Welcome to  AQ!  's   自主制作CD、絶賛発売中!
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Update:18 Feb 2015



・ いらっしゃいませ、AQ! & へべ です!
  AQ!  石井AQ!  AQ! WorksポートレイトH.T Producer's CabinSphinx..余談としての冷蔵庫
  hebe  石井へべ  へべのひとりごと)
  
・ 食べること・飲むことの楽しみ!
  ・ 「楽しいレストラン  フランス料理イタリア料理欧州料理中国料理韓国料理エスニック料理洋食蕎麦天麩羅京都New[i]
  ・  Mac & Wine 対応! 下手のワイン好き  ~9719981999200020012002
  ・  はばかっぱてぃ?お茶の備忘録
  
・ ボクらの怪しいブンガク!
  ・  「メールでリレー小説」 2008 スタート!
  ・  AQ! & へべ のトホホ文芸倶楽部
  ・  「メールでリレー小説」 第三章
  
・ その他、いろいろ!
  ・  覇気なき旅よ! 億劫の細道   ( 旧 : AQ! & へべ の石井家)
  ・  リンクで徘徊だ~
  ・  懐かしい旧トップページ


  
AQ!
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・ 石井AQの宣伝じゃー (みなさま、よろしくお願いします)
発売中!
「 el valle 」 AQ!


 自主制作CDリリース、2013年9月25日発売となりました!
 詳しくは→click!
発売中!
谷山浩子「デビュー40周年記念コンサート at 東京国際フォーラム」  

 
発売中!
谷山浩子×ROLLY(THE 卍)「暴虐のからくり人形楽団」  

 ROLLY(Vo, G)、佐藤研二(B)、高橋ロジャー和久(Dr)によるスリーピースバンド「THE 卍」、音楽プロデューサーの石井AQ、そして谷山浩子の5人による架空の楽団「からくり人形楽団」
 ……が、帰ってきたぜい!
 今回は、暴虐!!…deathヨ、オ客サン!

 石井AQ作曲「ある楽団員の回想」…も収録されてmath!

 詳しくはコチラ→click!
ご来場感謝!
「猫森集会2014」

 【出演】谷山浩子、石井AQ(Syn.)

 開演時間
 9月14日(日)19:00/ Aプログラム 鈴木康博(Vo&G)
 9月15日(月)17:30/ Aプログラム 鈴木康博(Vo&G)
 9月17日(水)19:00/ Bプログラム 栗コーダーカルテット
 9月18日(木)19:00/ Bプログラム 栗コーダーカルテット
 9月20日(土)17:30/ Cプログラム 友納真緒ストリングスカルテット
 9月21日(日)17:30/ Cプログラム 友納真緒ストリングスカルテット
 開場は開演の30分前
 
 【会場】全労済ホール/スペース・ゼロ(東京都渋谷区代々木2-12-10 全労済会館B1)
 【料金】全席指定 前売6,800円 当日7,300円
 【お問合せ】ヤマハ・アーチスト・ハーツ 03-6894-0212 / ネクストロード 03-5712-5232     

 詳しくは→click!

発売中!
「 CONTINUE 」 MEG 

 MEGさんのアルバム「CONTINUE」が2013年12月4日にリリースされました。

 M-1. prologue
  作曲:石井AQ 編曲:石井AQ
 M-2. 旅立ちの歌
  作詞:谷山浩子 作曲:谷山浩子 編曲:石井AQ

 アルバム冒頭を飾らせていただくことになり、光栄…というか緊張しております(^^;)。
 どうぞよろしくお願いいたします。

 詳しくはコチラ→click!
ご来場感謝!
「 からくり人形楽団ANNEX 」 ライブ!

日程:2014年5月9日(金) 18:30/19:00
   2014年5月10日(土) 17:00/17:30
   2014年5月11日(日) 17:00/17:30
会場:青山円形劇場
出演:谷山浩子・ROLLY・山口とも・石井AQ
料金:¥6,800(全席指定/消費税込み)
お問合せ:ネクストロード 03-5712-5232(14:00~18:00)

 詳しくは→click!
ご来場感謝!
「 ROLLY&谷山浩子のからくり人形楽団The Second Live 」 

   詳しくはコチラ→click!
出演:谷山浩子×THE 卍(ROLLY・佐藤研二・高橋ロジャー和久)×石井AQ
【日程】2014年2月7日(金)
【会場】大阪AKASO
【時間】開場18:30/開演19:00
【料金】¥6,300-(自由席/税込/整理番号付き/ドリンク代\500別途必要)
【プレイガイド】
 チケットぴあ0570-02-9999 【Pコード:216-275】http://pia.jp/t
 ローソンチケット0570-084-005 【Lコード:57066】http://l-tike.com
 イープラスhttp://eplus.jp (パソコン・携帯)
【問い】夢番地(大阪)06-6341-3525(平日11:00~19:00)

【日程】2014年2月9日(日)
【会場】名古屋ボトムライン
【時間】開場17:30/開演18:00
【料金】¥6,300-(全席指定/税込/ドリンク代別)
【プレイガイド】
 サンデーフォークプロモーションダイレクトセンター052-320-9000
 チケットぴあ0570-02-9999 【Pコード:217-123】※TEL及び店頭のみ
 TANK! the WEB http://www.sundayfolk.com/livlog/60hki4m/
【問い】サンデーフォークプロモーション052-320-9100(全日10:00~18:00)

【日程】2014年2月14日(金)
【会場】渋谷O-EAST
【時間】開場18:30/開演19:00
【料金】¥6,300-(全席指定/税込/ドリンク代別)
【プレイガイド】チケットぴあ0570-02-9999【Pコード:217-161】
        ローソンチケット0570-084-003【Lコード:72400】
        イープラスhttp://eplus.jp (パソコン・携帯)
【問い】ネクストロード03-5712-5232(平日14:00〜18:00)
発売中!
「 FANTASY 」 豊崎愛生 

 豊崎愛生さんのシングル(2013.8)、編曲・制作をいたしました。
 毎回、愛生さんの歌を聴くのが楽しみです。


ご来場感謝!
「猫森集会2013」

 【出演】谷山浩子、石井AQ(Syn.)

 ■Aプログラム
 ゲスト:朝川朋之(harp)
 9月15日(日) 開場18:30/開演19:00
 9月16日(月・祝) 開場17:30/開演18:00 

 ■Bプログラムゲスト:大槻ケンヂ (筋肉少女帯・特撮)
 9月18日(水) 開場18:30/開演19:00
 9月19日(木) 開場18:30/開演19:00

 ■Cプログラム
 ゲスト:チェロ三重奏団コツコツ
 9月21日(土) 開場17:30/開演18:00 
 9月22日(日) 開場17:30/開演18:00
 
 【会場】全労済ホール/スペース・ゼロ(東京都渋谷区代々木2-12-10 全労済会館B1)
 【料金】6,500円(全席指定、税込)
 【お問合せ】ヤマハ・アーチスト・ハーツ 03-6894-0212

 詳しくは→click!

発売中!
CD / 「 くまのおんがく 」 AQ!


 自主制作リリース、2012年9月15日発売となりました!
 詳しくは→click!
ご来場感謝!
第3回 ファンタジー・ロック・フェス 2013

 2013年8月17日(土) 会場:CLUB CITTA'

ご来場感謝!
「ROLLY&谷山浩子のからくり人形楽団 The First Live」


【出演】谷山浩子×THE 卍(ROLLY・佐藤研二・高橋ロジャー和久)×石井AQ
【日時】2013年03月08日(金)
    開場18:30/開演19:00 
【会場】赤坂BLITZ
【料金】6,300円(全席指定、税込)
【一般発売】2013年01月12日(土)
【プレイガイド】チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:185-419】
         ローソンチケット 0570-084-003【Lコード:73273】
         e+(イープラス) http://eplus.jp (パソコン・携帯)
【お問合せ】ヤマハ・アーチスト・ハーツ 03-6894-0212(平日 10:30~13:00)

【日時】2013年03月20日(水・祝)
    開場17:30/開演18:00 
【会場】横浜BLITZ
【料金】6,300円(全席指定、税込)
【一般発売】2013年01月12日(土)
【プレイガイド】チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:185-419】
         ローソンチケット 0570-084-003【Lコード:73275】
         e+(イープラス) http://eplus.jp (パソコン・携帯)
【お問合せ】ヤマハ・アーチスト・ハーツ 03-6894-0212(平日 10:30~13:00)

 詳しくは→click!
発売中!
CD Maxi / 「 同じ月を見ている 」 谷山浩子

 久々のシングル! 編曲&制作をしました。
 NHK「ラジオ深夜便」の2012年10~12月度「深夜便のうた」に選ばれました!

 詳しくは→click!
ご来場感謝!
「谷山浩子コンサート~デビュー40周年大感謝祭~」
 デビュー40周年のメモリアルなコンサートのため、今回は通常のコンサートよりも曲数を多くして行う予定です(笑)。

 ■大阪公演
  【日時】2012年11月4日(日)開場16:15/開演17:00 
  【会場】サンケイホール ブリ―ゼ
  【料金】S席 7,350円/A席 6,825円(全席指定、税込)
  【お問合せ】夢番地(大阪) 06-6341-3525

 ■東京公演
  【日時】2012年11月10日(土)開場16:15/開演17:00 
 【会場】東京国際フォーラム ホールC
  【料金】7,350円(全席指定、税込)
  【お問合せ】ヤマハ・アーチスト・ハーツ 03-6894-0212

 詳しくは→click!

 また、会場では、AQ!「Septieme」「くまのおんがく」も販売されます。どうぞよろしく!
御来場
感謝!

「猫森集会2012」

【出演】谷山浩子、石井AQ(Syn.)

【日時】
 ■Aプログラム「天使が森に落ちてきた」
 ゲスト:六角精児(Vo. /G.)  
  9月15日(土) 開場17:30/開演18:00
  9月16日(日) 開場17:30/開演18:00 

 ■Bプログラム「カズオくんと不思議なオルゴール」
  ゲスト:ROLLY(Vo. /G.)  
  9月17日(月・祝) 開場17:30/開演18:00
  9月22日(土・祝) 開場17:30/開演18:00 
  
 ■Cプログラム「トモトモとオールリクエスト~劇場版~」
  ゲスト:山口とも(打楽器奏者)
  9月19日(水) 開場18:30/開演19:00
    9月20日(木) 開場18:30/開演19:00
 
 ■Dプログラム「谷山浩子のオールナイトっていうかニッポン」
  ゲスト:23日 中村 中(Vo.)
       24日 持田香織(Every Little Thing)(Vo.)
  9月23日(日) 開場17:30/開演18:00 
  9月24日(月) 開場18:30/開演19:00 

【会場】全労済ホール/スペース・ゼロ(東京都渋谷区代々木2-12-10 全労済会館B1)
【料金】6,500円(全席指定、税込)
【お問合せ】ヤマハ・アーチスト・ハーツ 03-6894-0212

 詳しくは→click!

発売中!
谷山浩子×ROLLY(THE 卍)「ROLLY&谷山浩子のからくり人形楽団」   (YAMAHA YCCW-10178)
 ROLLY(Vo, G)、佐藤研二(B)、高橋ロジャー和久(Dr)によるスリーピースバンド「THE 卍」、音楽プロデューサーの石井AQ、そして谷山浩子の5人による架空の楽団「からくり人形楽団」が、谷山浩子の楽曲を新たな解釈で表現したコンセプチュアルな作品。 発売は2012年 9月12日。

 詳細は→ここ。
発売中!
音楽CD / 「 septieme 」 AQ!


 自主制作リリースです!
 詳しくは→click!
発売中!
「夢みる力」 谷山浩子   (YAMAHA YCCW-10159)

 全身全霊をこめてプロデュース・編曲いたしました。 発売は2011年 9月14日。
 詳細は→ここ。

御来場
感謝!

FANTASY ROCK FES “GAME & PROGRESSIVE MUSIC SHOW”

 2012年3月17日(土),18(日) 会場:CLUB CITTA'
御来場
感謝!

【谷山浩子・猫森集会2011 全労済ホール/スペース・ゼロ 振替公演についてのお知らせ】

 先だっての台風15号の影響で公演見合わせとなりました9/21(水)「猫森集会2011 《10th Anniversary》」Cプログラム「オールリクエスト・これがLIVEだ!」の振替公演についての詳細が決まりました。2011年11月24日(木)です。
 →詳しくはこちら
御来場
感謝!

猫森集会2011

「猫森集会2011 《10th Anniversary》」
【日時】 2011年9月17日(土)    Aプログラム  開場18:30/開演19:00
     2011年9月18日(日)    Aプログラム  開場17:30/開演18:00
     2011年9月19日(祝・月)  Bプログラム  開場17:30/開演18:00
     2011年9月21日(水)     Cプログラム  開場18:30/開演19:00
     2011年9月22日(木)    Cプログラム  開場18:30/開演19:00
     2011年9月24日(土)    Bプログラム  開場17:30/開演18:00
     2011年9月25日(日)    Dプログラム  開場17:30/開演18:00
     2011年9月26日(月)     Dプログラム  開場18:30/開演19:00
【出演】谷山浩子、石井AQ(Syn.)
【ゲスト】Aプログラム<天才登場!>:川村竜(B.)
      Bプログラム<過去を知る女>:山川恵津子(Key.&Cho.)
      Cプログラム<オールリクエスト・これがLIVEだ!>:斎藤ネコ(Vl.)
      Dプログラム<異次元 Tea Party>:THE 卍 (ROLLY(Vo.&G.)・佐藤研二(B.)・高橋ロジャー和久(Dr.))
【会場】全労済ホール/スペース・ゼロ
発売中!
「 KARA-KURI DOLL 」 豊崎愛生 

 豊崎愛生さん、デビュー作 に続いて、また編曲・制作をさせていただきました。CD single 「春風」のカップリング曲です。またしても、アコーディオン登場です(笑)。

発売中!
「 きみのともだち 」 持田香織  (AVCD-38133)

 ELTの持田香織さんのソロアルバム「 NIU 」中の一曲を編曲しました。アコーディオンも調子こいて(笑)弾きまくってます。
 素敵な曲と歌です。

御来場
感謝!

猫森集会2010

発売中!
「 Arc’d-X 」  橋本一子×AQ

 自主制作の形でのリリースです!
 今すぐゲット→click!
発売中!
DVD 「うたのえほん」 谷山浩子   (YAMAHA YCBW-10022)

 谷山浩子の代表曲や名曲の数々を映像化した初の映像作品集! 発売は2009年 9月 9日。
 収録曲中「NANUK」は新たな録りおろし。編曲・制作をしました。泣けます。是非、お聞きください。
 また、副音声にあたる「オーディオコメンタリー」では、谷山浩子と私めが、ず~っととりとめもなく喋っております(^^;)。けっこう、これも評判です(^^;)。

発売中!
「 何かが空を飛んでくる 」  豊崎愛生

 「けいおん」でお馴染み、豊崎愛生さんのソロデビューCD「 love your life 」中のカップリング曲です。編曲と制作をしました。
 可愛いです。

御来場
感謝!

猫森集会2009

出演 :谷山浩子、石井AQ
日替わりゲスト:斎藤ネコ、柳原陽一郎、山口とも、Rolly(、& Special Secret Guest)

会場 :全労済ホール/スペース・ゼロ
 〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-12-10全労済会館B1
 JR新宿駅 南口徒歩5分・京王線・都営地下鉄新宿駅6番出口徒歩1分

 2009年9月12日~21日
 →詳しくはこちら
発売中!
「フィンランドはどこですか?」 谷山浩子   (YAMAHA YCCW-10038)

 サイコーの楽しさをお届けします! 発売は2007年11月7日。
 詳細は→ここ。

発売中!
「テルーと猫とベートーヴェン」 谷山浩子   (YAMAHA YCCW-10029)

 まずは聴いてみてください! 発売は2006年9月13日。
 詳細は→ここ。

公開中!
「早寝早起き朝ごはん」 谷山浩子   

 〔全国協議会版〕「早寝早起き朝ごはん」運動テーマソングの編曲をしました。ええ、ワタシだって目指してますもの、「早寝早起き朝ごはん」ヽ(^~^;)ノ。
 →ここで聞けます。
発売中!
「月光シアター」 谷山浩子   (YAMAHA YCCW-10013)

 素敵なアルバムが出来ました。ぜひぜひお楽しみ下さい。発売は2005年2月23日。
 詳細は→ここ。

発売中!
谷山浩子の幻想図書館vol.3 「アタゴオルは猫の森」   (YAMAHA YCBW-10005~10006)

 東京グローブ座で石井AQが“ヒデヨシ”役で主演(^^;)した快作&怪作が、ついに堂々のDVD化。どうぞお楽しみ下さい。発売は2005年9月14日。
 詳細は→ここ。

発売中!
「宇宙の子供」 谷山浩子   (YAMAHA YCCW-00042)

 これは入魂の一作。是非是非、お聴き下さい。発売は2003年9月17日。

 
Casa Brutus No.92 November 2007
 特集:今、一番おいしいイタリアンは地方の「地産地消」レストランです。


 雑誌カーサブルータスの上記特集にて、総論「シェフがその土地でやりたいから選ぶ。だから旨いんです。」…を語りました。

連載!
「ル・シェフ volume3」「ル・シェフ volume4」   (竹書房バンブームック)

 竹書房の料理マガジンに「AQの隠れたスーパーシェフ紀行」を寄稿。

リリース!
ドラマティックドラゴンDX1「レンテンローズ」   (富士見書房 FJDX-0001)

 富士見ミステリー文庫:太田忠司さんの「レンテンローズ」がドラマCD化されました。その音楽(作・編曲、制作)を担当しましたんで聞いてください… …と、お勧めしたいのですが、こちら、予約限定発売品で、既に予約は完了の由。
 たまたま入手された方は、お楽しみ下さいませ。…って言い方でいいのかな、ひとつよろしくです。
受賞! さらに、第29回「放送文化基金賞」ラジオ部門優秀賞・演出賞を受賞しました!
 詳細は→放送文化基金

FMシアター『神様』(NHK-FM )が平成14年文化庁芸術祭大賞(ラジオ部門)を受賞しました!

 原作:川上弘美 脚本:原田裕文 演出:松本順
 音楽:谷山浩子、石井AQ
 出演:谷山浩子、千葉哲也、坂口芳貞、大西多摩恵、倉野章子、林次樹、佐藤英
 作曲・編曲・音楽制作で参加した作品が受賞しました。実は本年の隠れ自信作(…って別に隠れてる訳じゃないけど、オンエア機会とか少ないものだったので…)だったので、何とも嬉しく思いました。NHK午後7時の「ニュース7」で第一報が流れたそうです。見てたらビックリできたのにな(割といつも見ている)。「伊東家の食卓」を見てる場合じゃなかったな(笑)。

(贈賞理由より):
「声・ことば・息・音楽・風・雷…すべての音が有機的な運動体となって、細胞に入り込んでくる。ファンタスティックな物語の中に語られる真実が、孤独を知る人に共振する。あの世とこの世を結ぶこれは、「ドラマ」というより「音楽」という言葉が相応しい。暖かい光の輪が浮かんで見えた。」

…なんか、音楽も褒められてるし(^^;)。

2003年3月3日、演出の松本順氏が若くして病気のためお亡くなりになってしまいました。心から、哀悼の意を表します。
御来場
感謝!

猫森集会2008

出演 :谷山浩子、石井AQ(Syn他)

会場 :全労済ホール/スペース・ゼロ
 〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-12-10全労済会館B1
 JR新宿駅 南口徒歩5分・京王線・都営地下鉄新宿駅6番出口徒歩1分

■Aプログラム
<十亀さんと夜の銀河旅行>
ゲスト:十亀正司(Cl)
・9/13(土) 開場17:30/開演18:00
・ 9/14(日) 開場17:30/開演18:00

■ Bプログラム
<ROLLYさんは妖しいキノコ>
ゲスト:ROLLY(G)
・ 9/15(月・祝) 開場17:30/開演18:00
・ 9/20(土)   開場17:30/開演18:00

■ Cプログラム
<トモトモと2回目のオールリクエスト>
ゲスト:山口とも(Per)
・ 9/17(水) 開場18:00/開演18:30
・ 9/18(木) 開場18:00/開演18:30

■ Dプログラム
<ちゃんと練習したネコ>
ゲスト:斎藤ネコ(Vl)
・ 9/21(日) 開場17:30/開演18:00
・ 9/22(月) 開場18:00/開演18:30
発売中!
「翼」 谷山浩子   (YAMAHA YCCW00038)

 いよいよ登場! 21世紀に羽ばたく新作!

発売中!
「そっくりハウス」 谷山浩子   (YAMAHA YCCW00040)

 NHK「みんなのうた」「いないいないばあっ!」でお馴染の曲がまとまりました。タイトル曲は2002年10.11月「みんなのうた」放映。

発売中!
「ミュージック フォー アトム・エイジ」 樋口康雄   (SONY SICL 52)

 いやぁ、ついに鉄腕アトムも誕生する時代になってしまいましたね。
 鉄腕アトムに捧げるこのアルバム中のtr03「Retro-Future」で、編曲・プログラミングをしました。曲はパガニーニの「カプリッチョ24番」の樋口さん版で、オトモダチの早稲田桜子さんのバイオリンがワンダフル。

御来場
感謝!

猫森集会2007

出演 :谷山浩子、石井AQ(Syn他)

会場 :全労済ホール/スペース・ゼロ
 〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-12-10全労済会館B1
 JR新宿駅 南口徒歩5分・京王線・都営地下鉄新宿駅6番出口徒歩1分
日程 :9月15日(土)~9月24日(月・祝)全8公演 
 ※ 9/18(火)・21(金)休演日
料金 :前売り\6,500(全席指定)
問い合わせ:フリップサイド03-3470-9999

■Aプログラム<由貴ちゃんとにんじんポテト>
 ゲスト:斉藤由貴(Vo.)
 9月15日(土) 開場18:30/開演19:00
 9月16日(日) 開場17:30/開演18:00
■Bプログラム<ヒトシくんと怪しい音楽会>
 ゲスト:渡辺等(B.etc)
 9月17日(月・祝) 開場17:30/開演18:00
 9月22日(土) 開場17:30/開演18:00 ※公演日にご注意下さい。
■Cプログラム<トモトモと初めてのオールリクエスト>
 ゲスト:山口とも(Per.)
 9月19日(水) 開場18:30/開演19:00
 9月20日(木) 開場18:30/開演19:00
■Dプログラム<小室さんもおさかなも雨の中>
 ゲスト:小室等(G.&Vo.)
 9月23日(日) 開場17:30/開演18:00
 9月24日(月・祝) 開場17:30/開演18:00

チケットぴあ:0570-02-9999
       0570-02-9966 (Pコード:262-846)
ローソンチケット:0570-08-4003 (Lコード:35973)
e+(イープラス):http://eplus.jp (パソコン・携帯)
スペース・ゼロチケットデスク:http://www.spacezero.co.jp/ticket
御来場
感謝!

「谷山浩子 猫森集会2006」

日 程:2006年9月15日(金)~24日(日) 全8公演 (ただし18日(月)と21日(木)は休演)
場 所:全労済ホール/スペース・ゼロ(東京都渋谷区代々木2-12-10全労済会館B1)


(いずれも9月)
開場/開演時間プログラムゲスト備 考
15日(金)19:00/19:30A(王国の日)旭 孝(Fl他)
手嶋 葵
 
16日(土)17:00/17:30A(王国の日)旭 孝(Fl他)
手嶋 葵
 
17日(日)17:00/17:30B(猫の日)ますむら☆ひろし(漫画家) 
19日(火)18:30/19:00C(オールリクエスト)斎藤ネコ(Vl) 
20日(水)18:30/19:00C(オールリクエスト)斎藤ネコ(Vl) 
22日(金)19:00/19:30B(猫の日)ますむら☆ひろし(漫画家) 
23日(土)17:00/17:30
(ドッペルなかんじの日)
鈴木あかね(Chorus)、
平川瑞穂(Chorus)、
金子森(Chorus)
 
24日(日)16:30/17:00
(ドッペルなかんじの日)
鈴木あかね(Chorus)、
平川瑞穂(Chorus)、
金子森(Chorus)
 
料 金:6,500円(全席指定、税込)
問合先:フリップサイド(03-3470-9999)

 いやぁ~、今年は何だか、ゲストが“多彩”です。“多才”です。“多災”かもしれまへん。是非、遊びに来てちょ!
 詳細はここここ
御来場
感謝!

谷山浩子コンサートツアー2006 with 村岡 健 (Sax etc.)

