2008年11月
[Menu Moderno]
*パッパアルポモドーロ
*Insalata mista
秦野のサラダ
*Nero di seppia con crema di patate
イカ墨とジャガイモのクリーム
*Minestra di orzo
大麦のスープ
*Cappelletti ripini di funghi salsa all’aglio
キノコを詰めたカペレッティ ニンニクのソース
*Cartoccio al mondo
魚介のカルトッチョ
*Gulasch di cervo al mondo
蝦夷鹿のグーラッシュ
*Variazioni di mele
リンゴのデザート
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[Menu Regionale]
*パッパアルポモドーロ
*Affetato misto di Italia
イタリア各地のハム盛合せ
*Pure di fave e rucola(Puglia)
乾燥そら豆のピューレ
*Minestora di crauti(Alto adige)
マメさんのキャベツのスープ
*Tagliatelle alla Norcina(Umbria)
ノルチャ風のタリアッテッレ
*Cartoccio(Campagna)
魚介のカルトッチョ
*Gulasch di cervo(Alto adige)
蝦夷鹿のグーラッシュ
*Sturdel di mele(Alto Adige)
リンゴのストゥルーデル
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+79 Oltrepo Pavese Rosso Vigna Ronchetto / Lino Maga
+ゲンチアナ、自作松グラッパ、自作「?(咽喉に良い)」グラッパ
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[AQ!]
自由が丘の住宅街にひっそり佇む一軒家。上品にアートを組み込んだ空間。
献立は、おまかせの2コースからなる。それぞれ、モデルノ:現代的解釈の料理 / レジョナール:伝統的・地方的料理。2コースの皿数は合わされており、2人で伺って「ModernoとRegionale」でお願い出来る。
ハム盛では、自家製の杜松マリネの牛腿!・コッパ・スペック・ラール・サンダニエレ生ハム
秦野のオバチャンが雑草と競うような野菜作り。ルコラセルバチコ!黄花付、赤はステビア。バルサミコシート。スペックの仕込みの泡。
ジャガイモはヌーベかというくらいの軽さ、しかしジャガイモ様の存在感でイカ墨を受け止める。シェフも、ジャガイモとかパンとか…が大好きで、ほっとくとムニュのそこら中に使ってしまうとか(笑)。
そら豆には、こいつメ~!というくらいのルッコラを乗せるのが、「なるほど」な活かし方。辛い刺激のオイル。
山の中セニョール・マメのザウアクラウトスープはヤバイ。凄い。ビビル。あったら幾らでも(食える)…と言うと、シェフも「パンとこれだけで終わってしまいますよね(笑)」。黒パンのスープ・ジャガイモのスープなども素晴らしい…とか。
大麦にサザエ。
カルトッチョモデルノは淡路玉葱に刳り貫いて蒸し焼き。海水撒く玉葱。
モデルノのグーラッシュは、真空調理で断面がほの赤い。いやーしかし、両方とても美味くてはじめて出来る対比2コース…であることよ。
アルトアディジェ地方のおばーさん、は「イタリア語もちょっと出来る」…くらいに独語圏。
2009年 2月
[Menu Moderno]
*白アスパラボルツァーノ風
*Carpaccio di manzo stagionato
熟成牛のカルパッチョ
*Tortiera di baccala e patate al mondo
バッカラとジャガイモのオーブン焼き
*Tortellini in brodo
スープに浮かべたトルテッリーニ
*Tagliatelle grano also salsa di NANOHANA e gamberi
焦がし小麦のタリアテッレ 海老と菜の花のソース
*Casoeula al mondo
カッソゥーラ
*Fragola Arrotolato con crema di cocco
イチゴとココナッツのロールケーキ
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[Menu Regionale]
*白アスパラボルツァーノ風冷製
*Affetato misto di Italia
イタリア各地のハム盛り合わせ
*Tortiera di baccala e patate (Calabria)
バッカラとジャガイモのオーブン焼き(カラブリア)
*Minestora di trippa (Alto adige)
マメさんのキャベツのスープ(アルト アディジェ)
*Cavatelli grano also con cima di rapa (Puglia)
焦がし小麦のカヴァテッリ チーマディラーパと(プーリア)
*Casoeula (Lombardia)
カッソゥーラ(ロンバルディア)
*Canederli con fragola salsa inglese (Alto Adige)
苺のカネーデルリ アングレーズソース(アルト アディジェ)
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+03 Roero Rosso Roche d'Ampsej / Matteo Correggia
+ゲンチアナ、自作松グラッパ
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[AQ!]
2度目訪問にして既にお馴染み扱い(^^;)。なんて気のいい店だ(^^;)。
初回よりさらにグレードアップ、スケールアップして感じられるコース。
ここはちょっと、スゲー店だぞ!
6月は宮木シェフはイタリアへ、田村ソムリエは全国釣り行脚へ。
2009年 5月
*ズッキーニのフリットとソルベ
[- Menu moderno -]
*Tagliata di manzo stagionato
熟成牛のタリアータ
*Trota alla piemontese del mondo
鱒のピエモンテ風
*Risotto almond’o
リゾット almond’o
*Tagliatelle e asparagi bianchi alla carbonara
白アスパラガスのカルボナーラ
*Pollo in potacchio all’anconetana del mondo
鶏肉のアンコーナ風トマト煮
*Arancia e finocchio
オレンジとウイキョウのデザート
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*ズッキーニのフリットとソルベ
[- Menu regionale -]
*Affetato misto
イタリア各地のハム盛り合わせ
*Trota alla piemontesee(piemonte)
鱒のピエモンテ風
*Tiella di riso e cozze(Puglia)
ムール貝とお米のティエッラ
*Mezzeline tirolesi (Altoadige)
南チロルのラビオリ<シュルッツクラフェン>
*Pollo in potacchio all’anconetana(Marche)
アンコーナ風鶏のトマト煮
*Omlette spezzata alle arance e panna(Alto Adige)
オレンジのオムレツ
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+04 Carmignano Terre A Mano
+フィノッキオのグラッパ、レヴィのグラッパ
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[AQ!]
それにしても此処は楽しいな! ナンダコリャ。
二人(+新人君)。料理。組立て。ハコ。全てのものが楽しそうで、その"楽しそうさ"は、此方を楽しくさせる"楽しそうさ"なのである(ナンノコッチャ)。
コースが済めば、ピトピトと、グラッパ瓶とグラスを持って寄ってくるミヤキ(笑)さん。(此処んちは、ワイン担当が田村さんでグラッパ担当は宮木さんなのである(笑))
ミヤキ氏は、意外と、その日の料理に関しては“これに触れられたい”が決まってるタイプみたいで、そこだけは緊張するのだが(笑)。
タリアータには庭のルッコラ花。熟成肉は、次回作に向けた試作仕込中のモノも味見させてもらう。
モデルノ鱒は、ピエモンテ風の要素を解体して3つの味に分けて供す。面白ウマ。
リゾットアモンド!が今日の白眉かも!…はミヤキさんにも"当たり"だったみたい。素晴らしい。ナンダッケ、アモンドで、ノーチーズ、だったかな?
カルボナーラは、カルボナーラ、と、アスパラのカルボナーラ見立て。スッキリ見事に出来てるもんだが、これを褒めるとシロートっぽい…らしい、ミヤキさん的には(^^;)。
モデルノ鶏はどうなってるんだっけ、何か巻き込み型だよね。
ルッコラ話からガーデニング(モンド的には自家菜園か)談義。
今はフィノッキオが上手く行って生えまくりの使いまくりらしい。「あ、グラッパと一緒に抓むの、イイですよ」と身軽にシェフは庭に出てチョンチョンチョンと鋏。
たしかにフィノキオはグラッパに合う。各部位の味わい違いがとても大きいのは、今更ながらに面白い。
「ウチでもフィノッキオ蒔くんだけど、いつもチョローっと顔を出した所で鳥にやられちゃうんよ」…と話してたら、最初は聞いてたんだけど、程なく、また身軽なシェフのグラッパ混じりの血は騒いだか、裏庭に消えたと思ったら、一苗を包んでくれた。
ヽ(^~^;)ノ
2009年 9月
- Menu moderno -
*Minestora di mango e verdura estate
マンゴーと夏野菜の冷たいスープ
*Anguilla alla lombarda del mondo
ロンバルディア風ウナギの赤ワイン煮
*Ravioli di patate ripieno di formaggio di capra fresca
山羊のフレッシュチーズを詰めたジャガイモ生地のラビオリ
*Risotto nero,ma none bero
リゾット ネーロ
*Coniglio in porchetta al mondo
ウサギのポルケッタ仕立て
*Angulia e yogurt
スイカとヨーグルトのデザート
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- Menu regionale -
*Affetato misto di Italia
イタリア各地のハム盛り合わせ
*Anguilla alla lombarda(Lombardia)
ロンバルディア風ウナギの赤ワイン煮(ロンバルディア)
*Orecchiette alla crudaiola(Puglia)
オレキエッテのクルダイオーロ(プーリア)
*Tajarin ai funghi porcini (piemonte)
ポルチーニ茸のタヤリン(ピエモンテ)
*Coniglio in porchetta(Marche)
ウサギのポルケッタ仕立て(マルケ)
*Frutti di bosco al gratin(Alto Adige)
色々ベリーのグラタン(アルト アディジェ)
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+06 Mariposa
+グラッパいっぱい
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[AQ!]
サルデーニャ州、「Pane e Vino(パーネ・エ・ヴィーノ)」のカンノナウ、ヴィンテージ毎に、「名称が違う」(^^;)
2009年10月
*チーズ茄子トマトの新旧
- Menu moderno -
*Variazione di manzo stagionato熟成肉のバリエーション
*Cous Cous al mondo魚介のクスクス
*Tagliolini neri con calamari e rapa rossaイカ墨を練りこんだタリオリー二 ビーツの泡と
*Ravioli di castagna ripieno di gorgonzolaゴルゴンゾーラを詰めた栗粉のラビオリ モスタルダ添え
*Cinghiale agrodolce al mondo猪のアグロドルチェ
*Cachi e mandorle柿とアーモンドのデザート
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*チーズ茄子トマトの新旧
- Menu regionale -
*Affetato misto di Italiaイタリア各地のハム盛り合わせ
*Cous Cous (Sicilia)魚介のクスクス(シチリア)
*Bigoli in salsa (Veneto)全粒粉のビーゴリ アンチョビと玉ネギのソース(ヴェネト)
*Canederli ai funghi Porcini (AltoAdige)ポルチーニ茸のカネーデルリ(アルトアディジェ)
*Cinghiale agrodolce (Lazio)猪のアグロドルチェ (ラッツィオ)
*Semifreddo di Castagna (AltoAdige)栗のセミフレッド (アルトアディジェ)
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+05 Lagrein / Franz Haas
+グラッパ:白トリュフまるごと漬、Capovilla赤・青、松、カモミル、胃腸に良い謎のハーブ
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[AQ!]
