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Wine Diary : |1995年〜 |1997年11月〜 |1999年 |2000年 |2001年|

ボタン2002年のワイン

ボタン2002年 9月のワイン

☆ AMZ 
  97 Vosne-Romanee / E.Rouget
   初香りの馴れ馴れしい体臭の誘惑。田舎のエッチ満開の素晴らしいブケ。味覚の表層のあまりに厳しい苦味に、このボディ・膨らみでは耐えきれないと思われる。これは置いといても伸びないような気がする。上級畑の良い葡萄でどうなってるかには興味を留保するが。 (AQ!)

  成城石井
  98 Yllera Crianza / Los Curros
   テンプラニーリョで1200円台。樽が程よくてまずは快適。 (AQ!)

☆ Ets.Thunevin
  00 Cotes du Roussillon Villages VV / Gauby
   …とゆーわけで、ヴィラージュとムンタダが1ケースずつ、やってきた。大変だ。ちょっとは飲まないと置き場所が…。ヴィラージュ、これで3本目かな? ヴィラージュの方でも凄まじい、果実爆弾でかつ上品優雅。それにしても、こっちでさえ、数年後に飲みたいんですけど〜。トホホ。 (AQ!)

  成城石井
  01 Vin de Pays des Coteaux de L'Ardeche Syrah
   「地酒」みたいな言葉がピッタリか。シラー純朴に丸出し。700円台。 (AQ!)

☆ 笹屋 重松-笹屋
  95 Moulis La Licorne de Duplessis
   香りは肥えていて魅力的。1600円くらいかな。 (AQ!)
ボタン2002年 8月のワイン

   
  NV Vin Mousseux Blanc de Blancs / Colombes
   もうちょっとボディが…とか言いかけて、800円台なのを思い出す。お買い得。 (AQ!)

☆
  98 Chablis Fourchaume / Verget
 

☆
  95 Chateauneuf-du-Pape / Beaucastel
 

☆
  91 Criots-Batard-Montrachet / Blain-Gagnard
   これ何だっけ。ひょっとして今は無きユキヤさんで買ったのかも。 (AQ!)
ボタン2002年 7月のワイン

☆  
  99 Pinot Noir "Knox Alexander" / Au Bon Climat
 

☆
  00 Cotes Catalanes La Jasse / Gauby
 

  ミリオン
  96 Mauro
   久しぶりマウロ。強力なチョコ。 (AQ!)

☆ at オハラス
  83 Ch.La Conseillante
   貫録十分、20年にしてようやく土俵入りって印象。エレガントな香りと、ショコラの荘重さ。 (AQ!)
ボタン2002年 6月のワイン

☆ トーメン at アドリブ
  99 Gevrey-Chambertin aux Echezeaux / Fourrier
   いやぁ、この最近の買いやすい価格帯では、エース格じゃないかしらん、フリエ。いつでも印象よし。可憐な花、充満する果実、しっかりした造り、抜栓からの逞しい変化。「真の偉大性」のようなものを除けば、「みんなある」。 (AQ!)

  モトックス 笹屋
  87 Senorio de Guadeaneja La Mancha / Vinicola de Castilla
   87のグランリゼルヴァにして2000円と、ありがたいことこの上ない網タイツ。初香が板臭くてちょっとドッキリするが、以後は順調で、とても楽しめる15年の歳月。御利益あってか、スペインはPK戦を制す。 (AQ!)

☆ INA東日本 志村酒店
  99 Ch.Calon-Segur
   W杯観戦ワイン。カロンセギュールもついに3000円を割り、ほとんどデイリーワインの仲間入り、とゆーわけで気楽に。…なんて言いながらも、切れ込みと深遠な響きがあり、いいワインなんだろうな、と思う。ただ、若い癖して馴染みやすく、最近のボルドーの物分かりの良さは、いいっちゃいいけど、新世界とあまり変わんねーな、とも思われるのこと。 (AQ!)

☆ エルヴェ
  99 Nuits-Saint-Georges Clos des Argillieres / Chassorney
   ロシア戦応援ワイン。ワインどころではないからいい加減なのにしようかとも思ったが、そういう気合いではいかん。ガツンと開ける。これは最近とても評判の良い作り手なのだが、マジ、凄い。超のつく本格派。とりあえず、みつけたら買っておいて10年は置いておきたい。今飲んでも心底旨いが。この試合に勝ったのは、多分、ワシがシャソネを開けたからだろう。 (AQ!)
ボタン2002年 5月のワイン

☆ トーメン
  98 Chambolle-Musigny / Charlopin-Parizot
   美味。 (AQ!)