■3月19日(日)/大阪・なんばHatch

■3月21日(火・祝)/名古屋・クラブダイアモンドホール

■3月23日(木)/東京・SHIBUYA-AX 
御来場
感謝!
「歌暦 vol.9 神無月」「HIROKO TANIYAMA & KERA meet MONTY PAYTHON」

   出演:谷山浩子、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、石井AQ、渡辺等、秋元カヲル、ほか
   日 時:2005年 10月28日(金)19:30
   場 所:川崎 CLUB CITTA'
   問い合わせ:クラブチッタ 044-246-8888
  →参考。
御来場
感謝!
あいち芸術の森プロジェクトダンスオペラ 「ウズメ UZME」

   日 時:2005年 9月10日(土)17:00 9月11日(日)14:00
   場 所:愛知県芸術劇場大ホ-ル
   出演:ファルフ・ルジマトフ 白河直子 新上裕也 麻実れい 石川雅実 板垣優美子 加藤愛美 米沢唯 渡邉智美 tomomi ペルセパッサ・オイリュトミー団
   音楽:クリストフ・ハーディー、小田島亨、橋本一子、金原千恵子、栄田嘉彦、古川原裕仁、堀沢真巳、加藤道明、小川美潮、石井AQ
   振付・構成・群読指導:笠井叡
   原台本・演出・舞台美術:手塚眞
   音楽監督:橋本一子
  詳細は→ここ。
 これより以前の「わっつにゅー」はここをクリックしてください。
 
・ 近況じゃー 
日々徒然の日記はmixiで書いてたりしますんで、そちらもどうぞ。
mixiだとコメントも付けられるし。
17 Oct
2010
 CD新譜、出ました!

 よろしくお願いしまっす!
 是非、聴いてやってチョ! \(☆〇☆)/

 「万引きしてでも聴いてあげてください」…と言いたいが、直販オンリーなので、それはとても難しい。 \(@▽@)/

 …というわけで、詳細はコチラ!
30 May
2008
[Guide Rouge Michelin France 2008 その2]

 ポールエーベルラン老、逝去。合掌。
 あの超絶のセル・ド・フォアグラの秘密はマルクに受け継がれた模様、そうであってくれ(^^;)。

 で、ミシュランですけど、なんか何処を見ても、みんな飽きてしまったというか見放してしまったというか、話題になりにくいダルーい空気ですな(^^;)。フランス版もこれからは盛り上がらないのかも。…って雰囲気にウチもすっかり飲み込まれて、「その2」を書いてなかったのだけど、まぁ、逆に「世間一般には」ミシュランの星動向の報道は増えたし、ま、いっか、、、
 当初流れた「パッサー陥落説」も2月下旬から「マルタンじゃねーの?」という噂にかわり、結局、その通り。「AIDA」なんか快挙っちゃ快挙なんだけど、去年までだったらなぁ、、、とか。

 ところで、「旅行メモ」をまとめたページをぼちぼち作ってみることにしました。(→こちら)
08 Feb
2008
[Guide Rouge Michelin France 2008 その1]

 toshiさんから「そろそろ"噂"の季節ですよ!」との知らせが。
 まだ信憑性に「?」もありますが、幾つか出てきているようです。三ツ星に関してだけ見ると、
●まず、当確に近そうな感じなのが、「ジェラール・パセダのプティニース(Gerald Passedat : Petit Nice)の昇格」「ランスのクレイエール(Crayeres)の復帰」、で、早かった気もしますが、評判からは順当なような。
●あと、囁かれているのが、「ルジャンドルのル・サンクが早くも復帰」「ピアジェ、ティエリーマルクス(レザンバサドゥール、コルディアンバージュ)おめでとう」「アラン・パッサー(ラルページュ)陥落か」…などなど。
 さて、幾つ当たるのかな(笑)?
 いずれにしても、今年、も、時代とか世代の移り変わりを感じさせる内容になりそう。

PS
 フランス版の話となるとまたあの「東京版」を思い出してしまうのだけど、あの東京版の、野蛮・粗野で目を背けたくなるような感じって何かに似てるなぁ…とフト考えた。
 「ああ、アレか」…それは「初期のUFC」。バリトゥードの原始時代。アレですよ。
 スキャンダラスな話題性だけで興行的には成功したものの、内容の浅さに酷評されたソレです。なんかよく似てるんだよなぁ。UFCのバリトゥードが年月を経て、技術が向上しルールが整備されて内容が評価され社会の中に居場所を得たように、ミシュラン東京版も(評価)技術が向上し(評価)ルールが整備されて行けば、覗いてみる気になるものになって行くのではないでしょうかネ。
09 Jan
2008
 巨星、墜つ。
 タイユヴァンのヴリナ氏Jean-Claude Vrinatが、8日、亡くなったそうです。享年71。
 合掌。
09 Jan
2008
[Michelin Espana&Portugal 2008]

 Toshiさんから教えてもらいました。
===========================
・三ツ星昇格
「サンセロニ」(マドリード)
「カン・ロカ」(ジローナ)
「エル・ポプレ」(Denia) 以上三軒。
・二ツ星昇格
「La Terraza Casino」(マドリード)
「Ca Sento」(バレンシア)
「Freixa」(バルセロナ)
「Abac」(バルセロナ) 以上四軒
===========================
のようです。

 ミシュラン、これまでスペインは星の出が悪かったですからね。東京のバラマキにあわせるには…と大盤振る舞いしてきましたね。

 カンロカは、「ミシュラン以外」のガイドの評価から言っても当然でしょうか。ってか、ワシらは一番だと思ってるし(^^;)。
 キケダコスタ(エル・ポブレ)はアドゥリスに先んじましたね。2つ星も昨年じゃなかったけ? ここ、行きたいんだよなぁ。(^^;)

 「サンセロニ」って、サンティの支店ですよね? へぇ…。マドリードでどっか3つ星出したい、ってのが先にあったのかなぁ…、って気がします。
 サンティのカンファベスは、本店も、いい人いい店だけど、3つ星はまずまず…というか今2つ星だったら3つ取るのは難しいかなぁ、とも思いましたが。

 あと、自分で行ったとこでは、アバックの2つ星は「もんのすごいトーゼン」だと思います。
 どこにあっても2つはあると思います。アルキミアだって、パリだったら絶対2つ星だと思うんだけどなぁ。

 あ、あと、Ca Sentoって、実質的料理長は日本人ですよね、たしか。
 ブラヴォ!
 ここはキケダコスタんとこに行くなら寄れますね。
08 Jan
2008
 本年もよろしくお願いいたします。
20 Dec
2007
[Gault Millau France 2008 その1]

 タイヤ屋の商魂のお口直しにゴーミヨなど如何でしょうか、…じゃないけど(^^;)。

●Cuisinier de L'Annee France 2008
 Jean-Luc Rabanel (L'Atlier de J.L.Rabanel : Arles)

 名前くらい聞いたことあったかなぁ。面白そうですこのヒト。写真は、ダリの真似してる大泉滉みたい(笑)。
 行ってみたい。サイトも面白い。

●Revelation de L'Annee France 2008
 Cedric Bechade (L'Auberge Basque : St-Pee-Sur-Nivelle)

 何処じゃそりゃ、と見ると、屋号にある通り、サンジャンドリュスの近くのようだ。

●Etablissement de L'Annee France 2008
 Restaurant Regis & Jacques Marcon

 新築なって、これはトーゼン。ところでしかしゴーミヨってずっとレジスんとこ18点なんですね。ちょっと不思議。と~ってもゴーミヨ好みだと思うんだけどなぁ。

●Directrice de Salle de L'Annee France 2008
 Michele Vetele (Anne de Bretagne : La Plaine-sur-Mer)

 アンヌドブルターニュのマダムの方。ここは良い店らしい、ブルターニュかロワール再訪時には是非寄りたい。

●Sommelier de L'Annee France 2008
 Serge Ghoukassian (Restaurant Chez Serge : Carpentras)

 知らん~。プロヴァンスの店。

●Icone de la restauration
 ところで、私はゴーミヨは2006.2007はサボりで覗いてもいなかったんだけど、こんなランクが出来てた。
 いつから? 2008から? (ゲンキさんによると2008からのようです)
 これは20点法の枠外の、殿堂、というか、アガリ、というか、、、(笑)。このランクに列せられると点数がなくなります。
 タイヤ屋の、「権威となってしまった三ツ星」の剥奪神経症にも処方箋になるのでは?と思うような上手い手か。
 8軒あって、
 ボキューズ、リル、シャペル、トゥールダルジャン、サンドランス、ラセール、ローラン、マキシマン

●19.20点
 タイヤ屋と違って部数のためだけに毎年ゴチャゴチャ動かすことはなく、絞り気味の11軒。

●18点へ昇格
 Passedat-Le Petit Nice : Marseille
 Pic : Valance
 ゲンキさんによると、ジェラルド・パセダはかなり面白いのでは、とのこと。ミシュランでも新espoirsだし、「今、注目」か。
 ピックに関しては慎重だったが18点へ。

●17点へ昇格
 L'Atlier de J.L.Rabanel : Arles
 Les Magnolias : Le Perreux-sur-Mame
 Flocons de Sel : Megeve
 Mirazur : Menton
 Joel Robuchon Monte Carlo
 マニョリアは如何にもゴーミヨ好み?

●17点へ新登場
 Villa Madie : Cassis
 Manoir de la Boulaie : Haute-Goulaine
 マノワールドラブレもゴーミヨ好みだと思うけど、新登場ってことは今まで載ってなかったのかな? おい、この地域の担当、怠けモノだよ(笑)。

 18点は21軒だから、18-20点で32軒。この辺がミシュラン三ツ星(26軒)相当か。

 両方に入ってると、WBC.WBA統一チャンピオン…って感じだけど、統一チャンプにも「???」はいたりするものだなぁ(?)。ヽ(^~^;)ノ

 ところで、今になって、ミシュランとゴーミヨの来た道を振り返ってみると、
・軽い料理を評価
・泡の吹いた料理を評価
・ショーバイっ気たっぷりに転向
・アジアに進出
・店紹介コメント
・評価軸の細かい刻み
 など多くの点でゴーミヨはミシュランに先んじている。…っつうか、ミシュランは10年遅れくらいでゴーミヨの真似のようなことを始めているのが見て取れる(成功度はミシュランの方が高いものが多いが)。
 店の評価も、例えば「ミシェル・ブラス」は1988年に19.5点で1999年に三ツ星。「ミシェル・トラマ」は1991年に19.5点で2004年に三ツ星。やはり10年くらい遅れる場合が少なくない。
 嘘みたいだけど、ゴーミヨをミシュランの先行指標だと考える…のって、今までのとこは当たりなんだねぇ。
 ところで、客としてガイド本を利用するコツは、多分、ミシュラン・ゴーミヨに限らず、「どっかのガイドが発見した時が食い時」で「全てのガイドが高評価した頃にはピーク過ぎ」ってことになろうか(笑)。
18 Dec
2007
[ギド・ミシュラン2008東京版 その5] (発表後)

●覚え書き
 掲載拒否は「京味」「かどわき」「銀座小笹」まで判明。「古拙」の石井さんは週刊誌で「拒否しとけばよかった」と発言。「有名フランス料理店に拒否された」とナレが発言しているが何処かはまだ不明、巷間ではコートドールか…じゃなければレカン・アピシウス、と噂されるが、、、
 増刷分が出てきたが、誤植はあまり直っていないそうだ。

 (この辺の店はさすがにミシュランをよく知ってるなぁ…って印象もありますね。「ネジュランが編集長だったら載ってもよかったんですがね」…なんてサラっと言ってたりして(笑))

●覚え書き マスコミ
 多くのヒトが触れているが、テレビがほぼ横一線右ならえで「ミシュラン東京上陸万歳」…で、週刊誌が猫も杓子も「なにこのインチキガイド?」…だったのは、現象的には面白かった。女性フンチャラ誌系とか、賛否両陣営に分かれて舌戦しそうなもんなのにね(笑)。週刊誌系にこれだけブッ叩かれて飲食専門月刊誌がどう出るかはこれからだけど、まぁ、ナニモイワナイと思います。
 テレビでも稀には、例えば勝谷氏のミシュラン批判なんてあってその内容は決して悪くないのだが、このオッちゃん、ゴーミヨがアンリゴーとクリスチャンミヨーのガイドであることも、ゴーが辞めたことも、ゴーが亡くなったことも…、要するに何も知らないのに引き合いに出すもんだから、北朝鮮の首都も言えない小学生が拉致被害者を返せと言っているような感じで、少々ツライものであった。(勝谷さんについては「たまにイイことを言う」人…くらいに私は評価しているのだけど、んー最近はグルメ本なんかも出しているらしい、頼むから食い物のことについても言論ショーバイするんなら、少しは勉強してくれ)
 週刊誌については、それぞれ暴露的なものは面白くはあったが、まぁしかし言論を担う媒体には、「ミシュラン東京版を国交省が引っ張ってきたこと、防衛庁守屋がヒトの税金で遊び惚けてた濱田家の三ツ星、農水省プロジェクトの影は」…などなどのアングルからの切り込み記事を期待したかった、けど、いくぶん匂わせたものがあったくらいで、踏み込んだ取材は無し。

●追記:「調査員、新人含めたった5人ですか?(笑)」
 ちょっと思ったのだが、この調査員の規模って、今は亡き「グルマン」のチーム規模だよなあ、大体のとこ。「グルマン」って、フランス料理オンリーで(京阪神も含んではいたが)、しかも、今と違ってまだフランス料理店の数なんかずっと少ない時代、それでこのくらいの人数で回ってて、巷間「回りきれてない」ってよく怒られてたんだよなぁ。5人とかって、そういう規模だよな…。
 最近になってナレは、「ウチの調査員は鉄の胃袋だから一人一週間に12食調査する」と突っ込みどころ満載のコメントを出したようだけど…。それがなにか?
 週刊誌報道に多くあった「調査員は小学生並」との言に従えば、来年は中学受験というわけか。お受験、頑張ってください。

●独白:百年の孤独
 mixiに、以前(ミシュラン東京版より前)に書いた日記。戯れ言ですが。
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 吉兆、ついに当局の手入れを受ける。
 菓子・鶏・牛と偽装テンコモリ。
 知っての通り、吉兆って歴史や伝統のある店ではなく湯木貞一が一代で築いた店。
 湯木さんって年譜みるとなんかすごくて、1901-1997年という人生なんだねー。まさにミスター20世紀。
 100年が過ぎて…、うーん「吉兆」ってもの自体が、そろそろ賞味期限? (^^;)
 ニュースで京都吉兆が出てきて、「船場は吉兆名乗るな」って言ってたけど、もう京都が吉兆の名前捨てたらどないでっしゃろ(笑)。

 そろそろ東京版が出るミシュランガイド、あれの創刊が1900年。ビジネスとして俺はビッグだぜとばかりのワールドワイド展開に出てるけど、風呂敷広げたせいもあってか、肝心の格付け採点システムがギシギシと軋んで歪んできているように見受けられる。
 やはり、一つのシステムを100年も使うと、システムも賞味期限みたいなものを迎えるのだろうか、、
 …って、これは話を面白くしてるのであって、3つ星システムの導入からはまだ100年にはなってないけど。

 ついでに20世紀の頭を見ると、エスコフィエのギド・キュイネールの出版が1903年。
 これによりエスコフィエの集大成したフランス料理の時代が始まるのだが、(物凄く杜撰なまとめをすると)その精華たるロブションの料理の終焉が1996年。
 ものの見事に20世紀の100年だ(^^;)。
 無理矢理、20世紀三大話に仕立ててまとめ上げれば、下手糞なエッセイストの一回分の原稿には、きっと、なる。ヽ(^~^;)ノ


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 そう、しかし実際問題、ナレの始めたことは何かと眺めると、20世紀に築きあげたミシュランのガイドブックの権威と信用の「切り売り」なのではないか。そして、しかし、システムというものの寿命はそういうものなのだろうな、とも思う。
 今目の前にある「東京版」というガイドを、ナレのよく言う「皿の上だけを見る」(口先で言ってるだけのセリフではあるが)スタンスに従って、虚心に、単なる「一冊のガイドブック」として見てみようではないか。“ミシュラン”という威光を抜きにして。
 まぁ正直、俺が見るに(と言っても立ち読みだが(^^;))、政府観光局でタダで配っているパンフ…とまでは言わなくても、ルレ・エ・シャトーで無料でくれるガイド程度のモノってところ(…いや、あっちの方がよく出来てるか)。
 そう、ミシュランのガイド…なんて大雑把なくくりではいけない、これは、ウチの書棚にも並んでるトリショーやネジュランのガイドではない。ナレのガイドという高々3年程度の歴史をもつ代物と思うべし、それがいいんだろうね。
 (実際、ベルナール・ネジュランはミシュランの編集長を1984~2000年の長きに亘って勤めていたのだ。ミシュランミシュランと一口に言うが、現在いる殆どの人の思う「ミシュラン」とは「ネジュランのガイド」のことなのである)

●さはさりながら…
 それでも、星を期待されながら取れなかったり少なかったりしたシェフの中には、かなり落ち込んでいるように見受けられる人もいるという噂である。あまりネガティブに考えずに…、元気を出していただきたいものだと思います。
29 Nov
2007
[ギド・ミシュラン2008東京版 その4] (発表後)

 はてさてご存知の通り、すっかり「みしゅらん」はテレビ・ワイドショー・マターになり果てました。こうなると、いつまでもネットで「みしゅらん」がどおの…、と言っているとホンマに教養の無い馬鹿の人なのでわ?…って思われかねないので早く口をつぐみたいのです(笑)。…けど、多少、喋り始めてしまったので…(^^;)。
 それにしても、ウチの日記でも書いた通り、大概の人が「内容イマイチで」「ショーバイっ気たっぷり」…だろうと予測してはいたのだけど、実際に出て、みんな「ここまでとは…」と固まってしまいますたね(^^;)。

●調査員のOさん?
 ボチボチ、調査員の皆さんの実名もネットその他で書かれ始めたけど、まぁ、ギョーカイではみんな知ってるんだろうよ、ね? それにしても、あの「覆面」って名乗り、ほんとにただの“イメージ戦略”だよなぁ。ああいうの、実質的には覆面とか匿名って言わないよな、日本語的には? 勝手に“パンピー”が想像をふくらませてくれるのに阿てるよなぁ。まぁショーバイ的には非常に効率よい戦略、で、見習いたいもの。
 そういえば、黒幕はMさん。アノMさんじゃなくてアッチノMさん、、、

●追記:「無星店掲載なしにはがっくり」
 実のところ、「調査」の杜撰さはかなり聞こえていたのでいい加減小出しに糾弾したろか、と思っていたのだが、販売絶好調を受けて、これにてメインミッション完了とばかり、ミシュラン側が先回りした擬似謝罪コメントのようなもの(??)を出してきている。
「(実際上)東京23区のうち、9区しか調査できなかったのよー、ごめんごめん。来年に期待して」
…みたいな。半分も調査してませんって(それは公取委的にどうなのか(^^;))。

●人々の声:「その誤植はねーだろ、ガイドブックがぁ」
 誤植・シロートはだしの写真・ヨレヨレのコメント…情けない話ではある。これ、本作りはどうしたのかね、どっかの編プロに投げたのか自社内編集部的なことなのか? それは知らんけど、とにかくお雇いの編集屋がレベル低い…っつうか、大ハズレってこってすね。
 それにしても、調査員にしても編集にしても、こんなのしか雇えなかった…ってのはマネージメントの失敗で「おまーらが悪いんだろ」と言いたいのはヤマヤマなのだが、「日本人ってこんなんしかイナカッタんだもん」と言われてるようでナサケナクもあり。(^^;)

●追記:「東京は、別版にしとけばよかったのにね…」
 今更どうでもいいが、ミシュランの歴史とシステムを勝手に省みてあげれば(笑)、鰻・鮨・河豚・天麩羅・蕎麦はやるべきではなかった。やるなら、せめて、別枠のマークを考えるべきだったとは思う。整合性を維持し論理的に回答したいのなら、ね。
 結局、それをやってしまっては、それこそ「焼肉はどうしたんだよ?」って程度の問いにもまともに答えることが出来ない。
 もっと言えば、「30席以下の小店」「地下店舗」などは(高くは)評価しない、という伝統(それはそれなりに佳き伝統)は守るべきだったろう。その一線を部分的に越えてしまったために、「ミシュラン側の回答」がいちいちハラホロヒレハレになってしまった。
 多分、内部でもこれらの点に関しては葛藤があったと思うよ。それも無かったと言うほど頭が腐ってるとは思わない。しかし、ビジネス訴求力の面で「世界的なSushiブームに乗りたい」という誘惑は大きかっただろうと思う。そこでナレ君のさ、あの顔を思い浮かべてみれば、カレがその「どっち」を選ぶかは、まぁ何となく、自明、だろうな。

 ところで、じゃあ懐石料理店的な店は問題ないのか、っつうと、大アリ。この「東京版」を基準にしてしまうんじゃ、噂の「京阪神版」出す時にどうするんじゃホイ・三ツ星幾つ出したら足りますねん?、って問題にブチ当たってしまう。…。まぁね、結局ねー、東京ですらロクに調査できなかった訳なんだし、いっそ今回は「2008日本版」にしてしまった方がまだ良かったろうね。大ダイジェスト版。それで星の総数だけテキトーに辻褄合わせといて。…。ぶっちゃけ、出来の悪い新入社員…じゃねーや調査員とやらを回らせるより日本で売ってるガイドやネットの総集編本みたいなものにした方が、内容は良かったろうし(^^;)

 ただ、日本料理について同情すべき点があるとすれば、「NobuだのMasaだのに既に星を付けちゃってるからさぁ…」ということはある、との声も。それを基準にするならば、確かに星ばら撒きもしょうがないんだろう。小さな間違いも隠し続ければ雪ダルマとなる訳だ。

●追記:「客層が劣化する」
 まぁ、ミシュランの星は星で、取ったらタイヘンですよ…の続きだけど、ホントに早くも「頼むよ(泣)」な話が聞こえてきています。
 アメリカ・中国人観光客の恐れは既述してましたが、それどころではなく、いつもの、尊敬するT島兄からの話では、
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満席が続く予約の取りにくい店でしたが、☆が付けられてから、予約ががらりと変わったそうです。
「取り敢えず押さえて置いて、平気でキャンセルする」
という、恰も飛行機か列車の座席を取る様な調子の予約が増え、予約帳は大混乱。
(中略)
私は海外からの予約FAXなどへの対応が大変だろうと思っていたのですが、実は、東京人の「民度」が余りに低かった、という事態を伺って、愕然とした処です。

===========================================================================
という例があったそうです。
 また、雑誌には、「電話線抜いちゃって(笑)、常連には内緒の番号を回した」という店の話も。
 実際、ミシュランの星を、注目されるような形で取ると、「電話番専任を一人雇わないといけない」ような事態もありうることは知られていたわけですけどね。そして、これまでは、ミシュランの星(とくに2,3星)というのは大規模店舗にしか出さなかったから、ある意味、対処が出来た訳だけど、30席以下…どころか10席以下のような店にもバカスカ出してきて、これでは店側も対応できないんじゃないの?
 ミシュランの御利益っていうのは、「名誉」と「ショーバイ繁盛」なわけですが、「名誉っつったってあの中に並べられてもなぁ」となると、「別にミシュランに載らなくても満席」な繁盛店では来年から掲載拒否が続出するんじゃあ…ないでしょうか…ねぇ? ミシュランの星が付くとショーバイ上もまずい…、となると、、、
21 Nov
2007
[ギド・ミシュラン2008東京版 その3] (発表後)

 という訳で、出ました。東京版2008。いや~…どですか?
 しいていうと「そんなの関係ねー」と予想したわけですが(笑)…、ほんとーに見事に「関係ねー」かったでしたね(^^;)。

●人々の声:「東京は、別版にしとけばよかったのにね…」
 というのは、多く目につく。オレもそう思う。
 たしかに体裁も大きく変ったニューヨーク版以降は、ギドルージュでない別のシリーズ名をつくり、「三つナントカ」…はいいかもしれないがマカロンではない他の何かを新設していれば (三つの饅頭が輝く三つ子の魂です!…とか) 、ある種の整合性 (しいてはある種のガイドとしての誇り) を崩壊させることは無かったでしょうね。まぁそれでは部数が伸びないでしょうが。

(追記:欧州版においても、ミシュランガイドの信用が最も低いのはイタリア版だ(ガンベロロッソやエスプレッソを見よ、という)ということには留意してもいい。フランス・イギリス・ドイツ・ベネルクス、これらの版は、大雑把には、基本フランス料理店ガイドである。スペイン版(ここもロ・メホール・デ・ラ・ガストロノミアの方が権威あるけど)も、ミシュランが高く取り上げるのは、フランス国境沿いの小国(ま、カタルーニャとバスクですな)の現代料理で、フランス料理に親和性のあるもの。一人イタリア版だけ、イタリア料理中心。
 (まぁ、これはイイ意味で、だが、)ミシュランの本領はやはり、フランス文化を背景にしたフランス料理の評価・紹介にあると思う。
 そんな微妙な空気の中、ニューヨーク版は、むしろ仏人仏料理偏重に対する批判が多い選定であったのだけど、東京版では大々的に“現地料理”をフィーチャーしてきた、と。これが「アジア市場」スタイル…になって行く、んでしょうねぇ。)


●人々の声:「無星店掲載なしにはがっくり」
 これも、当然多い。けど、でも、掲載できなかったんでしょうね。 ソレってつまり(推測ですが)「(網羅的)調査・取材・審査は間に合いませんでしたあ、テヘ」 ってことですよね。多分。 無星店を掲載しちゃうと“なんとなく”バレますもんねぇ、そこらへん。色々なバックヤードの事情とか。
 それと、Toshiさんのアイディアでは、「無星がないんだから、全ての店をマイナス1して見ると、ちょうどいい」という… 暫定的にはそうかも(^^;)。

●人々の声:「調査員、新人含めたった5人ですか?(笑)」
 それにしても現実にガイドが出てみて感じるのは、「初めての版」が出る時って、審査されるのは「店」じゃなくて「調査員」の方、って印象が強いですねぇ。
「文春」はじめ、調査員のレベルの低さ暴露記事も増えるだろうけど、調査員諸氏には、甲子園的に「がんばって来年また来いや~」とエールを送ろうではありませんか。いつかは育つよ。増員もあるかもしれないし。

●人々の声:「だめだこりゃ」
 とは言われますが、アメリカ人や中国人が抱えて来る観光ガイドだとして見れば、結構よく出来てると思う。まずまず、カレらの期待にこたえる、安心打率の高いチョイスという辺り、ガイド本の歴史を感じさせるではないか。(まぁ鮨屋はどうかと思うけど、今現在は、日本人を除く世界中の人が“Sushi”に対して夢と幻想を膨れあがらせているから、ちょっとやそっとのことがあっても逆に有難がるような気もする(^^;)。でも久兵衛みたいにガイジン扱いに慣れてるとこ上にしときゃいいのに(笑))
 しかし日本人にとっては、そもそも、
[日本料理89・フランス料理44・イタリア料理8・中国料理5・スペイン、ステーキ4]
なんつうイビツな東京のグルメガイド、需要があんだべか? これ、いりますか?
 ま、たしかに、外国人観光客とミシュラン社にとっては、現地日本料理とフランス料理が載ってりゃタクサン、だろうけど。

●人々の声:「あれ、PGは?」
 ガニェール二つ星はしょーじき驚いた。…ってか、みーんなみーんな言ってたじゃんかよぉ、三ツ星って(^^;)。ガニェはじめ、「星付きシェフの東京支店」の多くは、事前の噂よりは冷静めのとこに落ち着いてたね。それでも、内容に比べれば下駄履いてるのが多いとは思うけど。事前の噂…、なんだったんだろ。「“東京支店”の後方支援ガイドになるんじゃないでしょうね?」なんて、出る前からつっつかれてたから(笑)、気にしたのかな? そういえば、きれいに「吉兆」の文字は見えないし(手回しいいな)、けっこう直前まで確定しない部分が多かったのかもなぁ。

●人々の声:「写真入り?」
 はまぁいいんだけど、ってゆーか、「もうちょっと綺麗に写真くらい撮らんかい!」と(^^;)。それでもプロか、と。柴田書店にコンサル頼んだりしないのかね(笑)。

●人々の声:「だーら、あのチョビ髭が…」
 …。まぁ、もうソレはいーでしょー(^^;)。おるつおるつ、と Orz....

