2012年 5月
[番外編:プレオープン]
*ガスパチョ
+Cidra
*パン+白カビチーズ+鰯の酢漬け+カンタブリア産のアンチョビ+刻み野菜のドレ+ゆで卵+バルサミコ
+Bengoetxe, Albarino d Fefinane
*Esqueixada
*海鮮ピキージョ詰め
+08 Izadi
*イカ墨パエリア
+10 Zezen rosado
*Cordero en Chilindron
+96 Ruberte Campo de Borja
*桃・カヴァのコンポート、青カビチーズのアイス
[AQ!]
りょうシェフのプレオープン、明後日開店。
設え・料理・酒…、は、俺ら的にはもう心配なく発車オーライ。
仕上がりは清く、「わかっている」、ちゃんとしたレストラン料理。アンチョビや胡椒はじめ、「ついつい材料は買っちゃうんだよね(笑)」な感じ。
チリンドロンや、ワインペアリング(とくにパエリアのロゼ)など、素晴らしい。。
豪州仔羊、マダガスカル胡椒
2012年 6月
*ソパデアホなど
[AQ!]
この日は深夜、飲みと軽いツマミでシツレイ…。
2012年 9月
[AQ!]
コンサート期間多忙中深夜にヒョイと伺う。ヒッジョーにレベル高い!
2012年12月
*アンダルシア風に漬け込んだスペイン産オリーブ
*鰯・アンチョビ・チーズ・モホヴェルデ・バルサミコのピンチョ
*アホブランコの濃度を強めて柿とブドウを和え、生ハムと葉を乗せ
*ピキージョ
*烏賊墨煮
*アロス・カルドソ 海老
*テルエル豚
*チーズとメンブリージョ(自家製とスペイン産)
*洋梨のコンポート
[AQ!]
豚の赤ワインと果実煮、その酸には、2人とも「(あの)ク・ド・ブフ!!」を想起した。半端ねえ!
このヒトの勘の良さは、かなり、相当にソートーーー!かもしれん(笑)。
烏賊墨も、同じく。全体に「塩は穏やか」な傾向が指摘されるだろうが、穏やかさを超えた的確さ。
2013年 5月
*行者にんにくトルティージャ、パン・コン・トマテ、鰯トースト
*麦とホタルイカのサラダ
*焼き野菜とロメスコソース
*MIGAS オリーブ添え
*椎茸の詰め物のオーブン焼き ピキージョ
*鰯とほうれん草のパエジャ
*pil-pil アケビの芽
*やまと豚とアサリのシードル煮込み
*トリッハ
+Inedit beer
+11 LXV
+11 Vina SANZO Sobre Lias
+Amontillado Don Luis
+10 Torello Petjades Merlot
+Maestro Sierra Pedro Ximenez
[へべ]
アルドアック、いいですねー。
行者にんにくの「にら玉的相性」トルティージャ、ほんとに玉子とよく合います。ル・ヴァンのパンの高原価パンコントマテ、なんとも贅沢な味わい。
んでもって、ロメスコでいただく新玉葱の旨いこと! 隣で「これバケツいっぱい食って帰るのもいいなあ」と妄想中の人が約一名…。
そしてこの日の嬉しいご対面は、なんとミガス! 神々しくも黄金色のパンくず料理、といっても、ここのはセモリナで一から作っているそうです。しみじみ、おいしい。末期の一食リストに、またしても有力候補あらわる。
詰め物シリーズに会心の第二弾登場!…の椎茸、熱烈歓迎。いつものピキージョと好一対。 ピルピルに添えられたアケビの芽は、初めて。なんてグッドルッキングにして旨い! 苦味バンザイ。そして今日も肉料理、豚の煮込みの的確さに脱帽、放心…。
そしてポストレスは、トリッハ! なんてうれしー。いいなぁ、トリッハ。
(書きかけ)
メモ:この日は「ただいま構想中」の、一つ上のコースをデギュスタシオン。
[AQ!]
新タマネギが美味しいです♪他に茄子と蕪もまるごとローストしてオリーブオイルでマリネしてます。
春菊とラディッシュを添えて、ソースはロメスコ(ナッツ、トマト、ピーマンなどから作るソース)
ライスサラダのイメージで麦をサラダにしてホタルイカとカラスミを乗せました。
ソースはガスパチョを濃いめ
ミガス!
簡単に言ってしまうとパンくず料理です(笑)余ったパンやセモリナ粉を使い入れる具は地方によって様々です。
椎茸詰めのソース、バルサミコ・アイオリの良く合うこと!
アケビの芽の苦味、うま! エスカイシャーダの鱈の皮の貯金、のピルピル
豚とアサリの煮込みといえばポルトガルのアレンテージョ風が有名ですがスペインでもあります!
今回はシードラ使って煮込んで加熱とアセゾネが絶品、肉上手!!
メルローのロゼ
2013年 6月
*仔豚の丸焼き、など
[AQ!]
開店一周年パーティー。
2013年10月
*オリーブ魚醤
*肉加工品盛合せ:ソブラサーダを挟んだドラ焼、牛・猪・駝鳥・鹿、生ハムのクリームコロッケ
*国産ギンディージャの酢揚げ
*イワシマリネ・トマトスープ
*千葉産ピーナッツのアホブランコ・カンタブリアアンチョビ
*黄金玉子
*白烏賊とムガリツ墨
*ホタテ・豚のスープかけ
*鶏のロースト・ポチャ豆の煮込み
*カジョス
*カニのカルドソ
*トリッハ
+Itsas Mendi 7
[AQ!]
スペイン研修から帰国…の話を聞く宴会…的。
オリーブにナンプラーチーズ…だっけ?を詰める。カサヘラルド・スタイル。
うさぎやドラ焼。
新潟ギンディージャ、スペイン種。
鰯、カサヘラルド・スタイル。
絶妙玉子、エチェバリスタイル。
トリッハ、カジョス、ログローニョ 凄い美味い。
カジョスはトマト無し! 美味!
トリッハは焼かずに煮るスタイル。
[へべ]
オリーブ魚醤→ナンプラにバター、だったかな。いい感じで、シェリーにも合いそうな感じだった。
ギンディージャ、素揚げにうまい塩をパラリ。スペインの酒場の風景が目に浮かぶ。国産のミニサイズ、日本人の胃袋を考えると案外ちょうどいいのかも?
うさぎやさんの置き土産、どら焼きの甘みにソブラサーダ&蜂蜜が、絶妙の相性。
2014年 2月
*エンドウ鞘の温かいスープ
*オリーブ魚醤、チョコ林檎ブルーチーズ
*クロケタとカタルーニャ風菠薐草炒め
*鰯・ミガス・オリーブの温製
*ギサンテ・ラグリマと蛍烏賊のスープ仕立て
*北海道産白子とキャベツ 石榴ソース
*ファバーダ・サルサヴェルデ 長崎産鯛・浅利・青菜
*トロサ豆の煮込のロールキャベツ版 モルシージャ・ギンディージャ
*親鶏3時間煮込カサマルシャル風 蓮根・下仁田葱・蕪・人参
*牡蠣と茸のメロッソ
*イディアサバルと、トリュフ蜂蜜・メンブリージョ
*苺のアロスコンレチェ
+Jerez Puerto Fino Pavon
+09 Chardonnay Senorio de Sarria Vinedo No.3
+Bengoetxe Getariako-Txakolina
+11 Senda de Las Rochas Bobal
+Don Luis Amontillado
+04 Tempranillo Senorio de Illescas
+Cream Sherry Isabela
[へべ]
最初にグラスでひとくちあったかいのを、と登場する、エンドウ鞘スープが、いい。エンドウの香りと味がぎゅっと凝縮した、やさしい味わいにほっとする。涙に感謝、鞘にも感謝。
不思議な食感、知ってる味の…でもこれなんだっけ? と、ときめく白チョコ林檎ブルーチーズ。絶妙な味のバランス。
こんがり揚がったクロケタの旨いこと。で、これに取り合わせたカタルーニャ風ほうれん草炒めがおいしい! おいしい! おいしい! (すごくおいしいので三回書きました…) この後も白子の皿のとろとろキャベツや、緑のファバーダの青菜にも、うっとり。
ぴかぴかの鰯に、こんがりミガスが嬉しい。ミガス、大好き。
スペイン人も一目で感涙にむせびそうな、蛍烏賊にギサンテス。美しくって、ぷちゅぷちゅと、いたいけな美味。
白緑仕立てのファバーダ、かっこいい!(もちろん旨い。)続いてもういっちょ、トロサ豆煮込み。ロールキャベツが巧みな仕立てで、ここにギンディージャが画竜点睛的に鎮座する。皿ごとの味のバランスがピタリと決まっていて、心地よく食べ進む。
ところでこの日は、結構汁っぽいメロッソをいただかなかったっけ。牡蠣?キノコ?ええとええと…(汗)。
[AQ!]
そうそう、牡蠣と茸のメロッソ!
クロケタには、菠薐草:ベーコン・ナッツ・松の実・ナッツ。
2014年 5月
*エンドウ鞘の温かいスープ
+Bengoetxe Getariako-Txakolina
*たらの芽フリット、根曲がり竹のカルソッツ風・黒オリーブ、エンパナーダ鮪トマト、クロケタ・ケソ、蕗の薹と生ハムジュレ
+11 Godello Gaba do Xil
*ガスパチョ:苺・ブルーベリー・鰯酢漬・パプリカ・アボカド
*鰹炙り パプリカ・玉葱・アホブランコパウダー アカミズ添え
+06 Etim blanc Montsant
*青豆軽炒めと生ハム
*“しゃぶしゃぶ”パプリカ
*大根ステーキと山ウルイ
+albarino Torre La Moreira
*浅利の白パエリャ たらの芽
*真鯛の玉葱蒸し煮 パプリカ・浅利 蕗の薹添え
+Sherry Barbadillo Oloroso
*岩中豚2時間マリネのロティ 2色モホ 椎茸・蕨
+04 Tempranillo Senorio de Illescas
*すいば
*ケソ
*マンゴスチン・オレンジ氷菓・アイス
[AQ!]