☆ トーメン
  98 Fixin Clos de Fixey / Charlopin-Parizot
   フィサンっていいね、シャルロパンパリゾっていいね、って感じ。いなたくも冷静。 (AQ!)

  AMZ
  95 Gigondas Domaine du Cayron / M.Faraud
    (AQ!)

☆ 八田
  95 Coteaux du Languedoc Clos des Cistes / Peyre Rose
   ラングドックの雄、ペイルローズ。95とヴィンテージもよろしく、堂々、満喫。 (AQ!)

☆ 志村酒店
  99 Bourgogne rouge / J.Truchot
   イマドキ、ほんとに減ってきた、色の薄〜い、薄〜い、ブルゴーニュ。古い爺さまらしく、古風な造りをする人であるらしい。
 素晴らしい香気に震える。ただのブルだけあって、99だが飲み頃かな。色も薄く、田舎くせぇのにエレガントで、こういう危ういのがホントーのブルの楽しみだよなと再認識させられる。上級も幾つか買ったので楽しみ。 (AQ!)

☆ 小田急ハルク 出水商事
  76 Chorey-les-Beaune Les Bons Ores / E.Cornu
   さすがに腰の据わった作り手コルニュさんだけあって、76のショレレボーヌだが、飲み頃感があって美味しい。古酒らしい古酒を惚れ惚れと飲む。4000円台だっけ、安い。 (AQ!)

☆ at コート・ドール
  94 Clos St.-Denis / Dujac
   さすがにさすがはデュジャーク! ある意味、完璧! (AQ!)

☆ ラック
  98 Morey-St.Denis 1er Cru VV / H.Lignier  IWC=90
   これはとっても、具合がよござんした。実にバランスよく美味しい。経時バランスも素晴らしい。ブルゴーニュのピノを飲んだゾ〜、って感じ。 (AQ!)

☆ AMZ
  99 Cote Rotie / P.Jasmin  IWC=90
   堂々たるコートロティは、深く黒く闇に漂流し、我々は群盲と化した。2日かけて飲めば、段々開くかのぉ、なんて言って開けてしまって、すまんすまん。十分に旨いけど。酸も結構あって。少なくとも5年くらい忘れているのが吉、ではあった。 (AQ!)
ボタン2002年 4月のワイン

☆ テロワール
  99 Gevrey-Chambertin les Champs Chenys VV / J.Raphet
   お、良いですね。 (AQ!)

☆  
  99 Corton Renardes / V.Girardin
   素晴らしい。 (AQ!)

 やまいち マック
  99 Minervois la Liviniere Cuvee des Cimes / Domaine des Murelles
   1800円ほど。割りの合った、話の合った、美味しいデイリー。 (AQ!)

☆04.**.02  at HOME モトックス KAJIWARA
 '99 Coteaux du Languedoc / Roc D'Anglade
  5000円弱と、かな〜りお高い。レミ・ペドゥレノ氏がゴビーとラヤスを目標に究極のエレガンスを追求、…とかの釣書に騙されてみたのだが、何と宣伝文句通りの優美なラングドックで、最近、個人的に一番弱いタイプじゃ。こりゃ参った。旨い。かなり、偉さあり升。これはまた買おうと衆議一決。5000円じゃ、まだ、安い。
 4.5haの畑から、シラー70%・グルナッシュ30%・平均樹齢は10年・初ヴィンテージが98、と言う。 (AQ!)

 04.**.02  at 鉄板焼「登喜」
 '00 Terra Vitis Cotes du Rhone / Terra Vitis
  市販価格だと1000円前後の安ワインのようだが、かなりイケる。とくに、鉄板焼のお伴には申し分ない。 (AQ!)

☆04.**.02  at HOME
 '99 Pinot Noir Central / Rippon
  ベーシックには新世界ピノ。だが、なかなか厳しい。また一面、すえ臭さもある。甘いがダレない。酸はまぁまぁかな。割とブルゴーニュっぽい面あり。そんな感じで、これは気に入った。ペガサスベイより好みかも。 (AQ!)