●世界の声:「ミシュランは東京に星をバラ蒔いた」
 東京150店191星、パリ97星、ニューヨーク54星。
 世界から「なんだとコヌヤロ」と当惑・お怒りの声も起き出してるけど、バラ蒔き先の「???」はともかく、全体数としては実際こんなもんじゃないか、結構言えてる気もする。しかしあらためて東京をミシュラン的な目で見ると(最近のミシュランは訳わからんから“20世紀のミシュラン”の目で見ると)、ホントは一つ星がやたらと多い町、って気はするなぁ。
 細かく見ると、パリの
 3つ星10軒、2つ星13軒、1つ星41軒
に対し、東京は
 3つ星が8軒、2つ星が25軒、1つ星が117軒
だったんだけど、正当には東京は、
 3つ星が5軒、2つ星が10軒、1つ星が160軒
くらいが、適正なような気がするんだけどのー。
 まぁ、それと、発表パーティの「3つ星シェフたちの集まり具合」の凄さ、ということにも現れていたけど、この10年の欧州料理における「スペイン風邪日本脳炎」効果は、バックグラウンドにはあると思う。(とはいえ、シェフたちの集まった最大の動機は「アジア市場の美味しさ」とそれに対するツールとしてのミシュランへの関心、だろうけどねー。中国睨んでるよねー(上海版リリース時に「出ました!一都市200星」とかなったら笑う(^^;)))
 しかし、今年は、191星来たけど、東京版の売行きが悪かったら「1933年版ミシュランの再来」になったりしてね(笑)。

●下で
星が付いた店には「おめでとー」と言ってあげたいし、付かなかった店には「あんなフランス国策と大企業勝手のガイド、どーでもええやん」と言ってあげたい(^^;)。
と書いたわけだけど、載って「おめでとー」と言ったら「ああハイ、ええまぁ」、載らなかったので「どーでもええやん」と言ったら「ああアレなら載らなくて良かったでした」、…と答える店が少なからずありそうでがんわ(^^;)。

●ウチの本棚にも、ご多分に漏れず、赤い背表紙がけっこう並んでる。のだけど、今あらためて見ると、一番新しいので2000Franceなのだ。今世紀になってから買ってなかったか…。黄色い背表紙は21世紀に入っても2,3年おきに買っているのだが(ご存知の通りゴーミヨは打率は低いが、発掘力の馬力があるし、論評がおもろいからにー)。まぁ、口コミとネットの普及によって赤い背表紙不要になってきたせいもあるけれど、ネジュラン編集長が辞めてから、「こういうおかしな気配」は漂い始めてはいたんだよ、という気もする。
 (少し注釈すれば、21世紀に入ってからのミシュランの傾向、「パリの星の増加」「ホテル内レストランの星の増加」「ニューヨーク・カリ版」「東京版」…と言うのは、具体的な成行きはともかく、読者として「臭ってきてしまう臭い」を指摘させていただければそれは「金の臭い」だ、というのは、感想としては正当な範囲であろう)

●ま、そんで、最後に申し上げさせていただきますには、確かにミシュランのギドルージュとゆーのは、40歳過ぎの大人が「まともにとりあう」には些かナニなものではあるけれど、「茶飲み話」のネタとしては、やっぱり、こんなに面白いものはない! …ってことには、なりますやも。(^^;)\(☆〇☆)/
 それこそ、ウチのサイトでもある種採り入れさせてもらってるけど、この、「三ツ星」システム…ってのはホントに、人間のなにかしらの部分に対して、良く出来てるんだろうねぇ。やっぱり、20点制の点の上げ下げでは盛り上がらないもんなぁ(^^;)。もしかすると、この感覚部分・面白さだけは、長く残るのかも知れませんな。
18 Nov
2007
[ギド・ミシュラン2008東京版 その2] (発表前)

 ↓あー、あかんねー、やっぱり、この話(東京版)は気乗りしないんだなぁ。筆進まず。もうプレス発表やんけ(^^;)。ま、慌て、客として感じるとこを箇条書きで。

●客 「ミシュラン東京版? そんなの関係ねー!(^^;)」
●しかし、店にとっては、名誉であり約束されたショーバイの成功である。近年最大の関心事であり、ハラハラドキドキだ。
●そうなると、客も、関係ねー、とも言ってられない。
●星が付いた店には「おめでとー」と言ってあげたいし、付かなかった店には「あんなフランス国策と大企業勝手のガイド、どーでもええやん」と言ってあげたい(^^;)。
●客として、一つに困るのは、過剰な星が付いて、店がやたらと混んでしまうこと。
●とはいえ、個人的には、良い店が混むのはそんなに悪いこととは思っていない。
●しかし、近年のフランスの三ツ星なんかを見てると大概の人が感じるように、「三ツ星を取ると客層が劣化する」のは、店のファンである客として予想される憂鬱。観光客・成金・ポロシャツのアメリカ人…、が押し寄せ…ないで欲しいものだが。
●…とは思うものの、どうも、現実に東京版でイイ星を取ってきそうなのは、それこそ日仏国策的な、別に客が劣化しようとどうでもいいような店がほとんどやんけ。なんだ、じゃあやっぱ、俺らには「そんなの関係ねー」(笑)。
●メデタシメデタシ… ?

 あ、なんだ、箇条書き方式で書くと早いな(^^;)。概ね、今んとこの感想は、んなとこですかねぇ…。
28 Oct
2007
[ギド・ミシュラン2008東京版 その1] (発表前)

 東京版2008について、何か書いておこう。
 …ってか、「特にありません」以上…、って感じなんだけど、後々になるとその空気はわからなくなるものだから、考現学的には今見える風景をメモっておいてもよいか、と。
 ま、昨今のベテラン客の評をまとめれば、

ミシュランってフランス「本国」のフランス版で、もっとずっと多額のお金・多数の人員・長い年月を労してやってて、それで「やっとアノ程度の精度」でしょ(笑)。それがトーキョーでちょこちょこってやって何がわかるものかと…

というような感じ、たしかに奴ら(笑)が東京の食について東京の食いしん坊ほどのことを知ってる訳ゃないし、そういう意味では「どうでもいい」のだけど、それはまぁアタリマエと言えばアタリマエ。相手は「観光ガイド」なんだし。
 ってか、それはおそらくミシュランも承知の助で、日本語版に期待しないということは無かろうけど、内容の本質について考えればむしろ「東京版2008は英語版・日本語版が同時発売」であることに着目すべきで、アメリカ人観光客あたりのトーキョー物見遊山に対しての正当なるガイドが出来ればよろし、って意味合いの本でしょう。勿論、日本語版も売れればいいな、とここんとこのショーバイ拡大路線上にあって、思ってはいるだろうけど。
 だから、発売直前と言ってもいいような時期になってもナレ氏が、それはどうかなぁと思うような筋にまで「どっかいい店な~い?」と聞いて回ってるような進行であって、別に構わないっちゃ構わない訳なんだろう。
 (ま、フランス版だって、それぞれ各地の現地人にとっては、そんな感じ、らしぃ、、)

 …とまぁ、一義的には、そんなようなもの。
 しかしなんだ、書店で飲食関係の雑誌なんかを立ち読みしてると、ここんとこやたらと目立つ

 ミシュランの偉大なる権威を思い知るのだ、庶民どもめ!

 …みたいな、さぁ、マスコミやヒョーロン家の姿勢ってのは、もうちょっとスマートにやってくんねーもんですかねぇ。読んでてなんとも、恥ずかしいんですけど(^^;)。まぁショーバイの種ってのはそんなもんか。

…とか言ってると、「立ち読んでんじゃねー、買え」とか怒鳴られそうだな。ヽ(^~^;)ノ

 「ミシュラン、どうですかね?」「どうでもいいよ、んなもん」
 …すなわち客としての一義的な関心は、つまりそういうことのようなんだけど、ちょっと考えると、つまり二義的な部分では、実は客にとっても、さはさりながら、さはさでない。
 というのは、直接格付けされるのは、「店」、であるのだけど、トーキョーの店の側は、さはさりとて、興味津々…ある意味ワシらから見てて「純情過ぎないか」と思うくらいに「ワクワクドギドキ」と待ってたりするみたいなんだ~よ。「ミシュランの星、来ちゃったりなんかしてぇ(はーと)」、と。
 意外というか当然というか、…当然なんだろなぁ。
 ワシらミュージシャンなんかだと、レコード大賞とか芸術祭大賞とかあるけど、んなもんを取ろうと思ってやってやっているわけもないし、貰ったところでデヘヘとか言って終わりくらいなもんなのだが、そういう類のもんでは無いようだ。
 っつうか、俺らの周辺ギョーカイになぞらえて言えば、演歌やアイドルの歌手のヒトなんかの「レコ大、取れれば死んでもいい」…ってノリもあるわけで(もう、ないか(^^;))、そちらに近い部分があるみたいなんだなぁ。
(つづく)
22 Oct
2007
[ギド・ミシュラン2007 その7]

 例年吉例ミシュランだらだら話ですが、結局今年は正式発表前の1月段階の噂の台風で、すっかり燃え尽きちゃいました(^^;)。
 まぁしかし、発表された2007年版は、実際、この段階の噂通りの内容でしたね。
 幾つか、訂正(?)と追加感想を。

●「ル・サンク」降格について
 は、下記の邪推を訂正しなければならない。多くの事情通の指摘する所によると、「ゴタゴタ騒動」が起きていることは確かで、ルジャンドルの去就にも様々な噂が飛び交っているそうな。で、それが降格の主因になっているだろう、と。
 ただし、少なからぬ事情通の指摘する所によると「そもそも3つ星に上げたのが間違い」だそうで、その点については訂正は要らなそう(^^;)。

●俺ら的にめでたい追補
 ブラボ!
・「レ・セドル」、2つ星に昇格
 やっと…、だ。パスカル・レミに「こんないいとこが1つ星…?」的なことを書かれていたので、意地でも上げないのかと思ったらそうでもなかった。料理はこの10年、「2つ星の上」くらいであり続けたんでねーの? それにしても、またもやミシュランは「レストランが大借金して資本投下するとやっと重い腰を上げる」実例を積み上げてしまいましたな(^^;)。そして、証文の出し遅れを更につつく訳じゃないけど、店は、ワシの勘だともうそろそろ上り坂ではないような気もする(これは、ハズれてほしいが)。
・「サカナ」「ユーパラビストロ」に1つ星
 開店すぐに星をゲット。とくにユーパラは開きたてなんで間に合うものかと思ったけど。
 まぁこの2軒は外し得ないですね。どちらも現店には行ってないけど、料理長の力量は既に「まぁまぁの3つ星」には十分と言っても過言ではないしょ。
 どんな店作りをしてるかミシュラン好みか…を見てみないと何とも言えないけど、料理的には、星の短期のホップ・ステップがあるかも。
13 Sep
2007

 早逝した不世出の天才お笑い絵師、中野豪さんの傑作集の販売が開始になりました(私も寄稿しています)。
 今更ながらに、余人を持って代え難き才能に驚嘆笑します。 しかし初っ端から泣かされもします。辛いなー。

お問合せ先 Go!さんの本を作る会 事務局 前島由美子(メディアワークス総務部)
電話 03-5281-5201
Fax 03-5281-5231

 また、おって、「電撃屋.com」や「キャラアニ」での通販も予定とのこと。
 ファンの方は、是非!

 追記:
 →電撃屋.comでの通販はこちら。
28 Jan
2007
[ギド・ミシュラン2007 その6]

●「タイユヴァン」 、二ツ星へ降格
 うーん…。
 最大の激震はひょっとして、これ?
 びっくりですね。ここより古くからの3つ星っていうと、もう、 リルとボキューズくらい?
 近年でも、タイユヴァン行って、「よくなかったよ…」って言うヒト、ほとんど聞いたことないですけどね(^^;)。
 いつものtoshiさんは「ひょっとしてヴリナさん引退絡みなのか?」とおっしゃいましたが、…このヨミが本線だとは思いますけどね。ミシュランは、主要人物引退は3つ星から落とす、というのを徹底したいのかも。…って、やっぱ、ロワゾーのとこはアンタッチャブっちゃうんやけど(^^;)。
 まぁ、例の年にゴーミヨも一気に2点ダウンしたし、フランス人にはまた違う視点があるのかもしれないけど。
 店内の席次なんかがハッキリしてるのが、前時代的権威主義だ、とか嫌われてたりして。…んー、まぁしかし、なさそうだなぁ… 、、
 料理はどうなんすか。アラン・ソリヴェレ、そんなに古臭い感じじゃないんでそ?

●「エレーヌ・ダローズ」 、三ツ星獲得???
 …という噂も飛び交ってますが、フランソワ・シモンが例の韜晦難解北極海な文章中でアンヌゾフィーに触れるのに引き合いに出しただけなのが誤解されて独り歩きしているんでない?、…というのがtoshiさんの分析で、今んとこ、多分それがアタリくさいような気がしてます。
27 Jan
2007
[ギド・ミシュラン2007 その5]

●「ピック」 、三ツ星獲得
 わおっ!
 なんたって、メール・ブラジエ以来の女性シェフ三ツ星!
 久しぶりにサイトを覗いてみたら、ずいぶんリニューアル してた。なんか、すげぇ顔が、親父に似てきてない、アンヌ ゾフィー? (笑)
 此処は、3つ星じゃないのがおかしい、ってくらいの美点を 山ほど持ってるし、まぁ、堂々の本命の当選ですね。
 しょーじき、行った時の料理はイマイチだったけど、んー、でもそれ以後、更に料理の評判は上がってるし、良くなってるんだろうな、きっと。
 ここはあと、2002年当時には「けっこーキャリテプリ」だと思いました。部屋なんか、近所の「ピラミッド」なんかに比べると、数段上の趣きがあるのに、「安い!」。今も、タリフ を見ると、そんなに高くないですね。
 しかし、3つ星取ると、その良さはなくなっちまうんだろう な(^^;)。

●「ラムロワーズ」、三ツ星復帰
●「ル・サンク」、二ツ星へ降格
 ガイドブック買ってる客から言わせてもらえば(って最近、買ってないけど(^^;))、これはもう、ミシュランが「自らの誤りを認めた」ようなものではないかと、、、、。
 2005年に落としたばっかりのラムロワーズについては何をかいわんや。
 ル・サンクにしても、3,4年前に三ツ星に上げたばっかりでしょ。 この数年でルジャンドルの腕が上がったり下がったりするものか、と。数年前に3つ星にふさわしかったものが今は そうではない、というのか、と(巨大資本もついてるし)。
 そう思うと、「当時の編集長がウカウカとジョルジュ・サンクの接待に乗ってしまったのだよゴメソ」… …とか、そんなんちゃう のか、と… …そんなん妄想しちゃうよ、読者ちゃんは(^^;)。
26 Jan
2007
[ギド・ミシュラン2007 その4]

●「プレカトラン」 、三ツ星獲得
 此処は、料理に関してはどうも不思議で、俺ら行った時、なんか箸にも 棒にもかからなかったんだけどなぁ~、「そうですよねダメ だよね」って声を聞く一方、「良かったよ」って話も沢山ある。
 んなのって、たいていは「趣味が違う」って類の話なんだけど、プレカトランの不思議なのは、共感を持っている知人友人間で、どうにも感想がわかれるんだよなー。
 謎。
 …って料理話を別とすると、容れ物・サービス・ロケーション ・現代の在り方・カーヴ、、、どれをとっても素晴らしい店で、 此処んちの三ツ星は、妥当感アリかな~。 パリではやっぱ、この三ツ星ってのは、「らしい」 とは思うですわ、ネ。

●「アストランス」 、三ツ星獲得
 は、ボクらは全然わかんないけど(カンテサンスもまだ行ってないしなぁ…)、「アストランス大好き」という人でも「よく取れたなぁ、尚早」という感想が、今のところ、目立ちますね。 「アストランスいまいち」派はもとより(^^;)。
 「金かけんでもミシュランは三ツ星出しますよ」的な免罪符にでもしたいのか(笑)。
 ところで、サンドランスの一門はミシュランの星にいつも恵まれるような気がしてならないのだけど。人柄…とか、政治力…とか、がいい芸風なのかしら(^^;)。

●「ムーリス」 、三ツ星獲得
 ヤニク・アレノはテレビで見ただけだー。マダム増井が御贔屓なんですよね。とりあえずパリに行ったら食べてみたい一軒 とは思ったなぁ。
 まぁバックとしてはしっかりしてるし、これはアリなんでしょうね。まだ、30代だよね?
25 Jan
2007
[ギド・ミシュラン2007 その3]

 星のワルツ、、、または、盆と暮れが一緒のミシュラン、、、
 …という訳で、ご存知の通り、大変な騒ぎになったようです。下の日記を書いた後、今年は大荒れかもね~、と知人友人と話してたとこでしたが。(俺っていい勘してるだろ…ヽ(^~^;)ノ)
 現在のところ、ソースは基本的に「フィガロ」でしょう。
 あ、まず、「フィガロ」より前に聞いてたのが次の二つ。

●「L'Esperance」Marc Meneau 閉店
 マルク・ムノーの3つ星レスペランスが事実上倒産状態で、閉店を余儀なくされるだろう、とのこと。
 いやぁ、キッツいですね。
 俺らは三ツ星「復活」後に行ったんだけど、やっぱ、個人的には三ツ星は厳しい感じでした。が。
 三ツ星陥落時に大枚張り込んでしまったのかもしれないし、それを見てミシュランは星を戻さざるを得なかった、のかもしれない。
 相互にとってどうだったんでしょうねぇ、、、
 この巨艦の最後を見るに、大借金大豪華三ツ星物語はもうやめにしようよ、 という風潮になって欲しくもあるような、、、 気もします。
 微妙な問題ですけどね。素敵なことをしようと思えば金は かかるし、、、

●「フェルム・ド・モンペール」売却
 ヴェイラの3つ星20点の片翼、モンペールがZannier社に売られたそうです。
 一説にはパリ本格進出を目論んでいるのではないか、とのこと。
 レリダンを残してモンペール売り、なのかぁ。この辺が俺ら的には掴みにくいんだよなぁ、マルク。
 それはともかく、彼の性格を思うに、日本進出とかはないんですかねぇ。「水面下で進んでるんだよ」と言われたら、信じるな(^^;)。
12 Jan
2007
[ギド・ミシュラン2007 その2]

●ミシュランでなくてゴーミヨですが、2007今年の料理人は、レザンバサドールのジャン・フランソワ・ピエージュのようです。

●「Antoine Westermannが引退、Buerehieselは三ツ星を返上」との噂です。

 ウィナンス、ヴェスタマンと続くと、「戦後も還暦を迎えた」という時代感を肌で感じる思いがします。
1933 Michel Guerard
1934 Michel Lorain
1936 Fredy Girardet
1937 Alain Chapel
1939 Pierre Wynants
1939 Alain Senderens
1941 Jean Bardet
1941 Gerard Boyer
1941 Eckart Witzigmann
1942 Juan Maria Arzak Arratibel
1943 Georges Blanc
1943 Gerard Vie
1944 Marc Meneau
1945 Joel Robuchon
1946 Antoine Westermann
1946 Michel Bras
1947 Bernard Pacaud
1947 Jacques Lameloise
1947 Michel Trama
1948 Pedro Subijana
1950 Pierre Gagnaire
1951 Bernard Loiseau
1951 Marc Veyrat
1953 Guy Savoy
 第二次大戦をはさんで生まれた才能の大波、「ヌーベルキュイジーヌ」の第一次旗手たちのまさに大団円。
 「ゆく年くる年」の23:50付近を見ている気分ですね(違
10 Jan
2007
 ものすごいディレイがかかってますが(^^;)、庭いぢり写真の

 [ 11月下旬篇 ]

 コリアンダーだが、何だか、ヒョロヒョロと背ばかり高くなり、葉っぱは細くなる傾向が続く。

 フ~ム…と見守っていたら、あーらアナタ、花が咲き出しましたよ!

 薄ピンク色の、カメムシ臭の植物に似合わぬ可憐なる花なのだな、これが。

 そうですか。こーゆー展開だったのか。そーか。そーだったか。

 「花咲いたよ、ビックリだね~」と呑気に眺めていたら、以後、すごい勢いでバカスカ咲き乱れ始める。

 さて、左の写真は、まだ未紹介だっけ? 「早陽1号」というヒト。

 「1号」という名が、農業の香りを漂わせていいですな。
 これは花菜で、まぁ、オータムポエムとも似たようなものだが、ナノハナだとか、あんな風に育ってくれるらしい。

 寒さに強く、手のかからないというウリはその通り。発芽率もよい。

 双葉がまだ見えてるけど、本葉が逞しくなってきた頃合ですな。ワチャワチャと生えまくってくれるので、そろそろ、間引きと称してブチブチ抜いては炒めたりサラダで食う。

 うま~。

 最後の写真は「忘れられた存在」、マジョラム君。

 ほんまに阿呆みたいにユックリしたヒトで、ほぼ存在を忘れること多し。
 でも近づいてみると、だ~~~んだ~んと「シッカリ」してきてるんだよねー。

 地面に生えたカビみたいなんだけど。

 で、ちょっと摘んで揉んで匂いでみると、これがあーた、ポワンポワンとあのマジョラム香がするのである。十分にするのである。

 「肉でも焼いて香りづけ」なら、実はもう、出馬できる状態かもかも。ワクワク。

 後ろにチラと写ってるロマランも控えてるしのぉ~。
09 Jan
2007
[ギド・ミシュラン2007 その1]
 ぼちぼち色々聞こえてくる季節となりました。
 …って、いつものtoshiさんやゲンキさんとかから教えてもらって「へぇ~」…って言ってるだけですけど(^^;)。そういう訳でお二人に感謝しつつ。

●Michelin Espana&Portugal 2007 で、ペドロ・スビハナの「アケラーレ Akelarre」が三ツ星に昇格。スペイン国内では6軒目。
 やったね、スビハナ! 実のとこ、あの辺回った感じで、レストランの諸要素がもっとも高次元にバランスしてるのは「アケラーレ」だと いう印象だったので、この三ツ星は大賛成です。
 まぁ料理そのものだって、面白さ美味しさともに、ベラサテギ・ アルサック・ムガリツに決してヒケを取らないものと思ったし(ってゆーか、味はアケラーレがいちばん、という人も多いし)。
 まぁ、「ミシュラン、たまにはよく見てるな」…という気もしつつ、「それにしても相変わらずシェフが還暦になってから星を出してくるのはど~よ」とも思いつつ。

●Michelin Espana&Portugal 2007 で、エンリケ・ダ・コスタの「エル・ポブレ」が二つ星に昇格。
 これは予想通りなんだろうなぁ。行きたいなぁ。かなりクレージーらしいですね~。

●ピエール・ウィナンスの「コム・シェ・ソワ」が二つ星に降格。27年間、三ツ星を守った。
 三ツ星レストラン中でも“別格”の重みある一軒だっただけに、衝撃が走ったようだ。ファンの悲嘆は深い。ただ、1939年生のピエールの引退・代替りに伴うものだとすれば、「新しい世代による三ツ星復活への道のりの始まり」と、前向きに捉えてもいいようにも思う。
 いずれにしても、個人的には、ピエール・ウィナンス食い損ないました。シクシクシクシクシク。
01 Jan
2007
 あけましておめでとうございます!