先週が波の高いとこで今週が低いとこ、だそうで、日曜夜を貸切状態。そもそも気兼ね無いウチだが、一層、気兼ね無し(笑)。
「山菜も使っちゃうもんねー」コールで、山菜が随所に登場。それはもう、ご活躍! 2箇所の蕗の薹・パエリャのたらの芽の働きの良さ、山ウルイは普通のウルイよりしっかりと味がある、アカミズは鰹のそれは見事な一皿の冷静な管理人(笑)。
料理の内実の充実っぷりは、内心舌を巻く…ほど。見事。
鯛は、他の野菜を入れずに玉葱だけでジックリの火入れ…みたいなん言ってたっけなあ、ひと目は「よくある」料理だし、そーとーヤバイ(笑)。
感性~知性、…でここまで持ってくか!(笑)
[へべ]
クールで熱くて、はしばしまで的確。参りました。随所の山菜も、適材が適所に配されてて、胸のすくようなキリッとした構成でした。山菜では2回登板の、蕗の薹が印象的。あと山うるいも。あとアカミズも。そうだ豚の蕨も…とかいってると、キリがない(笑)。
焼き野菜の涙に浮かぶ“しゃぶしゃぶ”パプリカの島に、三粒添えた黒真珠は焦がしたパプリカの皮! すばらしい…。ハムの旨みを満身に吸った大根のぜいたくステーキがあまりに旨くて、「これが食べられるならベジタリアンでもいいかも」と一瞬思うが、ベジタリアンだったらハム出汁ダメよね、と心の中でダメ出しする。そんなこと考えながら食べているから遅いのか(トホホ)。
しかし今宵の一皿は、実は真鯛だったかなー。
[AQ!]
涙の池のしゃぶ、「え~と、ムガリツのアレの、もうちょっと(時代を元に)戻したような感じ(笑)」。
2014年11月
*たこ焼トルティージャ、南瓜ムース、マイユ鶏豚リエット、ナンプラーオリーブ
*カルド・ガジェゴ
*生ハムのクロケタ
*イナダ・ムール・レンティーユのタルタル 蕪添え、グリーン・黒オリーブ・赤ワインソース、ドライジンジャー
*秋刀魚の菠薐草包み 豚脂、鶏カルド注ぎ、緑・花
*鯵の白ワイン焼 昆布敷き、アサリ鯵アラサフラン・ソース
*イカのパスタ仕立て、イカ墨野菜煮
*いつものピキージョ
*静岡産真鯛、ナメコソース、セロリ葉
*山形豚のスペインエピス焼、ラディッキョ・蕪・ビーツ
*蟹のカルドソ
*削り凍結無花果ポストレ
+Basque Beer ZERB
+Marques de Vizhoja
+12 Godello Gaba do Xil
+04 Tempranillo Senorio de Illescas
+Gutiérrez Colosia Oloroso
+11 Cuatro Rayas Vacceos Rosado Rueda
[AQ!]
ガリシア帰り10日ほどのりょうさん。
ますますクリアに冴えわたる。
リファインモダン的なタッチに見えていたものが、伝統からもモダンからも吸収する360°オレ様モダン(笑)へと輝き出したような(笑)。
ほぼどの皿も、「同趣旨のモノ」をロールオーバーする優れた枝葉刈りと追い詰め、クールで抜けが良く、ウミャい!
カルドガジェゴは、グレロ・白いんげんなど「直送」。
秋刀魚は、欧州で鰯を扱うような手法の料理…で、それが秋刀魚らしい秋刀魚味を思いっきり引き出している。
[へべ]
かっこいー! と思わず歓声を上げてしまう皿が次々に登場。りょうさん、めっちゃ冴えてます。
ガリシア土産のカルド・ガジェゴにしみじみ心あたたまりつつ、旅の話もあれこれうかがいつつ。現地ではこのスープ、各店それぞれに個性があるそうです。りょうさんのアルドアック・スタイルはどう収斂していくのか、これまた楽しみです。
イナダのタルタルなんかもう、レンティルの黒水玉にしゃしゃっと刷いたムールのオレンジ、いなせなジンジャー&粋な赤ワインソース…という、キリッとした「おっとこまえ」な仕立てで、しびれます。「いやこれが、牡蠣だと強すぎ、帆立だと甘くなっちゃって、ムールでやっと落ち着きました」とか。
それぞれの料理の仕立てと味の違いで見事に皿ごとの起伏がついてて、振り返ってみてあらためて、イナダ・秋刀魚・鯵・イカ・真鯛…と、こんなに魚介オンパレードだったとは! なんて驚くくらい。クリアで凝縮されたソースの鮮やかさに驚嘆しつつ、話を聞けばやはり、おいしいものには理由があるんだなーと思うのでした。
2014年12月
*初輸入「ヤン・ベルトラン」お披露目会×酒井シェフによるマリアージュ*
+10 Clos Lentiscus Brut Nature
*リエット、魚介サルサヴェルデ、オリーブ、
+12 Mendall Finca Abeurador Blanc
*イチゴのガスパチョ
+13 Fleurie Coup d'folie / Yann Bertrand
*牡蠣ムニエル
+13 Fleurie Coup d'Foudre / Yann Bertrand
*塩煮込みカジョス
+13 Morgon Coup d'Foudre / Yann Bertrand
*アルボンディガス
+13 Morgon Cuvee Bio-Dynamite / Yann Bertrand
*鶉のイチジクソース
+13 Fleurie Cuvee du Chaos / Yann Bertrand
[AQ!]
*初輸入「ヤン・ベルトラン」お披露目会×酒井シェフによるマリアージュ*
というイベントが催された。
「カサマイヤ」のソムリエールとしても知られる阿部さんが、ボジョレーの若手生産者(23歳)Yann Bertrandの5キュヴェの輸入をてがけることになったと言う。
その5本のガメイをテーマにしたマリアージュ会。
ファーストアタックはチャーミングで特徴的なガメイらしさがあり、ナチュラルで伸びやかな酒質は品の良いアフターに繋がる。ボジョレーにありがちなシツコイ感じはまったく無い。
ガメイもイイもんですな~、スルスルと美味しくいただけるワイン。
上級キュヴェなどは酒だけでも美味しいが、全体に、対料理でバイザグラス的な供し方においては実効戦力となりそう。
魚介や野菜に対する赤…とか、ならではな切り口もあるだろう。
丸いモルゴンとクールなフルーリーが、その日のうちならブラインドで分けられる(笑)くらいハッキリとキャラクターがあった。…のは、良い勉強。この比較試飲なんて、フツーしないもんなあ(^^;)。
全部前日抜栓って言ってたっけ?、けっこー頑丈。
任せて安心…りょうシェフのマリアージュ(…スペイン語ではマトリモニオって言うのかなあ?)提案がピタっと決まる。酒好きなシェフらしい(笑)。またいつもとは“ちょっと違う”設問と解答が、美味し楽し。
ところで阿部さんは今年一杯で「カサマイヤ」は卒業、とのこと。
残念、っちゃ残念だけど、次々とステージを変えながら前へ進むのが飲食業の常、両方の来年の更なる発展を祈りつつ…。
あ、カサマイヤのポルボロン、いただきました♪
[へべ]
これはイメージ的にも相性ばっちりな予感でしたが、りょうシェフ得意のイチゴのガスパチョに、フルーリーのペアリングはどんぴしゃり、でしたね。
少人数の試飲サロン的なイベントでもあったので、最初に自己紹介の段があったりして(苦手)。そのときふと思ったことですが。
最初に飲み始めたころは、まぁ時代的にも、フランスワインで、ボルドーだブルゴーニュだシャンパーニュだその他だ、ってあたりからで。
その頃に比べると、近頃では、接する品種の幅はものすごく広がったんだなぁと改めて実感。近年はイタリアとかスペインあたりのワインもわりとよく飲むようになったことや、コース料理へのペアリングで飲む機会が増えたことは、大きいかな。イタリア各地の地ブドウっぽい品種とか、個性豊かでおもしろかったりして。これはカベソ、これはピノ、で、これはガメイね、といって飲んでるのと、品種の印象って随分違うかもなぁ、とも思いました。
2015年 4月
*エンドウ鞘の温かいスープ
+Cava reserva Giro del Gorner
*オリーブ、椎茸と蓬のトルティージャ、フエ、冷たい林檎ブルーチーズ
*フリット:にわとこの芽、ふきのとうラルド巻
+13 Cuatro Rayas Vinedos Centenarios Verdejo
*新玉葱ムース パプリカジュレ
*鰯の軽マリネさっと炙り 独活・芹・パセリオイル・二十日大根 苺ガスパチョ添え
*白インゲン・兎・ジュレ・ゴールドオレンジ 緑・赤ソース あまどころ添え
+10 Navazos Niepoort
*烏賊・ギサンテスラグリマ(スナップえんどう)のスープ仕立て 烏賊墨ペースト
*エチオピア(しまがつお)・かんぞう・山にんじん 蛍烏賊・チョリソのピュレ
+Cochina The Poisonous Worm Of Envy
*キンメ・小松菜花 サフランソース
+01 Rioja Marques de Caceres
*コチニージョとそのキャベツ煮込ソース 緑アスパラ・空豆・蕪・芋・ズッキーニ・隠元・椎茸
*川俣軍鶏とグリンピースごはん あけびの芽
*アロスコンレチェ 苺アイス
*トシノデシエロ ペドロヒメネスアイス
[AQ!]
