・スルタンアフメット・キョフテジシ・セリム・ウスタ 1920
  
Alemdar Mh., Divan Yolu Caddesi, No: 12 Istanbul, Turkey  0 212 520 05 66 - 0 212 513 64 68 www.sultanahmetkoftesi.com
 

・ イスタンブール・スルタンアフメットのキョフテ店
 ここで説明も不要なほどの有名店。そして、何処でも説明されているが、“パチモノ”が回りにあるので、幌の「1920」を確認して入店すること(笑)…を一応記しておく。写真では右端でよく見えなくてスイマセン。

2013年 4月 
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  Topaz  トパーズ
  
İnönü Caddesi Ömer Avni Mahallesi No :50 Gümüşsuyu / İSTANBUL  +90 (0)212 249 1001 ‎www.topazistanbul.com
 

・ イスタンブールのモダンなトルコ料理店

2013年 4月 ☆☆

 [ Degustation Menu Ottoman-Traditional ]
 *Wedding soup with lamb, roasted almond, baby vegetables, dried mint oil
 *Seasonal young vegetables in olive oil
 +11 Kav narince
 *Palace style 'piruhi'(Turkish ravioli) with partridge, tomatoes puree, walnut sweet pepper foam
 +11 Suvla CS.CF roze
 *Stuffed wine leaves with minced meat & sour cherry, 'Afyon' buffalo yoghurt
 +10 Selendi Merlot.CS.CF.Shiraz
 *Sorbet
 *Baked baby lamb mastic flavoured char grilled eggplant, wild mushroom lamb gravy
 +10 Karma CS.okuzgozu
 *Pumpkin 'bordure with walnut from Bolu' young walnut jam, 'Afyon' buffalo milk clotted cream
 +10 Safir, misket

[AQ!]
 対外的には無名の新進…くらいの店だが、イスタンブールでは話題の一軒…らしいということで伺う。

 トルコらしく100席とかの大店が、パッツンパッツンの満席で盛り上がっている。
 こりゃ、「いま旬」の匂いがプンプン。
 群れ集う紳士・淑女の洋服の仕立て代が(イスタンブールとしては)物凄くアッパーに見える。
 高台にあって、目の前にボスポラス海峡が広がっている、のも、らしい。

 ~ (隣の卓で、黒ずくめ制服の、腕回りが俺の腿くらいある奴らが食ってる。「すげーな、SPかいや?」…とか言ってたら、段々あたたまってぎて記念撮影とかしてんの(^^;)。「そっか、VIP卓様の、ボディガード…までいかないけど、運転手チームくらい?」(笑)) ~

 デギュスタシオンは「トルコ・伝統」と「地中海・革新」の2コース。
 「伝統」で行く、こちらはペアリング・ワインもトルコ産で組んでいる。

 うんまーーーーい!!
 心なしか、料理にも勢いがある感じ!

 「婚礼のスープ」、から始まる。
 なんか、カン・ロカの「コンテのスープ」を思い出す(笑)、アレをずっと洗練させてキレを持たせたような料理(笑)。

 アーティショー 外皮一枚は硬い 先っちょは絶品
 葡萄葉巻 ヨーグルトとチェリーが素晴しい
Topaz
[へべ]
 婚礼のスープ:ミント辣油
 アーティショー/ズッキーニ花
 ラビオリ
 ぶどう葉巻き バッファローヨーグルト
 ソルベ
 焼きなすピュレ ラム
Topaz Topaz Topaz Topaz
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  restaurant Tuğra レストラン・トゥーラ
  
Ciragan Palace Kempinski : Ciragan Caddesi 32, 34349 Istanbul +90 212 326 4646 www.kempinski.com/en/istanbul/ciragan-palace/dining
 

・ イスタンブールのパレスホテル・ケンピンスキー内のトルコ料理店

2013年 5月 ☆☆

 [ Musical Dinner at “Tuğra” Package Set Menu ]
 *Tuğra’nın Klasik Meze Lokmaları (Tuğra’s Classic Mezze Bites)
  Humus, damla sakızlı karides pilaki (Hummus, shrimps ‘Pilaki’ with mastic,)
  Çerkez tavuğu, haydari, (Circassian chicken, clotted yoghurt with mint and garlic, )
  közlenmiş patlıcan, zeytinyağlı enginar, (artichoke, roasted eggplant with bell peppers, )
  kısır, yaprak sarma,  (mashed cracked wheat with herbs, stuffed vine leaves)
  kavun ve Ezine peyniri (melon and ‘Ezine’ white cheese)
 *Geleneksel Fener Balığı Güveç (Traditional Monkfish Casserole : Pan sautéed monkfish pieces, onion, garlic, sweet pepper, tomatoes, butter, oven roasted in casserole with “kasar” cheese)
 *Nar bicibici (Pomegranate “Bicibici” Sorbet)
 *Külbastı Üçlüsü
  Izgarada dilimlenmiş kuzu sırtı, dana bonfile ve tavuk budu patlıcan beğendi, Trabzon kayganası, fırınlanmış domates, biber ve nar ekşili kırmızı soğan
  (Trio ‘Külbastı’: Grilled lamb loin, beef tenderloin and chicken thigh served on smoked mashed eggplant, ‘Trabzon kaygana’, roasted tomato with pepper and pomegranate with red onion relish)
 *Sultanın Gözde Tatlıları (The Sultan's Favorite Desserts)
  Ballı marine Osmanlı çileği, Antep fıstıklı baklava, damla sakızlı fırın sütlaç (Honey Marinated Ottoman strawberry, “Baklava with “Antep” pistachio, Oven baged milk pudding with mastic)
 *Çay, kahve ve Lokum (Tea, coffee and Turkish Delights)