 すんまそん、岩木山麓いのしし牧場のポスターとイノシシ君に無断で登場していただいてしまいました(^^;)。
 岩木山麓いのしし牧場のイノシシ肉とイノシシラーメンはサイコーです、大いに覚えておくがよい~ ヽ(^~^;)ノ

06 Dec
2006
 ex.レストラン馮の下村浩司料理長のwebサイトが開設されたそうです。

http://www.koji-shimomura.jp/

 現在、自身の店の開店準備中だとか。

「新しいお店で皆様とお会いできる日を楽しみにしております。」
 我々も楽しみにしております。
15 Nov
2006
 アップが遅れてしまったけど、11月中旬の菜園の模様ざんす(^^;)。

 コリアンダーのジャングルが出来ますた(^^;)。

 茎の赤色化(蕎麦かよ、オマエ(^^;))と、葉が細くなる傾向が目立ちます。これは何ですかねぇ?
 気温が下がってきたからか?
 日照時間か?
 …今月もよく降りますね。今年は、春に雨がたくさん降って、夏に雨がたくさん降って、秋に雨がたくさん降って、冬に雨がたくさん降る気がする(^^;)。…っていうか、曇りが多いって感じかなぁ、日照時間が短い感じ。
 はたまた、「こんなものなのか」?

 とか言いながら、間引いてはムシャクシャといただいております。間引いてもこんなジャングル\(@▽@)/

 ここに来て成長が急なのがオータムポエム様。
 何か、愛玩犬のつもりで飼っていたら、いつの間にか、こっちが芝生の上を引きずられているような。
 思いっきりのびのびと葉っぱを広げてる。

 この葉は美味いです。

 それにしても、完成予定図で言うと、トウが立ってきて花開く筈なのだが、その気配なし。大丈夫か、オマエ?

 さてもう一つ、これはあまり期待もかけずに地面にベタ蒔きしといたのがありまして、それがイタリアンパセリ。

 期待はしない、とは言ったものの、ホントは期待してて、と言うのも、コリアンダーとイタリアンパセリは普段使い的に「好きにガバガバ使いたいのに」日本のスーパーでは高過ぎると思うものであるのですよ。
 そういう意味では大いに期待してるのだが、まぁ本来は春になってから蒔くのが本線なのかな…というのがあって、それでも秋蒔きという手もある「らしい」というので何となく。

 このヒトは、どのくらいかなぁ、「やっぱりダメか」と確信の溜息をつくくらい(^^;)の長い間、「音沙汰がありません」でした。
 のであるが、アレ、アレアレ、生えてきたじゃん!?

 まぁ可愛らしい芽だこと!
05 Nov
2006
 05Nov1  アップが遅れてしまったけど、11月上旬の菜園の模様ざんす(^^;)。

 見よ、このコリアンダーの雑草魂!
 あっという間にボウボウに茂ってきた。葉っぱに顔を近づけてみると、ちゃんとカメムシ臭が漂ってくるのである。プ~ン、と。
 嬉しいもんですなー。
「ホントに芽が出るのかネェ、どんなもんかネェ」
と訝しりながら、貰ってきた種を一つのプランターに蒔き切ってしまっていたのだが、これが意外と発芽率が高くて、香菜たち、足の踏み場もなくなり始めてしまった。

 「こりゃ、間引かにゃアキマヘンね」

 …という訳で、第一回収穫祭。
 あまりにも密集が過ぎる地帯から、むぎゅぶちっと引っこ抜いて、ボウルに取って行く。まだ個体はチビなのだが、それでもコンモリとするくらいの収穫が出来る。

 さて、トムヤムクンもフォーボーもいいけど、まずは中華でしょ。「香菜が活きる」ってことですぐ頭に浮かんだのは清蒸鮮魚と皮蛋豆腐だったが、この日は太刀魚の清蒸を作ることにした。

 蒸し立てに、遠慮会釈なく香菜をたっぷりとこんもりと振りかけていただきます(細かく言うと、茎の部分などはタレに混ぜ込んで一緒に蒸してしまう)。
 ウマッ!
 何と清新鮮烈、ムヒョーッと広がるこの香り、農家の幸福を満喫する思いである!(←をひをひ、チミチミ(^^;)) まぁでもホント、香りが強いのに素軽い…のは、摘み立てナラデワなんでしょうな。

05Nov2
 2枚目の写真は、勢いで蒔いてみた「オータムポエム」。
 「アスパラ菜」なんて名前でよく出てくる奴ですわ。
 このヒトは割とサクサクと芽が出てくるのだが、成長はコリアンダーや蕪よりはユックリ目な気がする。

 いずれは花が咲いてくれる筈で、トウと花雷を一緒に炒めて食うのが醍醐味であるのだけど、そこまで育ってくれるのだろうか。
 取りあえず、励ましている(^^;)。
 葉っぱをちぎってツマミ食いすると、なかなかウマい。(^^;)

05Nov3
 3枚目が、蕪の現状。
 スクスクと育っている、ようだ。
 コイツの葉っぱも乙な味である。
 そろそろポッツラポッツラ間引かないといけない。


 その他では、ローリエとロマランは時が止まったように静かに揺れている。

 マジョラムも蒔いてみた。発芽はわりと早かったのだけど、5mmから1cmに育つのに永劫の時をかけている。どうにかなるんだろうかコイツ。
20 Oct
2006
20oct1  御来演の感謝も申し遅れ、まことにあいすいません。ありがとうございました。皆様、如何お過ごしでしょうか。

 ええ、私めはと言いますと、つい、蒔いてしまいました。\(@▽@)/

 まぁ土いぢり、と申しますと昨今ではガーデニング、ってぇ奴でございますが、私め、生来、イキモノ・育て・もの作り…などは大層に好むタチでありまして、ゆえにゆえに、「手を出すまい」と思っていたジャンルの一つがこのガーデニングなのだ。
 何を言っておるか、とお思いでしょうが、“好きなモノは危ない”ですからねー、人生(笑)。「遊んでばっかりいないでシゴトしなさい」ってことにすぐなっちゃいますからねぇ。ま、避けてまわっていた訳ではないけど、「楽しみは後に取っといた」くらいなことではあるやも知れず。

 …なんつーことはどうでもよいのだけど、「ガーデニング事始めの記」なのですよ、ハイ。

 ある日、相変わらず某所でクダをまいていたわけだ。その日の話題は、コリアンダー(香菜、シャンツァイ、エンスイ、こえんどろ、パクチー)が、日本で代を重ねると薄味になっちゃうんだよね~、って蘊蓄。まぁこれはホントにそうで、日本のスーパーなんかに売ってるコリアンダーは「香り、何処?」って感じなのが多い。中国や東南アジアのアノ香りを懐かしむには甚だ物足りない。まぁ、野菜でも、その東西を問わず、日本に持ってくると薄くなるモノはとても多いんだけど。「ツコーンとした香りが、なんでか日本の2世だと無くなってしまうのよねー」…などとやっていた訳だ。

「だよネ~!」

 …なんて言ってると何処からか出てくるのが、

「だから!このタネ! はね…」

…って謎の種子。とっておきらしき、某所からのコリアンダーの種子。
「これは臭うよ! 蒔いとけば、生えるから。ま、その前によく潰すといいんだよ。ゴリゴリゴリゴリ…」

20oct2  そんな訳で、香菜の種をぶら下げて帰る酔っ払いとなりました。

 まぁ、こうなったからはショーガナイ、庭にプランターを置くスペースをこじ空けて、種を一晩水に漬けたあと蒔いてみる。香菜は、ザッと調べると、発芽が呑気なんですな。しばらくは音沙汰が無い。だけど、一週間もするとチラリホラリと緑が顔を覗かせているのがみつかった。
 ま、その時は「キャー」とか感激する訳だ。
 で、しっかりと全面的に発芽してきたのが、上の写真。
 どやー!

20oct3  さて、プランターを置く為に雑草抜きなどもしたので、空いたスペースに、ローリエとロマランを植えてみた。
 「わりと使う癖して、わりとスーパーで買うと高いハーブ」…を植える所が、見事にイヤラシイ。\(☆〇☆)/
 ま、ローリエにもキッカケはあって、ちょっとこの間、ヒトから「庭のローリエを乾かしただけ」って葉っぱを一束貰ってきたのだけど、これがヨカッタんですよ。やっぱ、微妙に、市販の乾燥ローリエよりフレなのが効いていて。
 そのアコガレですね。上手く根付いてくれ~(^^;)。

 実は更についでに、空いたとこに蕪も植えてみた。右の写真。もう、何をしたいのかわからん状態だけど、芽は出たぞ~。いけいけカブー!ヽ(^~^;)ノ

 まぁしかし、若い緑たちはいいもんです。目に優しいです。

 しかしまぁ、どんだけ面倒をみれるかわからんフヌケ家にとっては、何でもかんでも爆裂的に誘惑が多い春じゃなくて、植物的には質素な晩秋に手をつけ始めて、ちょうど良かったかな(^^;)。
29 Mar
2006
 「おさかなになった私」
 アレクサンドル・ブルダスの新店は何と、「サ・カ・ナ」! (Sa.Qua.Na : Saveurs.Qualite.Nature)
 店の概要も決まったようで、サイトが更新されています。

www.alexandre-bourdas.com/
29 Mar
2006
 ミシュラン・ギド・ルージュ2006について。…と、すっかり証文の出し遅れになってしまいましたが(^^;)、今年は一般紙が速報で報じていたのでねぇ…。個人的には割りと関心の薄い動きが多かったし…(^^;)。いつものToshiさんからは、速攻で感想のメールをいただいておりました。1ヶ月以上寝せてしまってすいません。

Toshiさん  ミシュラン情報のキャッチも年々「福男レース」のようになって来ましたが、今年は「リベラシオン」がすっぱ抜いた?情報が翌日には日経が掲載するといった、意図的としか思えないリークでしたが、やっと公式なプレスがあったようですね。

→http://www.lemonde.fr/web/article/0,1-0,36-743927,0.html

 やはり、「メゾン・ド・ブリークール」の3つ昇格は本当でした、2つ昇格は5軒?、ロブション以外はまったく知らないですね。ル・モンドが「今年唯一の驚き」と評した「ツール・ダルジャン」の降格は何を今更、という気もしますが・・。
 それにしても「ケイ・ズ・パッション」と「ステラ・マリス」の昇格って本当なんでしょうかね、真偽より、どういうルートでこの情報が流れたのか、そっちの方が興味あるんですが。
 山本益博氏がどこかに書いていましたが、亡くなったベルナール・ロワゾーとの対談の中で、これだけ三つ星店があっても本当にいいのは、フランス 中でも5軒くらいだな、と言ったという記事が記憶に残っていますが、私の体験からも激しく同意。もちろん全部行ってはいませんが、パリ9軒の三つ星でも、行く価値あるのは3軒位?
 まあ、世界遺産になった観光地が何処もつまらなく感じるように、三つ星になる前にいくのが、狙い目ですか。
AQ! [5軒]
 このうち、Chez Ruffet が2つ星を取る、というのは知人から聞いてました。ここはとても良いらしいです。ゲラールの更に南、みたいな場所。
[「ツール・ダルジャン」の降格は何を今更]
 ですね(^^;)。
[どういうルートでこの情報が流れたのか]
 それは言えますね…
[パリ9軒の三つ星]
 9軒…もあるんですね(^^;)。ランブロワジーとタイユヴァン。ガニェールは行ってもいいな。ギ・サヴォアも最近評判はぜんぜんよくないけど、機会があればもう一回くらい。行ってないところではル・スケールになってのルドワイヤン。
 んー、まぁそんなとこですかねぇ、、、、
Toshiさん  日本人2人の昇格は事実のようですね、それより日本のマスコミが取り上げているのがトゥール・ダルジャンの降格ニュース、どうして日本人の昇格より先のニュースにするの?
 もう少し日本のマスコミ何とかならないんでしょうか。
 でも最高に面白かったのが、トゥール・ダルジャン側のコメント、

 「同ガイドは現在諸問題に直面し、当店がもはや掲載を望まないと 希望した事と今回の決定が軌を一にしている」

 こんな名文句が即座に出てくるとは思えないですね、かなり前から降格を知らされていたんでしょうね。

 ミシュラン以上に感心を寄せているのが、例の「鳥インフルエンザ」問題、本当にこのままだと、フランス行っても鳥類の料理が食べれない日が来るんじゃないでしょうか、鶏料理が売りの三ツ星店はどうするんでしょうかね。


 実のとこ、Toshiさんじゃないですが、これから数年はミシュランがどうのこうのなんて問題じゃないですねぇ、鳥インフルエンザ。いったいどうなっちまうんでしょうか。まぁこの年齢までにある程度は食えた俺は、良い時に生まれたもんだったな、と納得すべきなんすか(^^;)。
 近年、香港に行こうと思うと、SAASだ、また思うと、鳥インフルエンザだ、と決意の腰を折られてしまうのだけど、欧州もそうなってしまうんでせうか。いやぁ…。でもホントにヤバイ話です。
 ミシュランは、後は、ロブションにサンドランスが2つ星…なんて言っても、「フぅ~ん」という声が聞こえてきそ。編集長が仏人に戻ったんでしたっけ、今年は「驚きのある動き」はしませんでしたね、要するに。
28 Mar
2006
 PSE法。
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携帯電話のimodeで毎日新聞にアクセスを!

メニューリスト→天気/ニュース→毎日新聞/スポニチ→無料ニュースの日本のスイッチ→今週の質問→問6 「日本のスイッチ」という項目に参加すると、PSEに関する質問がある。

PSEマーク、K3省は中古規制の完全撤回を
●するべきだ
○しなくて良い

回答は明日まで!mixi以外にも知らせて総動員で意思表示!
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25 Mar
2006
 PSE法、御存じの通り、まず初戦を「勝訴!」(笑)しました。署名をはじめ、本問題について関心を持っていただいた方には心から感謝申し上げます。

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PSEマークなくても中古電器販売実質OK 経産省転換「後で検査」前提 朝日新聞
PSEなし中古家電の販売、事実上容認 読売新聞
中古家電 “販売”後に検査 『PSEマークなし』容認 東京新聞
迷走“PSE” マークなし販売後に自主検査 経産省が一転容認 フジサンケイ ビジネスアイ
PSEマークなし数カ月容認 経産省、周知不足で転換 中日新聞
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PSEで混乱、経産省が中古品販売業者らに謝罪 読売新聞
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●というわけで、4月1日カタストロフは回避された。
●とはいえ、「販売をレンタルとみなし(しかも事後で検査)」…、というのは、今まで経産省から提示されてきた幾つかの案同様、あまりにも無理矢理ではある。様々な問題の派生が予想される。
●「考える会」の小川代表が言っていたように、これは「実質的猶予期間延長ととらえ、法改正を望む」という状態である、というのが本線の見方であろう。つまり、両陣営双方にとって「緊急避難」的な処置であったのだ。
●両陣営、と書いたが、正直なところ、この時期に経産省がここまで折れ、謝罪してくるとは、予想していなかった。反対運動が効を奏した…、なんて評価したいところだが、圧力団体としての弱さ・署名の少なさ・マスコミの取り上げ無さ、どれを見ても、反対運動が威圧的な所まで盛り上っていたかは大変微妙だ。実際のところ、この問題の「あんまりにあんまりだろ」って所に、経産省が気が付いた、というのが大きいのであろう。
●PSE法条文に立ちかえると、これは条文自体は中古も含むように読める。しかし、立法・行政側は誰もそんなことに気が付いていなかったし、それどころか、問い合わせには「中古は含まれない」という態度をとっていた。それを経産省新任部隊が、施行直前になって「中古も含まれる」と転換したことで「事件が勃発」した訳だが、所詮は立法時の意識としては新品相手の条文なのである。それを中古にも適用しようとする(ある意味)「実験」を経産省が2ヶ月間に渡って行ってきたのだが、やればやるほど矛盾する。他の法律とバッティングし、他の省庁テリトリとバッティングし、環境を犯し文化を犯し中小企業を犯す。まぁ、ある種、音をあげたのであろう。
●このような認識に立つと、まぁ、各方面、少しずつ譲り合って、サクっと法のちょっとした手直しをするのが最も簡単でクリアだと思うんすけどね。うまくそうなるといいんだけどね。どうでしょうねぇ。
24 Mar
2006
 コンサート・ツアー御来場者の皆さん~、さんきゅーでしたー。楽しかったで~す!!
17 Mar
2006
 ミニミニ・ツアーですが、コンサート・ツアーが始まります! 大阪・名古屋・東京のみなさ~ん、よろしくですっ!

 PSE法、御存じの通り、楽器・音響機器・写真機器の一部について、経済産業省から譲歩を引きだしました。「部分的勝利」です。しかし、これはほんとに、「最初の一歩」。まだまだこれからです。しかしながら、何の圧力団体も持たず、大手マスコミからは殆ど無視されていた中で勝ち取ったのはけっこー「すごい」こと。…ってかやっぱ、PSE法の経産省の適用が「ヒド過ぎ」。とにかく説明は面倒くさい話ですが、話を聞いて怒らない人はいないってくらいの馬鹿ですから、、。ともかく、署名をはじめ、何らかの形で音楽文化を守るための行動を取っていただいた方には心から感謝申し上げます。
 PSE法回りウォッチは、ここのところでは、川内議員のブログでの報告がお勧めです。注目あれ。「政治のダイナミズム」なんていう滅多に見れないもの(^^;)…見物も出来ます。
→正々堂々blog:電気用品安全法

 話はヤヤソレますが、川内センセんとこのコレ、読み物としても大変面白い展開になってますな。後でまとめて出版するといいかも(笑)。
13 Mar
2006
 PSE法。ここにきてマスコミの取り上げ方も充実してきています。

 とくに、「技術者を応援する情報サイト Tech On!」上の田野倉保雄氏の署名記事は、極めて正直で好感を持ちました。
→「ウチは店をたたむことに…」広がるPSE法の波紋

 愛媛新聞
→中古家電規制 混乱を反省して柔軟に改善を

 産経新聞
→PSE法4月本格施行 「中古売れへん」 日本橋に悲鳴

 そういえば、朝日の朝刊でもまたPSE法を扱っていて(それはありがたいのだけど)、例えば上記のような報道機関に比べて、取材不足が顕著。朝日・読売・各TV局の踏み込みの浅さが目立ちます。大丈夫か、日本の中央ジャーナリズム(^^;)
11 Mar
2006
 PSE法。英「The Times」が書きました。
→Steamed up over law that bans kettles and guitars
 "worst law ever"
 Hardest hit will be Japan's vibrant trade in electrical instruments -- a trade which has given thousands of young musicians their start in life, and without which, say furious veterans of the music industry, artistic expression will die.
 世界から笑われる文化後進国ここにあり、ってな感じですな。

 山陰中央新報:「同法の問題点もだが、内容検討や周知が不十分なまま施行されたことに不安を覚える。国民の無関心に乗じて、重要法案が論議を尽くさないまま決まってしまうのは怖い。」
→知らない間に決まった?
9 Mar
2006
 PSE法。「電気用品安全法(PSE 法)緊急集会」に行ってきました。まぁ、ワシゃ、ただの反対派の野次馬ではありますけんど、平日の昼間とあっては、行きたくてもいけない人も大勢いるでしょうし、行ける身としては、、、ってんで。
→電気用品安全法 緊急集会報告!!

 この集会用の「PSE問題を考える会」の資料はたいへんよく出来ています。PSE法について知っていただいた方へまず最初のとっかかりとして、それのどこに問題があるか、の最適のガイドと思います。是非、御一読を。
→電気用品安全法における問題点の考察

 …

 日記がPSE法ばっかりじゃ(^^;)。ミシュラン速報など更新題目もたまってんすけどね。
 PSE法緊急集会には、飲食業界の方も何人もみえてました。前にも触れましたけど、小規模レストランにとっても、これは下手すると洒落にならない被害が至る問題であることが確認できました。中古厨房機器流通の問題、それに伴う資金繰りの問題、担保価値の問題、居抜き物件の問題、、、。
 たしかに、大企業経営飲食店や金集めに秀でたレストラン業には関係ないかもしれません。しかし、腕前と努力と意思の力だけで、貯金と借金と近親の援助だけで、何とか開店に漕ぎ着けようとする若い才能にとって、PSE法が障害となる可能性は、無視できない大きさで存在しています。
 そりゃ、ケイズパッションやヨシノの星取りもツールダルジャンのずっこけも関心事ではあります。けど、今、PSE問題を考えないで、何がレストラン・ラヴァーであるか、と。ま、そういうこってす。
8 Mar
2006
 PSE法。いよいよ、民主党川内議員が中心となって議員立法を検討する、とのことです。「後3週間、最後まであきらめず頑張ります」…川内議員の言葉です。応援してます。
→正々堂々blog:電気用品安全法 その8

全国商工団体連合会の抗議活動が動き出したようです。中小企業の方は御注視あれ。
→「中古家電が売れなくなる」 PSE法で全商連が政府交渉

河北新報は、「ごみの減量化に国を挙げて取り組んでいるはずだった」「ところが、それに逆らうような制度が4月に始まろうとしている」と書いています。
→絵に描いたようなお役所仕事と言うしかない

繰り返しになりますが、衆院でも確認されたように、本件は「実質的には」昨年11月に経済産業省が“思い付き”、先月になって周知を開始した問題です。各方面の対応は(むしろ)「素早い」ものである、と言った方がいいのではないか、と。それだけ被害が甚大であることが予想されているのだ、と。そんなように思います。
7 Mar
2006
 PSE法。宣伝。緊急なのでコピペですが。

「電気用品安全法(PSE 法)緊急集会」

詳細はこちらを http://sound.jp/pse/0309.html

■【議題】
「業者」「消費者」「環境」「法律」それぞれの視点でPSE 法を考えます。

■【日時】
3月9日(木曜日) 14:00~15:00

■【場所】
衆議院第二議員会館第一会議室(東京都千代田区永田町1-7-1)
東京メトロ永田町駅1番出口→徒歩すぐ
http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=35.40.21.360&el=139.44.46.413&la=1&fi=1&sc=2

■ 会場は「川内博史衆議院議員」に手続きをお願いしました。当日は多くの衆参議員にご参加頂く予定です。(当日同時間の国会審議はありません)

■【お願い】
1.議員への呼びかけ
この問題は超党派で対応して頂く事が最も望ましいと考えており、緊急集会の案内は全議員に提出しています。通常国会会期中でありご多忙である事は重々承知していますが、急を要する問題である事から、1人でも多くの議員の参加を呼びかけています。

各都道府県選出、比例代表各ブロックの議員へ、地元有権者の声として緊急集会への出席をメール、FAX で呼びかけてください。地元有権者の声は大きな力となるはずです。
国会議員HP一覧 リンク集
http://www.janjan.jp/link/sogo/giin/kokkaigiin.php

2.参加のお願い
当日500人の動員を目指しています。会場はMAX 200人しか入場できませんが、定員以上の方が参加される事により、より問題が重要で深刻であることをアピールできます。 是非ご参加をお願いします。

3.緊急集会並びにお願いを1人でも多くの方に伝えてください。 宜しくお願いします。
6 Mar
2006
 PSE法。3/6付で藤原新也氏が書かれています。

→不可思議な法律が歩きつつある

2 Mar
2006
 PSE法。

民主党・海江田万里前衆院議員が週刊プレイボーイの特集でコメントされてるそうです。
→3/14号。「電気用品リサイクル禁止」のPSE法は天下の悪法だ!