アルドアック、春の祭典・天然山菜祭り。
恒例っちゃ恒例だけど「入荷次第」なので、幻の祭典でもある(笑)。
凶暴な春の山菜の苦みや香りがスペイン料理の熱とくんずほぐれつする。
っまあ、凄い。生きてて良かった…ってレベルの狂宴(笑)。
椎茸と蓬のトルティージャ
クルッとめくれた皿のトルティージャの奥から蓬が香る。
フリット:にわとこの芽、ふきのとうラルド巻
蕗の薹は香りの帝王、この後夜中まで俺は香っていた(笑)。ラールで巻く仕立てでいきなりスパニッシュなのが良い。
新玉葱ムース パプリカジュレ
シンタマ、「この時期、皆さんするんで“相方”を何にするか考えますよね(笑)」。うっとり。
鰯の軽マリネさっと炙り 独活・芹・パセリオイル・二十日大根 苺ガスパチョ添え
鰯は短時間のマリネを10秒炙り、とかだっけ。独活・芹・パセリオイルにケソと赤ソース。
サイコーの鰯の食い方の一つか、と。鰯は6月くらいまで良いので持ってきたいけど、苺は終わってくし、相方はその都度、変化させてかないと、だそう。
白インゲン・兎・ジュレ・ゴールドオレンジ 緑・赤ソース あまどころ添え
白いんげん・兎は、もお、好き過ぐる(笑)。これがスペインの真髄でなくて何がじゃ(笑)。酸味が黄金柑なんだけど、これがピッタリ。また、ビックリするくらいアマドコロが素敵な、寄り添うコントラスト。
Navazos Niepoortというワイン、これへレスのパロミノの白で…酒精強化無しのシェリー、みたいな酒。フロール下熟成の香りを持った12%。
烏賊・ギサンテスラグリマ(スナップえんどう)のスープ仕立て 烏賊墨ペースト
烏賊・烏賊墨と青豆、は「へぇ」って組合せだが、思う以上に青豆の香りの抜けが良い。ホワンと香り立つ。
昨年は蛍烏賊の仕立てでした。
エチオピア(しまがつお)・かんぞう・山にんじん 蛍烏賊・チョリソのピュレ
エチオピア・かんぞう・山にんじん・蛍烏賊チョリソ…は、「奇跡の一皿」(笑)。
まあ面子を見ればその通り、「いま旬の材料で一つ」…って取り合わせの料理なのだが、んー奇跡の顔合わせになった。めちゃくちゃ美味い。
水産業界に何ともいい加減な名前をつけられてる(笑)エチオピア=シマガツオ、語源をググっても腰が砕けるが、マナガツオに近いですかね。
りょうシェフが「テキトーに送ってください」的に頼んでる沼津から「伝票にエチオピア…とだけ書いてあって(^^;)」届いたのを、調べて、調理(笑)。
キンメ・小松菜花 サフランソース
キンメの方は、堂々の有名人(笑)。ソースもいい。花咲き小松菜の焦がしがサスガ。
コチニージョとそのキャベツ煮込ソース 緑アスパラ・空豆・蕪・芋・ズッキーニ・隠元・椎茸
コチニージョ、さくっさく。150~200度の使いこなし。煮込みソースは贅沢。
川俣軍鶏とグリンピースごはん あけびの芽
グリンピースごはん、んんーメロッソとかクレモソとか言うくらい?、春の恵み、ウマ。此処でのアケビの芽炒めの苦みは秀逸な相性。とくに今日の重量級コースでは素晴らしい。
…いや重量級…って「量が」ですが。…ってか、よく食ったなあ。
「えーと出し放題出してしまいましたが…、パプリカ入る?」
…って、そこは「次回に(笑)」。
アロスコンレチェ 苺アイス
アロスコンレチェはパンも入る。そうは言ってもポストレうま~。やめられん♪
[へべ]
あー、今年も春が来た! 生きててよかった! ヽ( ´▽`)丿
振り返ると、アホなくらい食べてますねぇ…。コースの起伏があまりに巧みで、走ってる間は気づかない(笑)。
ああ、でも、グリーンピースごはんも、食べてよかった(しみじみ)。
そして(そろそろかな?…と思いつつ伺った)この日はまだ「待機中」でしたが、数日後、酒井シェフはめでたく玲央くんのパパに!
おめでとうございます♪
(2015年 6月)
*サンファイナ
*チェリー・ガスパチョ
*オリーブ、フエ、鰯酢漬
+Los Abandonados 6/8 October 2014 Bottling, 770 bottles produced. Available in the USA, Spain & Japan only Alexander-Jules
+11 Pahi Priorat
+13 Algueira Mencia Ribeira Sacra
+02 Chardonnay Recaredo Mata Casanovas Penedes
[AQ!]
某店から代々木八幡駅へ抜けようと思うと、アルドアックの前を通りがかってしまう。
うーむ某店に憤懣やるかたなしの酔っ払いは、コソコソとアルドアックを覗き込む。
…って訳で甚だイレギュラーですが、ちょこっとつまませて飲ませていただく段に。(ま、ちょっと「お喋りしたいネタ」も溜まっていたので)
試作?中のトマト無しサンファイナ…「うわあウメ~、料理ってのは(本当は)なんとウメいのだ!」。…まあ、そういうことがわかるのだから、時には某店のようなとこに行くのも大事なのかもしれないが(^^;)。
6/8の誕生日を明後日にひかえて…の秘酒「6/8」は、天からの祝いだったかも。
[へべ]
前を通ってしまったのが、運命ですね。なんか、どーしても素通りできなくて…。酔っ払いの、ろくでなしどもに、大層よくしていただきました~ありがたやっヽ('∀`)ノ
サンファイナの、トマト無し。料理にはアタマもココロもいるんだなー、日頃はそういうところばかり行ってて、シアワセだなー、と、しみじみ感じるのでした。終わりよければ、すべて良し!
2015年 7月
アルドアック3周年記念ディナーイベント
[基本に立ち返り、ここ最近はイベント以外ではやっていないクラシカルな郷土料理]
*アホブランコ
*ミガス
*マンテカコロラ トースト乗せ
*エンサラディージャ・ルサとアンチョビ トースト乗せ
*コカ:青魚・青菜・アーモンド・レーズン
*焼きたてトルティージャ
*浅利のファバーダ
*ピキージョ
*バカラオ・アル・ピルピル
*サンファイナ
*烏賊の詰め物 マヨルカ風
*茄子の詰め物 ブルーチーズソース
*マルミタコ
*アロス・アル・オルノ
*トリッハ
+Cruzcampo
+81 El Coto
+Ron Anejo Arehucas
[AQ!]
早くも3年(パパになってるとは思わなかったが(笑))のアルドアック。
テーマを再掲すれば、
[基本に立ち返り、ここ最近はイベント以外ではやっていないクラシカルな郷土料理]
という企画だったが、言葉以上に色々な面で面白いイベントだった。
えーと泡はどうします?…に、「ここはアレでしょ、クルスカンポで!」。アルドアック自体、久しぶりにクルスカンポを買ったとか買わないとか(笑)。
アホブラ。アホがめっさ阿呆…に効いてる現地バル版、今宵の幕開き。
ミガス。も、アルドアック風とは遠いベタベタコテコテ版。
で「ハイ、どうぞ」とトースト乗せのサラダルスとマンテカ。「ホントにやりやがったヨ(笑)」状態。サンチョパンサが猿股を濡らしそうなパレード。ま、しかし、コテコテだがりょうシェフが作ると、この辺り、旨い。
コカ! 嬉しいねえやってくれるねえ。しかも味決めが良い。りょうさん監修でコカ屋でもやったら儲かるんじゃ?(笑)
さてここで「皆さんご注目!」と店内にふれて、トルティージャ・ショー。焼きたてが振舞われる。「都内トップ10には入ると思いますヨ」と御謙遜ジョークとともに。まあこれがウマイ。香りと塩が抜群。
El Cotoは「現在じゃベタな大手」リオハだが、その1981。テンプラにしては上手く熟成してて「古酒いただいてま~す」感横溢(久しぶりだなあ)、ボルドー古酒みたいな雰囲気にちょっとブルーチーズ香。
次の「浅利のファバーダ」はなかなかに抉りこんでくるパンチ。「ダシとか使わずに…」豆を炊き浅利と合わせこんだごくピュアな仕立て。これは目が真剣になる具合で、もう一色アソートかなんか考えれば「アルドアック本場所」の方でもありえそう。
豆の煮た汁…を味見させてもらったのだが、ウワアアアってくらい綺麗で複雑で美味。要は低温長時間…ってことのようだが、唸る。
ピキージョ、今日は肉詰め。へべはソースまでぬぐって。
ピルピルもベッタベタ版(笑)。いいバカラオ。
サンファイナって、「物凄くよく出来た筑前煮」みたいな香りがする(笑)。
烏賊はゲソなども詰めて。
[へべ]
美味しかった♪
思う以上に色々愉快でしたね!
おおおこれこれコテコテのぐちょぐちょにスペイン現地だべっちょ♪…ってのから、うううまんまで作ってもりょうシェフらしさは出ちゃってやがりまんね♪…ってのから、あれコレもうひと切り口付ければ「アルドアック本場所」に土俵入りじゃん♪…ってのまで。
[AQ!]
茄子は加賀丸茄子。やっぱベレンヘナも食わんとな。
マルミタコ!も用意しましたか! 「マルミタ」ってのが深鍋のことで、漁師がそれに日持ちのする野菜とで作った起源らしい。
そしてアルオルノ。アルオルノさあ、案外品書にのってないし、「今日は無い」と言われたこともあり、で、初めてかもしんない。嬉しいなあ。猿股濡らすデヨ!
それにしても腹いっぱいだぞゴルアヽ(^~^;)ノ
となれば、トリッハです。もちろん!
[へべ]
りょうシェフのクラシカル郷土料理、おもろかったわー。ココロも胃袋も大満足です。
っていうか、振り返ってみるとこれ、よく(たくさん)食べたなー。何食分ですか、コレ…。
2015年11月
*鶏・舞茸・椎茸・ポルチーニ出汁の一口スープ
*マコガレイのオリーブマリネ・ゆかり香草がけ カマス・アロスのサルサヴェルデ詰めピキージョ バルサミコ
*アホブランコ:焼秋刀魚・焼茄子・大根酢漬・ブルーベリーソース・香草
*白烏賊炙り・凍無花果・烏賊墨アイオリ
*Lacon con Grelos
*牡蠣と茸のレブエルト
*猪と里芋のカツ
*ハタ・浅利・焼キャベツの香草スープ仕立て
*鹿シンタマロティ・チョコ入りソース 蓮根・蕪・カリフラワー
*arroz caldoso con cordero
*チーズケーキ おかんの栗渋皮煮 アイス
+Vermouth El Bierzo / Biermu
+Manzanilla Macarena Sanlucar Barrameda
+97 Gran Caus Rosado
+06 Capcanes Blanc De Negres 1/vb
+Vinicola Soto 'Don Jose Maria' Very Old Oloroso
+Formigo Ribeiro
+11 Eternum Viti Toro
[AQ!]
うーん、ちょっと凄いなあ。年間最高コースクラス。
クールとかスマートとか凡そ頭の良さそうな形容がみな似合う、限りなく明晰で過たず美味い料理だが、その明晰で怜悧な皿がコースとなって積み重なると、情念のドグマを感じさせるほどである♪
素材と玉子と玉葱のレブエルトがキチガイじみて旨い。スペインだー。
猪・里芋の揚げ物は、餡かけ…なのも含めて和風加熱を取り入れたものだが、実に精妙。猪は、マアどうやっても旨いだろー的に押し切られてしまう料理が多いが、猪の旨味だけ綺麗に取り出して深化したような味具合で食べさせる。
烏賊・無花果は「これ人気あるんです」とのこと。ハハハ、いい客持ってるなあ♪
懐石みたいな秋のアホブランコも素晴らしい。ブルーベリーリダクションは、一滴垂らしただけみたいな参加なのだが、これが効く。
仔羊セセリのカルドソ、へえウマイね。こりゃウマイ。
2016年 4月
*エンドウ鞘の温かいスープ
*チョコ林檎ブルーチーズ
*桜海老と山菜の薄おやき
*苺のガスパチョ、帆立・独活、ゆかり
*鰆さっと炙り、山山葵とその花、カンゾウ、新玉葱ピュレ、ピクルス
*鰯マリネ炙り、絞ったヨーグルト・ギンディージャ、山人参葉、林檎スープがけ
*ギサンテスラグリマと蛍烏賊・玉子・ラルド、烏賊スープ
*浅利のサルサヴェルデ、平目の喉、蕗の薹
*ブティファラ、目玉焼、白アスパラ、あまどころ、アケビの芽
*仔豚ロティ、ハム出汁アロス、ロメスコ、にわとこの芽、菜の花、山人参葉
*チーズケーキ・ラヴィーニャ風、苺削り
+Inedit
+12 Dominio del Aguila 'Picaro del Aguila' Vinas Viejas
[へべ]
山菜祭り、春祭り、香りの饗宴 2016!