相変わらず「予定席満了」の満席、と好調のモンド。あとで「また、快食な趣きの卓の多いこと…」と田村さんに告げると、「いやぁ今晩はとくに調子が良いお客さんばかりで…。こちらもリズムが出ちゃってビックリしました」と言う。
料理もますます快調、味がブルンブルン乗っていた。
熟成肉3種はますます進化。そういえば季節メニューと別に「熟成肉コース」が新設されたのだけど、両隣の卓がどちらもソレであった。ボクらも今度、試そう!
クスクスはシチリアの西部でだけよく食べられてるそうで。田村さんの入れ知恵で、今夏の宮木シェフの土産。
レジォナーレの魚介出汁素晴らしく、こればっかバケツ一杯食って帰ってもそれはそれで後悔無し!…って具合(^^;)。
モデルノは、赤ムツにカリフラワー・クスクス見立て・クリアトマト水ソース…、とある程度推測のつく「現代」だが、完成度がとても高く美味。
ビーゴリもカヌーデルリもベタベタに土着なレジォナーレだが、「糞っ!(笑)」ってくらい美味い。こーゆーベタな皿を入れ込めるのは、「2スタイルコースならでは」であって、当初思った以上に、この店のこのシステムは機能している。得してる、シェフも客も。
ゴルゴンゾーラが猛々しく叫ぶのを栗粉とモスタルダがぶっとく受け止めているラビオリは、「ガキッと決まった」一品のワイン殺しで、そんなことを述べると、田村・宮木両氏とも、それぞれに「そうなんですよ、この皿は一発で決まって」と妙に嬉しそう。
チンギアーレはレジォナーレが煮込みで、モデルノはロティに3ソース(赤ワイン・プラム・チョコ)分解型。どちらも「焼キャベツのことも忘れずに書いとかなくちゃ」。脂の手厚い透明感が、勝利者の笑顔。
栗のセミフレッドには焼林檎!、これは手放したくなくなる一皿。…と呟いた口を更に呆然と開かせるのが、柿・アーモンド。
詳しい仕込みはわかんないけど、「未知の柿」のテクスチャなのだが、柿の香りが強烈にかつ上品に遊ぶ逸品。
そして、さあ、グラッパ劇場の開幕だ!
2010年 2月
*玉葱の一口ズッパと一口スナック
- Menu moderno -
*Carpaccio di manzo stagionato熟成和牛うちもものカルパッチョ
*Cacciucco al mondoモンド風カッチューコ
*Tagliolini al limone con ostricheレモン風味のタリオリー二 牡蠣とシャンパンの泡
*Ravioli di merluzzo鱈のラヴィオリ
*Arrosto di cervo al mondo鹿のロースト
*Cioccolato bianco e yogurtホワイトチョコレートとヨーグルトのデザート
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*玉葱の一口ズッパと一口スナック
- Menu regionale -
*Affetato misto di Italiaイタリア各地のハム盛り合わせ
*Cacciucco alla livornese (Toscana)リヴォルノ風 カッチューコ(トスカーナ)
*Tagliatelle al ragu di funghi con tartuto nero (Umbria)黒トリュフのタリアッテ-レ(ウンブリア)
*Pizzoccheri (Lombardia)そば粉のパスタ ちりめんキャベツとじゃがいも(ロンバルディア)
*Arrosto di cervo (Alto Adige)鹿のロースト(アルト・アディジェ)
*Crepes gratinate di ricotta (Alto Adige)リコッタチーズを詰めたクレープのオーヴン焼き(アルト・アディジェ)
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+06 Dolcetto D'Alba Priavino / Roberto Voerzio
+グラッパいっぱい
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[AQ!]
玉葱からノックアウト、アラミラノ。
サルディーニャの薄パン。
鹿は朽木からのが終わって、蝦夷。
80年代レヴィ、洋梨、(ホントの)西洋ニワトコ、のグラッパ。
あいかわらずの大歓待。次のメニュー替えは、4月2日だからね、とタムラさんに念をおされるミヤキシェフ。
2010年 5月
*シチリア風オレンジ・レーズン・茴香サラダのmoderno/regionale
- Menu moderno -
*Battuta di manzo stagionato熟成和牛のタルタル
*Cartoccio di pesce al mondo魚介のカルトッチョ
*Trofie con verdureトロフィエと秦野の野菜
*Gnocchi di patateじゃがいものニョッキ
*Porchetta al mond仔豚のポルケッタ
*Variazione di Pannacottaパンナコッタの色々
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*シチリア風オレンジ・レーズン・茴香サラダのmoderno/regionale
- Menu regionale -
*Affetato misto di Italiaイタリア各地のハム盛り合わせ
*Cartoccio di pesce (Campagna)魚介のカルトッチョ(カンパーニャ)
*Risotto di Asparagi bianchi (Veneto)ホワイトアスパラガスのリゾット (ヴェネト)
*Vincisgrassi (Marche)ヴィンチスグラッシ (マルケ)
*Porchetta alla perugina (Umbria)仔豚のポルケッタ (ウンブリア)
*Gnocchi di ricotta con salsa di lamponi (Alto Adige)リコッタチーズのニョッキ 木苺のソース (アルトアディジェ)
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+NV Sudtirol Sekt Brut / Haderburg (glass)
+XVI Opera Prima / Roagna
+84レヴィ、ニワトコ、Rutaのグラッパ
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[AQ!]
シチリアmodernoは、ドライフルーツ+ピュレ、の形。うま。
タルタルは、内腿のとこでロボクープ…かな、ぶっといウドンのような仕立て(笑)でウマ。刺さった花やナッツ片・フロマッジョも素敵です。
釣りエヴァンジェリスト田村さーん。宮木シェフ、竿を新しくしたそうな。カミさんに睨まれながら(笑)。
今日の魚はその釣果…ではないキンメ。シルキーで味もたっぷり、良質。
キンメはとくにレジョナーレのホイル焼で際立つが、モデルノの「玉葱刳り貫き巣篭もり焼」もグー。
トロフィエは、(品書上には出してないが)熟成肉と野菜とトロフィエの三題話で、予定調和的な合わせ方ではなく、三者それぞれに主張するのだが口の中で講和する面白い塩梅。
ニョッキは「もろモデルノ」(笑)で、ムース仕立て。ニョッキかよ?(笑) ムース3つで、それぞれ、雲丹・焼トマト・軽燻製蛍烏賊を添えて。
ポルケッタモデルノは、サルシッチャ・バラ・肩の三点。バラのとろとろ脂が一番の魅力だが、そう言うと、若い女性あたりを中心にバラが最も評価のわかれる(というか手つかず帰還率(^^;))所で、シェフ的には悩むそうだ。
まあしかし、何処のレストランでも本当によく聞く。「これが一番、美味いねぇ!」「それ、最も評価が割れるんですよ(^^;)」 まあでも、そういうもんだよな(笑)。
パンナコッタは4点盛。
ワイン、Roagnaのは、ネッビオーロの3ヴィンテージのブレンドワインとかという変り種。食べ物とくに肉と合わせると力を発揮するというかさせるというタイプで、前菜アタマや仔豚とバッチリ。
青い(!)グラッパは、ルタだっけ?
2010年 9月
[AQ!]
日記忘れ(^^;)。
焦がし小麦のオレキエッテ・ルコラとトマト 手長海老のオーブン焼き 帆立のスパゲッティ グリーンピースを詰めたじゃがいものラヴィオリ 鰯のブカティーニ 鳩のロースト チョコレートのムースとパッションフルーツ さくらんぼうとマスカルポーネのグラタン
…など。
2010年12月
- MENU MODERNO -
Testina di coda di rospo e suo fegato
鮟鱇のテリーヌとその肝のカラメリゼ
Fritto di bolito misto
ボリートミストのフリット
Spaghetti ai gamberi
海老のスパゲティ
Tortellini in brodo
根セロリを詰めたトルテリーニ
Arrosto d’Anatra al mondo
鴨のロースト、ペヴェラーダ風
Monte bianco?
モンブラン?
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- Menu regionale -
Carpaccio di manzo (Veneto)
牛肉のカルパッチョ(ヴェネト)
Cacciucco alla Livornese (Toscana)
リヴォルノ風カッチュウコ (トスカーナ)
Lagane con ceci ,pomodorini e prosciuto (Pugkia)
ヒヨコマメとミニトマトのラーガネ (プーリア)
Spatzle di spinaci (Alto adige)
ほうれん草を練りこんだスパッツレイ (アルトアディジェ)
Arrosto d'Anatra salsa pevelada (veneto)
鴨のロースト ペヴェラーダソース (ヴェネト)
Sturdel di mele (Alto Adige)
りんごのストゥルーデル (アルトアディジェ)
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+09 Gewurztraminer / Franz Haas (glass)
+Bianco Trebez / Dario Princic (glass)
+00 Etna Rosso Serra Della Contessa / Benanti
+01 Barolo / Rinaldi (magnam)(glass) おまけ
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2011年 3月
- MENU MODERNO -
ライスコロッケ
Formaggio fresca di capra e trota
山羊のフレッシュチーズと本鱒
Budino di funghi e latte di merluzzo
鱈の白子とキノコのフラン
Tagliatelle con ostriche e broccolo
牡蠣とブロッコリーのタリアテッレ
Garganelli con ragu di fagino
雉のラグー ガルガネッリ
Arrosto di cervo al mondo
鹿のロースト モンド風
Arrotolato di fragola e cocco
苺とココナッツのロールケーキ
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- Menu regionale -
ライスコロッケ
Antipasto misto alla pugliese (Puglia)
モンド初!前菜の盛り合わせ プーリア風(プーリア)
Asparagi bianchi alla bolzanina (Alto adige)
ボルツァーノ風 ホワイトアスパラガス(アルト アディジェ)
Minestora d’aglio (Alto Adige)
ニンニクのスープ (アルト アディジェ)
Linguinette coi granchi (Puglia)
毛蟹のリングイネ (プーリア)
Arrosto di cervo (Alto Adige)
鹿のロースト (アルト アディジェ)
Crespelle con fragore e gelato alla vaniglis (Alto Adige)
苺のクレープ ヴァニラのジェラート添え (アルトアディジェ)
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[AQ!]