TBSラジオ「アクセス」のバトルトークで取り上げられました。
ネット投票の結果は、PSE法に[賛成37 反対322 他24]、でした。

↓こちらは内容は未確認なのですが、街頭署名活動があるそうです。
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3/4(土)5(日)10:00~12:00
新宿西口で演説、チラシ配布、署名活動を行います。
現在調整中ですが国会議員も参加予定。

主催:リサイクル業者有志、古物商有志、緑の会
世話人:株式会社しらくら代表取締役 荒井哲夫
→3/4 NHK

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1 Mar
2006
 PSE法。急速に問題として認識されはじめています。フジ「とくダネ」で小倉智昭氏が(経済産業省の)「馬鹿野郎!」と言ってたそうです(笑)。「とくダネ」もそうですが、マスコミの取り上げ方の質が上がっているようです。問題点が複雑で多岐であることが、ようやく知られてきたのでせう。

→民主党:川内博史議員が予算委員会分科会での質疑に立ちました。衆議院TVビデオライブラリ3月1日予算委員会第七分科会で川内議員をclick。
→民主党:田島一成議員が予算委員会分科会での質疑に立ちました。衆議院TVビデオライブラリ3月1日予算委員会第七分科会で田島議員をclick。
→共産党:塩川鉄也議員が予算委員会分科会での質疑に立ちました。衆議院TVビデオライブラリ3月1日予算委員会第八分科会で塩川議員をclick。

→「音楽・芸術文化に支障なんちゅうこっちゃ」(夕刊フジ)

28 Feb
2006
 PSE法。

→民主党:川内博史議員が3月1日午後5時から午後5時30分まで予算委員会分科会での質疑に立ちます。「二階経済産業大臣に対して、電気用品安全法のことだけお聞きします」とのことです。 (→衆議院TV)

→「家電の安全規制緩和進むなか 検査法人に天下り省庁幹部 高額報酬で次つぎ」

→「PSE法 日本共産党山下よしき参院比例区候補が調査」

 とりあえず民主党川内議員の質問に注目。
 共産党は立法時から反対だったため(たまたまみたいなものだが(笑))、動きが軽いですね。最近のスローガン「確かな野党が必要です」の良い実践PR展開ではあるかも。
 28日のテレ東のWBSのPSE法特集は、予想以上の辛辣さで経済産業省の姿勢を批判していました。まったくもって言うまでもなく、PSE法関連は左右の別なく問題山積であることはここでわかるでせう(笑)。
 かんけーないけど(いや、あるけど)、最近、テレ東って報道とか取材がしっかりしてますね。…っていうか、他の民放はワイドショー型白痴化が目立つ。PSEに関しては、TBSはまぁまぁだけど、テレ東や大阪毎日の掘り下げが立派。
 まぁ、明日は(多分)フジが取り上げるようなので、注目します。それにしても各局面で“踏み絵”みたいな問題だな(^^;)。
 あ、そういえば、明日は朝日新聞も特集だとか。
26 Feb
2006
 PSE法。

 元衆議院議員(ex.自民党・新生党・新進党・自由党)の笹山登生氏が
→自身のブログで
PSE法の幾つかの側面について重厚な論を展開した上で、
「音楽再生のアンプやヴィンテージもののギターアンプなどには、芸術品に近いものもあるので、これらをただの廃棄物にしてしまうには、あまりにも、もったいない感じがしている」
と述べています。市民の普通の感覚と政・官の現実問題の両方を睨んだ考察は一読の価値があります。

 このヒトは議員活動に関しては引退しておられるようだ。なかなか、俺的に投票で報えるヒトが出てこないのが残念だ(笑)。
25 Feb
2006
 PSE法。

 先陣を切って、国会経済産業委員会で日本共産党:塩川鉄也議員から質問がありました。
→衆議院TVライブラリ

 レコード輸入権問題の時に活躍した民主党:川内博史議員が
→自身のHPで
PSE法問題への真剣な取り組み意欲を表明しています。

 両議員の活躍に注目したい。…ってか、俺に関係のない選挙区なのが残念だ(笑)。
 塩川氏は「古物商やリサイクル業者への通知は今年二月になってからだった」ことを国会で経済産業省に認めさせて、これは同省の職務怠慢であるとし、周知が今年2月に始まったのならそこから猶予期間5年が始まると考えるのが理屈だろう、という線で攻めています。市民的にはあまりにも、ごもっともでありスジであり人の道である、と思われるのですが、ご存じの通り、政・官には、スジやら人の道やらは存在しません。さて、どうなりますことやら。
24 Feb
2006
 PSE法です。書きかけのメール…
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「反対活動が遅いですね」などとも言われるのですが、

●政党・各省庁は立法時には中古品は入らないという認識であった
●昨年11月になって、中古業者(ハードオフだっけなぁ)が、“念の為”「中古品は適用外ですよね?」と経済産業省に尋ねたところ、中古も含むという回答で、騒動が始まる
●中古を含めて適用、ということを、自民党・民主党・財務省・国税庁・公安庁などが知ったのは今月に入ってからで、やっと調査が始まったところである。

 ざっとこんな経緯なので、今ごろ運動が起きている、と。(注:24日の国会で「経済産業省から警察庁を通じて古物商、リサイグル業者への連絡があったは今年に入ってから」ということが確認された)

●また、経済産業省のHPの説明が未だにころころ書き換わっていたり、電話窓口の返答が、日によって担当によってまるで違うなど、経済産業省内でも意思の統一が取れていたのか疑問視されている。

 ちなみに、ことの大元の原因を辿ると、電気用品安全法の条文がザルだったことにあるようだ。経済産業省が省庁間調整もせず国民に広く知らしめる活動もせず、中古を含む判断をとった点はけしからないのだが、条文にもとずいて中古取り締まりをすることは理論的には出来る模様。ただし、各政党・各省庁はその取り締まりをすることは無い、という認識でいた。おそらくは、そこが問題の根源。政官の総“うっかり”であるようなのだが、その意味でのメンツ合戦が問題解決への障壁でありブレークスルーポイントでもある。

 それゆえ、良識ある適用を求める
「経済産業省の電気用品安全法のおかしな運用に反対します」
という方向がいいのか、
「電気用品安全法の条文改正を求めます」
という方向がいいのか、悩ましいす。正直、現状、JSPAの訴えの方向も中途半端化してる気もするんだけど、流動的な事態なのでしょうがないでしょうなぁ。

 ちなみに、音楽家の抗議・俺の抗議、は、
●音楽文化を守れ
●音楽を志す後進の可能性を守れ
 という部分にもとずくもので、「これで生活が困る」というのは、別にないのです。ほとんど。よくも悪くも(^^;)。
 あ、そうそう、音楽界と同じ文脈では、銀塩写真界も大騒ぎみたいよ。
 カメラ本体はセーフなんだけど、引き延ばし機の名機がアウト、とか、色々。

 だいたい、ゴミばっか増やしてどうすんのよ。どこに捨てんだよ? “モッタイナイ!”

 である意味そんなことより。
 音楽界以上に深刻な“脅威”が囁かれているのは、町工場のような中小工場・農家・小病院やクリニック・飲食店などで、現状使用している電気を使っている機材のいきなりの“資産ゼロ化”ということが起こります。これはつまり、これらの担保価値がゼロ化するということで、ある日いきなり銀行が来て追加の担保を要求する、ということが考えられます。気が付いたら即死、という企業が出るでしょう。
 …と、こうなったらそれこそ日本がアウトだから、そんなことにはならない、と考えてはいますが、多くの人の「そんなことにはなりませんよね」という役所や政党に対する問い合わせに、はっきり安心できる答えがあった、という事例はまだ見聞してません。
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22 Feb
2006
 PSE法、続きです。
 自民・民主・公明・社民・共産の各党から「ビンテージ物は守りたい」「古いものを大事にしようとは思っている」「中古品の販売ができるように協力したい」などの声があり、調査・検討に入っているようだ、とのことです。経済産業省の自己益誘導解釈を可能にするユルユルの出来損ない条文を全会一致に近い形で通してしまった各党ゆえ、一気に態度を変えるのも難しいでしょうが、期待したいところ。

 ってな訳で、日記らしいことを書くと、事態の進展に期待しつつ、どの党が何をやってくれるのかに注目しているざんす。普段は政治については色々思うところあって投票行動を取ってはいるのだけど、しょーじき、次の選挙(参院だっけ?)に関しては、この件に最も力を入れてくれた党に、一票入れることにするわ。経済産業省の天下り問題にも言及して追求する党が出てきたら、これから3回くらい続けて入れてあげてもいいわ(笑)。
21 Feb
2006
 「経産省によるPSE法(電気用品安全法)の勝手な運用が日本の音楽文化を破壊する」問題ですが、ようやく世間でも注目され始めており、力強く思っています。電子署名運動 も始まったようです。是非、主旨を理解の上、御協力いただくことを私からもお願いいたします。

→【電気用品安全法に対する電子署名運動のお願い】
→PSE法(電気用品安全法)の改正を求めます。

 情勢は日々転変しており(言い出しっぺの経産省だって全然何もわかってないんだもん、どうやら)、確たることは記しにくいのですが、ネット系情報を総合すると今のところどうやら、自民党・民主党・財務省・国税庁あたりも、経産省の独断に疑いを持ち始めているようなので、この筋のルートがある方は是非プッシュしてくださいませ。
06 Feb
2006
 おっとそれで思い出した、…じゃないけど、いよいよex.洞爺のアレックスことAlixandre Bourdasが自らの店をオンフルールにオープンするそうです(4月)。大注目!
 …って話、昨年にメールで教えていただいていたのですが(ありがとうございました)、ブルダスのサイトにも情報がぽつぽつ上がり始めたので、勝手に宣伝しときます(^o^)。 ↓

www.alexandre-bourdas.com/

05 Feb
2006
 毎年恒例、ミシュラン・ギド・ルージュ情報の話題ですが、今年は、リベラシオン紙のスクープを日経が報道するというメジャーな形(笑)で飛び込んできました。日経によると、
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 仏リベラシオン紙は3日、3月1日発売のミシュランガイド(フランス版)の内容をスクープした。パリの吉野建(たてる)シェフのレストラン「ステラマリス」とニースの松嶋啓介シェフの「ケイズ・パッション」が1つ星を獲得すると報じている。
 報道によると、レストランの最高峰、3つ星に新たに昇格するのは仏西部ブルターニュ地方のカンカル市にあるオリビエ・ロランジェ氏の「メゾン・ド・ブリクール」。日本でも六本木ヒルズや恵比寿ガーデンプレイスでレストランを展開するジョエル・ロブション氏はパリで2つ星と1つ星を1軒ずつ、モナコのモンテカルロで1つ星と一気に「4つ星シェフ」になった。
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とのことです。当該店の皆様、(誤報でなければ)おめでとうございます。
04 Feb
2006
 私も恥ずかしながら寝耳に水だったので、広く知っていただくためのリンクをあげておきます。
「電気用品安全法が日本の音楽を破壊しようとしている」騒動の件です。現在は、検索をかけていただければ幾らでもサイトがありますので、代表的なものです(クリックしてください)。

→電気用品安全法@2chまとめ - トップページ
→それをすてるなんてとんでもないblog : 電気用品安全法の不合理性について。

 抗議先ですが、商務情報政策局 製品安全課(電話 03-3501-4707)のようです。
→経済産業省への抗議、問い合わせメールはこちら
 さらには省庁間調整や政府・与党との連絡調整が取れていない節がかなりあるようです。心当たりのある方は是非、財務省・公安庁・文部科学省・文化庁や、政党にも問い合わせてみてください。お願いします。

 情勢や事実関係は、刻一刻と変化しているようなので(「解釈」など毎日のように変わっています。経済産業省のHPや電話窓口の説明も日々改められているようで、省の中でもきちんと議論されたものでは無かったことが窺えます)、ここでまとめるより、上記リンクなどでトレースしていただけるのがよろしいと思います。ただ、現在までの所でハッキリしてきているのは、法自体は5年前に成立したものですが、中古品を含むという解釈は昨年11月になって急に経済産業省が言いだしてきたということです。「経済産業省の小役人どもの天下り利権漁りが日本の文化と環境を破壊する」という巷の声もむべなるかな…。

 しかしなんだなぁ、口先の「カイカク」なんかどうでもいいから、こーゆードブを掃除しよ~という政党は出てこんものかね??
24 Jan
2006
 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。今週は海老名でコンサートありますよん。あと、mixiの方も気楽にお立ち寄りくださいませ。
27 Sep
2005
 狂乱の9月、お付き合い願った皆々様、どうもありがとうございました!! (from 充電秋眠中(^^;))
30 Jul
2005
[Bretagne 6.]  Carnac : Dolmen, Menhir, Alignements

31-1  ロランジェで満腹し、ベッドへ。
 夜中にトイレに目が醒めて自分があまりに立派で巨大な部屋に寝ているのでビックリする。…のは毎度のことだが、こういう時いつも「分不相応」という言葉がチラつく。
 また、今回の旅程の中では、夜中にトイレに目が醒めて…、よっこらしょっとスーツケースをズラして爪先立ちで回り込むようにトイレのドアに滑り込む…、という類のスモールなホテルも多かったので、宿泊のジェットコースター感覚ではある。
 …と、とりとめもない思いの中、グースカ寝散らすと、カンカルに幸福な朝が訪れる。
 朝食は、Chateau Richeux内のLe Coquillageのサルで支度される。窓外にはサンマロ湾が長閑だ。さすがに美味い朝メシ。ブルターニュ名物の“有塩”バターとの付き合いもだいぶ慣れてきた。朝食にクレープが用意されているのは“感じ”である(出来はマァマァ)。
 呑気な朝を過ごし、さて心残りは無いですかななどとノンビリ言い交わし、多忙なオネーサンに悠長なチェックアウトをしてもらいついでにエピスなどをゲットし、今日も好天の中アストラを飛ばす。

 ブルルン! さて、今日は一気にブルターニュ半島を南へ縦断し、すなわち英仏海峡から大西洋へと進み … … と、前述した通りの間抜けな行程である。一日経って「来た道戻る」である。トホホ。
31-1  …と嘆くフリはしたが、空いた道をピュイーンと走りさえすればいいのさ俺たちは。気持ちいい。ブルターニュの幹線は「N線」なのだが、何かで見た所によると「A線」にすると有料になってしまうので「N線」に据え置いているのだとか。真偽はともかく、多くの高速道はA線感覚で走れる。
 本日の最終目的地はVannes近郊のLa Roche-Bernardなのだが、まず向かうは同じくVannes近郊に位置するCarnacの街である。

 Carnacへ行きます、と言えば、「おお、カルナック!…ドルメン・メンヒルですか!」と響くヒトもたま~にいるくらい、ケルトの巨石文化を今に遺すこの地は、多少の名声を世界に誇っている。我々も「え、またフランス行くの? 何しに?」という周囲の冷たい視線に、「いや、メンヒルが見たくなったもので」と印籠を振り翳し誤魔化していたくらいである(なんのこっちゃ)。
 ドルメン・メンヒルとは何か?
 (そうは言ってもやっぱり)「何じゃそりゃ?」という反応が多いのだが、その場合の説明は、「ストーンヘンジってあるじゃん」…そこから入るのが、容易いようだ。「アレの、もっと大規模なフランス版」。
 イギリス人は宣伝上手なのか、それともミステリーサークル様との絡みなのか、“ストーンヘンジ”の知名度は非常に高く、皆が知っている。その狐の威を借りる寸法である。実際には、ストーンヘンジは魅力的な造形を誇ってはいるが、行ってみると「何だ、これだけか…」感もあると言う(知らんけど)のに対し、カルナックのドルメン・メンヒル群は、ああいう「キマリのワンショット」は無いものの、やたらと大規模で幾らでも巨石がゴロゴロと転がっているのである。
 実は、現代に残存するケルト文化という意味合いに於ても、ブルターニュというのは非常に重要な土地らしい。ケルト語族一般(これ、思う以上に衰滅途上だって。エウスケラより先行き不安?(^^;))についても、アイルランドなど懸命に底上げして数値を発表しているが、ブルターニュでのナチュラルな生存数はケルト圏の中でかなり重要な物のようだ(にしてもブルターニュでも全然フツーには話してないけどねぇ、ブルトン語。…ブレイス語と呼んだ方がカッコイイ)。
 というような難しい話は置いとくにしても、この辺りには古代ケルトの香りがブンブンと大らかに撒き散らされ残っているのですね。
31-1  Menhirというのが「立石」。それがズラっと並ぶのがAlignements列石。Dolmenはテーブル状の形をして支石墓とも言われる。何せ成立は「先史時代」とかの話である。「新石器時代から鉄器時代初期ではなかろうか」。…と言われても、“それってナンだっけイツだっけ”の世界である。
 しかし実際に目にすると、我々のような“海老蟹牡蠣アーティショー”目当てにブルターニュを訪れた馬鹿者をも「古代史ロマン」の魅力にひき込む魔力を有する、異様なる巨石また巨石なのであった。

 カルナックの街に滑り込むアストラ。さすがは巨石様…というべきか、Rotheneufに於てLes Rochers Sculptesを探すような苦労や不安は、全く無い。とにかく、カルナック地域に踏み込むや巨石は街中に溢れかえるように存在し、「観光案内板」の類も腐るほど立っている。
 “名も無い”巨石にもいい加減驚きつつ、まずは「Kermarioケルマリオ巨石群」に方向をとる。「P」が見える。暑い。駐車場の乾いた砂がウザったい。ズチャッと砂を踏む。えーと、あっちか。

 ガーーーーーーーン!!!!!

 こりゃ凄いわ。ヤヴァい。見渡す限り、石がね、並んでるんですわ。でっかい。
31-1  それにしても石が並んでいるだけなのだが、産毛がピリピリするような“何か”を否が応でも感じるのである。その…、既に朽ちた巧み、既に朽ちた意図、古代にあった何か古代人の意思が、時間を超えてそこに残存してる…っつう訳ですな。これを要するに、ヤヴェ…って感~じぃ。(^^;) いわゆる一つの「何かスゲぇものを見た!」感がピリピリなのです。
 ただひたすら並ぶ石…を眺めていると、静謐な“祈り”のような波動が感じられる。巨石の上にゆっくりと降り積もった時間が、層を成して結晶化している。

 う~ん…と唸っていると、グゥ…とお腹が鳴った。アリャ。そんな頃合いである。Alignements de Kermarioの先はAlignements de Kerlescanへと続くのだが、
・兎に角、目的の巨石地帯には到達した ・目星は付いた ・敵はデカい
 と確認がとれた所で、市中心部で「i」を冷やかしがてら“何か食おう”、ということになる。
 Kermarioから市中心へはものの5分くらい。サントラルは、小さい、が、観光的にはビアンヴニュな色彩が適度にある。何か食おう…ったって、ガレットと決まっておる(^^;)。クレープ屋は何軒か見当たるけど、決め手に乏しく、「i」のすぐ横の小奇麗な一軒にお邪魔する。店の名は「Creperie de La pompe」。
 いくらか観光色のお客・ここでもクレープに目がキラキラの子供たち、で賑わうお店を仕切るのはシャキーンと派手なマダムである。「店、改装したんだからネ!」と張り切る風情。対して、お運びを手伝う半ズボンの陽気なムッシュはチャランポランな空気で、マスオさんなのか出来の悪い弟なのか。
 ここんちのガレットは、まぁ悪くない並くらいで、赤キャベツ入りが珍しかった。薄目のパリパリ目の塩気タップリ型ガレットをシードルで流し込む。満足。
 「i」の人の腹も膨れたか、昼休みが終わってオープンしている。覗いてみるも、簡単な地図が掲示されているくらいで、あまり巨石観光のお役立ちにはならない。付近の土産物屋をちょっと冷やかしてから、ケルレスカンKerlescanへ向かう。

31-1  Kermarioを越えて数分進むと、左手に乗馬倶楽部があり、その先からKerlescan列石エリアが始まる。Kermarioの駐車場近辺には、我々の身長よりも高いまさに“巨大な”岩が並ぶのに対し、この辺りは腰くらいの大きさの整然とした列が目立つ。
 …などと、道路沿いをウロチョロしただけの感想を記しておりますが、実際はCarnacの巨石群はそんな程度で把握できる規模ではないらしい。そもそも列石をず~っと追いかけると数kmに渡って連なっているというのだ。その全体像を眺めようと思ったら、丁度ナスカの地上絵がそうであるように、遥か上空から見下ろさなければ無理らしいのである。
 そして、そんな“上空からで無ければ意味がない”ような物をわざわざ作ったということは… …上空から見ていたのだ奴等!、ハハーン… …UFO由来説である。
 ナスカや、アステカ・マヤ系の遺跡などと同じく、やはり先史時代の遺物である巨石群の建造目的は諸説が芬々、面白おかしく語られるものと相場が決まっているのである。宇宙人のメッセージだろう、天文的観測施設だろういや観測結果だ、宗教的な儀式に即するものいや宗教的な行いそのものじゃないか、王様の気まぐれだ奴隷の反乱だ、などなど。
 そんな説の一つに、「あの石たちは、この地に侵攻してきて魔法によって石に変えられてしまったローマ人兵士なのだよ」と言う伝承がある。
 Kerlescanエリアでは、俯いた石は侘び寂ており、下生えの叢が初夏の風に靡いている。“ツワモノどもが夢が跡”と日本人ならば呟いてしまうのは必定である。「あ、これはどう見てもローマ人兵士ですね」…と我々の探索行の結論は決まった。ローマ人兵士たちの瞳は固く凍りついたままCarnacの土地に留まる。
 石…鉱物という物は、不思議に、時を吸着し己の地層に塗り固めていくかのように、人には思われることがある。「去りにし日々、今ひとたびの幻」といえばボブ・ショウも同然…とスローグラスる我々であった。

31-1  Kerlescanを一渡り済ませ、観光地独特の「オープンエア・ミニトレン」の通過を見送ったりして乗馬倶楽部脇の「P」まで戻ってみると、何やら立て札がある。
「Le Geant du Manio は、こっち=>」
 フーン…。よぉわからんが、森の中へ進む小径を辿るワシらである。ちょっと泥濘んで歩きにくい。
 ほんとは、「よぉわからん」のではイケナイのであって、これが巨石中の巨石、地球に刺さったナイフ“Le Geant du Manio”様への参道なのだ。巨石は10分ほど歩いた林間に、突然開けた空地に、阿呆みたいに刺さっていた。ワシ2人分の身長をくれてやっても、まだ、足りない(↑の写真である)。
 いったい何じゃコリャ! その近くには、またこれも意図のわからない方形の列石が潜んでいたりする。マジカルな林間の散歩である。

 さて、車に乗り込み、来た道を戻ってみよう。すなわち、Kerlescan -> Manio入口 -> Kermario と進み、未訪の逆方向へ進む。
 すると現れるのが、Le Menecの列石エリアだ。メネック付近は見晴らしが良い。ボンヤリと広がりのある光景の中、やはり小巨石~大巨石が、ポツポツポツポツテンテンテンテンと立ち並んでいる。
 このエリアの整理された駐車場の端には、Maison des Megalithes reception : Archeoscope という洒落た施設があり、巨石にまつわるエピソードを特殊効果とともに上映…などしている。ここからMehhir見物を始めるのも手かもしれない。ここのショップにある「巨石クンTシャツ」がとても可愛くて我々の目は釘付け…結局、一人一着ずつ購入┐('~`;)┌。
31-1  カルナックの巨石群は、基本的にはグルリを柵で囲われていて、石に直接触れるなどの行為による劣化を防いでいる。のであるが、“ガイドツアー”のようなものはあるらしく、巨石の近くまで行って、講師と覚しき人物の講釈に聞き入っている数十人の集団があった。

 一通りMenhir・Alignementsの見物を終えたワシらは、「うーん後はドルメンの一つも見て行きまひょか」。ドルメンもカルナック中に相当の数があるのだが、密集地帯とかは無く点々としていて、立て札も小さめであり、意外とみつけにくい。
 やっと一つみつけた「Dolmenがほにゃらら」標識に従ってみるとする。道は舗装道から分かれて林間に入って行く。最初のカーブが大量の水でバッシャバシャである。迷った揚句、クルマを置いて徒歩で進むことにした。泥濘みの道に、よく出合う日だ。我々がブルターニュ入りしてから毎日好天続きなのだが、その前は「ずっと雨」と天気予報に出ていた。その通りであったのだろう。
 ドルメンは5分ほど進んだ、樹木に囲まれた小さな空地に隠れるようにして、あった。段々と水捌けのよくなる道であったので、車を取ってくる。
 ドルメンは支石墓とも「石のテーブル」とも呼ばれ、正面から見るとたしかに巨人の食卓のようである。ここでは、身長ほどの高さの「π」の形である。ピエール・ガニェールの店のマークのアレ、をデカくしたみたいである。もっともガニェールとブルターニュは、大して関係ない。鳩は、ブルターニュはレンヌ近郊産の物を使っているらしいが。
 などと、激しく関係の無い話をする。ホントに墓だとしたら、地下で巨人が怒っていることだろう(何か違)。