おやき・ガスパチョ
シブくてかっこいい!極薄おやきは、アポニエンテの「予習」、ということで。復習も楽しみかも~♪
ガスパチョの苺の香りと酸味の中を、パーッと独活の香りが抜けてくる。
[AQ!]
桜海老おやきはくすんだ色彩がかっこよく旨そう♪
独活と苺が抜けよく共和・共鳴的。
鰆
鰆のソースはモホヴェルデ・バリエーションだっけ?
カンゾウはじめ、しっかり味わうためのしっかりした量をつけてくれるのも、ありがたや。
[へべ]
(鰆のソース、そうだと思う。)
さっと炙った鰆に、モホヴェルデ的ソース。みじん切りの野菜の角が立ってる!と感じられるクロカンな食感がいいアクセントに。ピクルスの酸味もいい。
そして、もっちり豊かな鰆が、山山葵もその花もカンゾウも受け止めてくれて、新玉葱のピュアなピュレが、なんだか春のせつない感じ。
[AQ!]
新玉!
鰯
鰯~林檎は「季節がすれ違う」短期間の料理。ギンディージャがいい仕事。山人参葉の香りが素晴らしい深みを与える。
[へべ]
鰯。山人参の葉っぱは、添えるとシリアス度が3%アップするガストロ・マジック・ハーブとかいいたくなる風情がたまりません。
平目
平目の喉肉、この食べごこちは何かに似ている…そうだ、ココチャだ! と、盛り上がる。浅利の旨みとサルサベルデに、蕗の薹(断面がおしゃれ)がくっきり映える。
心に残る一皿。
[AQ!]
平目の喉は、ココチャスを彷彿とさせる。この皿、凄い!
ブティファラ
あまどころ、味がしっかり出てる。あけびの芽を楽しむに、旨さがタップリあるブティファラ・玉子で対するのは得策♪
[へべ]
アケビの芽って、なんていいものなんだろう…。白アスパラとあまどころは、デュオを組めそうな取り合わせ。うずら玉子とブティファラの合いの手で、それぞれの山菜の香りと味がくっきり届く。世界のレストランの「おいしい朝食風の一皿」大会に推したいわー。
仔豚
皮はこんがり、肉はしっとりジューシー、素晴らしい焼き上がりの仔豚にロメスコソースで、心はスペインの街角へひとっ飛び。
アロスはハモン出汁の滋味。繊細な山人参葉に、可憐なにわとこの芽、頼りがいのある菜の花…という山菜トリオとともに堪能する、なんたる贅沢。
酒井シェフのお肉はいつもおいしいなー。
[AQ!]
ロメスコから「スペインの町の匂い」がする。仔豚も旨し。
チーズケーキ
チーズケーキからドノスティアの匂いがする(笑)。
[へべ]
こんがりアクセントのきいたチーズケーキに、削られた苺が爽やかに香り立つ。
うわー、ドノスティアにも行きたくなる…。
2016年 5月
*レオンのケソ2/9ヶ月熟成(Queso de Oveja Artesano Julio A.Hernandez)、イベリコチョリソ、サラミ、モハマ、青菜の市販/自家製漬
*大根人参漬、トマト・塩鰯
*オロロソ黄身・カジキマグロ・黒オリーブ、パン
*海老・甲イカ・セルフィーユ・アボカド・パプリカのセビチェ
*鰹・島らっきょう・赤玉葱、ガスパチョソース
*鰯・茄子・リコッタ・パプリカ
*トルティージャ
*鱸・ブルーチーズ・ハム・パッションフルーツ
*パエリャ・バレンシアーナ
*チーズケーキ
+Fino en rama Cruz Vieja Jerez Superior
+14 Ontanon Rioja Viura Tempranillo Clarete
+04 Murua Rioja
+58 Vin Jaune d’Arbois Henri Maire
[AQ!]
南スペインを駆け回ってきた酒井シェフの、帰還宴。
名人の「オッサン」のトルティーヤ食べて、キタアカリをコンフィ深めのメイクインに変えた。
卵6・メイクイン中4・玉葱1、オリーブオイル・塩。「やってみてください」(笑)
魚、何だっけ?
アポニエンテ「プランクトン」試作 乾燥アオサ 生が出て来たら実戦投入も?
感性がとらえたものの、理解力と咀嚼力。ここはホントに凄い。
「ある意味、自分で『ボーントゥビーなシェフではないんですよ』と言うのは、わかる」とへべ。
鰯 軽マリネ軽燻製
鱸 薄ごろも揚げて 自分のスーゴ
バレンシアーナ Garrofon "Valenciano" 10euro/kg
[へべ]
あの青菜(名前失念)の自家製漬、食感よく香りよく、いい合いの手でした。
大根ラビオリ、餡はイベリコチョリソでしたっけ、なんたる具合の良さ!
トマトに非発酵塩鰯(暑すぎて発酵がうまくいかないんですって)も男前。
かりかりカジキマグロをオロロソ卵黄で絡めてパンといただくの、悩殺的。
クリアなセビチェ、バランスが美しい。野菜の選択とデの細かさが仕立てにぴったり合ってるのが、すごい…。
中華幻惑的に見分けがつかない鰹と赤玉葱を、ガスパチョソースで。これ旨い!
島らっきょうが心憎いアクセント、どの一口でいこうかと右往左往…。
軽く燻香をまとった鰯は光を放つよう。
トマトの上のが腕毛の生えたオッサンとすれば、こちらはふんわりリコッタと茄子を従えた、たおやかな美青年? うるわしー。
魚はスズキかな。
2016年 8月
*チョコ林檎ブルーチーズ
*絹サヤの豆・ピュレのスープ仕立て イベリコ骨出汁
*鯵のモホヴェルデ鮨 香菜
+10 Navazos-Niepoort Vino Blanco
*桃・帆立・ディルのガスパチョ
+13 Tempestad godello Valdeorras
*アンダルシア風の鰯モロッコ風
+14 Partida Creus Vinel·lo
*アオリイカ・凍無花果・烏賊墨アイオリ
+Amontillado Los Arcos seco Lustau
*赤ハタ蒸しのスープ仕立て オクラ・木耳・バジル・トマト
+14 Rafael Palacios Louro Godello
*ピキージョ
+Rio Viejo Oloroso seco
*ボンジリのシェリー・オリーブ煮
+14 Envinate 'Lousas' Vino de Aldea
*松阪豚ロティ 甘長 2色ソース
*バスク風あさりごはん
+Herederos De Argueso Las Medallas Manzanilla
*チーズケーキとオリーブバニラアイス
+Emilio Lustau 'Moscatel de Chipiona'
[AQ!]
夏休み、帰郷中のパリのソムリエTさんと3人で。
豆ひと口スープは、小サイズながら堂々とした存在感。
鯵鮨は(ま、食べやすくした工夫だが)、ジャポネな見た目に対しものすごいスペイン味で愉快。冬場は炙りカマス版で…とのこと。
赤ハタのスープはトムヤム・インスパイアド。カーにレモングラス、、、ちょうど「言われないとわからない」ぐらい。
ピキージョ・プレゼンタシオンは「時間のある時」版(笑)。
このボンジリの食い方はイイ!
豚の白ソースはアホブランコ♪
Tソムリエは、浅利ごはんに夢中。
アイス、オリーブオイルは完全に混ぜず凍らせてヘテロ感…みたいな話だっけ、、、
「初めて」の「盛夏版」アルドアックコレクシオン。
カンドーを越えて、もう一回ふうむと感心するような(笑)、よく考えられた素晴らしい作品♪
2016年11月
*チョコ林檎ブルーチーズ、アンチョビオリーブ
*“カマスの鮨” 香菜
*Rollo de bonito アイオリ 洋梨
*牡蠣のコカ 牡蠣のマヨネーズ
*チョリソのシードラ煮込み
*烏賊 羊カルド・ミント風味ソース 椎茸
*真ハタ 浅利・シードラのソース 焼き葱 菠薐草
*Fabada
*Solomillo al cabrales 里芋・百合根 椎茸 生胡椒
*Pituのアロスメロッソ
*Torta del Casar
*Arroz con leche
+Sidra Trabanco Cosecha Propia
+Nicolas Marcos Pesico Tinto
[AQ!]
アルドアック「秋のアストゥリアス祭りw」の成果を多少組み込んでいただいた「お任せコース」。
rollo de bonito
アストゥリアス地方の料理。びんながまぐろで作るミートローフ的な料理。
日本のシェフ間では抗争があるらしく、鰹派>びんなが派 だとか(笑)。
チョリソ
チョリソ作りました(^^) 1週間寝かしていい感じに水分抜けてきました!
ちゃちゃっと焼いてシードラで軽く煮込むアストゥリアス地方の仕立てで。
真ハタ
プラス、人参・林檎だっけ?
solomillo al cabrales
オランダ産仔牛 カブラレスとバルサミコの2色ソース
pitu
「A君の得意な(笑)」
Torta del Casar
トルタ デル カサールは『スペイン南部エストレマドゥラ地方のカセレスが産地で、原料は羊乳 ちょっとした独特の酸味が広がり、余韻も長い。植物性レンネットのアザミを使用した珍しいチーズ』
Arroz con leche
アストゥリアスにずぶずぶと沈み溺れる♪ ああ楽しかった。
…あ、でも、この「乳+米」型のデザート、リオレなんかもそうだけど、半端じゃない日本人が“苦手”らしく、期間中も逃げのポストレは用意していたそう(笑)。
[へべ]
真ハタ、そうだと思う。人参いい感じだった。
2017年 3月
[ardoak ミーツ 香港]
*自家製干し肉とグリーンピース
*猪の叉焼、鹹魚エンパナーダ
*平目つくね スペイン上湯・スペイン産オリーブオイル
*皮蛋
*皮蛋・白アスパラ・かいわれ・あさつき・春野菜のサラダ
*咸蛋
*咸蛋のカルボナーラ 緑アスパラ
*焼餅
*豚耳・干牡蠣の煮込 春の山菜
*ピリ辛カジョス 菜花・香菜
*五目粥
*坦々麺
*葱トリッパ中華フィデア
*チーズケーキ
+Mahou
+VN Vinello Partida Creus
[AQ!]