震災直後(3/17)。「いやぁ…」の挨拶、の次は、「えーと突然の停電時のトイレの流し方をまず御説明させてください…(笑)」
(後日付記:田村さんは被災地が御実家。そんなこともあって、「モンド」はこの後、たいへん熱心に被災地支援に取り組んでおられる)
[AQ!]
行きの「都立大行き」バスも動いてるようで、何とかなるか、と電話をいれて伺うモンド。(帰りの大井町線ニコタマ回りも含め、普段よりスムースなくらいであったのだが、我々の食事中は、大停電説対応のため、JRはじめ、大混乱大混雑であったらしい(^^;;))
埋まっていた予定も軒並みキャンセル(火曜は結局、お客さんゼロだったらしい)で、さすがにそれは寂しい二人(三人、か)に歓待される。この日は停電の可能性もアナウンスされていたので、我々もお店もそれは想定済みではあるが、まずは、「停電時のおトイレの流し方(笑)」のレクチャー。
蝋燭の明かり中心で、常より薄暗くボンヤリしたサルへ。後から厨房からやってきた宮木さんが
「いやあ入ってきていいのか一瞬ビビりました(笑)」
というほど、暗い。お前んちだろが(笑)。
地震時、こちらは、皿・グラスの一つも破損はなく、それは結構であったようだ。が、さすがは人気店、まだかなりのお客さんがおり、ガス周りがセンサーでしばらく止まって慌てたそうだ。…ってか、あの揺れの直後で、「残り、速く出してくれ」…っていう人、、、がいるもんなんだねえ(^^;;)。
レジョナーレはプーリアのアンティパストミストから。盛り合わせは、一つ一つの温度管理について手が足りないことからやってなかったのだが、若者の成長で、こちらでは初めて出すに至ったという。
モデルヌの低温調理本鱒に合せる山羊フロマッジョは岡山からだっけかな、宮木さんがお子さん連れて、山羊見物してきたという。広々とした野原で元気な山羊…(笑)。
白子・茸のフラン胡桃添え…が、堂々とした味で、何処の三ツ星やねん…調。
牡蠣の姿なき牡蠣。
大蒜のスープは、アルトアディジェのおばあちゃん名人から直伝。激ウマ。こーゆーものは、たまらん! 酸味は白ワイン及び仕上げのワインビネガーから。
渡り蟹パスタという大直球もピュアな仕上がり。田村さんは、海老・蟹・帆立はダメ(笑)。
雉ラグーのパスタは、堂々として深深しみじみと広がる。今日のモデルヌは、たしかに技的にはモデルヌだけど、なんだか食い心地はグランクラッシックみたいだよねー、って感じ。
鹿は蝦夷鹿(滑らか繊細)。モデルヌでは、レジョナーレの香味付けなどの要素を粉とともに塩釜のように釜にして焼き上げる。封じ込めることで味香りを入れる作戦だが、まあ、これがよく染みいってること!
モデルヌのドルチェは、苺ジュレが最外殻にきた苺ロールケーキ、、、引っくり返しスタイルとでもいうか、で、ひじょーに魅力的。
モルトは、絶滅寸前の麦の種類とかで、ビオワインかなんかの生産者が引退してスコットランドで遊んでて見つけてしまってしょうがなく(^^;;)、やってるもの、とか、そんなの。
2011年 7月
Menu Moderno
Polenta fresca con caviale e fagiol
ポレンタ フレスカ
AYU in padella con verdura estate
鮎のコンフィと夏野菜
Tagliolini su pomodoro al forno
焼きトマトとタリオリーニ
Ravioli di zucca ripieni di formaggi con schiuma di mostarda
カボチャのラビオリ チーズの詰め物とモスタルダの泡
Piccione al giotta di mondo
フランス産鳩のロースト ギオッタのモンド風
Cocomero e sorbetto di yogurt
スイカとヨーグルトのソルベ
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Menu Regionale
Carne salada (Alto adige)
カルネサラーダ<牛肉のハーブマリネ> (アルトアディジェ)
Sformato di funghi porcini (Lombardia)
ポルチーニ茸のスフォルマート (ロンバルディア)
Lagane con ragu d`anguilla(puglia)
手打ちラーガネとウナギのラグーソース(プーリア)
Tortellini in zucca(Lombardia)
カボチャのトルテッリーニ(ロンバルディア)
Piccione al giotta (Umbria)
フランス産鳩のロースト ギオッタソース(ウンブリア)
Macedonia di frutta
色々フルーツのマチェドニア
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+03 Bricco / Case Corini
+Grappa di Prosecco Affinata in Legno / Zanin
+Grappa di Riesling Der Riesling / Zu Plun
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[AQ!]
土曜当日だが、田村さんが「お席アリ」とツィートしてたので伺う。その後すぐ埋っちゃったけど(笑)。
後発予約者なので、手前の席に座る。初めて。ここからは、また別の堀越画伯作品が鑑賞できる。いいじゃん!
mondoは、スタイルはずっと落ち着いてやっているが、内容はまだまだどんどん攻めているというか、魅力を増して感じられる。
メニュー改変時は試食が続いたりもするらしいのだが、ポレンタフレスカには田村さん、即座に
「おい、ミヤキ、おかわり(笑)」
だったって。
相変わらずmondoのチームワークは最高! 多くの店がこうあって欲しい、と思うくらい…。まあ、宮木さんのキャラと田村さんのキャラが組み合う、ってナカナカ無いんでしょうが(笑)。
カルネサラーダはルッコラ添え。
ワインは、Case Coriniの03Bricco。「今日は後ろ、鳩ですし、コレにしましょ」ということで。
アルコール15度越え、超遅摘みでノンプレスのフリーラン…とかキ○ガイ型の自然派…いやキ○ガイじゃなくて理論的リーダーでもある博士だそうですが(笑)。
フリーランというのが支配的なのか、巨艦で各種要素が莫大に入っているのだが、優しく清らかな当たりでアルコールも五月蝿くない。やや還元。「でもボクらは、還元香は(酸化香もか)、他人よりかなりゾーン広い(大丈夫)んだよねー」など話す。
鮎には柑橘系ヌーベ添え。
ポルチーニはスフォルマートの上に、ポルチーニの傘。
焼トマト・帆立・タリオリーニというのが、また、小癪(笑)。田村さん、試食で、
「おいミヤキ、何だよこのパスタ、いつの時代のトラットリアだっつー… …おい、美味いな、おかわり!(爆」
だったそうで、ソレが、まさに代弁しとります(笑)。見た目のフツーもフツー、夏のトマトのパスタ、…これが焼きの酸味の処理やら何やら、見事に昇華しちょりました。
Tortellini in zuccaは勿論、ダルペスカトーレな感じ(笑)。それを多少分解したモデルノも良かった。
mondoチームは、田村さんが東北出身なこともあり、ホントに頭が下がるくらいに炊き出しを中心の復興支援に熱心。
田村さんが「瓦礫に刺さっていた、っていう、ラベルも何も見えないワインなんですが、記念というか絆に」預かってきた…というワインを拝見する。肉眼だと見えない(^^;)のだが、レンズにはJ.M Carrilleと浮かんでるような。プピーユかも?
鳩が、地味にオドロキ。それぞれ、炭火調・パデラ調レバペースト…な仕上げなんだが、どちらも、香りとジュのノリが素晴らしい。所謂一つの「焼き」に迫力アリ。
…なことを後で申すと、「イヤ、その間だけは、他の作業ゴメン…ってくらい張り付いて見てましたから」と照れながら言う。…のがミヤキさん(笑)。
こう言ってはナンだが、ワシらは随分と早くから「低温調理」を食ってるし、今だって「低温調理」評価派だと思っておる。おるけどさぁ、最近の日本の若ぇ奴ら…はさぁ、「ちゃんと焼く」ことからやって下さいよ、ホントに。こちらみたいのを手本に。
さて、ドルチェの西瓜の着地点も見事なり…、とか言ってると現れるGrappaその1.は、Zaninの、何と5リットル瓶。開店何周年…だっけ、記念かなんかで貰った、んだっけか?
隣の750mlワインの小さく見えること。そんで、5l瓶だが蛇口がついてて、そこから、汲む。良いGrappaって、ホントにディジェスティフらしいディジェスティフ。お腹は軽くなり、頭はスッキリする。
次いで、リースリングのグラッパ。へえ。一瞬コクを感じさせつつも、切れ味が日本刀のよう。で、アフターは残心。
明後日からmondoは短い夏休み。リフレッシュあれ~!
2011年11月
Menu Moderno
Budino di fegato grasso con sorbetto d’albicocca
フォアグラのプリンアラモード
Sturdel di carne di tartarga con salsa di salmi
スッポンのストゥルーデル、サルミソース
Tagliolini alla pescatora di mondo
タリオリーニのペスカトーレ
Risotto alla pilota profumo di funghi
キノコのリゾットピロータ
Capretto arrosto al mondo
仔山羊のロースト モンド風
Dolce di cachi e spuma di mandrla
柿とアマレット、アーモンドのデザート
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Menu Regionale
Galantina di volatile con insalata di sedanorapa (Alto adige)
川俣軍鶏のガランティーナ、黒トリュフの香り(アルトアディジェ)
Trippa con fagioli e orzo alla friulana (Friuli-venezia giulia)
トリッパとお豆、大麦の煮込み香草風味 (フリウリ ヴェネツィアジューリア)
Fregula sarda(Sardegna)
つぶつぶパスタ`フレーグラ`と浅利のスープ(サルディーニャ)
Tajarin con funghi porcini e salsiccia (Piemonte)
手打ちタヤリンとポルチーニ茸、自家製サルシッチャ(ピエモンテ)
Capretto arrosto all’agordino (Veneto)
仔山羊のロースト アゴルド風(ヴェネト)
Semifreddo di castagna
栗のセミフレッド 焼きリンゴ添え
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+Were Dreams
+extro / Kante
+99 Valtelina / Ar.Pe.Pe.
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[AQ!]
宮木さん、絶好調ですね。とくに、Modernoの方の切れ味には、ナニゴトか感じずにはいられません。
また、タリオリーニ・ペスカトーレや仔山羊モンドは、試食で田村さんが色々注文をつけているそう。
「料理のことはわかりませんけどね(笑)、料理人はやっぱり一皿一皿に完成度を求め過ぎるというか、ときに全体の流れがドベーっとするでしょ。そんな時にちょっと言います。横に美味が広がるばっかりじゃなく、縦にのびて角度を持たせるような…」
…で、海老か白身魚が乗る予定だったタリオリーニに、海草フリットが乗って成功を収めておる、と。素晴らしい。
フォアグラ・茸・仔山羊アゴルド・栗林檎
Were DreamsはU2の「Where The Streets Have No Name」に捧げられたワイン。へぇ…
extroは、澱をかき集めた濁りワイン、「振って出せ」…が指定だそう。わひょ
この二つの白が、変態ながら清面白く、いい相性。
ボトル赤は、たしかコレだよね、99のAr.Pe.Pe.(なのは確か)のヴァルテリーナ。酸が綺麗。
[へべ]
「宮木さん、絶好調」…全面同意!