 大いに満足した我々は、Vannesを抜け、La Roche-Bernardへ向かう。
19 Jun
2005
[Bretagne 5.]  Les Maisons de Bricourt : Olivier Roellinger

19-1  Cancaleはコンパクトな町だ。教会を中心にグルリと回ると、案内標識がやたらと沢山出ている。その中には勿論、「Maison de Bricourt Relais Gourmand」や、その経営する宿の一つ「Les Rimains」の名もある。実は我々は、Les Rimainsに泊まるのが第一希望だったのだが、4室しかないこの質素なブルターニュの民家風のホテルは満室で、断念。今日泊まるのは、ブリクールのもう一つの宿Chateau Richeuxである。
 RicheuxはCancaleから5kmほど南下した位置にあるのだが、Chateauの名の通り堂々たる建物のホテルで、一般にはこちらの方が人気があると言われる。RicheuxからCancaleの町なかのRoellingerのレストラン「Relais Gourmand」へは、送迎車が走る。
 サンマロ湾に望む高台に建つシャトー(といってもどことなく素朴で可愛らしい)にアストラを乗りつける。どもどもボンジュールなんしょ…とフロントを見ると、おねーさんは忙しい。このヒマな時間帯だと言うのに、電話と事務に追われている。適宜適当にチェックインし、「スーツケース取りにやらせるわ」という割に人も来ないので、車をパーキングに移動してから自分で部屋まで荷物を運んでしまう。ついでに言うと、チェックアウト時には更に(電話も)忙しくて、結構ダラダラと時間がかかるのであった。このおねーさんは感じの良い人で、そもそも俺ら、荷物などは自分で運んじゃう方が簡単でラクなくらい(エレベータあるし)で、何も気にしないのであるが、この「人手の足りなさ具合」が“例えば”3つ星に届かない処の由縁ではなかろか、などとは思えるのであった(後にも出てくるが、この、「メゾンドブリクールが何故ミシュラン3つ星を取れないか」というフランス料理界の七不思議話は、食いしんぼにとって、ロランジェを話題とするときの通奏低音みたいなものなのである(^^;))
 部屋は、これでもか、というぐらいに広く、3方の窓越し(一方はサンマロ湾)に風景が開けているのが気持ち良い。日本製オーディオがあって、ロバート・ジョンソンのCDがセットされている。渋い、っつーか、測りかねるというか、カッチョヨイことである。
 外を散歩。庭をちょっと横切って小道を下れば、すぐに浜辺だ。言わずと知れた「干満差世界一」な湾でありまして、この時はだいぶ潮が引いていて、ずっと沖合まで海水に濡れた妖しい浜の内臓が見えるのだけど、やっぱりスゴイ。海鳥が何か、つついている。遠~~~~くに小さな三角帽のような島影らしき物が見えるので目を凝らしてみたら、あんれま、モンサンミッシェルであった。「モンサンミッシェル、済み」と勝手にメモする(^^;)。

19-2  で、ブルターニュの英雄・現代のスーパーシェフ、オリヴィエ・ロランジェ。勿論(笑)、我々にとって、今回の旅を計画した“動機”であり主眼である。
 曰く。
 ・地方の個性に立脚し、現代を疾駆する料理の冒険家。
 ・ブルターニュを知り尽くす男の海に関する知識は、漁法から魚介類の締め方にも及び、専属の漁師まで抱える。
 ・化学専攻の学徒からいきなり料理人に転向した(つまり通常の修業経験は無い)という異色の経歴を持つ。
 ・この地方は交易の関係で古くからスパイス文化圏なのだが、その中でも際立ったスパイス使いで、ついたアダ名が「エピスの魔術師」!(実際、胡椒一つとっても、「それでこれは何年何月に何処の畑で収穫したものか? それがわからなければ正確な使用は出来ないし、知識も集積しない」とか言うらしい。ブラヴォ)
 ・左の写真の、化学実験室の薬品棚みたいに並ぶのは、料理に合わせて調合されたエピス類と、風味付けされたオイル類で、これは販売用。少し買ってきたけど、極めて優れている。欧州内ではサイトから通販で買えるみたいなのが羨ましい(^^;)。
 そう、今から10年程前のフランスには、ミシェル・ブラスとマルク・ヴェイラ、そしてこのオリヴィエ・ロランジェこそが、「21世紀への扉を開ける」のだ…という空気が、確かにあった。そのことは、本人の言葉にも現れる。
「4,5年前、私を含めた先進的シェフたちが「フランス料理の危険人物」と叩かれた論争がある。保守派の人々にとって、それはフランス料理ではないというのだ。しかしフランス料理というもの自体、本当にあるのかどうか。今そう呼ばれているのはパリの料理だ。本物のアルザス料理、バスク料理、ブルターニュ料理に共通の土台があるかと言えば、ないと思う。国際的にはフランス料理はエスコフィエの料理だと思われている。しかしあれは20世紀初頭の、ホテル向けルセットの集大成だ。いつしかそれがすべての基準となり、料理を縛りつけた。私に言わせれば暗黒の時代だ。私が基準とするのは18世紀。当時は新しいものへの要求があり、世界に目が向けられた。フランスの料理人は新しい素材を受け入れ、把握し、さらに美しいものとして定着させた。皆が才能を表現し、フランス料理を豊かにした。料理はそのように時代と呼応しながら、新しいものを築いていくべきだと思う。」(「スペシャリテvol.3」柴田書店)
 何とも力強くも正鵠を射るステートメントではないか。
 さらに言えば、ロランジェは、ラ・ロシェル南青山の石井シェフの師匠(「ハーブ料理テクニック」の巻頭言も書いている)でもある。
 よし、ここ行くぞ!食うど! と、我々の志は漲る… …ものの、ブルターニュは遠し。冬は寒そうだし(…といきなり脆弱である(^^;))。

 そんな訳で数年をボーっと過ごすうちに、Cancaleを訪れた諸先輩方から話を伺う機会を得る。…のだが、これが悩ましい。「あぁ、メゾンドブリクールですかぁ…」…と、みな言い淀む。歯切れが悪い。「どうなんですか?」と聞いてみると、色々あるのだが、「いまいち」「出来不出来が激しい」「面白いのはある」「いいような悪いような」「ウマいのもあるよ」…などという声が凸凹と。そして、「"retour des Indes"は止めとけ」と付け加えられる。ちなみにこの"インドからの帰還"というのはサンピエールのカレー風味仕立てで、ロランジェの名を高からしめた傑作として知られる一品。ブラスのガルグイユやパコォのクドブフみたいなもので行ったら必ず頼んでしまいそうなモノなのだが、「ただのフィッシュカレーとしか思えなくて、なんだかな?」らしい(^^;)。(ちなみに、ミシュランが3つ目のマカロンを出さない主要因は「料理にムラがある」ことだ、という噂)
 そんなこんなで、行く前から作戦会議。アレはいいってコレは駄目だってインドには帰るなヴィアンドが意外と良いから海産物一色にするなっていきなり2泊はナニかなぁ…、と何か耳だけ年増になっちまったみたいだけど、研究した。

19-3  …などあるも、本物のCancaleに着いて、明るい太陽の元(実は、“この時期”のブルターニュは本来、雨天曇天が基本である。ずっと観察してた天気予報でも小雨続きだったのだが、我々の滞在していた一週間だけは妙に晴れた。妙に暑い、というありがたくないオマケまでついたが)、リシュー城の豪勢なバスタブで泡を吹いているとアレやコレやは頭から揮発していってしまう。そして、みるみる腹が減る。
 リシュー城からレストランへは送迎車で。「19:20にする?、20:40にする?」と聞かれる。基本的には、この2便でやり繰りしたいらしい。妙に、微妙な、帯と襷な時間設定だなぁ…(それが“例えば”3つ星に届かない処の…(以下略)(^^;))。ちょっと迷うが、20:40。さすがにこの季節、まだまだ明るい。
 城の1階サロンに降りる。この1階には海産物ビストロ「Le Coquillage」があり、ディネが始まっている。Chateau Richeuxに泊まりLe Coquillageで食べてしまうのが、観光的には一番手っ取り早い。日本人卓もチラホラ。ブルターニュ半島では日本人の姿を見ることは滅多に無かったのだが、ここカンカルにはかなりいました、日本人。サロンで待つことしばし、ショーファーから呼ばれる。
 ビュンビュンビュンのシュッと飛ばして、レストラン「Relais Gourmand」着。ファサードがいい感じ、本館に絡まった蔦も含め緑が目に優しい。この建物こそ、かつてインド交易で財をなしたBricourt氏の邸宅であり、後年Roellinger氏の生家となったと言う(ありゃ、ひょっとしてロランジェ君って、おぼっちゃま?)。門から建物への導入もいいが、素敵なのは池を擁する中庭で、中庭から食堂を眺める写真がよく紹介されている。本日の我々の席は、奥のサルの中庭を望むポイント。こりゃ良い席でしょ、ありがたや。グワグワグワと鴨など水鳥が池の回りを闊歩し水面に浮かぶ。イケスである(嘘)。サルはいかにも邸宅改造型な内装で、落ち着きがあり、しかしどっしりと重いというより洒落っ気のある軽いテイストが気に入った。
 セルヴールは最初だけ、何か英語のタドタドしい変な奴が現れてどうしましょと思ったけど、その後は、英語抜きだが普通の皆の衆で、一安心。
 料理は、後に詳述することもあろうが、アントレに「スペシャリテ3連発」という盛り込み皿、プラに鮑と鳩を頼む。多分、悪くない注文だったと思う。
 アミューズはまず、白い皿上に黒い石を配し、その上に串刺しや揚げポテト器を置く美しいモノ。続いて「3種の貝、海賊の香り」。
 …だが、皿上をジッと見てみると、ややユルい。アマい。
 …って言ってるのは、この店に期待する「世界トップとしての感動」の有るや否やのレベルの話ではあるのだけど、包丁とキュイソンがややタルい気がする。
 パクリ。美味い!…けど、味の細部が、ややユルい。アマい。
 料理の詳論はレストランページで後述するとして、トータル的には、このファーストインプレッションの感想は、最後まで続いたのであった。即ち、綺麗で・面白く・美味しい、のよ。だけど、「現代のトップクラスであるか」「感動があるか」という視点を持って来てしまうと、何とも、ユルくてアマくてタルい…というのが正直な感想。点数付けたら(料理に点数付けたことなんかないけど)、85点以上の皿は無かったなぁ、って感じ。だから料理については、「素晴らしい…」というのと「物足りない…」というのが、自分の中でも同居しちまうんですね。ある意味、先輩方の言葉がよくわかった、という…。
 鮑は3日間かけて柔らかくムチムチに仕上げた逸品であり、鳩の肉質には惚れ惚れとする(レンヌの鳩は本当にイイのだ)。…けど、ソースの掃き方なんかちょっとダレてるし(総じて現代型料理なのにプレゼンタシオンが乱れ気味というか雑なのはかなり印象を損なう)、味の着地も少し両足が揃わずにバタつきましたかねぇ惜しいですねぇ解説の加藤さん、って感じである。
 デセールは、それよりもうちょっと落ちて、少し情けないかなぁ。まぁ悪くもないし、2つ星な感じだけど。
 全体にエピス使いは素晴らしく、パリ辺りの凡庸な店には教えてやりたいようだけど、さりとてブルターニュを回ってみると、この地方のエピスNo.1…って印象では、ない。
 ワインはオーベルジュ・ブルトンほどではないけどなかなかのリストで、オーベルジュ・ブルトンやランフィトリオンに比べたら割高な値付けだが、2つ星としては良好な方。…だがそこに、ギガルの94のムーリーヌだけ何故かいきなり185euro。え!?、っと飛び付く。ワインが出てきて「こちらでございますね」、なんて差し出されて普段は見もしないでウィウィ言ってるんだが、この時は、ブリュンヌ・エ・ブロンドじゃないのかジッと見てしまいましたよ。いやいやちゃんとムーリーヌ。頃合いもかなり良くなってて、むちゃ旨。うーん、ハッピー(…って実は料理の方も「一軒のレストラン訪問」としては、「うーんハッピー」、ではあるんだけどね)

19-4  そんな訳で、…まとめる必要も無いけどまとめは難しい。「モンサンミシェル観光のついでに素晴らしいレストランがある」というのは嘘では無いし、「オリヴィエ・ロランジェという夢を求めてやってきて、言葉に詰まる」というのも嘘では無い。
 帰りの送迎車は、時間差をまとめるせいかギュウ詰めの一杯、日本人も一杯。隣り合わせになったマダムは「パリではフォーシーズンスに泊まったのだけど、ル・サンクよりいいレストランあるわよ…って、ランブロワジーってとこ取ってもらったの。良かったわ」とのこと、「でも、今日の店はランブロワジーより軽くて食べやすくて、こちらの方が気に入ってよ」とおっしゃる。それは至極素直でまともなコメントであり、実際そういうもので一軒のレストランを評して…なら彼女の方がよほど正しいのかもしれないが、…つまり、“ロランジェに見た至高の夢の現実はどうなのよ?”と言い淀む我々みたいなもんは、なんですな、フランス料理ヲタって奴なんでしょうな(^^;)。
 前述したようなロランジェの言葉は本当に素晴らしく明晰だと思うし、それがどれだけフランスの地方のレストランを勇気づけたかと思うと、それはいくら評価しても、し足りないほどのものと思っている。それは本当だ。しかし、そういったことも含めた「夢」が、料理を食べることで「現実に着地」する、その快感と感動について聞かれると、先輩諸氏同様、甚だ心もとない。
 ぶっちゃけ、そのトータルを俺ら的に総括すると出て来る仮説は、“ブリクールは、スーシェフや部門シェフが弱いんでね~の?”ってところ… …がないでもない。「石井さんがいるときに食べてみたかったわね」とか思ってみたり、してね。今日のこれは、本当にロランジェの描いた絵図通りのものだったのだろうか。厨房はシステムである。人心掌握や組織管理に弱点があるのは、理系出身の弱みよね、と理系出身の俺は思う。…ってのはどうか? (^^;)
31 May
2005
[Bretagne 4.]  Rotheneuf : Les Rochers Sculptes

31-1  Lorientに静かな朝が来る。いや、田舎だから静か…ってこともあるけど、日曜だから、ね。メルキュールから1ブロック歩くとすぐ港らしいので散歩。見るほどの物は無いが気持ち良い。
 さて、今日は一気にブルターニュ半島を北へ縦断し、すなわち大西洋から英仏海峡へと進みCancaleはOlivier RoellingerのMaisons de Bricourtを目指す。一気に…なんて言ってると景気がよいが、何でブルターニュに着いてすぐに縦断なんかしてるのよ…。実はこの後の行程を見ていていただければわかるが、迷走台風よろしく半島をクルクルと行きつ戻りつの日々となるのである(^^;)。
 …いや、阿呆なワシらとて本当は綺麗な一筆書きで回りたかったのではあります。でもこれがなかなか難しいのよ。迷走行程になった主因は、
1.下に書いたL'Amphitryonのメーデー1週間休暇
2.Aux Peskedのメーデー1週間休暇
3.Olivier Roellingerが5月5,6日満席だったこと(リクエストmailを出したのは約3カ月前だったのに!)
である。これだけ条件が重なると一筆書きは大変なのよね(^^;)。

 で、フランスvs.日本のGW。
 原則で言うと、日本のGW期間はフランスでは「普通の日々」だし、過ごしやすい気候にあるので「行けたらイイよ、これは!」なのは確か。
 ただし詳論を見ると問題もある。まず一番のポイントは、労働の日メーデー(かつ5/1は鈴蘭ポルトボヌュールの日)の存在。パリにいてもストの影響をくらうし(昔、やられました。メトロやSNCFをアテにする人、御注意)、この日に引っかけて連休をとる風習もあるようだ。ちょうど向こう的にも気候がよくなる時期。それから、後で知ったのだが、2005年はキリスト昇天祭の祝日が5月5日に当たっていたのだ。この宗教上の“動く休日”という存在は悩ましい(何せキリスト昇天祭は2006年には5月25日なのだ)。5月5日なんかだった為に今年はフランスも「ミニGW」くらいの様相は呈していたようである。それが下にちょっと書いた「高速道のちょっとしたレジャー渋滞」にも影響したようだ。

31-2  ま、縦断といっても150km程度の移動、フランスではあっという間だ。さて、何を観光しませうか。トモダチのトモダチがFougeresで石工の修業をしている、って面白い話があったので回ろうと思ったのだけど、ちょうど忙しい時期だとのこと。
 また多分日本人でごった返しているであろうモンサンミッシェルは、先輩諸氏から「あそこだけは行くな」と厳命されている(^^;)(ってか俺らも興味無いし。…ただし、Cancaleあたりからもボヤっと遠くに見えるんだよね、モンサンミッシェル。なので帰ってから「モンサンミッシェル? ああ、見たよ見た見た」と答えたりなどもするってか)。
 St.Maloのボルディエは行ったら面白いのかもしれないけど、バター買って帰るのも重いしなぁ。

 と前振りなどして(^^;)、実はカンカルとサンマロの間に非常に興味深いものがある。場所はRotheneuf(行ってみるとほぼ「サンマロ郊外の浜辺の村」って感じ)。ここにある LES ROCHERS SCULPTES ってのがソレで、何かというと19世紀末~20世紀に25年間かけて Julien Foure っていうイカれた隠遁坊主が海っ端にコツコツと彫り上げた「楽園」なのだ。人呼んで「北の理想宮」だって。こう聞いて行かずしてどうしましょうか(^^;)。

 ま、とにかくロテヌフとか言う所らしい…といい加減にクルマを走らせたワシらは、「わーいRotheneuf標識エリアに入った~」と喜んだはいいものの、まずは単なるリゾートビーチに着いてしまい呆然とする。するが、まぁ時間はタップリあるし腹は減ったということで、村の中心部と覚しき場所に戻りクルマを停めクレープ屋を探すとする。探すとしたところ、Rotheneuf地図板が目の前にドーンと立っていてすぐにLES ROCHERS SCULPTESの位置がわかってしまった。なんだ、すぐそば、やん。安心して、まずはクレープ屋!
 クレープというかガレット。クレープとガレットは、甘いのがクレープで辛いのがガレット…というのがあるし、ブルターニュのどっかから西がガレットで東がクレープ(あれ、反対かも(^^;))…とかいうのもあるし、蕎麦粉がガレットで小麦粉がクレープ、まぁそんなこんなで混沌としてる(のはワシらの頭、興味ある人はちゃんと調べましょう)のだが、ジャンル屋号的にはだいたい“クレップリー”と言うかなぁ。
 Rotheneufの中心はPlace du Canada(この辺出身の奴がカナダを“発見”したらしい)と言うのだが、そのまた中心に「Creperie La Crep'rieuse」というベタな名前のクレープ屋発見。ごめんなすって。シードルとガレットで乾杯! 注文はコンプレットとSoubis(オニオンのガレット…へぇ美味いんだ、と発見)。ここのガレットは“割と洗練された標準”くらいで、後から考えるとなかなか美味かった方だ。店内には子供がいっぱい…これは後々どこもそうだった。「クレープで子供、喜ぶ」って感じがあるんだろうな。
 実の所ブルターニュでは、“昼飯はガレットなんぞを”というクレープ屋の存在が、ワシら的にはすんげぇ助かる。昼夜星付きレストランを食うような“鉢巻き決死隊”でも“巨食連盟”でもないワシらには「昼飯どーするね?」というのは意外と悩ましい問題である(ってか、ウチにメールをいただくような方もよくそうおっしゃってます。いいオーベルジュに泊まってる時は、朝食もゴッツリ食べるしねぇ)。こういう美味しい軽食系がある土地は食い歩き旅行がラクなのよ~。他の土地で言うと、バスクなんかは「昼はピンチョス」なのでとてもラクで楽しい。

31-3  まっすぐ海へ向かう。車で数分。目の前にバーンと英仏海峡が開ける。突端に展望の良さげなレストランがあって、その脇の小道を行くと、柵囲いと料金小屋。ここで幾ばくか払ってFoureのSculptesと御対面となる。この辺りの海岸は崖がギザギザ・ギザギザと連なって突き出していて、そのうちの「一つのギザ」が丸々Foureのキャンバスになっている。
 小屋の大人しいオジサンに手を振って小道を進むと、出ました出ました、道端に怪しい顔面彫刻が並んでいる。その先からむき出しの岩肌が海に飲み込まれているのだが、その岩場に出るや唖然とする。足下に居並ぶのは数知れぬ人形焼き…じゃないや、聖人や坊主や神々と覚しき彫像で、ウジャウジャと群れ集っている。よく見ると人型ばかりでなく、エジプト風碑板あり、牛あり、犬あり、山椒魚らしきに抱かれた聖者あり、祠あり、人面魚風あり…と多彩だ。訳わから無さといい、物言わぬ迫力といい、妄執の深さと作品の爽快さは確かに「シュヴァルの理想宮」を思わせる物がある。
 理想宮と違うのは、海風にさらされたここの彫像群は風化が激しく、補修もあまりされないのか状態がかなり悪くなっていることだ。これは、理想宮ほどには評価されていないこともあろうし(文化財的に保護されてる臭いはまるで無し。まぁ立体的造形とかは少ないし)、海岸という悪条件からすると補修も難しそうで、仕方ないのかもしれない。それに…、風雨波浪に磨り減ってくたびれた姿が、逆に見る者にはけっこー侘び寂びがあって、実はいいっちゃいい感じもする。
 フランスの美点として、盆栽…じゃないや凡才の群れの中に突然偉大な才能が生じること、と、変なものや理解不能なものに対して妙に寛大で受容性があること、があるが、その2つというのは大いに相互に関係してるのよね、との思いを強くする。

 入園して20分ほどは我々2人しかいなかったのだが、その後、ゾロゾロと物見高い人々が続いて入ってきた。昼食時間との関係かな。アールビザールを独占して楽しめた20分はオトクであったかも。若者たちは「お、何だコリャ、意味わかんねー。キモっ」とか言っ(たかどうだか知らんが)て、岩崖を駆け降りていきなり海に飛び込んで遊んだりなどしている(馬鹿陽気は続いているが、それにしてもまだ寒いと思う)。ワシらは外に出て、「妙な彫像が彫られていないギザギザ」も少し散歩してから退散。
 Cancaleまでは15分程度のドライブ、すぐ着く。
29 May
2005
[Bretagne 3.]  L'Amphitryon : Jean-Paul Abadie

 メルキュールのフロントで、ついでに聞く。
「レストラン、ランフィトリオンっつうのは知っとるかに、チミぃ?」
「あ~ら、勿の論よ。 (ロリアン市街地図を取り出して) ホテルが此処でしょ、こー行ってあー行ってロンポワンが2つあって、はい、此処! (とボールペンでぐりぐりする)」
「ふぉふぉふぉ、さすがにゆーめーであるのね。タクシーでどのくらい?」
「うーん、10分」
「我々は実は今晩予約してあるだで、どうか20時にタクシーを呼んでくだされだども、お願げしますだ」

29-1  L'AmphitryonのJean-Paul AbadieはGault Millau の Cuisinier de l'annee 2004に選ばれて一躍注目を浴びたが、それまでは内外ともにマスコミ露出が少ない地味なシェフという印象であった(けど、どうか)。2001年にミシュラン1つ星・ゴーミヨ18点だったのが、2004年には2つ星・19点となっているので、急進中の若手かと思いきや、写真を見る限り「おじいちゃん」っぽさも出て来たベテランシェフであるようだ。大体さ、かなり僻地なので、ミシュランもゴーミヨもろくに審査員が回ってなかったという辺りが真相、だったりするかもしれぬ。
 ここは行ってみたいものだ(こういうシェフ顕彰は地方のシェフに与えられる時は信憑性が高い)、と、2月中にFAXを入れるが、これがあーた、返事が来ない来ない。も~、今回感じたブルターニュ全体の特徴だが、ルーズだよ(^^;) (別にFAXに限らず、e-mailの返事もゆっくりな所多し)。パスカル・レミが「ミシュランの調査員は伝統的にアルザスのしっかり者が多くて、ブルターニュあたりの連中の事務処理のいい加減さには我慢がならない。それであの辺りの星は全体的に実力より低いんでねーの?」みたいな意味のことを書いてたけど、ホントだ!(^^;)
 でリクエストは5/3だったのだが、3週間ほどしてやっと来た返信には何と「いやぁスマンスマン。5/1からメーデー休暇でね、1週間休みなのよ~ん」と丁寧な字で書かれている。アチャー! 今年の暦上のGW、すなわち我々の休暇は4/29~5/8なのである。
 こりゃアカンか…とカレンダーと営業コードを睨むと「む、4/30はOKかもかも?」。すぐさま4/30のリクエストに切替えFAXした所、悠長にまたしばらくして「OK」が返ってきた。うーん、まさにピンポイント、“空白の一日”(古い…)にジャスト・ヒットだー。
 そして後になって我々は、奇跡の一日にこの店を訪問できたことを神に感謝することになる。速攻で「我が心のフランスの料理長10人」を書き換えたくらい、圧倒的に好き。ワシら個人的には、この店に辿り着かでブルターニュに如何で花実の咲いたものか(^^;) (意味不明)。