外連企画も大好物♪…アルドアックの広東料理中華食材コラボ・ハイブリッドの巻。
吉岡勝美先生の「よくわかる中国料理基礎の基礎」に付箋をいっぱい付けて(笑)。
いやあ出来るヒトはどこまでも出来る、、、(^^;) モダン中華ののNとかKとか、もう抜かれてるし(笑)。
和やかに笑い、盛り上がる会どした。
2017年 4月
*スナップエンドウのラグリマ 鞘スープ クワハーダ
*軽く漬けた鰯のコカ蓬入り 浅葱
*フリート:こしあぶら・トシーノ、にわとこ
*蛍烏賊 白アスパラ 甘草 鱈唐墨 山菜のサルサヴェルデ
*鰹たたき 苺・トマトとそのガスパチョ 黒オリーブ 独活
*緑アスパラ 浅利 蚕豆 あまどころ
*虹鱒 ハム きぬさや うるい のらぼう菜 山わさび
*ポワロ アンチョビ こごみ たらの芽 ロメスコ
*豚耳 帆立 蕗の薹 山にんじん
*豆ごはん
*花愁仔豚とその骨のソース プチヴェール 行者にんにく 雪嶺茸
*チーズケーキ
+14 Garrut Espumoso Ancestral Partida Creus
[AQ!]
恒例、吉例、春の山菜宴♪
わりと、けっこう、かなり、いちばん好きな宴かもしんない♪
うるい・甘草・こごみなどの漬け出汁:白アスパラ・浅利
2017年10月
*牛ハム
*タパス:鰯・無花果ソブラサーダ・Morcilla de Buey
*茄子トルティーヤ
*サラダ:玉葱・トマト・ツナ
*borrajaのくたくた煮
*椎茸詰めアラプランチャ メソン・デル・チャンピニョン風
*干し空豆煮
*イナダの日本かぶれモダン風
*烏賊・ミガス・アリオリ・カルド
*煮込み2種
*浅利フィデウア バルセロナ風 アリオリと川藻
*ケソ・栗・プルーン
+Vermut Lustau, Vermut Fernando de Castilla
+15 Els Bassotets
+13 Picaro del Aguila Clarete
+15 Jordi Llorens Blankaforti
+Pedro Ximenez de Cosecha
[AQ!]
スペイン帰り宴。
Bodega El Caprichoの牛ハム。タン・Chorizo de Buey。
スペイン産玉葱10kg(笑)を…。
鯖節。「ウチのお客さんの7割以上が外国人になったらコレをレギュラーで出します(笑)」
烏賊・ミガス・アリオリ・カルド:猛烈に旨い。
煮込み:うずら・ ブルゴスの店だっけか、…でカンドーしたもの。ヒジョーに旨い。
川藻、流行りだって。「嫌いだけどw」
borraja:リオハあたり。
番外編: " Ardoak & La Clairiere Collaboration "
2017年11月
[ Ardoak & La Clairiere Collaboration menu ]
*タパス
*アホブランコ
*イワシ じゃがいも ピキージョ
*カブ ツブ
*アンコウ
*コルベール/パエジャ
*マチェドニア
*オペラ
*小菓子
+Manzanilla La Gitana "En Rama" (Palomino)
+15 Bugey Cerdon Alain Renardat Fache (Poulsard, Gamey)
+Loui Roedrer Brut Premier (Mag) (Chardonnay, Pinot Noir, Pinot Meunier)
+15 Vinos Atlanicos "Taganan" Envinate iles de Canaries (Albillo criollo, Marmajuelo, Gual, Malvasia, etc.)
+Vin de France "Sava.Sol" Julien Courtois (Menu Pineau)
+15 D.O.Penedes "Cap ficat" Celler Credo (Xarello)
+04 Vin de Savoie "Tradition" Prieure Saint Christophe (Mondeuse)
+Vermouth blanco Biermu (Chardonnay/Bobal)
+Liqueur maison (Orange, Grain de cafe "San Miguel", Brandy de Xeres "Decano")
+Cafe
[AQ!]
「コラボ」「イベント」…レストラン界は催し物が花盛り。
元気があってまことにケッコー…な一方、猫杓子感もあって、段々と選球眼が厳しくなっている2017年。
…ではあ~るけれど、これぞ俺ら的には待ってましたの本命中の本命コラボ、「ラ クレリエール x アルドアック」の開催である。
キュレータ…というか行司…というか言いだしっぺは、建部洋平ソムリエ。柴田シェフ・酒井シェフ・建部ソムリエの3者コラボ…でもある。(現在、氏は、クレリエールの顧問アドバイザみたいなポジについている)
三々五々のお集まり。開演前は、シェリー片手にタパスを抓む。
アンディーブ・海鮮、蛸・獅子唐・ロメスコ、ケソパイ・マルムラード、アンチョビ・パプリカ、イカ墨バーガー。それぞれ定番をちょいと捻って。
厨房を覗きに行く。あ、熱い♪ ちょうど柴田シェフの集中タイム。
「柴田シェフと酒井シェフにはジャンルを越えた共通項があるような気がした」
と建部ソムリエは切り出す。
「それはある種のクラッシック」
“共通項?…それは俺らが大好きってこったな”と笑いながらも、そう確かに2人とも「もろにクラシック」を表面に纏うわけではないのだが、それぞれの料理の伝統的な本質について、強い思いを抱いている。
アホブランコ
クレリエール式三層仕立てのカクテルグラス前菜が、スパニッシュテーマで。マスカット入り。
趣味の良い甘味と三層の中に忍ぶザラつきある食感が、列席者にオオウケ。
後で開陳されたこぼれ話では「ジュレ部が固まらずに大慌て(笑)」など、コラボらしいエピソードも。
合わせるロデレールのマグナムは、数時間前に抜栓し「静かに炭酸を飛ばした」仕立てで、半ば、上質なスティル白ワインの趣きを持たせている。(今年は「泡を飛ばしたシャンパン」はペアリングで時々見るね~)
今回コラボであるが「全品、合作」。交互に皿を出したりする御紹介・親善型コラボと違い、研究・交流型コラボでは「合作」部分が増えているが、今日は完全にガッチリと2人で1皿ずつ…を仕上げている。
この2人は共通して「無類の料理好き」であるように思える。…で実際、建部ソムリエによれば、このコラボに向けての「深夜の会議」を何回か持ったらしいのだが、「延々と」…それはいつまでも、料理の話をしているらしい(笑)。いや、更に会議からもはみ出して、スマホか何かで話し込んでいるらしいのだが、その勢いが余ると、これまた深夜に建部ソムリエに電話してくるのだと言う。「もう寝てるのに叩き起こすんですよ、あのヒトたち」…と、氏は嬉しそうに怒るのである。
イワシ じゃがいも ピキージョ
菠薐草入りガレット仕立て/メイクイーンは「ボキューズの鱗」風(で、透けるほどの薄切り)…の、鰯・じゃがいも・ピキージョソース(酒井シェフの好きなミロの眺め)。…と、スペイン鉄板組合せ。鱈の唐墨を添えて。
仏西の混血がスカっと旨い。
ワインはカナリア諸島の若手が作る訳わからん混醸(10種以上)のTaganan。建部ソムリエの数々の実験によると「魚卵には『島のワイン』は鉄板だそうな。「シチリアから奥尻まで合います(笑)」。
また、パン用のオリーブオイルは「同じもの2種類」だが、片方が「初日絞り」限定版というマニアックな比較。
思うに、俺らにとっての柴田・酒井シェフの魅力は、その「頑固さ」にある。料理に対して、とことん頑固。
…と言っても、職人的な身体の固い感じなのではなく、しなやかなのである。しなやかでたおやかで、けど頑固(笑)。柔和な頑固。
そういう意味では、正しくは、自分に対して/自分の料理に対して、忠実である…と言うべきなんだろうか。自己への忠誠。
2人とも人当たりは柔らかいしなあ。なんか、謙虚で自信タップリw。そして、柔和な頑固は、とことん、話し合う(笑)。
カブ ツブ
須賀川の蕪名人爺さんの蕪…だとか。白い王様の存在感。
ツブ貝はフランスど根性味がする。マッシュルーム・玉葱がスペイン的なクッション。
「この段は野菜の皿で」…からスタートし、「蕪で行こう!」…となってから、紆余曲折。だそう。
味覚を図形でいうと、蕪がフワ~っと広がり包みこむように世界を作り、ツブがゴーンと深く掘る。
…という感じなのだが、この2人は「美味しい」んだよなあ、気がつくとすぐ目の前の皿がカラっぽになってしまうので、よ~わからん(^^;)。…ということは多少ある(笑)。
アンコウ
余市鮟鱇のチョリソソース…的な仕立て。鮟鱇の皮がたまらなく旨い。柴田シェフのなにげない(←建部談)アン肝テリーヌ。ファバーダ&モホベルデ。
酒井シェフがソースをかけて回る。情熱的な色彩、情熱的な味わい。
合わせるのは、"Cap ficat"。猛烈にノーブル。美味い。カヴァの品種Xarelloの白…ということで、泡無しロデレールに通じる所アリ。
建部ソムリエによると「深夜会談」では、決まるところはさっさと簡単に決まるんだそうな。…で、いちばん最後までああでもないこうでもない言っていることの一つは「塩は何を使うか?」だったりする、って。
いやあやっぱ、細かいもんですな。まあ、そーゆー精度でやってんですねぃ。
コルベール/パエジャ
仏産青首。メインは、これが来たんで羆から差し替えたらしい。キャベツ包み添え。
内臓のパエジャ…まあメロッソと言ってもいいかな。酒井シェフがついで回る。「おかわりもありますが…」に、全員がおかわり(笑)。
まあしかし、両店の常連…飲食のベテラン勢…が、うち揃っての客席、って感じなのだが、一同が
「いやあ(焼きが)旨いなあ」
と嘆息してるのが、考えると凄い(^^;)。やたらと、美味しい。
相席トークで青首昔話をしていると、中湊さんがいた頃の宮代さんの話になったりする(^^;)。…ま、それは古いだけだが、色々と、落ち着いた顔ぶれの揃う居心地のラクな一夜でありました。
ワインはVin de Savoie "Tradition" Prieure Saint Christophe (Mondeuse)。お爺ちゃん(ミシェルグリザール老)は引退だとか。此処のプレステージって、マルクヴェイラで飲んだなあ…。
そうそう、本日は建部ソムリエも「フランス・スペイン縛り…でっす」。カナリアだジュラだ、と僻地を回ってるけど(笑)。
マチェドニア
オリーブ添え。爽やか。ヴェルモットを合わせて深みを。
オペラ
…の解体。濃ゆいショコラに、シナモンがスペインの香り、の声。
…に建部オリジナルリキュール(オレンジにMi Cafetoのサンミゲル)を注いで。こいつぁ一本、取られた♪
保存瓶に珈琲豆をいこんだオレンジ…の眺めがエクゾチーク。飲んでも陶然。
小菓子
タルタ・デ・サンティアゴ(の大判焼き)が焼けました~、と場内を回る。カヌレ、タルトタタン、マカロン。 うふふ、満腹。
*****
まあ3人揃って、求道的に根を詰める割りには修行僧成分ゼロな陽気な連中…って感じですか、実にシミジミと楽しい一晩でございました。
客席のコチラも勉強になりました…と言いたいところだが、旨いモノってウマイウマイといただいてるとすぐなくなっちゃうんだよなあ(笑)。美食学の背反だよなあ(^^;)。でもイイの、幸せだから♪
メルシー&グラシアス…メルシアス!