のっけから、女子のハートをわしづかみしそうなフォアグラ・プリンアラモード。あれ、マッシモのとこだと、ドルチェの段で出しそうな(笑)。
ペスカトーレのタリオリーニを具なしで上に海草フリット、っていうのも、めちゃめちゃかっこいい。この“引き算”には、田村さんも貢献してたそうで。チームとして有機的に機能してる店って、素晴らしい。
2012年 2月
*玉ねぎのスープ
Regionale
*ホワイトアスパラガスとスペック、ウズラの卵ののサラダ (アルト アディジェ)
*マメおばさんのクラウティーのスープ (アルト アディジェ)
*焦がし小麦のオレキエッテ クルー ダイオーロ (プーリア)
*仔羊のラグーソース キタッラ (アブルッツォ)
*フランス産小鳩の ブレガンツェ風 (ヴェネト)
*苺のカネデルリ (アルト アディジェ)
Moderno
*ホワイトアスパラガスの冷たいスープ
*イカスミとジャガイモのエスプーマ
*甘エビのスパゲティ
*熟成但馬牛めがねのラグーソース ガルガネッリ
*フランス産小鳩の mondo 風ロースト
*苺のタルト(?)mondo 風
+Spumante brut / Haderburg
+07 Rosso di Montalcino Il Paradiso di Manfredi
+a-iuto! Sol
+Recioto Angiolino Maule
+Grappa di Miele
[AQ!]
2月からmoderno/regionaleの2コース制をやめ、月替り1コース(精神的にはスロンマルシェなコースに近いようだ)への移行を発表したモンド。
その“2コース制お別れスペシャル”…とでも言うか、「オールスターズ」を挙行するというので食べに行く。これまで(の冬)に評判良かった皿の2コース。そういう訳で、大概のものは、一度はいただいている。
「より旬に敏感な」1コース…への移行自体は「そうだよねえ」って頷けるものだが、この面白い2コース制とのお別れは寂しい(笑)。
オールスターだけあって、恐ろしく美味い。また、前に食った時より更に美味い気がする。
とくにregionaleの、キャベツスープ・クルーダイオーロ…辺りの、どうしようもなく素朴で、それでいて何処までも深く天使的な味わいは、涙リーな感じ。
キャベツスープに、へべが「これを食いに来たんよ」と田村さんに言うと、「あ、食後に余裕ありましたら、オカワリしますよ」!!
周りを見ると今晩はmoderno中心で売れてて、確かに、少し残りそうではある。まんまと鳩の後にオカワリまでいただいて、更に涙ぐむことであった(笑)。
宮木さんに言わすと、「マメおばあちゃんのは、も~~っとあっちへ(どっちだ?(笑))行っちゃってますけどね、追いつこうと(笑)」。
そういえば、宮木さん、「レジョナーレのオールスター、最初に考えてたら全部アルトアディジェになりそうで…(笑)」とも。
ブレガンツェ風は、杜松でマリネして焼き、仕上げにも杜松を振り掛けるんだけど、「そうそう、きっとお好きだと思って、多目にかけときました!」(笑)。お見通し。大好き。
雑談コーナー:釣り。鬼カサゴはでかかったなあ。ミヤキさんにまず、「刺身とカルパッチョは禁止な」と言う(笑)。味見は刺身だけど。
[へべ]
モンドの、この2頭立てコースは楽しい趣向でしたね。コースの組み立て・流れも満喫しつつ、A面B面(M面とR面?)の対比にもわくわくできる、贅沢さがあって。と、別れを惜しみつつ(またスペシャル企画でお目にかかれることもあるでしょう、と祈りつつ)、月替りだとどんな風になるのか、次の展開も楽しみです。
たしかにこの夜は「二人で同じコース」卓はだいたいmodernoだったのですが、いやいやregionaleがこれまた素晴らしくて!(と、泣く。) コースのメニューに見た瞬間から脳内を占めてたマメさんのキャベツスープは、真に受けてすいません、本当におかわりしてしまいました。クルーダイオーロの素朴な滋味。杜松の香りの小鳩。いい夜でした。
2012年 3月
*猪のクロケット、白隠元ピュレ
*ホワイトアスパラガスとサクラマス、パッションフルーツ風味
*山菜と柔らかな焼きリゾット
*ココアを練りこんだタリオリーニ、ホタルイカとチーマ ディ ラーパ
*ザワークラウトを詰めたラビオリ、熟成但馬牛すね肉とグリンピースのラグー
*仔羊とポワローのココット焼き、わらの香り
*苺とマスカルポーネチーズ、しょうが風味のジェラート
+So San Angiolino Maule
[AQ!]
見事な作品。春の傑作。
宮木さん「ねー田村さーん、石井さんまだぁ?メール出したら(笑)」…って冗談飛ばしてたらしいが、まさしく。しかし今回は、その宮木さん以上に田村さん“自信作”だったようで、「今まででいちばん良いんじゃないですか?(笑)」
白アスパラは蒲公英添え。+サクラマスが口の中で蕩けハーモニーを奏でる。そこへパウダーのパッションフルーツを時にお供させると、花火が打ちあがる。
揚げ山菜・リゾットに橙(だっけ)の泡。リゾットの具合が、山菜のとても上手く寄り添わせている。「山菜採りの人に食べて欲しいわあ」とオモタ。ゴハンやし(笑)。
ココアタリオリーニ・ホタルイカ・チーマディラーパは、「パッパらパー…」と明るく春でこんなもんで…とやることが多そうな取り合わせだが、勿論そういう「明るい春」もありながら、むしろ深~い重奏感を漂わせて美味。
ラビオリの香りも溌剌としつつ複雑で、ザワークラウトの酸・熟成肉の酸が響き合う。豆の居所も嬉しい。口福な感触。
仔羊は士別、ポワロも北海道。藁香りは「軽くまとわせるぐらいの」入れ方にしたようだが、綺麗にたなびいている。堂々の主賓。
苺・生姜は甘味と酸の競演を生姜が演出。
…とまあ、そんな訳だが、田村さんじゃないけど、「トータルの流れ、眺め、パースペクティブ、起伏」が素晴らしい。
「モデルノ」「レジョナーレ」という楽しい2コース献立構成をやめて1コースに絞る…のはお二人でも決断だったようだが、旬の素材を通してこういう世界が見えてきた…というなら、それはしょうがないよね(笑)…と思われぬるかな(笑)。
So Sanはトカイロッソ、多少微炭酸を感じる。
2012年 6月
*エコファーム浅野ファーべを軽く加熱してペコリーノロマーノ
*馬肉のカルパッチョ、サマートリュフとビーツ
*鮎のクロカンテ、枇杷のカラメリゼ
*焦がし小麦のカヴァテッリ、アナゴ炭焼きとアスパラソーヴァ―ジュ
*ザワークラウトを詰めたジャガイモのラヴィオリ、サマーポルチーニとコテキーノ
*夏鹿のロースト、焼ポレンタ添え、ベリーソース
*桃とザバイオーネ、燻製をかけたリコッタチー
+クインタレッリに畑を貸してたアマローネ、スロベニアのシャルドネ・リボッラジャッラ
2013年 2月
*穴子とフォアグラのテリーヌ・キャラメリゼ、柿ピュレ
*ホワイトアスパラガスの低温コンフィとトマト、空豆のタルタル
*小鳩のスピエディーニ
*蛍烏賊と山菜のタリオリーニ
*マメさんのザワークラウトのスープ
*“コーダ アッラ ヴァチナーラ” お肉屋さん風牛テールの煮込み
*カントゥッチのスフレ、ビンサントのジェラートと
+RoncdiVico
+99 Malvasia di bosa
+06 Amarone Stropa
+カモマイル、アルプスハーブ、のグラッパ
[AQ!]
蛍烏賊、あわせるの難しい、…といいながら、リグーリアのノンフィルターの濁りワイン、だったかなあ?
料理、冴えに冴えてる。
相変わらず、両輪(+中沢クン(笑))が素晴らしい。
「現地の、通りに、作ろうとするでしょ。絶対、少し違う、んですよ。その時に、シェフたちってのは往々にして『旨味を足す』ことで、その差異・空白を埋めようとしちゃうんですよ。それは、大概、間違い…なのでは、と、、」
という辺りの、田村サンの「わかってる度」は、すんごい。
でもマジメに真正面から取り合いはしない、的なスタンスに対する繊細さも、すんごい(笑)。
アスパラはリコッタソース。
スピエディーニ、は、「晩酌セット」(笑)。これは、宮木さんの方がやりたがった品。鳩スープ(生ビール見立て(笑))の方は、サフランを入れてみて…などかなりグルリと試行錯誤があったらしい。ビーツ・玉ねぎ。
山菜は、蕗の薹・たらの芽。山菜の「形」はほとんど残さず、味・香りがものすごく出ている。パスタもとてもよく、この組合せは、まあ「ある」ものだが、相当にリファインされてる。
テールは、80度18時間…だったかな。中温調理(笑)。蕪も素晴らしい。
[へべ]
大大大好きな、「マメさんのザワークラウトスープ」に惹かれてふらふらと連休の自由が丘へ。ますますもって好調なチームモンド(と言いたくなるような、いい感じなのです)の仕事を堪能してきました。
さりげない仕立ての白アスパラ、空豆タルタルとリコッタのソースがいい働きで、なんかこう、目の前がぱっと明るくなるおいしさ。
小鳩の「ヤキトリ」仕立て、実にいいあんばい。串刺しって、一口ずつの直線的進行で後戻りなしなので「あ、今の胸肉おいしかった!」と叫んでもそれでおしまい(笑)。この庶民の一期一会、みたいなのが、微妙に清清しい。主菜が煮込みなので、ここで焼いたお肉を一口イケるのも、また嬉し。
ワインは、嬉し楽しのペアリング。+99 Malvasia di bosa が実によかった。「ウチにあったらいいのになあ、これ」とAQが大絶賛。ぐぐっと濃厚なアマローネもよかったなぁ。
2013年 4月
*公魚フリットマリネ
*桜肉のカルネクルーダ イタリア産グリンピースと
*マナガツオの炭火焼き モリーユ茸と春シメジの白ワインソース
*‘ピチ’ドジョウとビーツのソース
*リンゴを練りこんだスパッツレイ、蝦夷鹿のラグーソース
*詰め物をした子牛のコトレッタ サルサポモドーロ、黒トリュフと共に
*リコッタチーズ、マルサラ、ブラットオレンジのドルチェ シチリアのイメージで
[AQ!]