 20時10分。我々はホテルフロントにいる。タクシーはまだ来ない。「タクシー遅いね」とフロントに声をかけるとオネーサンは「すいませんねぇ。もう~、あのタクシーったら、toujours toujours toujours(と3回言った)、こうなのよ~(^^;)」と電話する。そんなにいつも駄目なら、呼ぶ奴変えればいいのにとも思うが、そこは田舎。間もなく到着するタクシーに乗り込む。運転手のニーチャンは、我々の方に向き直って、「デゾレ。ジェウーブリエ!」と何の屈託もなく明るく笑う。…パスカル・レミの言ってたことが身をもって理解出来た気がする瞬間ですた。セ・ブルターニュ。かも。

29-2  クルマは街中心部からやや郊外に向かう。とは言っても、まだ家・店・工場の立ち並ぶ市街地だが、だいぶ中心部に比べるとボロっとくたびれた建物が多くなり、雰囲気も殺伐…じゃないけど煤けて見える(観光客には)。そんな具合の道っ端、いきなり「着いたよ」と言われる。ホニャ?、と見ると、まぁこれも大したことない建物の横にL'Amphitryonのサイトで見慣れた「A」を変形させたロゴが浮かんでいる。よく見るとその横にガラスの扉。いやぁこりゃまた地味な場所の地味な外観のレストランである。“しなびた街外れの道端”具合はArzakを思い出すね、と意見が一致したが、Arzak以上に意外感のあるロケーションかも。

 さて、ガラスの扉は中からこちらがよく見える訳で、すかさずバーンと開け放たれて「ボンスワー」。まず最初に驚くのは、“ロックスターのような”カッティングの黒服に身をつつみ頭を“赤と黒”に染めたマダム、ヴェロニク・アバディの出迎え姿だろうか。「ええと予約したイシイで…」「ハイハイ、わかってるわヨ」と、こちらでも東洋人顔が既に今晩のパスポート状態…になっているような流麗な案内で席へ。
 主サルで30人弱の小店で、ガラスの彫刻やオブジェがキマった実にクールな内装、めっちゃお洒落で居心地良い。大体、小バコ好きだし。店外の雰囲気との差が急峻でクラクラする。
 注文は色々検討した結果、一番大きなムニュ「全部食え」が最も季節やテロワの色がよく出ているようで、それにする。一番上等でも、ミシュラン2つ星にして100euro程度だし、量的に重くないし、これは結構オススメ。

 料理は、後に詳述することもあろうが、本当に素晴らしく感動的だ。素材への敬意と直観がある。アイディアがあって、丁寧で精緻な工程を重ねて行くが、その複雑な作業の行き着く結果はとても“シンプル”で純粋である。…とそんな料理。舌や鼻に届く時の純度が高くて、珍しくもミシェル・ブラスやアンドニ・アドゥリスに似てる、と思ってしまった(別に似てるから良い・悪いってのは無いんですが)。後でネットで検索してたら、Abadieシェフは英語の記事で「私の料理はSimpleとRespect」などと答えてて、なるほどと納得。
29-3  ブルターニュ名物、牡蠣・アーティショー・オマール。牡蠣は大概の店でアミューズで出るが、L'Amphitryonの人参ムースと合わせたシトロン風味ほど牡蠣への理解の深さを感じさせる物はない。季節を迎えるアーティショー・ヴィオレには、「これがアーティショーだったか」と驚倒(元々アーティショー好きなんだけど)。オマールは「昔風」と名乗り、フォンドヴォーのソースなのかな…それが古典的なんだろうけど、もう、ちょっと美味過ぎてヤヴァい。オマールとのこんな出会い、これからもあるものだろうか、と思うと切なくなってくる(←アホ)ような。今回の旅の「この一品」。

 …と料理はケレン味のまったくない純粋直球だが、店のアート感覚は色々凝っていて面白い。先にも触れたがガラス作品好きで、料理の皿もすべてガラス。実はこれらは、同じLorientに住むガラス工芸作家Chantal et Didier Le Henの作品で、このプレゼンは、Le HenとAbadieの“コラボレーション”としてとらえて良いと思う(Le Henの作品はGuy Savoyなどでも使われているそうな)。
 面白いのは、「料理と料理の間にも位置皿が出る」こと。えーと、レストランに行くと最初に置いてある位置皿・サービスプレート、アシェットドプレザンタシオンって奴ですが、まぁアレは最初だけ置いてある物なんだけど、この店だと、一つ料理が終わると、また違った位置皿が出てくるのだ。位置皿…ってより、「観賞用のお皿」と言えばいいか。Le Henの凝ったデザインの皿で、「次の料理が出てくるまでこれでも眺めて談笑してて下さいませや」ってことなんですな。
 作品自体も綺麗で多彩、楽しめた。まぁこういう趣向は“肝腎の料理”がイイ店じゃないと滑りそうな気もするけどね。それにしても、この鑑賞皿の上げ下げが加わるので、サービスは忙しい。優雅に、しかし、飛び回っている。先程のタクシー兄ィとはうってかわって「勤労意欲に燃えるブルターニュの若者」が見られる。ここのサービスは全体にキビキビしてて良かったな。マダムが“キリッと”采配をとってるので、カティが仕切るクラン家の「ラルンスブール」の雰囲気をちょっと思い出した。
15 May
2005
[Bretagne 2.]  Lorient

 あがあがあが。爆睡したぞ。Dorintはプチデジュネもなかなか結構だね。シャトルバスでCDGに戻ってHertzのカウンター。まぁAvisでもEuropcarでも良さそうなもんだが、Hertzのクルマが毛先1mmほど手入れが良いという噂を信じてHertz…、…というより今までトラブったことがないのでゲンを担いでる程度であるが。
15  今回はパリからブルターニュまでぶっ飛ばすし、何だかんだ移動も多そうで、1500~2000km走ることが想定される。「ま、Twingoクラスよりは大きい方がラクか」と思って、はじめて“下から2番目”にする。…いや、今まででも車が余ってるので勝手にアップグレードしてくれたことはあったけど。今回はちゃんと最初から“下から2番目”だぞチミぃ、と威張ってカウンターで名を告げた訳だが、カウンタのネーチャンは少しも慌てず「えーとムッシュ石井、“スモールな”カーで良い訳ね?」とのお言葉。くそ、“下から2番目”くらいじゃ駄目か。まだスモール扱いか。あてがわれたのはオペルのアストラ。
 これはいいサイズでした。いや、つまらんこと言ってるけど、実は、大きすぎるクルマも困るのよ、ワシら。この程度の大きさはあった方が130~140km/hの高速安定性は出てきていいんだけど(Twingoだとプルプルする)、もっと大きくなると、俺らの好きな畦道や山道での取り回しが不自由になるし、駐車回りも自由が効かない。今回にはベストなサイズ。アストラはヤタラとようわからんスイッチの多い車で、最後まで全ては解明しませんでしたけどの(^^;)。
 ところで、前夜、TVのメテオを見てびびってたのだが、予報はばっちり当たって“馬鹿陽気”となった。渡仏前に見ていた長期予報に、いきなり「プラス10度」である。そんな用意してね~よ~(^^;)。あっさり気温28度を記録されてみれば、車内は30度以上の時間も長かったと思われ。「グゾ~、暑いだろが」と悪態をつきながらLorientに向けて、何処までも真西に500kmの行程を進む。…進もう、と思う。思うんだがよ~、このいきなり夏日の土曜、陽気に浮かれたフランス人どももクルマにボートやら自転車やらキャンピングカーやら繋いでゾロゾロと行楽地に向かって出発しやがる。パリを抜け出しても“まだしばらく渋滞”というヒドい目に遭う。…といっても日本のGW高速渋滞に比べると、渋くも滞ってもいない程度だけどさ。
 やっとこさ、ル・マンを越え、レンヌを越え、3時だ4時だになってもまだ暑いよ今日は、とボヤく車は5時にはLorientローリアン…すなわちよくみれば“The Orient”という名を持つフランス西端地域の町に着く。なんでオリエントなんや、というと、英仏競ってインド会社的競争をしていた時代の先端基地の町だったらしいのね。その当時から、“街角の薬屋でカレー粉を売っていた”という東洋交易風味満載の町である。
 とはいえ暑さでくたぶれたので、ホテル~ホテル~、と予約してあるメルキュールを探す。この町はメルキュールふぜいでも最上級のホテルになるらしい。町の真ん中近辺にメルキュールがあって、やっぱり風情はメルキュールで、それでもこの町では最上級で、玄関入ってって「ボンスワー、ジュマペ…」と言いかけると、フロントのネーチャンが「ボンスワーむっしゅ、のののん、最後まで言う必要はなくてよ、あなた方が、イ・シ・イさんだわよね~」と妙に嬉しそうに切り返してくる。いい町だいいホテルだ。いいぞロリアン。メールで聞いていた通り、ホテルの前は町の真ん中にも関わらず広大な公共駐車場になっており、しかも無料だから好きに停めろという。このくらいの町が、好きだ。
12 May
2005
 グローブ座においでの皆さん、どうもどうもありがとうございました。DVDも出るから待っててね~、よろしくね~、ねっねっ!!!

 んで、GWはブルターニュに行ってきました~♪└|∵|┐♪└|∵|┘♪┌|∵|┘♪

 …って、この近況のコーナー、最近このパターンの繰り返しみたいな気がする~する~、トホホな気がする~する~ ヽ(^へ^;)ノ
 …気にしな~い気にしな~い ヽ(^へ^;)ノ …誰に言ってんじゃ (^^;)

 ま、今回は帰国してもすぐは大して忙しくもないので(誰か、シゴトください)、旅行のレポなどを少~し、徒然に。ブルターニュ、美味しいっすよ!

[Bretagne 1.]  Auberge de Saints Peres

 …と言ってもまだ着かないぞ。パリに入ったワシらはCDG空港にそのまま泊まって翌朝からレンタカーをぶっ飛ばすつもり。さて早く寝るべか…としたものだが、今回はエア(久しぶりJAL)が15:30と早い時間にパリ着なもので、さすがに夕方に一休みして夕食はちゃんと外出することにする。このパターン、眠いんだけどね。眠いから、17:30とかに着く便だとやらない方がいいのだが。
ADSP1  で、こんな行動パターンにちょっと良さそうな店がある。それがこのAulnayのオーベルジュ・ド・サンペール。Aulnayってのは、CDGのあるRoissyとパリ市内とのちょうど真ん中くらいにある郊外の街で、この小さな街の小さなレストランが昨年(だっけかな)、ミシュランの1つ星を取ったのである。タクシーで市内に出ることを考えると半額で済むし、これはちょっと試してみたいところ。
 Aulnay…がどこにあるかはタクシーの運転手氏も楽勝ピーであったが、Aulnayの街の中…、はややこしいややこしい。頼んだタクシーにちっぽけな、しかし頼もしい実用的カーナビがついていて誠に助かった。店に着いて、運転手氏も「わかんねーよな、こんなとこ」と言っていた。
 …と、そうなのである、タクシーはフランスでいつもそんなに利用しないのでシカとはわからないが、今回気付いたのは、「タクシーのカーナビ装備率」が大変に上がっていたこと。Nantesでもそれで助かった。
 大都市郊外の住宅地の静かな小さい店。(郊外住宅地…はイメージ通りというか“中の上”感の漂うまずは小奇麗な家々の立ち並ぶ街なのだが、ストリートにいる若者どもは妙に不良っぽい。イマイチとらえにくい町だ、Aulnay)  ミシュラン星付きとは言っても、ほとんどは近所の連中がワイワイと盛り上がっている。ま、連中にとっては今日は「ハレヤカな」店に来てるだど!、ってとこかな。内装はお気楽シック、サービスはお気楽ちょい気取りのちょいお茶目。ソムリエはへべの水グラスにエヴィアンをちょっとだけ注いで「テイスティングお願いします」などとカマしておる(笑)。
 料理は、メニューに「ノリマキ」がどうの「チョリソ」がこうの「カオリサンショ」がどうした…、と並ぶ、スペイン風邪と日本脳炎をこじらせた21世紀パリ型インフルエンザ仏料理の典型である。写真の珍妙な(カッコいい)ガラス容器の一品も、卓上に現れてから、“消火器のような”ボンベからガスパチョ様のトマトソーダスープを「ブシュ~~っ」と吹き入れて行くと言う、サーカス小屋のような演出。
 …とケレンたっぷりなのだが、ここんちのCahagnetってシェフはなかなかにまとめ上手で、美味しい。意外と意外に、無駄がなく、けっこう腑に落ちてくる設計になっとるのだ。味の夾雑性が少なく、細部も詰められていて、快い。うーん、こういうタイプではかなり好印象。「これって、カーニエ君の属人的な才能なのか、それとも最近はパリも日本料理セミナーとか盛んだし21世紀型もだいぶこなれてきたという時流なのか、どっちかねぇ??」とつぶやくと、へべは「あら、そんなもん個人の資質に決まってるわよ、どうせ。この人、上手ねぇ」と断じる。
 それと、これ、アミューズ・前菜・主菜・フロマージュ・アバンデセール・デセール・ミニャルディーズ、と付いての「5000円定食」(プリフィクス型)なのだ。36Euro。けっこう、めちゃ安。まぁパリ市内からタクシー飛ばしてやって来ることを考えると、8000円定食ぐらいの意味合いになってしまうが、それでもお値打ち感がある。なかなか良い店だ。
 で、ホテル帰って爆睡。ちなみに空港ホテルはDorintを試してみた。これもAccorでほぼNovotelと同等なのだが、空港Novotelよりず~っと良い。そのせいか、ロビーにはやたらとエアのクルーが目立つ。
24 Feb
2005
 ↓ミシュラン・ギド・ルージュ2005の正式発表が出てきました。

RM ●Regis Marcon(Auberge et Clos des Cimes)が3つ星獲得!
 ブラヴォー! ついに来ました、本命中の大本命レジス・マルコン! ウチは三つ星絶対間違い無しと思ってはいたのですが、2005年版とは思いませんでした。現在建設中の新レストラン(だから屋号も変わるかも)のオープンが今年春なので、それを見てから2006か2007を予想してました。
 →は建造中の新館。建物のすぐ先から急に山腹は下っており、よーするに大絶景(笑)となります。

●Lameloise、Jardin des Sans 2つ星に降格
 ラムロワーズ降格についてはムカムカするのであまり喋りたくない~(^^;)。個人的には近年急落中の「ミシュランを読む意味」がさらになくなった感じ。まぁ「メニューがあまり変わらない」とかとってつけたような理由を出してくるんでしょうが、上のレジスと見比べて「やはりミシュランが評価するのは設備投資額か」という溜息が沢山聞こえてきそう…。銀行屋のガイドブックか、ってぇの(笑)。そういうこと言われたくなきゃ、レジスんとこだって、数年前に3つ星出しときゃ良かったんだよね。
 プールセルは知らないんだけど、シモンもレミも降格を噂してたくらいだからあまり良くなかったんでしょうね。これでまた、東京にはフランス3つ星店の支店は、えーと、無くなった訳か。…あ、ベージュがあるか。でもアレは、デュカス本人は、デュカスのレストランじゃなくてデュカスグループのレストランだ、くらいの態度みたいだし…。

●Ambassadeurs(クリヨンの)、L'Astrance 2つ星に昇格
 デュカスのJean-Francois Piegeが入ったレザンバサドゥールが星を戻した訳だけど、ドミニク・ブーシュは可哀想ですな(^^;)。ラストランスは、人気面から見れば順当なんでしょうか。

●Divellec 1つ星に降格
 パリのポワソンの老舗の、です。此処はそろそろ、レストラン寿命的に順当なんでしょう。個人的には15年ほど前に食べた時でも「ああ、フランス人はポワソン下手だなぁ…」という感想だったもので、何も無いのですが。

 ところで、ミシュラン・ギド情報は、今年もToshiさんにメールで教えてもらいました。今年は私もそこそこ“張って”たつもりなんですが、このヒトには敵いません、何せ向こうのプレス発表の1時間後には感想のメールが来てるんだもん(^^;)。↓です。

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 やっと今年のフランス版のプレス発表があったようです。
 これによると新しい三ツ星は1件、レジス・マルコンの「クロ・デ・シーム」降格は噂どうり「ジャルダン・デ・サンス」と「ラムロワーズ」のようです。二ツ星昇格はパリの「アストランス」(ここはちょっと意外)と一つ星に降格して料理長が交代したホテル・クリヨンの「レ・アンバサドール」(ドミニク・ブシェ可哀想)。
 ラムロワーズの降格は何とも残念、確かに現代的な料理では無いけれど、ここ2つ星にするならもっと先に降格させたい処あるのに。
 「オ・クロコディル」降格の時も感じたけど、最近は目先の新しさに走る料理じゃないと評価しない傾向がどうもあるんじゃないかな、「ランブロワジー」なんかも気をつけないと降格あるかも。
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22 Feb
2005
 ↓など言っていたら、最初に出てきた噂が「ラムロワーズLameloiseが星を一つ失うのではないか」…であった。(本当だとしたら)、あ、アフォですか? (^^;)
21 Feb
2005
[いつものTさんへのメール返信から]
 前略
 ミシュラン・ギド・ルージュの季節ですね。そーそー、私もたまにサーチしてみるんですが、今年は出てきませんねぇ。やはりベネルクス版騒動でそれどころじゃないという所ですか。でもほんとにおっしゃる通り「何を今更」って感じな事件ですよね(^^;)。
 そういえば、パスカル・レミの「裏ミシュラン」は読まれました? 本屋でみかけて、「えっ、日本語版出るとは! こんなん絶対売れなくてすぐなくなりそうだから一応買っとこか」とゲットしてみたんですが、けっこー売れてるみたいで(^^;)。
 で、あまり期待しないで読んだら、つまりその期待してなかったスキャンダラスな暴露部分は「ふぅ~ん、まぁそうでしょ」で予想通り大して面白くもない内容だったんだけど、それ以外の部分のフランスの全般的な「食いしん坊のヨモヤマ話」はかなり面白くて、意外なことに買った甲斐がありました。
 それにしても、仮にも“網羅性”を軸としているガイドブックというのは、もう辛いですよね。網羅的審査なんて無理だよそんなん、ちゅうか。パスカル・レミ氏には、ミシュランとの騒動が納まったら“そうではない”タイプのガイドなどを期待したいところ…。
 寒さ厳しき折り、お風邪などめしませぬよう。
06 Dec
2004
 BMいやぁどうも、帰ってまいりました、ブルゴーニュ・北ローヌから。
 …って、何で休暇のことほとんど誰にも言ってないのにみんな知ってんだよ~(^^;)…と思ったら、どこかのMCでばらされまくってましたか。\(@▽@)/ …ま、んなことはよろしですが(^^;)。

 ブルゴーニュは旅立つ一週間前には、朝晩にガンガン氷点下になるはどんよりした曇り空から雪が降ってるわ(天気予報はYahoo!Franceなどで)の恐ろしい有様で、どうしたらよいかどうかの重装備でむかったのですが、着いてみると、氷点下までは冷え込まず太陽もかなり拝める好転で、暖房グッズ群がいささか空転するくらいでした。こういうとこ、わりと、晴れ男・温か男伝説継続中…なのれす。

 レストラン関係は色々あるのですが、とりあえず目新しい所では、Dijon近郊の小村Prenois(サーキットのあることで有名な)に構える「L'Auberge de la Charme」の David Zuddas !! 耳にピアスの光るこのシェフはゴーミヨの Grands de demain 2004 を冠された時の人ですが、コイツは凄いよ! と激しく申し述べておきたい(^O^)。要注目。

 BMで、昼はのんびり葡萄畑散歩(気候好転に感謝)。ぶらぶらぶらぶら。…いやぁ勿論、熱心な人なら昼はスケジュールを蔵元巡り試飲ツアーに回すのでしょうが、ボクら体力弱っちいし主眼目はディネだし、日頃の運動不足解消に(ならへんならへん(^^;))と黄金丘陵をテクテクテクテク…、たまに蔵元さんの表札の記念撮影(^^;)(テキトーに勘でDujacをみつけたのが嬉しかった)をする。
 11月下旬のブルゴーニュはもう、栽培者によっては冬態勢に向けて小枝を払って焚き火(リヤカーに焚き火セットを載せたような移動焚き火車もある。そんな煙を見ながらサンドイッチをつまむ昼食は悪くない)してたりするのだが、その一方、まだ葡萄の実を付けたまま放ってある畝も少なくない。栽培の考え方というのは改めて色々あるもんだに。この時期に来て、葡萄果実の味見が出来るものとは思わんだ、ちょっとビックリしました。
 ピノは、皺々のジュクジュクの甘甘とかカスカスとか…になってるのかと思いきや、普通に生食用の美味しい葡萄状態で、収穫期頃のものとそんなに違わない。いや、樹により果実により、で萎んだ干し葡萄化している実もあるのだけど、ちゃんと膨らんだままの物についてはイメージ通りのピノノワール果実なのだ。へ~。
 前に黄金丘陵に来たのは2002年の収穫直後だったのだが、その時に最も興味深かったのが、ロマネコンティとラ・ターシュの葡萄の食い比べだった。優美で玄妙なロマコンに剛直で奥深いターシュ…、何となく持っているワインイメージの違いが、葡萄果実の味の時点でハッキリそのまま出ていて、いっそ騙されているか化かされているかのような気分になったものだが、今回面白かったのは、ヴォゲのミュジニーとボヌマールの食べ比べ。
 我らが愛するシャンボールミュジニ村の両端の畑だけど、まぁ見事に違う。清麗で上品で(果皮の気分も)厳しさがあり何か霊的感動のあるミュジニーに対し、大らかでたっぷりとし逞しく気安い中に宝を隠しているようなボヌマル。果実を見てるだけで、ミュジニは京都でボヌマルは大阪のようだ(かよ!(^^;))。それにしてもボヌマルの果実の生食は甘くて旨かったなぁ、これはさすがにこの時期だからかのー。
 観光的には(?)、ちょっとばかり標高があって隣にヴジョを眺めるミュジニーの辺りはサイコーだ。そして畦道一本挟んだレザムルーズは素晴らしい立地の畑である、と確認。よくぞグランクリュにならんとってくれたわい、と誰にともなく感謝する。グロフィエの看板がでかいのにちょと笑う。

 …とまぁ思う訳ですが、「プラセボ」、ということならそれでぜんぜん構いません(かよ(^^;))。いやまーそーですから(何が(^^;))。
 ところで、人の葡萄を勝手に取って食うのは泥棒です。ここに深く反省し、申し訳ありません。もうしません(次に行くまでは(^^;))。
 …って、バカスカ葡萄盗み食いしてない観光客なんていないけど(^^;)。
19 Nov
2004
 開く者あれば閉じる者あり…
 飯倉チキンズ、目黒ロアジス(年内は営業)から相次いで閉店の知らせ。それぞれに今後の展望はあるでしょうけど、おっちゃんら、淋しいわ、、、(^^;)。

 新宿スペースゼロで「ラフカット2004」を観る。昨年の2003が初めてで、2回目だが、この企画はおもろいネぇ。妙に、楽しみドコロが多いっつーか。
16 Nov
2004
 ex.アンフォール、ラブレー…、の加藤清和料理長が開店にこぎつけたらしい。

 La Grappe ラ・グラップ 西麻布1-11-1 03-3403-2029 11/25open

 我が家的にはこの冬、ベージュやロビュションを凌ぐ大ニュースであることよ、と激しくエールを送っておきたい。
 ところで、ベージュ・ロビュションにも旧知のサービスが新天地として入ったりして興味は津々であるのだけど、ベージュなど、予約が取れないどころか予約電話が繋がらないほどの騒ぎであるらすぃ。ま、そのうち、いつか、行けると、いーねー(^^;)。
10 Oct
2004
 一瞬のマイブーム、「回文」。
 先週、何の気の迷いか、初めて回文を作った。そしたら、何の偶然か、今日の飲み会で回文の話題になり、即興で幾つか作った。メモ代わりにここに記す。

その1:時代劇の話題で
 寝る子の 屍ばかし 残るね

その2:
 沢田研二「魯迅? ケ、だわさ」

その3:
 和太鼓叩いて「イタタ!」、恋だわ

その4:さいとうプロの漫画家さんと金貨出現手品を見ながら
 さいとう、「金のおカネ? ゴルゴね」。顔のんき、疎いさ。

その5:
 粒ガラシ、出汁と最高濃いさ。年だ、白髪ぶつ。

その6:
 ポッカ飲んでヘチマ食い、行く。「町へ出んの?」「闊歩」

 …とこのくらい作ると、奥行きや技術の巧拙も垣間見えてくるのだが、さりとて、もう作ることも無さそうなので(^^;)、記念にヽ(^~^;)ノ。
22 sep
2004
 千客万来、感謝感激! であります。

[(わかる人にはわかる(^^;))お詫びと訂正]
●「ゆくかわのながれはたえずして…」は、兼好法師ちゃいます。鴨長明「方丈記」です。多数ご指摘いただきました。ヒャー、超頻出有名誤謬~じゃん。じゃんじゃん~(^^;)。ステージ上だと雁首揃えてスルーしちゃうもんですねー。深く反省、お詫びいたします。試験に出たら間違えないでね(^^;)。
●“~のようなもの”…って話ではありますが、飲料水の殺菌に赤チンを使ったらあきまへん。…って、もう赤チンなんか無いか(^^;)。ヨーチンはいいようですが、「イソジン」がお勧めのようです、「イソジン」。冒険旅行に出たら間違えないでね(^^;)。
●正七角形作図の話は、まぁ嘘は言ってなかったようで。詳細教示アンケート感謝。しかしまー、その場でよく“3,5,17,257,65537”なんて覚えてるヒトがいるもんですね( 'o')。正65537角形。ロマンじゃ。何でその先がみつかってないねん。ロマンじゃ。それはともかく正五角形の作図すら頭が割れるように痛い。ゲンジツじゃ。(^^;)
●大糸線の両端の駅について…などは…、山のようにアンケートで教えていただきました。…が、私は忘れてしまった。トホホ(^^;)。えーまーはー、「鉄」の皆様には難問でもなんでもないですよね、ハイ。(^^;)

 “(アンケートで)突っ込まれどころ満載”…ってぇのがまた楽しいので、後半戦もテキトーなことを飛ばすかも知れませんがよろしくお付き合いください。試験に出そうな話…は検索などでウラをとってからお使いくださいませね(^^;)。
 そういえば、MCでは触れてもいないのに、「AQしゃん、頑張れ古田!ですよね」というアンケートがちらほら。関心度が高い話題ですなぁ。「私もそう思っておるとですよ」とここにて返事させていただきたく候(^^;)。
20 sep
2004
 篠笛・能管・Percussionの狩野泰一さんを招いての「猫森集会」Bプログラム1日目が終わりました。びっくりするような、割れんばかりの、雷鳴のような、大評判です(←日本語、どうよ?(^^;))。
 (セールストークでなくて(^^;))めちゃくちゃ面白いですよ、コレ。明日21日はまだ当日券があると思いますので、お時間のある方は、是非是非観といてくださいませませ(^o^)。 詳細

 スペースゼロから甲州街道に出てすぐのとこに街道に面してスリランカ料理店「コートロッジ」がある…のは知ってたんだけど、不思議にめぐり合わせが悪くて入ったことがなかった。今日、お昼を食べた(マトンカレー+バターライス、と、野菜カレー)。サラ~っサラのサラサラ系のカレーだけど、スパイスの組立がとても魅力的で、軽快に食べられるカレー。癖になりそ。
17 sep
2004
 ありゃ、もう明日からです、「猫森集会」。新宿はスペースゼロでお待ちしております。何か、21(火)が狙い目のようですよ。万障お繰り合わせの上、千客万来、お運びください(←日本語、どうよ?(^^;))。

 「天草大王」って知ってます? 天草の方で昭和初期に絶滅した鶏だそうだけど、品種を復活させたそうな。体高90cm体重7kg…にもなんなんなるなるという超大型の鶏。そんな話はツユ知らず、「天草大王? 何ソレ?」といただいてしまったのですが(@フィオッキ)、これ、なかなか美味!