2018年 2月
*サラミ
*リエット・アンチョビ・マッシュルーム・オリーブ・松の実のサラダ
*カルドガジェゴとチョリソのスプーン
*烏賊・茄子・ソブラサーダ・茸・蜂蜜・ミント
*タコのガリシア風
*タコのプランチャ トロサ豆のスープ
*白子・百合根2017
*カジョス
*カネロニ
*猪ロティ
*アロス メロッソ
+13 Baco Perez Pago Del Naranjuez
+Bodegas Dominio de Atauta
04 Atalayas de Golban
02 Llanos del Almendro
02 Dominio de Atauta
+Descendientes de J. Palacios
01 Villa de Corullon
03 Las Lamas
02 Moncerbal
04 La Faraona
+04 Atalayas de Golban
[AQ!]
…と、凄い呑みに闖入し、、、ヽ(^~^;)ノ
2018年 4月
*カルドガジェゴ
*エンパナーダ
*マテ貝 キウイ マンゴ アホブランコ 山人参
*白アスパラ 甘草 唐墨
*蕗 蛤 日向夏 鴨おかゆソース
*涙豆 ブティファラ 黄身
*蛍烏賊 独活 浅葱 モホベルデ
*帆立 茄子 たらのめ ロメスコ
*インカのめざめ アマドコロ スナップエンドウ
*真鯛 ガスパチュエロ ウルイ こごみ 金柑
*空豆 竹の子 蕗の薹 玉葱エキス アンチョビミルク
*イイダコ 行者にんにく 菜の花 蛸ソース
*真鯵 カルデイラーダソース にわとこ 蓬
*グリーンピースの米 山わさび アーモンド
*タルタ・デ・サンティアゴ
*タルタ・デ・ケソ
+Estrella Galicia
+12 Itsasmendi Artizar
+Orujo de Galicia Zarate
[AQ!]
こぢんまりを極めた規模の、しかしながら、我が家恒例になりつつある「年間最大の祝典」。…そんな感じになってきてるw。
ちなみに、「山菜スペイン祭り」参加客は、4組くらいはいるらしいw。
全体にビビるほどにキレッキレだが、メモ的意味合いで挙げておけば、
●蕗 蛤 日向夏 鴨おかゆソース
●インカのめざめ アマドコロ スナップエンドウ
●空豆 竹の子 蕗の薹 玉葱エキス アンチョビミルク
…そら恐ろしい♪
今年は、やや早めの山菜の出だし、揃いも良い。from 山形、こもしえんぷれ。
白アスパラ 甘草 唐墨
底にマヨネサ、これは味変的に途中で混ぜ始めるもアリ。
「甘草」の存在が魅力として訴える…なかなか出来んよねえ。「和食の人に食ってみて欲しい」典型。
蕗 蛤 日向夏 鴨おかゆソース
日向夏のワタ。
トロみは欲しいけど小麦粉はちょっとなあ…という時、米粉知恵のあるスペイン料理はイイっすね…みたいな。
Matsushimaさんに貰った「黄金龍 純正落花生油」のひと垂らしのハマリ具合♪
蛍烏賊 独活 浅葱 モホベルデ
独活「立川こまち」
涙豆 ブティファラ 黄身
黄身はシェフが混ぜてお取り分け。
蛍烏賊 独活 浅葱 モホベルデ
「世の中の酢味噌はみんなモホベルデで置き換えてしまえ!」…は酔っ払いの戯言、であるにせよ(笑)。
帆立 茄子 たらのめ ロメスコ
焼茄子。ナスタチウム。ロメスコの素晴らしさ。
インカのめざめ アマドコロ スナップエンドウ
りょうシェフお得意のスナップエンドウスープが応用される。
ここでインカ…は出来ないよなあ、魅力を押し立てられたアマドコロが涙ぐむ。
真鯛 ガスパチュエロ ウルイ こごみ 金柑
ガスパチュエロ:マラガ名物、じゃがいも・マヨネサ・魚介スープ
ウルイ軸は焼いて。
空豆 竹の子 蕗の薹 玉葱エキス アンチョビミルク
オリジナルで、そんなに秘密なもんが入ってる訳ではないアンチョビミルクが、奇跡で魔法♪
イイダコ 行者にんにく 菜の花 蛸ソース
アイオリ添え。
ガリシアフェア中で煮てる蛸なんかの汁を、ずーっと詰めて。この詰め方はアンヘルレオン・インスパイアドだそう。
真鯵 カルデイラーダソース にわとこ 蓬
カルデイラーダ:ポルトガル風ブイヤベース
にわとこ・蓬は、薄衣の天麩羅仕立て。
グリーンピースの米 山わさび アーモンド
アーモンドはカリっカリ。
エンパナーダおみやげ、ぐらしあす。
2018年 6月
*ポテサラ 40ヶ月サラメ ソブラサーダ ケソ2種 ナバラ産白アスパラ
*ピンチョス:鰯・パプリカ・茄子 ソブラサーダ・ケソのトースト 自家製ブティファラトースト
*ミニ農園アセルガのトルティージャ
*セボージャ・トマト・水茄子のサラダ仕立て
*烏賊・キャラメリゼ玉葱
*煮物碗:野菜 塩 水 浅利 オリーブオイル
*真名鰹と蕪のカンタブリア風バター仕立て
*松阪ポークのポルケッタ
*蛍烏賊パエリヤ
*Tejas y Cigarrillos Casa Eceiza Tolosa
+Getariako Txakolina Ameztoi Rubentis rose
+14 Cartoixa Scala Dei
+13 Masdeu de Scala Dei
[AQ!]
帰国宴♪
E.C40ヶ月サラミとソブラサーダ / ナバラ産白アスパラ / アセルガ(ブレット) / 現地セボージャ・水茄子・トマト
鰯うま 茄子・パプリカ 自家製ブティファラ 庶民仕立てのノーブル♪
烏賊キャラメリゼ玉葱:ベタなスペインの飲み屋w
野菜 塩 水 浅利 オリーブオイル:「そんだけですよ(笑)」~野菜セットを売ってる~結構煮る
叉焼モホw:脂とリーンのバランス♪ ピスタチオ 松阪ポーク ~パプリカふるとスパニッシュ♪
蛍烏賊 海老の頭出汁 スペインのクノール!(笑) アイオリ
2018年 9月
[カナリア諸島をテーマとした11皿コース]
*鮪・バナサラ・アボカド
*おつまみ:胡瓜・にぼたん…
…
…鰯/オリーブ/アホブランコ/トマト帆立/茄子/ゴフィオにサルサ赤練りこみ/兎/Papas arrugadas
+Cruzcampo
+16 Palo Blanco Envinato
+16 Matías i Torres Albillo Criollo
+16 Migan tinto Envinato
+Ronmiel de Canarias Cocal
+Ron Arehucas 7 anos
+Ron Anejo Arehucas 12 anos
[AQ!]
9月一杯まで「カナリア諸島特集」。
激忙の直後で脳細胞が概ね死亡しているのだが、“カナリア”は味わってみたい!…と滑り込み参上。シェリー受取など用事もあったし。
案の定、楽しい夏フェス。カナリアの、トラディションとモダン、緑と赤、華やかなシャワーを浴びる♪
マホレロ:カナリア諸島のフェルテベントゥーラ島で作られているヤギの生乳を原料とするチーズ
Ensaladilla Canaria:スペインによくあるポテトサラダをジャガイモではなくバナナで作った。
Gofio:乾燥したトウモロコシや麦を炒って粉状にして練り上げたもの。パンとして、デザートに使って。きな粉やオートミール的な香り。
今回は、カナリアのgofioは日本に輸入されてないのでペルーの乾燥トウモロコシつかって作った。
Papas arrugadas:(海水的な)塩をたっぷり入れた湯の中で茹でたイモ。カナリアの定番。ピリ辛パプリカソースやパクチーソースで。
にぼたん:カルネヤ高山シェフ製作の新感覚煮干バター
2018年11月
*トリンチャットとソーセージ 鰯のコカ
*ムールと南瓜のズッパ
*鱈胃袋と豆の煮込み
*ハタとジロール トマト・ミント ソブラサーダのソース
*白子・赤キャベツ・松の実
*“ピキージョ”
*猪 パプリカのソース
*蟹のパエリャ
+Brutal Ancestral Moscatel
+16 La Salada La Bufarrella
+La Bella Vinya d'en Carles Oriol Antigas
+Brutal Ment
+Jerez Cream Tradicion Vos 20 Years Bodegas Tradicion
[AQ!]