3月メニューの「泥鰌のピチ」がどうしても気になってて、前に聞いたところ、「4月メニューに変わってても、数日間ならお受けしますよ」。それはありがたや、と頼んでおいた。それ以外はオマカセ。
で、実際には、この前日か前々日くらいに月替わりメニューは差し替え。
我々がいただけたのは、3月4月混成軍…という感じの献立であった。
カナダ産馬肉、焼グリンピース。
「天啓の」マナガツオ! コートドールみたい(笑)な仕立て。それにしてもマナガツオ、「味も香りも」「皮も肉も(汁気)」、こんなにイイ素材なの!?
泥鰌、「イタリアの素朴味は美味い」…というテーゼの典型。
スパッツレもそれに続く。ビックリするくらい林檎は入ってるらしい。
仔牛ミラネーゼ、詰物型なのに一体感があり、パン粉の美味いのも!
あと、リコッタのムースがたまらん。
全皿、素晴らしかった。
[へべ]
たっぷりと旨いマナガツオに、びっくりしましたねー。
楽しみにしてた泥鰌も上々。というか、どの皿もいい。「春を寿ぐ」モードのこの季節の、大地から萌えたつようなイタリアンって、やっぱりいいなぁ。
2013年12月
*トリッパの酸味スープ
*川俣軍鶏とフォワグラのガランティーナとセミドライにした柿
*レンコンのココット焼き ラルドと黒トリュフを添えて
*鮟鱇のヴィンチスグラッシィ
*ピチ 島根産猪肉のラグーソースで
*ビュルゴール家産 鴨の炭火焼き
*クレーマ カタラーナ
[AQ!]
ますます研がれて深化する宮木料理、カンドー的です。
トリッパの温かい一口スープがご挨拶。酸味はコーニションかなあ? いい工夫。
ガランティーナは無花果の葉包みで香る。干して少し焼いた柿。豊かだが「渋いオトナ」的一品。
蓮根!! 狙って来ましたとも! 口上が「タダの蓮根ですが…」から始まる、…のもウフフ的快感。5cm厚くらいか。こんなに合うもんねーだろ…ってくらい黒トリュフがお働き。やっぱ根菜は合うのよね。ラルドもね。宮木さんも「使い始めるまで“蓮根なんか…”って思ってました」と言ってましたが(笑)。
鮟鱇も狙いの一品。ヴィンチスグラッシィはマルケのラザニヤで、肉・内臓類色々が入る…のが多いそうなのだが、そこで“!”、鮟鱇の七つ道具を入れたバージョンはどうか?!…というのが今回の一皿。
これも唸らされる逸品。鮟鱇の美味さが混じりあう悩殺の中に、各部の食感が次々と現れて楽しませてくれる。ラザニヤ具合がモダンで軽い。
猪のピチは、エスプレッソ・カカオの香りを加えて。ラグーソースのパスタ、にこそ、それがよく合う。
鴨はシンプル焼、菜花とそのソース、削った柚餅子。宮木さん、鴨焼、上手すぎ。ビュルゴー鴨でも白眉ちゃうか? カットの厚さも、んー9mmくらいか、抜群に上手い。美味しいったらありゃしない。柚餅子が控え目な量ながら(和モダン…って程じゃないくらいの(笑))、一瞬キラと香って快い。
クレマ方ラナ・モダンスタイル。円筒形からトロっと溶け出す、ピンク胡椒添え。直球にやたらとウマイ。
アルドアディジェのゲブルツ、どっかのロゼ、00のBanfiのブルネロ、とかだっけ。
Amaro、リコリス、nardiniの15年。
[へべ]
宮木さんってば、すごい! と盛り上がりながら帰る冬の夜道…。おいしい食事のあとの帰り道って、ものすごく満ち足りて、シアワセになります。
この日のお目当てともいう、蓮根がやっぱり絶品! ストウブのココットで火を入れた厚切り蓮根のほっこりとした味わい。冬野菜の糖分と根菜らしい土の香りに、ラルドとトリュフが抜群の合いっぷり…。
鮟鱇のヴィンチスグラッシィ(三日もしたら言えなくなりそうな名前)がまた、期待の斜め上をいく素晴らしさ。ラザニア仕立てでぷっくり白いチーズと軽やかなパスタという絶妙の「受け手」を得て、ちりばめられた鮟鱇各部の味わいが生き生きと響いてくるのが、なんとも楽しい。こんな料理があったなんて!
鴨のゆべし加減も鮮やかでした。冬もまた、愉し!
2014年 2月
*白子のバカラオ塩風味
*ホワイトアスパラガスの低温コンフィとトマト、空豆のタルタル
*マメさんのザワークラウトのスープ
*小鳩のスピエディーニ
*蛍烏賊と山菜のタリオリーニ
*“コーダ アッラ ヴァチナーラ” お肉屋さん風牛テールの煮込み
*カントゥッチのスフレ、ビンサントのジェラートと
[AQ!]
「ガストロとは?」原稿を書くのに頭を悩ませ中のミヤキさん。
アミューズの白子はポワレして、自家作成中のバカラオの塩でアセゾネ。これがピッタリ。
そして冬はやっぱり、マメさん!!
焼鳥屋が開店できるねえ(笑)…なスピエディーニ、は、割りと人気定着なのかな。
蛍烏賊には赤ワイン…何だっけ、今年は魚介肝系などに赤…も増やそうかなあ、とタムラさん。
2014年 7月
*鯒・ポティロン・ドライトマトのカルパッチョ仕立て
*穴子とフォワグラのテリーヌ…、ナスタチウム・バルサミコ
*鮎のクロッカンテ、タデのサルサベルデ
*白・赤烏賊のリングイネ
*サマーポルチーニ・ニョッキ
*中勢以の55日間熟成クリ
*ドルチェ
+Manna Vigneti Delle Dolomiti / FRANZ HAAS
+Cesanese del Piglio Priore Mozzatta
+03 Merlot / Bressan
+03 ego / Bressan
+Grappa riserva Botti da Porto Sibona
[AQ!]
すんごい雷雨で自由が丘駅30分篭城、の日。
6周年記念中勢以コースを。「中勢以コース」、いい加減一回くらい、食べとかなきゃ、ね(笑)。
うんまいかった。
このコースらしく、「オールスターゲームでの本格派投手」みたいに「真ん中の真っ直ぐ」で並べる(笑)。
鯒:4日間熟成・ダイスカット
クリ:5/26から熟成
[へべ]
ど真ん中直球コース、すがすがしくて、こういうのもいいねー ヽ(^。^)ノ
2015年 2月
*川俣軍鶏バロティーヌ 山羊生フロマッジョ 焼干柿
*子持ちヤリイカとホワイトアスパラガス、ピサンリのサラダ仕立て
*ポロ葱のローストと白子のポシェ 焦がしバター風味
*ザワークラウトのスープ
*鱈場蟹のキタッラ
*蝦夷鹿内腿の炭火焼き、赤キャベツのコントルノ
*カンノーリ??
+ロゼ微発泡
+Arboreus / Paolo BEA
+03 No.3
+マルサラ
[AQ!]
モンドのメニューは原則、月がわり。
新メニューが届く度に我が家では楽しい騒ぎになるのだが、2月は見ての通り(?)「あまりに好みなメニュー」のため、「土日祝ランチ」で訪問。ピサンリ・ポワロ・マメさんの3発は文字情報だけでもノックアウトでしょ(^^;)。
久々の昼。早いお出かけはちょっと「頑張る」が、アフタータイムがめったやたらと余裕があるので、たま~にはランチもいいのかもしれんヽ( ´▽`)丿かった。
内容の方も、ミヤキさんの良さの一つの方向の魅力頂点で、これはタマラン。それに、細部はますます見詰められている感じ。
鹿は藁炙りの薫香も僅かに足しているそう。「龍吟のビデオなんかたまに見てるみたいで」とタムラさんが笑う。
[へべ]
うちが週末の朝からフツーの時間にちゃんと起きて自由が丘までランチに出かける…なんて、よくよくのコトですが(笑)、それっくらい好きなのが、マメさんのザワークラウトスープ(^^;)。
それにしてもこのコース、いい構成でしたわ~。
[AQ!]
サラダはルッコラもとても香る
ポロ葱:トマトが酸味アクセント
ズッパ:倍づけ(^^;)
キタッラ:タラゴン、セルフィーユ、ディル/カルダモン
赤キャベツは赤ワイン・出汁煮でソース役
カンノーリ(見た目)は薄皮で中身はティラミスに近い
2015年 4月
*明石平目8日間熟成・青唐辛子・柚餅子のカッペリーニ
*メバルのズッパ
*桜肉のカルネクルーダ、ルバーブ、ビーツ、パルミジャーノ
*シナモンの葉で包んだ桜鯛のヴァポーレ、ホワイトアスパラガス、生海苔の白ワインソース
*焦がし小麦のカヴァテッリ、桜えびとブロッコリーのソース
*ジャガイモ生地のラヴィオリ、空豆と熟れ鮨のクリームのリピエノ
*シャラン産鴨の炭火焼き、イタリア産野生のアスパラガスのコントルノ
*水牛のリコッタチーズのムース、マルサラ風味のジェラートと
+07 Vodopivec Vitovska Venezia Giulia
+13 SOLO BIANCO TERRAVIVA
+11 Cervaro della Sala - Antinor
i
+07 Passito di Pantelleria Ferrandes など
+Rhum Blanc PMG Marie Galante、CAPOVILLA Abricot
[AQ!]
うんわ~、すんごい料理!