 04.**.02  at HOME ウメムラ
 '99 Cotes du Rousillon / Domaine du Mas Cremat
  1750円ぐらい。生産者Jeannin-Mongeardは、名前を見てオ?と思う通り、ブルゴーニュのモンジャのお姉さんとか。
 ハネは酸いい。こんなにスッパクて大丈夫かと思うが、すぐに酸は感じなくなる。さて…。樽くせぇ。苦い。樽効かせろ、とアネキに言い過ぎだろ、モンジャ。とか突っ込む。でも甘味があるから飲めて値段にしては旨い。
 …とか言って飲んでたら、思ったより変化。鎌首もたげて、妖しい納屋のドライフラワー。こいつぁ、結構良いかも。この感じだと、もう少し置いてもいいのかとも思うが、この辺、微妙。 (AQ!)

☆04.**.02   at HOME マルカイ wassy's
 '99 California Pinot Noir "Isabelle" / Au Bon Climat
  ABCで最も偉いピノだが、1万円まではいかない。イザベルは娘さんの名前で、ブランコに乗った少女の絵がラベル。7つのキュヴェからのブレンドだとか。
 さすがに濃縮感のあるワインで、イシラバ辺りと比べても、各要素が過激、過剰なまでに満ち満ちている感じ、要素が多いとも言えるかな。正直のところ、イシラバの方がまとまりいいんじゃない?、と思えるほど。偉さと楽しさがあり升。
 ところで、ABCお得意の、瓶重量も爆裂です。中身より重いのは常だが、ついに1kgの壁を突破して1.1kgという片手で注げないくらいのヘヴィ級。故長岡鉄男氏だったら特選間違いなし。 (AQ!)
ボタン2002年 3月のワイン

☆03.**.02  at フランス料理「ル・ジャンティオム」
 '78 Ch.Giscours
  凄いワインリストである。とくにボルドー。82以前の厚みがウヒャウヒャ。さて、迷わしい。2時間しか滞在できない故、あまり畏れ多いものは避けるとして、75か78あたりかな〜。それぞれ、グリュオラローズ、ララギューヌ、デュクリュボーカイユ、パルメあたりを皮切りに、ええと、何本あるんじゃ? ってんで、ソムリエに尻を持っていく。「75.76.78あたりで、上限2万円台くらいのあまりスロースターターじゃないボルドー、どれよ〜ん?」。「いやぁ、どれも良いと思うんですが…」と言いながら「ジスクールはお嫌いですか?」と切り出してきた。「おお、ジスクールかぁ、よく知ってる訳じゃないけど、良さげに思うのことあるよ。75と78、両方あるね〜? Dotch!?」「えと、個人的に、ですが、78がとても好きです」とのことで、即決。
 ソムリエ君…と呼ぶのが似合いそうなカレ(意外に年令がイッてるタイプだったらゴメソ)は、少年野球モノの漫画に出てくるキャラみたいなルックスで、挙動の一々にどこか愛嬌がある。へべはすっかり気に入って、勝手にアダ名を考えて喜んでいる。「東京だったら、(本当の)名前を聞いて帰る所だけどなぁ…」とのこと。ソムリエの扮装ゆえ、ソムリエ役だと思うんだけど、お皿の上げ下げなども甲斐甲斐しく勤める働き者、なのは、大川シェフの指導よろしき、か。
 78のジスクールは大変立派。古典、という言葉が頭をかすめるようなガッシリした木質匡体で、ジスクールくらいのクラスであるのに、内容が詰まり果実から熟成への香気が魅了するのはやはりマルゴーには良年なのだろうか。優れた舞いを見るように、滑らかで緩やかな変化を堂々と演じていくのは、綺麗に真っ赤に染まったコルクと見合わせると、ここで過ごした状態の良さを物語るものかもしれない。総じて、壮年男性系の連想を喚起するワインであった。
(AQ!)
 で、ワインリストが凄い! こことサヴォアとコートドールで一体どれだけ買ったことやら…などと考えてしまうような見事なリスト。78ジスクールもさすがでした。いい夜でした。 (へべ)

 03.**.02  at HOME wassy's アルカン
 '99 Pinot Noir Prima Donna / Pegasus Bay
   ペガサスベイの上級キュヴェでわずか200ケースとか、でも5000円もしない。過不足なく良く出来たワインで美味しく飲めるが、「新世界ピノ」って感じは強く受ける。ちょっとカリフォルニアに似てる? (AQ!)