会の主旨は「スペインの自然派を呑む」…だが、料理の方は、いまアルドアックの地方料理テーマとなっているカタルーニャ…がベース。かな。
そのカタランパワーが凄い。カタルーニャ料理を作る、と言うより、カタルーニャ人になりきる…とか、そういう感じ。もう、カタランの体臭の世界。
今日はコカからデカイ。デカくて濃い。今宵は塩がカタラン。そっか、こーゆー決め具合にするとカタランを感じるんやなあ。概ね濃いから、酒呑む会…に合ってるw。
トリンチャットが、ああやだやだ…と思うくらい、ウマイ(笑)。
鱈胃袋と豆の煮込み、スーパーくそ旨い♪
ハタとソブラサーダ、うまい。「秘密」は黄金龍と九鬼w。
猪の具合、素晴らしい。
[へべ]
めくるめく、血中カタラン濃度高まりナイト♪
カタルーニャ料理ってなんでかこう、がっちりムワっと、アニキ世界的な感じがするよねー。
ガチッと堅さのあるコカとか、鱈胃袋と豆の煮込み、香り立ち・滋味湧き出すソブラサーダ…なんてウマイ…。
2019年 4月
*マダイ モホベルデ:ウド・カンゾウ
*塩ダラ フキ・ニワトコの芽 トマト・オリーブ
*生ハム ヨモギ チーズケーキ
*ハマグリ 河内晩柑 鴨ソース タラの芽 そら豆
*新玉ねぎ;ムースと涙 フキノトウ
*ホワイトアスパラ こごみ 山人参 ウニ イチゴ ガスパチョ ヨーグルト
*ホタテ 根パセリ 鞘スープ あまどころ
*マーメラス つくし ブティファラ 玉子
*イワシ ホタルイカ 羊リコッタ ウルイ アサツキ パプリカの涙 アンチョビミルク
*ニジマス 生ハム焼 シェリーソース 塩づけキノコ あけびの芽
*マダイ グリーンピース 米 すいば 山わさび
*乳のみ仔羊ロースト 山人参 竹の子
*アラゴン風ナランハチョコ
+17 Sitta Laranxa Orange Wine
[AQ!]
春の祭典2019!
今年もやって来ました、山菜スペイン祭♪
…と、代々木八幡へ向かう。
ウチの場合、「この季節には必ず**を食う」とか「その時期には必ず**の店に行く」というキメ事は、さほど多くない。…少なくもない、まぁまぁフツー、ってとこか。
そんな中、これは(挙行される限りはw)行く!…ってのが、山菜スペイン祭だ。
“なんで山菜でスパニッシュなんだよ?”…と表層的に聞かれると、ソレに簡略に一般的に答えるのはやや面倒だ。
一方、アルドアックに通うファンにとっては、意義も意味も何となく了解されているところ。
…まあだから、どちらから見ても、“なんで山菜でスパニッシュなんだよ?”という問いにとってつけたような答えは要らん…ような気はする、が、『そこに山菜があるから』そして『美味しいから』(笑)。
ところで、アルドアック山菜祭の起源を見てみよう…とメモを繰ってみると、2012年6月に開店した翌年5月のメニューには、既に、行者にんにく・アケビの芽…が登場していた。
こりゃ、涼シェフは、そもそも好きなんやね & 気付きのピカっ!も早かった…と言えそう。
翌2014年が「プレ山菜祭」くらいで、5月に、たらの芽・根曲がり竹・蕗の薹・アカミズ・山ウルイ・たらの芽・蕨・すいば…が登場している。
2015年からは、ウチのメモ表記が「山菜祭」的になっている。
本年は、(いつもの)山形産を中心に、16種類の山菜が並んだ。
…あ、あと、本年は「同好の士」が参集いたしまして、全席で「アルドアック、今宵は山菜宴」という挙行。これは初めて。…っつうか、昨年まで、よく山菜コースと通常コースをパラレルでやってたな(^^;)。
マダイ モホベルデ:ウド・カンゾウ
鯛腹・独活のモホベルデ。鯛子添え。
アミューズ風の最初3品(マダイ・塩ダラ・生ハム)は「今日はこんなん、やります」の紹介ショーケースでもあるが、この真鯛モホベルデは、既に、並々ならぬ美味しさで震える。ふつーにヤバイ♪
塩ダラ フキ・ニワトコの芽 トマト・オリーブ
エスケシャーダの、「玉葱を蕗にした」版。
「今日は山菜が16種来てて、即興部分も多いですので…」という口上のあらわす通り?(笑)、ニワトコの芽は「卓上で乗せる」プレゼンに急遽変更、で♪
食材としてのニワトコが出てくるのって(酒関連は除く)珍しく、此処と、Kabi・サモトラ・アコルドゥ…。メルクマールな奴らが並ぶ(笑)。
生ハム ヨモギ チーズケーキ
蓬は、素揚げとチーズケーキ練り込み…で。
シックリきてる。
ハマグリ 河内晩柑 鴨ソース タラの芽 そら豆
凝った貝殻盛りが、モダン和食的 精細な眺め。
河内晩柑のキレ、鴨ソース(!)のもたらす複雑性とコク、見事な春の一品。
新玉ねぎ:ムースと涙 フキノトウ
蕗の薹にラルドをまとわせ揚げ。新玉ムースにとんぶり添え。そこに、玉葱涙を流しかけ。
ちょっと思いつかんしょ、コレ。「毎年やってる力」を感じる。おそろしく、うまい。
ホワイトアスパラ こごみ 山人参 ウニ イチゴ ガスパチョ ヨーグルト
『多彩』がテーマと言っていいような盛り込み。焼苺。そこに(春定番)苺とトマトのガスパチョを流しかけて。
本人「いちばん、確信が持ててないですが(^^;)」…な複雑さを盛り込んだひと皿だが、見事に口の中にカーニヴァルをもたらす♪
白アスパラ・こごみは、下には小口きりを敷詰めて。
ホタテ 根パセリ 鞘スープ あまどころ
アルドアック定番の「エンドウ鞘スープ」をベースにした展開版、フィーチャリング『あまどころ』。
…なのだが、この、鞘スープ~あまどころ の滑らかな繋がりが絶妙な魅力。ひと皿の中の食材は、繋がりゃイイ…ってことばかりではないけど、「繋がりスタイル」中の白眉じゃあ、あ~りませんか。
おっそろしく魅力的。
根パセリは、白人参…とかに、近い味・食感。いい感じの地面感。
マーメラス つくし ブティファラ 玉子
土筆は、アルドアック山菜祭には初登場。葡萄枝の薫香を足して。
そうでなくても土筆はポテンシャルある素材の割りに美味しくいただくのが難しいところがあるのだが、いやあ、ウマイのなんの。豆・肉との饗宴、そして繋ぎの卵黄・薫香あたりの働きが頑張ってる。
イワシ ホタルイカ 羊リコッタ ウルイ アサツキ パプリカの涙 アンチョビミルク
メインその1.…感もある堂々皿。
食材名を並べると、スターが揃った…というイメージもあるが、敢えてズバリ言えば、浅葱が美味しくいただけるところは感動的。パプリカの涙・アンチョビミルク…という最強助演陣が強力過ぐる、とは言える♪
あと、鰯も投入してきたのが、なかなか新鮮。
ニジマス 生ハム焼 シェリーソース 塩づけキノコ あけびの芽
虹鱒にハムを挟み焼…のような感じ、北スペイン内陸風。(広東の古式みたいだなw)
これに塩蔵のアミタケ(だっけ)・ミズの玉…を敷き、上からは必殺!アケビの芽…だあ♪
この辺になるとスペイン料理の骨太さもズンと加わるが、魅入られたように黙々と…ペロっとなくなる、カウンター一同(^^;)。
マダイ グリーンピース 米 すいば 山わさび
真鯛2kg、頭のデカさは感心を通り越して、一同から笑いが起きる。…で、コレを使ったスペインごはん、今日はクレモソ。
鯛アラプランチャにはすいば敷き、コリアンダーソースをかけて。
鯛豆クレモソにはヘーゼルナッツ・山わさびをのせ(山わさびは軽く和えて熱をちょい加え)て。
贅沢にも、うんめ~。
乳のみ仔羊ロースト 山人参 竹の子
NZ産半身2.5kgの後ろ腿。塊焼きのままプレゼン、涎じゅる。
山人参とうるいをヒラリと乗せ、そこに焼きの脂を仕上げに少し回しかけて。
ペロリといただける乳のみ、味を吸いまくった竹の子がこれまたウンマイ♪
最後まで「ペロリ」とか言ってるけど、カウンター一同、さすがは「同好の士」(笑)、みな良いテンポでお皿が綺麗になっていく(^^;)。
「いやあ『いっぱい出した』つもりだったんですが、皆さん、よく食いやがりますねぇ、、、」
と、シェフ嘆息(笑)。
甘味は、アルドアック次の地方テーマ「アラゴン」に向けて仕込み中のナランハのチョコをいただいて、一同ニコニコ♪
そんな訳で、アルドアック山菜祭2019版。
涼シェフも「だいぶわかってきました!」という手応えあるコースだったよう(以前からウマイかったですが)。
そして、ワシらにとっては、規模は地味かもしれんけど、「世紀の一食」である♪
2019年 6月
*羊と山羊のケソ・ハム・ツナズッキーニピュレ
*塩漬アンチョア Sanfilippo
*オイル漬アンチョア + Mantequilla de Soria / ガスパチョ
*ゴマ鯖・芋煮
*豚耳 Tasqueria風
*青トマト漬 スキンヘッド風
*秩父産猪(駆除枠) コーラ・ベルモットのマリネ
*鰯・トマト・豆・玉子の朝食焼
*豚足・ガルバンゾ炊き
*鶏アロス
*海老アロス
*タルタデケソ
+18 Agerre Getariako Txakolina Txakoli
+14 Mendall Aidon Nous
+ベルモット・リモンチェロ(スキンヘッド)
[AQ!]
カタルーニャ~マドリー~カンタブリア、、、の振り返り編。
カンタブリア料理はお取り置きで、スキンヘッズなど、印象が新鮮なうちにカタルーニャ・マドリー…を中心に。
ハム
カンタブリア鹿・セシーナ(!)
塩漬アンチョア Sanfilippo
!
Tasqueria風
! 茹で焼き
トマト
大蒜・生姜 セロリ
鶏アロス
!
土着したスペイン料理の、綺麗な胸毛♪…編である。
オマケ:フェリスコンプレアニョス わしらヽ(^~^;)ノ。(騙し撃ち…じゃなくて(^^;)、黙って出てきた(^^;))
2019年11月
[バルドアック]
*フリット マジョルキン
*ポロネギ冷製ビナグレッタ
*羊のうみそフリット
*自家製チョリソ焼き
*ほうれん草とひよこ豆コルドバ風
*ヒラメ 青いんげん豆の煮込み
*オマールのスケ カタルーニャ風
*イビチー
+Inedit
[AQ!]