サクラダイの具合がとんでもなく美味い。庭のシナモンの葉包みが、さりげない土台として機能する。白アスパラ+生海苔も予想より遥かに上品かつ魅力的。
空豆に滋賀の鮎熟れのラビオリ(シェフ曰く、「これ食べにいらしたんでしょ?(笑)」)…なんだこの嫋々として底抜けの魅惑は…。これ、6皿目の料理だけど、なんとゆーか、「腹が減る!」\(☆〇☆)/。
見事過ぎるほどの一晩勝負でした。
田村さんも満足度は高いみたいで、「来月どーすんでしょね、アイツ」と笑う。
メバルはその田村さんの釣果だっけ、ウロコ・内臓も含め「ぜ~んぶの」ズッパディペッシェ。そういう通り、口にするアタックは旨味爆裂の強度を誇るのだが、アフターは綺麗で爽やか。ほほお♪
久々に某元知事がいたけど、ちょっと、声の抜けが悪くなったねえ、トシ?(^^;)
[へべ]
>シェフ曰く、「これ食べにいらしたんでしょ?(笑)」
…読まれていたか!(笑) わかりやすすぎるぞ、石井家\(☆〇☆)/
忘れがたい料理が次々と…宮木シェフ渾身、充実の4月ディナーコースでした。いやー、最高に、すごかった。(←早川光の寿司番組の締めナレーションの口調で)
大興奮のあまり、用心のため持参した傘を二人してすっかり忘れ、傘立てに放置して帰宅(トホホ)。
熟成平目を、冷たいカッペリーニとともに。これは優れた提案! 旨みの乗った平目と、パスタの粉の旨さが響き合う。極上の食べ心地。少量の青唐辛子の爽やかさと、柚餅子の大人柑橘風味がまた、いい具合。
2015年 7月
*気仙沼の鰹、マンゴー、ノルチャ産生ハム
*滋賀産天然稚鮎のフリット みょうがの酢漬け
*弘前産馬肉のタルタル ガスパチョソース
*軽く干した下田産金目鯛の炭火焼き ブラッドオレンジのソース
*石川産鰯とウイキョウのタリオリーニ
*鮑のリゾット グリーンアスパラガスのソース
*但馬牛熟成肉
*烏龍茶とベリーのデザート
+Spumante brut / Haderburg
+Montemarino Duemilanove vino bianco Cascina Degli Ulivi
+08 Denavolo 'Dinavolo' Bianco Vino da Tavola
+12 Ca' del Baio Langhe Nebbiolo Bric del Baio
+Grappa Albicocche del Vesuvio Capovilla
+Distilleria Levi Serafino di Levi Romano Grazie che ci Siamo Incontrati Grappa
[AQ!]
雨続き、電車で。
7周年記念メニューで、かつ、来月からの「日替わりメニュー化」の先触れ版。
理由は聞かなかったけど写真解禁。
ここのとこずっとだが、常連客比率、高っ。
宮木さんは半月後にはイタリア。
「フランチェスカーナとトクヨシも行きますよ~、あっち系2軒も行っちゃって(笑)」
で、ベネトからアルトアディジェ、マメさんとこに行きたくて、だそう。俺らの分も御礼してきてください♪…と。
鰹・生ハムはマンゴガスパチョをソースに、「ひと口」推奨。なんと、鰹の旨味が引立つ仕組みになっている。
稚鮎は揚げ立てでもあり「天麩羅の名店」がアタマに浮ぶ。茄子+茗荷の酢漬冷製と。…そう、(みんながとは言わないが)こういうアソートを織り交ぜながら揚げる天麩羅店があっても楽しいのにな♪、と思った。
タルタルが、料理として傑作!認定。馬肉は笹森さんとこから。これを酢漬ビーツとタルタルにする。パプリカなどを発酵させて冷凍、これのゆっくり解凍時にドリップをとりソースとする。上に、アスペルジュソバージュの細いとこを1cm弱長に切って添える。
タルタルの「すごくウマイけど割りと飽きる」のをロールオーバーした感じがする。器もとても良い。
金目では、ロマネスコの先を細かめに砕いたのを添える。カリっ…とした感触で。これが妙なるコントラストを皿上に。金目はちょい熟成をちょい干し、で。
鰯・茴香の定番組合せ、モンドではいつ以来…日記には2010年に「鰯のブカティーニ」とある。
タリオリーニで上品仕立てか…といただくと、いや品が良いのは確かだが、鰯は「パワープレイ」と呼びたくなるくらい力を発揮している。な~る! 茴香の花添え(いい香り)。
リゾットの緑アスパラソース(グリーンピースソースみたいな色)が意外な殊勲。田村さんも「なんだと!?~ウマイじゃん♪」だったらしー。鮑と駒を並べるエリンギの処理が抜群。
熟成肉は5/18~モノ、だっけか。内腿系…シンタマ・シンシンあたりかな。50日近いがジューシーさもあり、言えば「中勢以らしい」?美味。あと野菜が良かったなあ、根菜のウマイこと。
[へべ]
宮木シェフ、素晴らしい!!! 心に残る一食でした。
とりわけタルタルはココロの殿堂入り、一期一会といわずまたいつか食べたい、見事な料理。発酵の酸味と野菜の配置が生きてます。特にアスペルジュソバージュの、この生かしっぷりには脱帽!
2016年 2月
*レンコンのロースト 黒トリュフ
*佐島の真鯛とジャガイモのポシェ クミンとレモンのソース
*明石の伝助穴子の炭火焼き フォアグラとバルサミコ酢のタレとホワイトアスパラガス・ピサンリのサラダ
*鹿のブロードに浮かべたタヤリン
*ピエブルーとなれ鮨のクリーム リゾット
*尾長鴨のロースト セリ・ビーツ・サルサペヴェラーダ
*金柑・ホワイトチョコレート・ヨーグルト
+13 Peter Pliger Kuenhof Gewurztraminer Sudtirol Eisacktaler
+11 Roccolo Grassi Valpolicella Superiore
+12 Giuseppe Mascarello e Figlio Toetto Freisa Langhe
+14 Alessandro Viola Terre Siciliane Rosso
+グラッパ:クミン、松、ビール
[AQ!]
宮木さんの狙いはまた色々あろうが(「コジマ・オマージュ」とかも言ってたかな?)、いただくコチラとしての本日は「味の祭典」。もお「お味」が凄い。へべは「ひとりUmami学会」とか言うてる。
蓮根・グアンチャーレ・トリュフの大地からスタート。
鯛は佐島で深く潜行せず根に付いて余裕こいてた奴。いい餌たらふく食ってて脂の状態などが良いので、2週間(だっけ)熟成をかけている。いやあ、こちらの唾液が滴る(^^;)。食べた時の、詰まってるけどドライじゃない潤い感。この旨味は熟成で引き出されているのだろうが、酸化臭ニュアンスをはじめとする「いわゆる熟成感」は無い。「言われなければわからない」くらい。
伝助は巨大穴子だ。が、うすのろデブでなくて運動エリートな感じの食感。フォアグラ+バルサミコは醤油/ドライトマトソースは梅、のニュアンスがありますよね~と田村さん。猛烈に味がするひと皿。ピサンリ好きの我々は「案外主役はピサンリ」という感想に陥ることもある取り合わせなのだが、今日のは、ちゃんとピサンリは引き立て役(笑)。
田村さんのペアリングもいつもお楽しみだが、ワイン自体好みだったのはこのほんのちょっと干したヴァルポリチェッラ。とても自然。
鹿のブロードにタヤリン、黒トリュフが3枚、それだけ。恐ろしい、モノリスのような巨大で透明な旨さの一品。もうメロメロ。なんか以前にFBでこの料理の写真を見て“宮木さんのコレは凄そうだな”と呟いてたのを覚えてて出してくれたようで、感謝。この深く濃い清さには秘密があって、凍結ドリップで漉す…みたいなことであるようだ。
牡蠣・ピエブルーのなれ鮨リゾット。もはや「得意ワザ」の領域だが、なれ鮨は旨さ強調の役目であるが、「まとまり」や「包容力」と言いたい役目も果たしていると思う。こんな旨い、そして上手くまとまったリゾットも珍しい。
尾長鴨は網取り、岐阜だっけ。やっぱ中小のジビエ鳥類、ど真ん中で旨いのはイタリアンだよなあ…と思う。この鴨で特筆すべきは、まあ胸肉は旨くなきゃ許されない(笑)として、腿が出色の旨さであったこと。芹根もよろし。
芹根と言えば、こないだ行ってきたばかりのラ・シーム森田さんの話をしておいた。電話したかなー(笑)。
[へべ]
おいしく食べて、いっぱい笑って、胃も心もあったまって、冬の路上に立つ。いやー、ウマかった!
心の黒板に、ぶっといチョークで「宮木さんてば、すごい!」と大書したい気分。ひと皿ごとの印象が、くっきり鮮やか。
この日は文字通り、堂々の「味」祭り、という感じでしたねー。
蓮根ローストに、しどけなくグアンチャーレの薄衣とトリュフ。このハンパない大地感が、思えばこの日のイントロだったわけで…。思い返せば、よくハマってる。
2016年 8月
*オーボリのフェデリーニ
*新イカとアーティチョークの炭火焼
*甘ダイのクロカンテ 松茸のスープ
*白イカとドライトマトのタリオリーニ
*スペイン地鶏とポルチーニ、ニョッキ
*エゾ鹿内もものロースト
*桃のドルチェ
+13 Palme' Vino Bianco Ezio Trinchero
+10 Arboreus Paolo Bea
+13 Sgarzon Teroldego Vigneti delle Dolomiti Foradori
[AQ!]
真夏のメインの鹿の旨さ!…にビックリ♪
2016年11月
*桜エビと帆立のフリット
*相模湾のスズキ10日目 ポルチーニ茸と炭火焼に
*甘鯛のクロッカンテ、天然キノコと海老のスープ
*赤穂の牡蠣とルコラのピチ
*月の輪熊のラグー ニョッキ
*島根産猪と蕪のロースト
*イチゴとココナッツのロールケーキ
+06 Rosso de Veo / Paolo Bea
+08 Distillato a Magnomaria Varieta Bier brand Legno Capovillaaz agr.-Rosa
+Grappa Piu Natura La Vuassa di Papa Marcel Erbe miste
[AQ!]
桜エビ:生の麗しさ。
本日のスタア、鱸:宮木シェフ・コーフン(笑)の熟成具合。何たる存在感♪ ポルチーニ茸と炭火焼、珈琲パウダーがけ(ほほぉ)。ポルチーニピュレのソース。
牡蠣本体を外してもいいか、と思うほどに牡蠣味に染まるピチ。凄く旨い。
熊は長野産、ピュア。蕪は一時間ローストだっけ、蕪の上・中・下をそれぞれに調理しきって、これも旨い。猪は罠、ここんとこずっと付き合いの猟師さんだそう。
妙に旨い、イチゴケーキ♪
今日のBeaのワインは、Beaはけっこー呑んでると思うが、サイコーに良かった。ナチュラルな伸び・深みが、実に料理と親和的。(神話的…でもいっか(^^;) by FEP)
BGMはボウイで(2016年の)フィナーレ。
2017年 7月
*イサキのタルタル
*鳴門の村さんのフッコとポルチーニ フリット 冷たいジャガイモのピューレ
*吉野川天然ウナギの炭火焼 フォワグラのタレ
*焦がし小麦のカヴァテッリ 鮎と干したキュウリ
*純血軍鶏のトルテリーニ イン ブロート
*大和牛“クリ”
*温かいティラミス
+15 Sinfonia di Grillo / Alessandro Viola
+16 Saignée Rosato / Aldo Viola
+07 Ribolla Gialla La Castellada Collio
+Vecchio Samperi Ventennale De Bartoli
+04 Pignoli / Radikon
+Grappa Tabacco, Nardini Grappa Riserva 15 Anni
[AQ!]