☆03.**.02  at フランス料理「ラシェット・ブランシュ」
 '99 Cairanne Cotes du Rhone Villages Reserve des Seigneurs / L'Oratoire Saint-Martin
  ロラトワールサンマルタンだ。これはなかなか優れた酒で、この日も期待に沿う。「凄腕シェフの小店」って、ワインリストは腰砕けというか関心薄…ってことも往々にしてあるのだが、ラシェットブランシュのリストは中々に良い。C/Pに優れ、気の利いたチョイス。自分で飲む人が作るみたいなリストなんだけど、シェフかマダムが明るいのか、いい酒屋と知りあいなのか。 (AQ!)

 03.**.02  at イタリア料理「ヒロ・ドゥーエ」
 '95 Bricco Manzoni / Rocche dei Manzoni
  飲んだというメモしか残ってない…(^^;)。良かったと思うが。 (AQ!)

☆03.**.02  at フランス料理「ビストロ・マルズ」
 '85 Pommard Grands Epenots / Gaunoux
  85のゴヌーだ、旨そうだろ〜 … 旨いっ! (AQ!)

☆☆03.**.02  at フランス料理「オハラス」
  05-02 '69 Hermitage La Chapelle / Jaboulet

 これぞワイン、これがワイン、うひうひうひ、うるうるうる。小原さんとこでも、「コレはあと2本かなぁ」とかおっしゃっていたような。 (AQ!)

☆03.**.02  at HOME
 '94 Chateauneuf-du-Pape / Vieux Telegraphe
  「!」。目を見交わし、やったね、と二人で握手。旨い。綺麗。篤実。ワインだ〜。いいんだねぇ、ヴィユーテレグラフ。三歩歩むと言うことが変わるワシらではあるが、「パプは、ラヤスとボーカステルとテレグラフ!」と喚いて飲む。やっぱしかし、バルベラックより好みだなぁ、と思う。 (AQ!)
 旨いっ。こういうのが好きなんだなぁ。としみじみ。 (へべ)

☆03.**.02  at HOME 志村酒店 INA東日本
 '95 La Pierre des Sons / P.L.Eugene
  怪人ポール・デュランの、これはピノ・ノワール。畑の標高は高く、48ヶ月古樽で熟成とか。大したワインで大変に楽しめる。わりとむっくり起き出すが、非常に興味深い変化を見せる。あまり、自分の中のブルゴーニュ的とか新世界的とかの語彙には似合わない感じだが、ピノの特性はとても出ている。これはまた飲みたい。 (AQ!)

☆03.**.02   at HOME
 '99 Chardonnay / Nicholson River
  また一本開けてみた。堂々たる立派なシャルドネ感。やはり以前のニコルソンリバーとは違うのだが、これはこれで好きだす。 (AQ!)
 以前のニコルソンリバーのデヘデヘ感をこよなく愛していた私ですが、そうは言ってもこのニコルソンリバーの「偉そう」なのもなかなかヨイです、と言わざるを得ない…。別のヒトだけどやっぱり素敵なのよ〜。 (へべ)
ボタン2002年 2月のワイン

☆02.28.02  at スペイン料理「ラ・プラーヤ」
 '96 Alion Crianza Ribera del Duero / Bodegas y Vinedos Alion
  おおっと〜、児玉シェフのお勧めは久々にお目にかかるアリオンだ〜。この闘技場に自ら降りて行ってしまう王子のような強壮な酒は、こういう店で怪しく妖しく飲みたいものと再認識。明るいフレンチ・ビストロあたりで小粋にやってちゃ、駄目だね(別に駄目では無いが)(^^;)。 (AQ!)

 02.27.02  at フランス料理「ル・レストラン・ドゥ・レトワール」
 '99 Gevrey-Chambertin Clos Tamisot / P.Damoy
  ワインとしては大部屋女優であるかもしれないが、料理の補佐として抜群の腕前。バイオリンソナタの伴奏のピアノか、フィギュアスケートペアの男性か。中庸な酸とタンニン、中庸な果実味。 (AQ!)

☆02.26.02  at 中国料理「龍虎鳳」
  08-01'82 Bourgogne Pinot Fin / Arnoux

 Pinot Fin、が、葡萄品種ざんす。ピノノワールのクローン品種だって。それの古酒。珍品だが、安い。まぁアルヌーの古いのだと思って飲める…とゆーか、旨い。 (AQ!)