お店都合で急遽呼び込まれた、お気楽バルバージョン「バルドアック」。
時間が空いてた常連がフラフラと参集する♪
フリット マジョルキン
Frito Mallorquín。マヨルカ的な言い方なんか、「フリット」とは関係ない、肉・内臓・野菜をたっぷりのオリーブオイルで炒め煮したもの。
キモはフェンネル香。
[へべ]
じゃがいもゴロゴロ! イモが旨~い♪
ポロネギ冷製ビナグレッタ
大好物に、うっとり。
[AQ!]
ものすごいアンチョビ(笑)とともに。マヨネサも極上。
ほうれん草とひよこ豆コルドバ風
ビーガンでも行けるレシピ。クルトンが肉見立て(下手な精進料理より似てるw)。
やばくウマイ! 豆煮込の香り。
[へべ]
旨いパンのがっしりしたクルトンが、ほとんど肉…
自家製チョリソ焼き
熟成違いの食べ比べも楽し。
[AQ!]
熟成違いで2本。
ヒラメ 青いんげん豆の煮込み
オンリストの「青いんげん豆の煮込み」はヒラメも合いますよ!…とのことで、合体版。
“オリーブオイルほど旨い白身魚のソースってあろうか?”…みたいな感触に仕上がってる。
参加してる面子は仏料理などでも「よくあるパターン」っぽいところもあるが、その範疇内での最高峰なんちゃうか?…くらいのビビる美味。
[へべ]
青いんげん豆の煮込み ヒラメの柔肌に香り立つオリーブオイル、もはや凄艶、極上の美味。
オマールのスケ カタルーニャ風
なんとノーブルなスケ!
[AQ!]
「書いてないけどオマールがあるんで、それをスケにして、ヒラメを青インゲンでどうすか?」…なコンバートにて登場。
しっかり味を出しつつ濁らせないギリが、さ・す・が♪
イビチー
イビザ風チーズケーキ、だべさ。ミントが香る。
[へべ]
ミントとアニスで思いを馳せるズンドコ島♪
2020年 2月
[サンセバスチャン ナイト : サンセバスチャンに想いを馳せて!]
*ヒルダ
*ケソ+ドライフルーツ+アンチョビ
*鰯+パプリカマリネ
*ポテサラ+海老
*チコリ+ハム
*ブラッドソーセージ+鶉玉子焼
*チャンピ+チョリソ
*ツナ+鰯
*バカラオ
*ヒイカ+しし唐
*ブティファラ
*トルティージャ
*ピキージョ
*鰯衣揚げ
*猪+メンブリージョ+ブルーチーズ
*フォアグラ(ハンガリー)+苺(栃木)+玉葱+ペドロヒメネス
+シードル
+La Perdida
+15 Mendall Desig Brutal
+14 Galiza Marques de Grinon
+Ron Arehucas Selecto 7anos
(2020年 3月 )
*オリーブ サラミ トルティージャ アストゥリアス風トルテュ エストレマドゥーラ産山羊ケソ パプリカまぶし
*白アスパラ・Anchoas Sanfilippo 豆と鰯
*自家製チョリソ
*角煮・人参・マッシュルーム
*豚足煮
*ピレネー産アニョードレ ロティ 2年熟成メイクイン
*アロスカルドソ
+14 Corpinnat Salvatge
+05 Tondonia reserva blanco
+08 Tondonia rosado
+05 Tondonia reserva
+91 Tondonia
+54 Tondonia
+47 Tondonia
+34 Bosconia
+64 Marques de Riscal
+59 Vina Real Cune
倉庫で10年以上寝ていたもの。(Sクラブ)
14 Corpinnat Salvatge brut
カバ協会分裂(^^;)
05 Tondonia reserva blanco
少し酸化のニュアンスのある作り、上質美味。
08 Tondonia rosado
ロゼはかなり希少だそう。変な派手さは一切出さず、とても上品、名ロサード。
05,91
まずはトンドニア観の確認。美味しい。
54
この会の主旨キターーーー! って感じで、「期待」込みの想像上のスペイン古酒像。
コルクぼろっぼろだが、、洋平ちゃん、開け切る。
47
エキセントリックに変わっている。ダメになってる…って感じではない。セメダイン香とかの周辺香がグイングイン出てる、、、のは、飛ばしてからの方が本領か、さりとてもう、完全に飛ばし切れるもんでもない感じ。
まあ「面白い例」ではある、落ちつけてから豚足と…なんてのは、いい相性でもある。
コルク、すっぽり綺麗に抜ける。
34
一番の古酒だが、これはリコルクが明らか。
洋平ちゃんは、60~70年代って推測だっけか。リコルク時に調整が入った感。よく出来たボルドー古酒みたいな印象も。
「中興の祖」がいます…ってタイプの古酒。むしろ豊かさがあって、飲みやすい。
64
うんうん、64のリスカルだわ♪…って何を言ってるかわからんが(^^;)、素直に飲めて美味。すぐ行ける。
59
これも、vina realやわ、、、ってことになるか(^^;)、59が嬉しい!!! こちらは抜栓から多少ぐる~りと変化する、少し落ち着けてからの方が、大物感が自然になって、良いかな。
みんなが期待してた???、明らかに逝っちゃってるヒトは無し。47はちょっと極端過ぎるかもしれないが、あとは「それ1本」でも楽しく呑めそう。
「強いていうと」ロサード・54・64…は良かったかなあ。リスカルの頃はある程度酔っぱらってたので自信ないが(^^;)。
2020年 9月
つきだし
モハマ 紅鱈カラスミ 山羊ケソ アルメンドラス マリネラ自家製アンチョワ
鰯のマリネ アホ トマテ クミン パプリカ オレガノ トマト何かしたくなるがしない 糖度低いの(笑)
サランゴジョ ズッキーニ 玉葱 低温オイルじっくり すごく地味ですごく好き
オジャ・ヒターナ カボチャ 洋梨 トマト少しに
コネホ ロマラン 大蒜
茄子 鮪 ムルシア独特 グラタン
蛸ムルシア風 ビール ブランデー 白ワイン 焼き煮 じゃがいも 玉葱
乾燥空豆 3日戻し
カルド・コン・ペタス シェリー後追い
カルドソ 鱸
カのつく ラ・マンチャ パンプディング
[番外編:ヒルズ虎ノ門横丁ポップアップ らすとらあだ×アルドアック]
2020年10月
蕎麦粉入りクリームクロケタ山葵黒大蒜マヨ
生ハム、塩バスチー
小さな乱切り野菜と枝豆の出汁お浸し オリーブ
蕎麦味噌
トルティーヤに出汁あんかけ
名手のトルティーヤはお馴染みの逸品、でも今宵は仕上げに金色のあんをとろりとまとって、なんとこれだけで随分と味の景色が違う! 日比谷さんのお出汁ひとつで、ぐいっと和の雰囲気になるのがおもしろい。
クロケタは蕎麦粉の参加で「とろり」から「ねっとり」方向へシフト、山葵でいくと、さらに蕎麦前っぽさが上がる。
鰯
アンチョビ 茗荷 焼き茄子 パッションフルーツ アホブランコ
蕎麦粉ガレット
焼きトマト 炒り卵 鰯焼き ワタソース パクチースプラウト
世界の蕎麦畑から、本編はブルターニュ方面より。わくわくする展開
鶏団子
ふわり ツルムラサキ花 生ハム骨スープ
蕎麦がき
洋梨味噌ソース ブルーチーズ、ローストナッツ 穂紫蘇はここだっけ?
20年シェリー
烏賊
めんつゆ 烏賊墨ソース 凍無花果スライス アルドアック・スペシャリテ
鴨南蛮パエリア
蕎麦
北海道雨竜微粉 モハマ パクチーソース 赤い蕎麦つゆ:パプリカ 玉葱 大蒜
蕎麦
千葉成田 手びき 蛸ガリシア 蛸煮詰汁
蕎麦すいとん
京都美山(ヴィンテージ)蕎麦すいとん 烏賊墨汁 ポルチーニ 牛もつ(あわ牛、小腸)・ちび肉団子
イカスミの汁が、牛もつが、蕎麦すいとんが旨い。
2021年 3月
*明日葉コカ クレソン
*トルタ アストゥリアス(ナチョのレシピ) ブルーチーズ 土筆
*平目(縁側) うるい 穂紫蘇 モホヴェルデ ミョウガタケ
*タラの芽 こしあぶら 桜海老 新玉葱ピュレ 玉葱煮詰ソース
*帆立 苺 行者ニンニク 酢漬ずいき (真骨頂!)
*ガリシアパン
*蛤 白アスパラ 独活 マーメラス そら豆 生ハム出汁ソース
*大分産平目 根芹揚げ 芹 白隠元ピュレ
*蕗 アルメンドラス ハム (カルド調) (びっくり!)
*ビーツサラダ マーメラス鞘ソース 花山葵 コゴミ
*ボタンエビ 蕗の薹 豚皮 ひよこ豆 海老味噌を全体に混ぜて
*羊ミンチ 野蒜 根生姜 筍(京都 生ハム出汁 鰹節少々)
*アロスコンレチェ 蓬
+19 Chivite Las Fincas Blanco 2Garnachas en Colaboracion con Arzak
+18 Las Minanas Vino de Parcela 100% Ver-D-Jo de Segovia
+17 Peixes de Rocha Vino Tinto
2020年はコロナ禍キャンセルとなった吉例「山菜スパニッシュ会」だが、2021は復活!
2021年 4月
*蓬チュイル 桜海老
*自家製塩漬肉巻 にわとこ 芽デーツ
*富山蛍烏賊 新玉葱 モホベルデ 蕗の薹フリット
*アマドコロ 鰯 あさつき焼 サルモレホ 焼茄子 !
*烏賊 スイバ 独活 セビーチェ 烏賊墨
*タラの芽 蛤 マーメラス 河内晩柑? 魚出汁?
*こごみ 白人参 ロメスコ かんぞう 白アスパラ バカラオ
*(水分を飛ばす)焼うるい アケビの芽おひたし ブルーチーズ !
*きんめごはん マーメラス皮 山わさび ヘーゼルナッツ こしあぶら !
*豪州風ドライエイジド鯵 きんめ
*その鯵の葡萄の枝炙り 行者ニンニク ピサンリ クレソン !
*きんめ蕗の薹フリット 筍ハム煮 スペイン白隠元 山独活
*バスチーキケ風
+Pampaneo Airen Ancestral Natura
2020年の借りを返してもらう(爆)…とばかりに、2021年は、「山菜スパニッシュ会2」!
2021年 6月