[AQ!]
 「その日はスペシャル・ミュージック・ディナーの日だけど、いい?」…と聞いていた。
 料金体系のディテールがよくわからんかったのだけど、結局すべてインクルード。
 ローカル・ドリンクは込み。たとえばワイン赤はKarma。
トゥーラ
 フンムスは胡桃とバターの香りが濃く、此処のがサイコー
 クスルは赤緑系
 焼き茄子ピュレは酸味強めのアセゾネ
 ベイキョニル+メロン、グッド チーズは塩気強
 海老
 メゼは200種ほど供せる。今日出ているのが代表的なもの。

 グランドホステスの衣装、ばーん
 布地の少ない女性客たくさん
 女性歌手・チター・ギター・バイオリン

 鳥サラダ
 なんとか
 葡萄葉
 ヤングアーティショーのトマト煮
 バター・エズメ・焼チーズ(ケーキ)
 モンクフィッシュは親しみやすい味 ダイスに切っているのが珍しい
 石榴アイス 親しみやすい
 石榴玉葱ソース大傑作
トゥーラ トゥーラ トゥーラ トゥーラ
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  L'As Du Fallafel  ラス・デュ・ファラフェル
  
32-34 Rue des Rosiers, 75004 Paris +33 1 48 87 63 60
 

・ パリ、マレ地区の人気コーシャ・フード
LAS 2015年12月 

 *Aubergine grellee a la thrina
 *Fallafel special
 *Assiette merguez
 +Maccabee

[AQ!]
 ホテル休養後、21時くらいに出撃。

 この辺り…マレ地区はユダヤ人街。
 なるほど、中心部にはファラフェル・サンド屋が目立つ。
 その中の一軒、L'As Du Fallafelはちょっと噂には聞いていたのだが、先日の夕方散歩に見てみれば、なかなかの行列が出来ている大繁盛。
 近くには、笑っちゃうくらい「パチもん」モロ出しの似たような屋号の店とか、似たような作りの店があるのだが、行列・人だかりはこの店だけ(^^;)。
LAS
 まあ今晩は、この時間だし、何とかなるかな…と訪ねてみる。
 と、パチもん店たちは閑散としているが、ラス本尊はこの時間でも黒山の人だかり(^^;)。
 えーとどうしよう…と見てると、客捌きの兄ちゃんが「順番の番号を書いた紙」をくれる。
 回転はいいので、5分待ちくらいで入店。

 店内もギュウ詰めで喚声が五月蝿い(笑)。
 マカビーで乾杯。
 ファラフェル(サンド)もギュウ詰め(^^;)で、大変なボリューム。

 まあ料理としてはファーストフード的で、東京で言えば白金デビッドデリみたいな感じ、目黒ピンクカミラのようなイスラエル・ガストロ…な味覚では無い。
 のではあるが、まあ結構♪ 軽くやるにはいい。

 21時半、茄子のペーストを使ったものは売り切れていた。
 茄子丸焼きは頼んだけど。
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  Laziza
  
Baltzarsgatan 21, 211 36 Malmö 040 - 970800 www.laziza.se
 

・ マルメのレバノン料理キャンティーン
Laziza 2018年 8月 ☆

 *Tagine Lahme, Falafel, Magmour,,,
 *Muhammara, Fetaostrora, Baba Ganush, Tzatziki, Hummous, Tabbuleh, Salata Arabia, Harise,,,
 *Betinjen Meli, Ardishoki,,,

[へべ]
 昼レバノンビュッフェ、客観察も楽しい。

[AQ!]
 明日がダニエルベルリンで12時ランチだ。
 逆算して今晩のカドーコペンは18時半と早いスタートだ。
 逆算して昼はどっか早めで…。
 一軒、近くでほど良さそうなのがみつかってたので行ってみた。

 11時オープンのレバノン料理ビュッフェ。昼のみ営業。
 入場で99クローナ払って後はオールフリー。ビールなどアルコールは無いです。
 かなり多種の用意で、ばっちりばっちりOKだす。
Laziza
 フムス・ババガヌーシュ・茄子豆煮・キノコ煮などが秀逸。
 物価を考えると、かなりお値打ち感ありそう。

 大バコなのだが、12時を過ぎると猛烈にヒトが入り行列が出来る。キャンティーン状態。
 こんだけ多種料理があると、一人一人が盛る皿上の景色が色とりどり・ヒトそれぞれで、見ててオモロイ。うーん、体型などと見合すと、結局、ヒトは食い物で出来てるよなあ、、、などとw。
 外の席ではムスリム女子が水煙草をキメている。
 マルメ滞在時には使える良店。
Laziza
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