☆02.**.02  at HOME 志村酒店
 'NV VdT Mirande / Mas "las Fredas"
  Tautavelというルーションの土地の地酒なのだが、地図で見ると、Domaine Gaubyから山一つ越えて、ってな地点で何となくワクワク。NVとゆーか、97と98のブレンドらしい。「らしい」続きの伝聞を並べると、シラーとカリニャンが半々・雨が年間300mlぽっきり・収穫25ha/hl・手摘み・隣の畑の農薬すら飛んでこない無農薬・SO2無し・樽無し、と色々興味深い。でしょ。1000円台前半の安酒だが、面白い。オリ多し。「葡萄がええでっ!!ええでっ!!」って感じが、間違い無くある。樽を使ったワインも作ろうとしているらしく、期待したい。 (AQ!)

☆02.15.02  at HOME Wassy's
 '98 Pinot Noir Unfiltered / Pegasus Bay
  ビッとした上出来のピノ。細かな表情が、もう一つあるといいかなぁ。 (AQ!)

 02.**.02  at HOME 入船屋 ケンセン
 '97 Baden Kappelrodeck Hexvom Daseustein Spaetburgunder Rotwein Winzergenossenschaft
  独ピノが飲みたくなって。バーデンのカペルロデック、が生産地で、これは多分そこの生産者協同組合のワイン。仏ピノと間違えたりしないタイプのドイツっぽいシュペートブルグンダー、かなぁ。 (AQ!)

☆02.10.02  at フランス料理「アンフォール」
 '92 Coteaux du Languedoc Cls des Cistes / Peyre Rose
  昨今すっかり安心銘柄。92とちょい古めがマル。 (AQ!)

☆02.**.02  at HOME 志村酒店
 '86 Chateauneuf-du-Pape / Domaine de la Charbonniere
  おっと、こりゃええわい。バランスに優れたワインで、十分に15年という年月の魅力を感じさせる古酒。 (AQ!)

☆02.**.02   at HOME 志村酒店
 '95 Derniere Cueillette / Paul Louis Eugene
  ポールデュランがミネルヴォワで作るワイン。とにかく、このポールの人となりの紹介が何とも傑作。引用しちゃえ。

…ワイン造りの執念は凄まじ く、稼いだお金のほとんどを畑や醸造の設備投資に回し、自分は野草や家畜を食料にして生活しています。インポーター曰く「豚と生活している」とのこと。まさに仙人のような生活ですが、太鼓腹で頭髪も薄く、真っ黒に日焼けしていて仙人というより魔人といった風貌だそうです。
…しかし、ワイン造りに関しては大変な理論家であり、実践的な冒険家でもあります。一例を挙げれば、彼の選定方法は非常に冒険的で、通常1月〜2月にかけて行われる選定作業を彼は三月上旬に行います。その際、樹に残す芽はたったの2つ!
…「ワイン造りに大切な要素を3つ教えてください」という問いに、彼はきっぱりと「それはたった一つ!貧乏に耐えることだ」と答えてくれました。

 こりゃもう飲むっきゃないでしょ。このデルニエール・キュイエットはカリニャン、シラー、グルナッシュ、ムールヴェードルのローヌ型で、2180円。
 旨い!とても良いです。勿論、南の力強さに溢れるワインだが、むしろ印象としては、品の良さ・姿の良さが残る。格調あると言ってもいいか。また買いたい。 (AQ!)
ボタン2002年 1月のワイン

 01.29.02  at フランス料理「ブラッスリー・パラディ」
 '99 Santenay VV / M.Colin
  ガブガブ…とは言わないが、進む進む。 (AQ!)

☆01.26.02  at フランス料理「ポワン・ドゥ・デパー」
 '95 Cote Rotie / Clusel-Roch
  以前に飲んだのは、やわやわの94。さて、どうか。この95はまるで違っていて、うんと、「ちょうどよい」。鼻の品良さが際だっている感じがする。食事のお供ワインとして具合良し。「ジビエにぴったし」がリストのお勧め文句だが、ちょっと山鳩相手は劣勢。 (AQ!)

 01.**.02  at HOME 成城石井
 '00 Bin3 Cabernet Sauvignon & Merlot / Kaapzicht Estate
  南アはステレンボッシュ。さすがに若いか。 (AQ!)