9周年メニュー。
イサキのタルタル
後輩が店をやってるニュージーランド産トリュフ/玉蜀黍/ヨーグルト
イサキはダイスカット(切り付け型がイイ)でほんのちょい炙り。まったくシツコサが無いのに、余韻はいつまでも消えない。素晴らしい伊佐木。
鳴門の村さんのフッコとポルチーニ フリット 冷たいジャガイモのピューレ
フリットに馬告。…馬告が連日出るとわ!(昨日「茶禅華」に続き)、流行ってんの?(笑) バッチリはまってる。フッコの香り高さに驚嘆。
Saignée Rosatoは見た目は「赤」w。Ribolla Giallaは見た目は「黄」w。
吉野川天然ウナギの炭火焼 フォワグラのタレ
吉野鰻(広島の賢ちゃんも使ってたのお)も村さんの「紹介」漁師。かなり最高そーとー最高クラスの「鰻料理」。サク~ブリ~フワ~豊潤、そのすべてが凛々しく旨い。
焦がし小麦のカヴァテッリ 鮎と干したキュウリ
もっとも、料理…と言っていちばんクラっとくるのはカヴァテッリか、ある意味。…地味だけどw。こんな旨いもんはないw。胡瓜の干し時間は、様々な具合に寄るけど概ねの目安は「半日」とからしい。
Vecchio Samperi Ventennale De Bartoli
以下引用。
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樹齢40年~15年のグリッロを使用。石灰岩質の土壌です。ソレラシステムで20年熟成。アルコール添加を行いません。
シチリアの血と生活が脈々と流れる伝統酒、ヴェッキオサンペリ。
マルサラ酒が一世を風靡し、大手会社が参入し始めシチリアに伝わってきたマルサラ酒と、そしてその伝統そのものが姿を消そうとし始めていた70年代。先祖代々200年の歴史を持つ25haの畑を受け継ぎ、その流れに逆行してもう一度マルサラ酒の伝統を立て直そうとしたシチリア人がいました。それが、マルコ・デバルトリ氏。
彼がたどり着いたのが、アルコール添加無しのピュアなブドウを20年、30年伝統的なソレラシステムで熟成させて出来上がるマルサラ・ヴァージン・ストラヴェッキオ、その名もヴェッキオ・サンペリです。彼のマルサラ酒への愛と、こだわり、それを守り抜こうとする葛藤、怒り。最後まで戦いが続きました
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純血軍鶏のトルテリーニ イン ブロート
純血軍鶏は薄切りですら「硬いっ」(^^;)そうだ。「挽き以外、ありますかねえ?」…とw。
それだけあって、猛烈な味♪ …で、こゆー時の「宮木さんのコンソメ」はまことにウンメイ。
大和牛“クリ”
牛は今回は中勢以でなくて牛山精肉店。40ヶ月。2ヶ月熟成くらいらしいが、とても綺麗。たっぷりしたジャルダンなサラダと行くのが大正解。
温かいティラミス
ありそうでない温ティラミスにアマゾンカカオ擂り下ろし。魅惑。
sound pairingは、イサキに「Scary Monsters」で、鰻が「it's no gameのreprise」かな(笑)。わざわざかけてくれた(泣)。
最後は4人で、来年の10周年の時にすればいいような昔ばなし(笑)に花が咲く(^^;)。
2017年10月
*吉野川天然ウナギの炭火焼
*マダイとカブのヴァポーレ
*マナガツオの炭火焼
*イカスミを練り込んだトロフィエ アオリイカと焼き茄子
*香茸とあわびのリゾット
*エゾ鹿内モモのロースト
*黒イチヂクのコンポート
+15 Blanc de Morgex et d la Salle Vallee d'Aoste Ermes Pavese
+14 Montevertine Pian del Ciampolo
+10 Vitovska Vodopivec
+07 Venezia Giulia Ribolla RADIKON
+Podere Il Santo Rivanazzano
+Vecchio Samperi Marco De Bartoli
+Nardini Grappa Riserva 15 Year Old
+Grappa di Amarone Capovilla
[AQ!]
某Rシェフと3人で。モンド初訪問だが、2kgスペイン牛が結ぶスペインとイタリアの絆…だとかw。
[へべ]
吉野川天然ウナギの炭火焼
のっけから吉野川の天然ウナギと、前フリなしの男前な滑り出し(笑)。
[AQ!]
マダイとカブのヴァポーレ
蕪はかぶら蒸しインスパイアド。葉のピュレの緑が鮮やか。バルサミコ。
マナガツオの炭火焼
マナガツオ。岐阜の鮎屋さんの飯、…だっけ、のソース!
ポルチーニもひじょーに好相性。
イカスミを練り込んだトロフィエ アオリイカと焼き茄子
イカトロフィエ! 焼き茄子・唐辛子・バジルの絶妙な「ちょい参加」。食感に震える。
香茸とあわびのリゾット
香茸と肝、香茸の香りが存分に立つ。タラゴンとセロリ葉の2グリーン、だっけ。
[へべ]
やはりマナガツオ!イカトロフィエ(に茄子も)!香茸!だよねー。
緑はそそそ、タラゴンとセロリ葉だったとおもふ。
2018年4月
*チヌと蕪のタルタル
*ホワイトアスパラガスと地蛤のココット焼き
*メジナの炭火焼き菊芋と芝エビのソース
*炭火で焼いた飯蛸とセロリのスパゲッティ
*トラふぐと黒トリュフのリゾット
*藁でいぶした仔羊と葉玉ねぎのロースト
*紅玉のミッレフォーリエ
+Spumante Haderburg
+12 Ageno La Stoppa
+15 La Maliosa Bianco
+12 Valpolicella Roccolo Grassi
+13 A Vita Ciro
+06 Nove Cento Podere Il Santo
+Refosco Moschioni
+Grappa Amarone Via Roma
+Grappa Elena Borra
[AQ!]
傑出した、「その年」(の代表的コース)を意識させるコース♪
ミヤキさん、凄いなあ。
田村さんがFalo班に移って初のモンド。
チヌと蕪のタルタル
1週間熟成。皮目は炙って。柚べし。チヌ・蕪とも、ダイスカットのサイズまで神経が行き届く。
強くて、清くて、バランスが取れた味わい。
ホワイトアスパラガスと地蛤のココット焼き
九十九里産蛤、ちょっと化け物級食材。ココット焼きで詰めた爆発的旨味、しかも、まとわりつかずに放たれて行く。上に馬告を数粒。
蛤は数がなかったようで、標準仕様は北寄で。
メジナの炭火焼き菊芋と芝エビのソース
相模湾6日熟成。腕力があり、身質・脂には細やかさがある。つきもの?の「臭み」はまったく感じられない。
ソースもピントを絞ってきている。
炭火で焼いた飯蛸とセロリのスパゲッティ
ひや~、こんな旨いイイダコ、知らんわ(^^;)。脚は炙りに近く、頭は茹でに近い…仕立て、だっけかな。
セロリピュレとかつーんと合わせて、パスタ料理全体として見ると豪胆さも持ち合わせる。
Valpolicellaが素晴らしいお連れ。
トラふぐと黒トリュフのリゾット
トラ河豚が気のいいオジサンに思えるほど(笑)。よく香るトリュフとの、上流階級感(笑)。
藁でいぶした仔羊と葉玉ねぎのロースト
シェフ「何か色々入ってるんで… オネガイシマス」…と紹介になっていない(笑)トマトソースで。
藁焼仔羊・葉玉葱の信頼軍と、このトマトソースが実に面白い。
料理は、時の流れやスタイルの流れの中で、ある時までは挑戦だったものが次第に安牌になって行く…ということがあるものだが、逆に、安牌だと思っていたものがちょっと違った光を当てることで挑戦になる…ということも、ある♪
紅玉のミッレフォーリエ
ハラハラ、ハラハラ、と、ホントにミッレフォーリエ。実に、上等な香り。
2018年7月
[10周年特別コース]
*京都中勢以 熟成しきんぼのカルネサラダ
*鳴門 村さんのスズキとオクラ・つるむらさき
*吉野川天然ウナギとじゃがいものガレット
*イカスミを練りこんだトロフィエ 白イカと焼き茄子
*クラウティを詰めたジャガイモ生地のラビオリ 梅山豚スネ肉とフレッシュポルチーニのソース
*バザス牛のランプのロースト お日さま農園のお野菜
*マンゴーのヴァヴァロアとパッションフルーツ
+11 Montemarino Vino Bianco Cascina Degli Ulivi
+14 Barbera D'Alba Bartolo Mascarello
+11 Taibane Angiolino Maule
+09 Bressan Pinot Nero
+14 Montevetrano Colli di Salerno
+Capovilla Grappa Varieta Prugne Selvatiche
+Capovilla Grappa Varieta Ciliegie Duroni
[AQ!]
彼らの凱歌、彼らの美しき10年間に乾杯♪
もう感極まって言うこともなく、去年の9周年の方が何か言ってたぞ!…的に笑うです(^^;)。
新潟産無花果
4日 ドライトマトを崩して(絶対だぞ) 絶品ソース
熟鮨ソース 米粉
お日さま農園、優秀♪
台風にもめげず満席、その上「今日空いてないの~?」と電話がじゃんじゃん…だそう(笑)。
2018年10月
*パテ バッカラ・ポレンタ ミモレット
*才巻エビとベッキオサンペリ
*キメジマグロのタルタル 発酵きゅうりの泡
*マハタのヴァポーレ
*お米と白子・天然キノコのクルーダイオーラ
*トリッパ・ンドゥイヤ・フルーツトマトのスパゲッティ
*ボリートミスト
*フランス産リムーザン牛サーロインの炭火焼きとポテトフライ
*洋ナシのココット焼き
+Campari and Soda
+Haderburg Metodo Classico Brut
+11 Montemarino Vino Bianco Cascina Degli Ulivi
+16 Toscana Rosato CS100% Chiaroscuro
+13 Barbera D'Alba Bartolo Mascarello
+09 Bressa Pinot Nero
+Grappa & Camomilla Elena da Costiguole Antica Greapperia
+Acquavite di Genziana Giovanni Boroni
+Disaronno Originale
+Amaretto Ramazzotti
+Carpano Punt e Mes
+Amaro Savoia Liquore Elisir D'Erbe
[AQ!]
mondoの新コンセプト企画、原則毎週火曜「イッセイノセーの会」に初参戦♪
『イッセイノセーの会とは??