 01.**.02  at HOME 成城笹屋
 '99 Madiran / Domaine Sergent
  これは左程、身構えなくてもスイスイ飲めるバランスのマディラン。60%がタナで、残りがカベルネ・フランとソーヴィニヨン。 (AQ!)

 01.**.02  at HOME 成城笹屋
 '98 Syrah VdP D'Oc Cuvee Noble / La Carignano
  縦長のお洒落なラベルはちょっとイタリアンワインのようでもある。旨ぇ旨ぇと飲んだと思うが、ちょっと記憶薄弱。 (AQ!)

 01.**.02  at HOME 成城石井
 '00 Chianti / Sasseto
  ま、キャンティですな。 (AQ!)

 01.**.02  at HOME 成城石井
 '97 Chinon Clos de Neuilly / J.Spelty
  ま、シノンですな。 (AQ!)

☆01.**.02  at HOME
 '97 Gevrey-Chambertin 1er.Cru Goulot VV / Fourrier
  堆肥のプ〜ンという誘惑が素晴らしい。ハッキリ、「その辺のワイン」と一線を画する本格的ブル。ああ美味し。ボディも膨らみ・余韻を備えるが、もう一息の甘やいだ華やぎがあったら…この値段で置いておかれまい。それでも、すげぇ安い、が。 (AQ!)

 01.**.02  at HOME
 '99 La Cubee Mythique VdP D'Oc
   シラー・ムルヴェドルなどローヌ型ブレンドで、パーカーが点を出したとかで矢鱈とアチコチで安売りしてる酒。で、確かに悪くないが、何回か飲んでいる割に、あまり印象に残らない。 (AQ!)

☆01.**.02  at HOME ウメムラ
 '00 Tres Picos Garnacha / Borsao
  ウメムラで1980円ながら、すげぇ瓶のスパニッシュ。瓶の重量に呆れて、飲み終わってから空瓶を量ってみたら、950gあった。音なんかどうでも重量さえ重ければ推奨製品にしていたオーディオ評論家・故長岡鉄男氏なら特選モノであろう。古いガルナッチャからで、パーカーが90点付けているとか。素性の良いタイプであった。 (AQ!)

☆01.08.02  at HOME 成城笹屋
 '98 Costieres de Nimes cuvee Excellence / Mas des Bressades
  ほんとにズッポシと濃ゆくて飲み応えのある1600円。成城笹屋で1999の商品札がかかっていたものの、取り上げて見ると何故か、98。御主人、「え、98はもうなくなって、99をいれた筈だよ、何であるの〜??」と最後まで驚いておられた。えへへ。 (AQ!)

 01.06.02  at HOME 成城笹屋
 '99 Syrah-Mourvedre les Amoureux / Tortoise Creek
  いつもの1000円。優秀。 (AQ!)

☆01.04.02  at HOME 成城笹屋
 'NV Cidre de Normandie brut "Le Clos Fleuri" / Fabrication Artisanale
  これはシードル。800円程度とお安いが、良い意味田舎くさくて、癖になる。まぁこの寒い頃はまだ良かったのだが、2002夏はいったい何本(何ケース?(^^;))飲んだんじゃろ。 (AQ!)

☆01.03.02  at 実家 成城石井
 'NV Champagne Brut Reserve / Taittinger
  成城石井で買ってそのまま実家へ。4000円弱の程よいエレガンス。 (AQ!)

☆01.02.02  at HOME(from アンドラ)
 '96 Zinfandel Sierra Foothills / Fitzpatrick
  臭ぇ臭ぇ、すごいわ。アロマ?ブーケ? …こーゆーのは「臭い」っつうだ〜よ。…な、強力なジン。いやいや悪口ちゃうで、クサヤのように旨い。フィッツパトリックが80年に興したワイナリーで、フレンチオーク熟成の無濾過とか。「カリフォルニア州有機食品条例適合品有機栽培ワイン」のシール付き。 (AQ!)

☆01.01.02   at HOME 小田急ハルク
 NV Champagne Grand Cru Blanc de Blancs Brut / J.Selosse
  年越し、ニューイヤーはシャンパンで乾杯! 期せずして、昨年の年越しと同じくセロスのブランドブラン。昨年はラベルも奇麗な92ヴィンテージだったが、今年は地味ラベルのNV。しかしこのNV、小田急で6000円もしないのは、しみじみと旨いクォリティから見ると高くない。
 一歩引いた複雑性に誘惑あり。 (AQ!)

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