宮木が常日頃から考えていた試み。
一つづつ小さい肉を丁寧に火入れを綺麗に盛られているお肉も美味しいのだけどバーベキューの時みたいにみんなの分塊でドーンと焼いた肉も美味しいんだよな~。レストランじゃなかなか味わえないんだよあな~
ジャストの火入れとかではなくて、あそことここだと火の入り方が違くて、、それがお皿に盛ったときにコントラストになって・・
そんな料理を出したく毎週火曜日だけ、皆さんに同じ時間に集合していただき、この豪快に焼いた肉をむしゃむしゃ食べていただく日
これが、イッセイノセーの会です。』
才巻エビとベッキオサンペリ
酔っ払い海老は3度踊る 酔っ払い焼き仕立て
キメジマグロのタルタル 発酵きゅうりの泡
キメジ:15kgが2本揚がったから、と1本貰った。
マハタのヴァポーレ
相模ハタ5日熟成。カッペリ。鮪ハム。アスパラ菜。旨い。
お米と白子・天然キノコのクルーダイオーラ
白子50度、これは東北で習う。CRUDAIORAとはサルデーニャ州の方言で「生のソース」の意味。すごい旨い。
トリッパ・ンドゥイヤ・フルーツトマトのスパゲッティ
トリッパず~っとやって、スパあえる。全然ちがう!
ボリートミスト
赤鶏九州 梅山豚 イタリア舌 人参 玉葱 / サルサヴェルデ マスタード
フランス産リムーザン牛サーロインの炭火焼きとポテトフライ
リムーザン 素晴らしい。今、一番好きなのリムーザンだって。
洋ナシのココット焼き
バター・トリュフ乗せ。あまじょっぱさのヨーロッパ♪
Acquavite di Genziana Giovanni Boroni
ゲンチアナ、驚異的! そのものが溶け出したよう。
[番外編:昼のみmondo by 鵜飼クン]
2019年 5月
[昼のみmondo by 鵜飼クン]
*ネロパルマの生ハムとアスパラソバージュ
*福田農園の王様しいたけのサルシッチャ
*もずくのゼッポリ
*falo周年パスタ対決で予選を勝ち抜いた鰯の冷製パスタ
*茅部のカジカと11種類の魚介のスープに浮かべたストラッチ
*シストロン産仔羊の燻製~ホタルイカのソース~
*ティラミス
*チャイのパンナコッタ~マンゴーのソース~
+18 Cider Republic Nanyo Cider
+13 Collecapretta Il Forestiero
[AQ!]
近年、みかけることも増えた「スーシェフ・ポップアップ」企画。
今回は、モンド宮木シェフ不在の昼を利用して鵜飼勇貴スーシェフが「昼のみmondo」と銘打ってチャレンジとのこと。
5月の自由が丘を散歩がてら、伺う。
品書には「宮木が留守のmondoのキッチンは鵜飼が守ります」とあるw。
内容は、15種類ほどのアラカルトで、比較的オーソドックスなイタリアン。
ネロパルマの生ハムとアスパラソバージュ
アスパラソバージュ糠漬…キレイなままに糠漬になってる。
とてもウマイ。
[へべ]
特有のぬめりもありつつ、ちゃんとぬか漬けになって嬉しい&生ハムと見事に合ってました。
ぬか漬けは、ヤングコーン版もイケるらしい♪
福田農園の王様しいたけのサルシッチャ
すごい椎茸に、力強いサルシッチャ!
[AQ!]
オーソドックスだがキッチリと美味しい。
もずくのゼッポリ
酒がすすむアテ♪
falo周年パスタ対決で予選を勝ち抜いた鰯の冷製パスタ
アハハハ、仲良しなチームだなあ♪
よい出来で、(この種の組合せの中では)フルーツトマトがより生きる印象。
[へべ]
予選勝ち抜きの実力を満喫♪
茅部のカジカと11種類の魚介のスープに浮かべたストラッチ
具をやめた英断に拍手!
スープのクリアで深い滋味、パスタの味わいが際立ってました。
[AQ!]
優れたガストロ作品。
全編通して、フレンチで言うなら「ネオビス」…「ネオトラ」とでも言うの?…な、リストランテの洗練を感じさせる美味なオーソドックス、が、出せてました。
シストロン産仔羊の燻製~ホタルイカのソース~
海彦山彦…型の組合せが、イタリア的な雰囲気を醸す。芋とナスタチウム。
たまたま…だが、この前日にいただいた、やたらと星が付いてるフレンチのシストロン仔羊より、旨かったw♪
チャイのパンナコッタ~マンゴーのソース~
チャイは、シャンカールノグチ氏・ブレンド♪
[へべ]
宮木さんがいないだけで、田村・石原さんは在店。
タムゾーさんは「これ具の魚、いらなくない?」など、いつもながらの存在感を発揮してます。
[AQ!]
石原さんの糠床養生にも大注目れす♪
2020年 1月
*お野菜のスープとオリーブ
*生ハムと柿
*鰆とクレソン
*鳴門 村さんのボラと菊芋・黒トリュフ
*“リングイネ” 10種類の魚介のペスカトーレ
*“ウンブリチェッリ” ツキノワグマのサルシッチャとちりめんキャベツ
*エゾ鹿内もものロースト 根セロリ・ジロール茸・赤キャベツのコントルノ
*林檎のミッレフォーリエ
+18 Vallee D'Aoste Blanc de Morgex et de La Salle Maison Albert Vevey
+18 Lepus Franz Haas
+Trinchero Rosso Racines (mag)
+17 Pinot Noir Caspri (mag)
+11 Bressan Schioppettino
+99 Marchesi Antinori Badia a Passignano Chianti Classico
+14 L'Arco Pario
+99 Rhum J.M
+05 Capovilla distillato a Bagnomaria variet Uva Moscato Fid'Arancio
[AQ!]
2020年 9月
*お野菜のスープとオリーブ
*生ハムとパプリカ
*鳴門 村さんのスズキと天然舞茸のフリット 冷たいじゃが芋のクリーム
*白川甘鯛と緑茄子のヴァポーレ
*新イカ“スパゲッティ”
*ズワイガニの“リゾット”
*シャラン産鴨胸肉と黒イチジク
*シャインマスカットとフロマージュブラン
[AQ!]
岩手産舞茸
甘鯛 豊後水道 “水キムチ”
イカ+セロリ
佐渡産無花果 鴨のジュのソース
宮前平 自家菜園
2021年 7月
*お野菜のスープとオリーブ
*24ヶ月熟成パルマの生ハムとヤングコーン
*マナガツオとサマートリュフ発酵野菜のエキス
*マゴチと青茄子のフリット
*“タリアテッレ”鰯と野生のウイキョウ
*鮎の焼き“リゾット”
*シャラン産ビュルゴー家鴨胸肉とお日さま農園のお野菜
*メロンのスープ
*ヨーグルトとココナッツ
[AQ!]
マナガツオとサマートリュフ発酵野菜のエキス
紙重ねての、漬け
マナガツオの逸品は、「年間ベストこのひと皿」候補♪
マゴチと青茄子のフリット
天麩羅専門店が悔しがりそうなフリット(笑)
“タリアテッレ”鰯と野生のウイキョウ
鮎の焼き“リゾット”
シャラン産ビュルゴー家鴨胸肉とお日さま農園のお野菜
鴨は燻しを効かせて
2023年 3月
*お野菜のスープとオリーブのフリット
*もくじ
*ホワイトアスパラガスと北寄貝の冷たいスープ
*ウツボと水キムチのストゥファート
*“スパゲティ”太刀魚と蕗の薹
*トマトを練りこんだ“タリアテッレ”ホタルイカとアオサ海苔
*エゾ鹿内ももとビーツ、黒トリュフ
*サフランのミッレフォーリエ
+21 Riviera Ligure di Ponente Pigato Laura Aschero
+18 BRDA Krisitian Keber
+Borgatta Rosaluna
+16 Tröpfltalhof Barleith
+17 Tröpfltalhof Garnelleri
+22 118 Rose Petal Mitosaya
+22 121 Sakuramaro Mitosaya
+07 CNDP Nerthe
ウツボと水キムチのストゥファート
!
ウツボは、宮木シェフが“五目釣り”時に釣った興味から…、だっけ
“スパゲティ”太刀魚と蕗の薹
!
勝手に混ざっていくように感じられる太刀魚♪
エゾ鹿内ももとビーツ、黒トリュフ
ビーツ五時間仕立て♪
2023年 7月
*お野菜のスープとオリーブのフリット
*もくじ
*穴子のフリットとジェットファームのグリーンアスパラガス
*甘鯛のクロッカンテ、極みエノキのズッパ
*冷たい“フェデリーニ” 鰯とイナゾートマト
*実山椒を練りこんだ“カヴァテッリ” 鮎と干しきゅうり
*フランス産鴨胸肉とお日さま農園の新玉葱
*イチジクとザバイオーネ
+22 Perticaia Spoleto Trebbiano Spoletino
+17 Paleo Le Macchiole
+20 Amorotti Cerasuolo d'Abruzzo
+16 Pinot Noir L N012 Gérard Schueller
+08 Barolo Otin Fiorin Pie Rupestris Nebioli
+Grappa di Dolcetto Vieux Moulin Elena da Costigliole
+94 Requiem Chapter2 Jamaican Rum 27y New Yarmouth
2024年 7月
*お野菜のスープとオリーブ
*もくじ
*金目鯛とジェットファームのグリーンアスパラガスのヴェルタータ
*穴子のヴァポーレとスクランブルエッグ
*冷たい”フェデリーニ” カツオとフルーツトマト
*”リゾット” 蝦夷アワビとアワビ茸
*サカエヤ新保さん手当のあか牛のコトレッタ イチジクとゴルゴンゾーラのソース
*エキゾチックなババレーゼ
+le lute Ca'Liptra
+Nicolini Eugenio Bianco
+21 Barbera del Monferrato Superiore tenuta Migliavacca
+96 Oltrepo Pavese Montebuono Barbacarlo
+05 Taurasi reserva Perillo
+Fine de Michinoku Mitosaya
+Genziana Giovanni Boroni