 おっと、野球はストライキですか。ってことは約束を守るなら、役立たずのネゴロが辞任ですね。まともな人間がコミッショナーになることに期待しませう。
21 aug
2004
 で、どうよ、オリンピック(^^;)。ゴールドラッシュ! いやまいった。すごい。俺はむしろ、もうこんな五輪大会は生きているうちには見られないだろうと思うと人生の無常観におそわれ寂寞に至ったよ、というくらい嬉しい。などなどと言うようなことを全国500万人くらいのweb日記人が書いてるんだろうなと思うと空漠たる思いに…、いやとにかく、めでたい。有難いぐらいに慶事ですな。本件以上(^^;)。

 話は急に遡るが(その間、第七官界をやってたんだからしょうがない(^^;))、今年の夏休みは7月アタマに取ってしまった。暑い東京を逃れて北海道ドライブ(札幌~登別~真狩~洞爺)と洒落込んできました~。らららん。
 ま、色々面白かったんだけど、洞爺でアレックス・ブルダスにお目にかかれました。今回の北海道行きは、2カ月前くらいに急に決めたんで、慌てて「ミシェル・ブラス・トーヤ」に予約電話を入れたんだけど、平日も含め、夜は満席で既にキャンセル待ち行列が出来ていた。まぁ7月の洞爺じゃそうでしょう。でもね、平日の昼はまだ空きもあるのよ。そんな訳で、成否の怪しいキャンセル待ちは止め、今回はウィンザー泊は諦め、昼飯を食べに行きました。
 レンタカー「Toyota IST」を乗りつけ、ウィンザー玄関。…と、飛んできたベルボーイのニーチャンやマネージャ格や、玄関・サロン回りのホテルスタッフから次々と、「こんにちは~、アレ、今回は? 宿泊じゃないんですか~(^o^)」と声がかかる。「いやーブラスで飯だけなのよー、また来るからさー(^^;)」と答えるが、俺ら宿泊道楽じゃないからよく知らんが、高級ホテルって大したもんですなー。とくに田舎顔の兄ちゃんにこーやって覚えててもらえると、なんか、嬉しい(^^;)。
 で「ブラスジャポン」なんだけどその話はまたレストランページにでも書くとして、食後にサロンで珈琲キメて寛いでると、シェフコートが何やら相談話をしている。アレレと見ると、ブルダス氏。「おいおい、あれアレックスじゃないの?」とヒソヒソしてたら、商談終わったアレックスがこちらにも挨拶に来た。やれ嬉しや(握手くらいしてぇもんな)と喜んでいると、「仏語と英語どっちがいい?」(アレックスは英語ペラペラです)と聞いた後(やっぱ英語でお願いする(^^;))、「キミたちなんだって? 何かwebに書いてくれてたの、見たよ~(^o^)」って言うだよ。ほひょひょ?、と驚いたのだが、厨房の若い子がプリントして持ってきてみせてくれた、とのこと。ほひょひょ! 何か、トモダチに託したラヴレター読んでくれたの~!?みたいなもんである(^^;)。
 ま、そんなこんなで握手して記念写真撮らせてもらって今後の展開も含め話も聞いて(す~っかりあがってしまうワシらゆえ大したもんじゃないですが)一方的に激しくコーフンした訳ですが、ここからがブルダスファンには重要な話なんですが、

アレックス:「ボクのこと、ボクの話については、サイトが出来たからさぁ、そこを見ててよ! どんどん更新するし」

 ってんですよ。こちらです。

http://www.alexandre-bourdas.com/

 既に内容充実してるし、近況や新たな展開は次々に発表していく由。ファン必見!

 そうそう今回は、試作とかの「緑トマトのパンブリオッシュ、トリュフ風味」というのをゴチになってきた。これは極めて極めてワシの魂の深部に訴える作品。これはワシの末期の水有力候補ではないか、と悩む(なよ(^^;))。あ、そういえば、渡辺文雄さん亡くなっちゃったんだよねぇ。荻さんに続き、末期の大市は食えなかったんだろうなぁ(^^;)。
14 aug
2004
 「第七官界彷徨」に御来演の皆さん、どうもありがとうございました。なかなかに面白すごかった、でしょ? \(@▽@)/
 音楽・効果音を制作って終わり、という訳には(とーぜん)行かず、当日は天井裏でオペレートしてました。音楽・効果音のタイミング出しとバランス変化ですが、演劇に沿った即興性の強い物が多く、結局ずいぶん色々リアルタイムでいじるハメになりんした。リハで見てた谷山さんによると「生演奏」。
 実際、やっていて自分でも何かに似てるなぁと思ったんだけど、こりゃ、音響系のDJみたいなことすね。ミキサーぐりぐりやって、ドローンを流したとこにミニマルと具象音を貼り付けてがーっと歪ませて…、みたいな。音量を7000倍にして4つ打ちのキック入れたらクラブに持ってけるぞ、などとくだらんことを言いながら、けっこー楽しんじゃいました。ハイ。
01 Jul
2004
 蒸し暑いですね~(^^;)。近年は、年齢のせい(?)なのか、タイ料理に代表される激辛系にはちょっと弱くなってしまったんだけど、四川料理の麻と辣で暑さをぶっ飛ばす、これ、サイコー(イイ店が増えてきたせいもあるけど)。陸羽壺に四川一貫、巴蜀に随息居で、麻婆豆腐に魚香茄子に水煮牛肉に坦々麺に、、、で、どだ? 御膳房もいいな(雲南だけど)。
25 May
2004
 最近、近所のスーパーで金針菜を売っている。外で食っても思うが、金針菜はいい野菜だなぁ。値段からすると、希少なものでも無いようだ。是非、定着してもらいたい、旬の時だけでいいから。
 それから、ここしばらくファーベか出てますね。やっぱ、フロマッジョ・ワインとの三角バランスが抜群。高くは無い…とは思いもするものの、ひとパックの量が少ない。ゲップが出るくらい食ってみたいものの、それはそれで如何なものか。…と、サクランボ状態。
 そういえば、こないだ、佐藤錦のハシリを食ったな(何かいい加減な物なのか、安かった)。

 ロードオブザリング王の帰還、わー終わっちゃう~、とか言ってバタバタと見てきた。生きているうちにこんなものが見られるなんて! 台場のメディアージュにて、なかなかヨカタ。
05 May
2004
 世間並に(?)GWまっただ中行楽に出てきました。行き先は、弘前近辺。ウチ的には盛り沢山(^^;)。

●弘前の花見(枝垂れ桜には間に合った(^^;)、林檎の花がもう見られた)
●嶽温泉に入る
●マタギ飯を食う
●「ダ・サスィーノ」で笹森通彰氏の料理を食う
●「ダ・サスィーノ」でステファノ・キウズーラ氏の料理を食う
●津軽三味線ライブに行く
●彦庵・高砂・しもばしら・ひさお庵で蕎麦を食う
●「三海龍」で食う

良かった~ \(@▽@)/
とくに、笹森氏の「ダ・サスィーノ」は、「日本のイタリアン」の21世紀的方向を示す重要な一軒。是非とも応援したい。
12 Apr
2004
 コレド日本橋にオープンした「サン・パウ」に行ってきた。ある種想像通り、というか、素晴らしい所と、こりゃキビシイなぁという所と、両方あった。

 リレー小説2004は、第一章完結宴会などもとりおこないまして、ワラワラ藁藁と、第二章に突入します(^^;)。気のいい読者の方は、感想なども送ってくださいましな(^^;)。
22 Mar
2004
 札幌はクラップスホールにお集まりの皆様、どうもありがとうございました。
 いやーそんでねー、コンサートのMCでも言いましたが、行きのヒコーキが札幌に着いて「さて降りるべ」と立ち上がり、ふと自分の後ろの席を見ると、そこに、いたんですよ。はい。誰が、って、あーた、

 ミスター・シンジョー!! SHINJO!

ですよ~。ですよ~。いやー、まさに2004年札幌景色!を味わってしまいました。ちゃんとジーンズに穴が開いてた。黒いサングラスだ。帽子が目深だ。わいわい。何でノーマルのシートなんかにいるのか不思議だったけど、考えてみると、スーパーシートの付いていない便なのであった。
 JRに乗れば小笠原ポスターがあちこちに貼られてるし、新球団を迎えるお祭り気分ってのはいいもんだなー。
12 Mar
2004
 ええ~、ご来演ありがとうございました。
 ええ~、次は来週、札幌で~す。じゃかすかお越し下さいませ。それから、まだ寒いとか寒くないとか、あそこがウマいとかウマくないとか、何かありましたら教えてくださいネ。L'Arnsbourgの日本出店の「バエレンタル」、行ってみたいげ、とか思ってみたけど、開店は来月なんですナー。
09 Mar
2004
 「予約限定で一般には販売されないようです」というのがちょっと残念だったドラマCD「レンテンローズ」(太田忠司さんの原作)ですが、一部が通販されることになったようです。興味がおありの方は聞いてみてください。→こちらです。
06 Mar
2004
 Kraftwerkを観てきた。…なんて、数日前まで、来てるのも知らなかったのだが。ここの大家さんに感謝感謝である。私は80年代の来日以来なので、20年ぶりとかになるのかー。それにしても、どこから見ても立派な「老人」が4人並んでギグしてるってのは、すごい絵だった。
 内容的には感銘しました。
29 Feb
2004
 kusuda winesに続き(ちなみに楠田浩之氏は現在帰日中、予想以上の大反響でてんてこまいのようですъ( ゚ー^) )、オトモダチの宣伝シリーズ~、です。

 オトモダチの、とゆーか、師匠、とゆーか、偉大なるゲーマーにしてモノポリー実力制第4代世界チャンピオンの百田郁夫さんが、新たにカードゲームをプロデュースしましたよ~ん。しかも、ディズニー物です。

Disney ファミリーカードゲームシリーズ1. ミッキー&フレンズ5リンクス
Disney ファミリーカードゲームシリーズ2. プーさんハニーコレクション

 発売元:トミー  販売元:やのまん

です。おもちゃ屋さんや一部コンビニで売っている他、http://www.rakuten.co.jp/amiami/みたいなネット通販でも買えるようです。
 私はプーさんハニーコレクションのファンです。簡単だけどけっこーハマります(^^;)。
 んでね、実は、百田さんから余分に頂いてきてしまいましたんで、珍しくも(^^;)、ここを読んでらっしゃる皆様へのプレゼントといたしたく存じます。一応、本サイトのいわゆる「キリ番ゲッター」おめでとうプレゼントとさせてください。「キリ番」は、ウチのカウンターの数字で、どんなキリ番でもいいです、チョッキリだと言い張っていただければOK。近々だと、321123番とか322223番とか333333番とか、まぁその辺はアイディア次第で。こういった番号を踏んだ方は、「プレゼントちょーだいっ」ってメールをくださいませ。
25 Feb
2004
 ギドルージュ(いわゆるミシュラン)であるが、クビになった元調査員か何かが、「ミシュランはいんちきだ、フランスの審査員なんか5人しかいない。ほとんど投書によって動向を決めていて、ろくに調査なんかしていない」とゆーよーな暴露をフィガロかなんかでぶちあげて、一般ニュースとして話題を呼んでいる。ミシュラン側も反論し、細かい所の数字(ニュースソースによっても異なってるし)などはどちらが正しいのか、興味がないではないが、「大筋の話」としてはむしろ、食いしん坊のジョーシキ…とまでは言わないが、「そんな所だろう」と思っていた向きは多い筈で、「ああやっぱり」型の報道だろうか。
 それより、世紀に変わる頃に就任した例の「英国人の編集長」、もう交代しちゃったの? 更迭? …こっちの方が興味をひかれた。
16 Feb
2004
 谷山さんとこのサイトで前振りしてましたが、「メールでリレー小説」をまたやります。わはは。たはは。「メールでリレー小説」2004!!
 →こちらへどうぞ。
07 Feb
2004
[ギドルージュ(いわゆるミシュラン)2004]
…ってな季節がやってまいりました。お馴染のToshiさんからメールで教わる。(いわゆる)三つ星情報が流れたようだ。

新三つ星:L'Esperance レスペランス(復活)、La Cote Saint-Jacques ラ・コート・サンジャック(復活)、L'Aubergade ローベルガード
三つ星からの降格:Boyer "Les Crayeres" ボワイエ

 何と、Tramaトラマのローベルガードが3つ星を勝ち取った! いえいっ! めでたいぜ。トラマは「ある意味サイコー」な店だったので、嬉しいことである。…けど…、な、今更57歳になるオヤヂをつかまえてなぁ…。Toshiさんは、

「昇格はうれしいのですが、もう少し早く昇格させてあげたかった。最近の昇格って、「ギィ・サボア」あたりから、「功労賞」みたいな感じもしてきていますね。」

とおっしゃる。まことに言えている、同感だなぁ。
 なんとなく「ミシュランのガイドのスタティックなポジション取りが、現今のレストラン界のダイナミズムに段々ついていけてなくなりつつある」…というような印象は抱いてしまうのだが、まぁこれは印象に過ぎない。
 へべは、「ローベルガードに変な観光客が増えたら嫌だなぁ」などと頓珍漢な第一声を発しているが、星が一つ増えたからといって、あんなとこまでそうそう行けるもんか。と思うのだがどうだろう。
 復活組の2軒は、これもToshiさんの言葉を借りると、

「二つ星に降格させたのに、くさらずに良く頑張った、みたいな感じですか。」

なんでしょう。しかしまたこの辺り、2軒まとめて3つ星復活だと、食い歩きルートとしての人気がさらに上がりますな。このルート上にある、故ロワゾーのコートドールも、「3つ星を堅持した」ということだし。
 もっとも、クルマで回るとこれも周遊ルートに入れたい所のボワイエは星を落とした。これは、料理長引退に伴い、という注釈付きのようなので、ひよっとすると、案外早い時期の復活もあるかもしれないけど。まぁ「最近のボワイエは3つ星は苦しいよ」ってのも、聞こえてはいましたな。
05 Feb
2004
 ウチの小さい小さいワインセラーに、世にも稀なるワインが一本、転がっている。今の瞬間なら、そのレアさはなかなかに誇れる物がある。それは何かと申しませば、ポンポンっ!、ワシらの友人がニュージーランドで造りしピノの逸品なのである。その名は、
02 Pinot Noir / Kusuda Wines
と言う。楠田浩之氏が情熱を傾けている。
 …ってこれ、此処でもっと早くに書いて、自慢して、宣伝しようと思いつつ(^^;)…思っていたのね。
 何で富士通の社員だった楠田さんが、シドニー総領事館勤務を経て(ボクらはその時に知りあったのね)、独ガイゼンハイム大に学びニュージーランドでワイン造りを始めるに至るか、その数奇な運命と豪快で繊細なお人柄と、、、など面白い話は山ほどあるんだけど、今はサイトが開設されてるんで、興味ある方は、是非是非そちらをご覧下さいませ。
http://www.kusudawines.com/
です。
 冒頭でレア自慢をしてみましたが、これはもう風前の灯な自慢で(^^;)、つまり、02 Pinot Noirは間もなく日本にどっと(と言っても数少ないけど)やって来ます。その辺りもサイトに載ってますんでどぞ。要素に富みながら品格の高い、素敵なピノと思います。

 昨日は、現在来日中の、星を沢山持っていることで世界に冠たるA.Dに紹介された。身体が厚く手がデカい。イメージ通りの「キレ者オーラ」をまき散らしながら、ワシらのような只の者には優しい印象を与える。当然のようにデキる人なんでしょうな。Cと組む銀座の事業は今年の大きな話題となろう。楽しみである。
29 Jan
2004
 あけましておめでとうございます。…って遅れてるよなー、俺。ヽ(^~^;)ノ

 昨日は世田谷パブリックシアターで「屏風」を観てきました。再演なのでご覧になった方もいるかもしんないけど、これはスッゴイ。すんばらしい。現在の時点で観るジュネがあんなに面白いとは思いませんでした。ジュネのテクストと演出家フィスバックの相性がめっちゃ良かったんだろうなぁ。2/1までみたいなんで、ご興味ある方は是非。…とは言うものの、お勧め対象は激狭な予感ぬ。4時間もあるし。前衛ディープが好きなヒト、或いは、フランス語好きな人(字幕は付きますが)、、、…その両方に該当だ、っつー人は見逃しちゃ駄目よん。昨日の入りの感じだと、席はありそう。
12 Oct
2003
 というわけで、2003猫森集会@新宿スペースゼロも無事に終了いたしました。御来場の皆様、どうもどうもありがとうございました。
 そしてお疲れさまでした。…と言うのも変というか何かシツレイではござりますが、さりながら、毎年、客席の皆々様もろともに作る場、という印象がワタクシには強く残る公演です。ありがたや。

 とっころで、谷やんのアンケートページにもありましたが、アンケートで多くの方から「AQさんよ、痩せましたね」と書かれました。オ~ッホッホッホッホ。…。いや。そんなこと言われると思ってなかったのでビツクリ・ビツクラ。そうすか。「痩せた」と言われてるのはいいけど、「病気… …じゃありませんよね?」なんて心配までいただいてしまったのでキッパリ書いときますが、「そんなこたありません、健康のままです、ありがとうございます」。
 実は、体重すらあんまし変わってないのだ(^^;)。大体、ワタクシめ、あんまり体重が変わらないのである。この10年間くらいで見ても、最大体重時と最小時の差で、3kgくらいしか無いのだ。さりながら、しかしたしかに、「膨れましたね」「痩せましたね」「腹出ましたね」「引っ込みましたね」とか、やったらめたらとよく言われる方ではあるのである。これはどういうんでしょうね。よっぽど、目立つ「顔」とか「下腹」とかの出入りのみが激しいタチなのかなぁ(^^;)。
 で、今回の痩せ現象なのだが、最近健康のために家の回りをハイキング(徘徊ing)して歩き回っているということはあるのだ。それで、肉付きの均整が良くなったのかなぁ。結構毛だらけ猫灰だらけである(←過去の遺物さん@Cプログラム)。
08 Oct
2003
 連日連日、2003猫森集会@新宿スペースゼロにおいでの皆様、どうもありがとうございます。後半も佳境に入ってまいりました。10/9,10が最後のDプログラム(ゲストに渡辺等さんと拝郷メイコさん)! Dプロは、谷山コンサート常連の方から初めての方まで楽しんでいただける、「広く深い」プログラムとしてお勧めです。(とくに9日は)まだ当日券にも余裕があるようです、御興味あらば、是非。新宿駅南口徒歩4分くらい。
 詳細は→ここ。
01 Oct
2003
 さて、いよいよ明けて2日から2003猫森集会@新宿スペースゼロの開幕です。お待ちしてますよ~。いきなりまずは、板倉文さんを迎えてのAプロ(10/2,3)。オールリクエスト以上に(??)何が飛び出すかわからないハラハラドキドキのプログラムという噂です。これを見逃す手はないですぜ、旦那(^^;)。
 詳細は→ここ。
26 Sep
2003
 「宇宙の子供」、出ました。お聴きいただけましたでしょうか。まだの方は是非是非、よろしくお願いいたします。
 それから、10/2~10にお暇のある方、新宿スペースゼロでお待ちしてたりしますですよ~。

 Parisのクリヨンのドミニク・ブシェ(元「トゥール・ダルジャン」のカレですね)の更迭のニュースが流れてました。パリ界隈では前から言われていたみたいだけど、報道の論調・興味は「ミシュランの星を一つ落としたことによっており」という点に集中しているようだ。この件はどちらサイドにもイレコミも無いし興味薄いんだけど、ニュースになって流れると、一つだけ、「報道ってヤ~ね」ということは、感じる(^^;)。
 まぁ、ロワゾー親爺の時だって、ボキューズ爺ぃのつまらん尻馬じみた繰り言ばっか流してないで、老トワグロの、「彼は、な、頑張り過ぎてしまったんだよ」という人情味溢れる言葉も少しは配信して欲しかったものだが。

(Donostiaつづき)
 というわけで、このシーラカンスのような言語Euskara(バスク語)は、旅の興味を大いに刺激する存在であるのda。いや、日本語でシーラカンスなどと言うと、"古臭い"が主意になってしまうが、シーラカンスのような大いなる過去から生き抜いてきた"生命力"に驚くのda。近くにはアイヌ語の例を見るまでもなく、国を持たない言語が生き残って行くのは至難の技というのが世界の常識のようだ。それが、関東平野の半分くらいの地域で印欧語以前の言語の孤島が生きている。まして、20世紀の半分近くは(フランコによって)「使用禁止」の憂き目にあって、なお。それでも50万人程度の人口とはいえ、現用現存する言葉なのda。
 ってんで、旅人は、萌えますな(^^;)。
 大体、さすがにここまでマイナーな言葉なもんで、この町では、どっかアジアから来た奴らが

「エスケリッガシコ!」(ありがとう)

と言ったくらいで、大ウケなのである(間違ってカスティーリャ辺りの奴に言うと通じないが(^^;))。お、何か言ったぞコイツコイツ、とワサワサ人が寄ってくるのである。これはどうだとばかり

「エスオレガティック」(どういたしまして)

と言ってこっちの目を覗きこむ奴もいる。アグールアグールイクシアルテイクシアルテ(さよなら、またいつか)とやる頃には非常に優しい目になります。イマドキ、あんまり無いよねぇ、こんなホンマモンの"片言"でウケを取れる土地(^^;)。
(Donostiaつづく)
16 Sep
2003
 いよいよ「宇宙の子供」のリリースが近づいてきました。何かドキドキしてしまいます。聞いてね、皆さん。

(Donostiaつづき)
 下でも書いた通り、この地には固有の言語Euskara(バスク語)があり、バスク固有の文化がある。まぁ誤解を恐れずに言えば、Euskal Herrikoという固有の言語・文化・民族(は微妙だろうな)を持つ国が、長らくスペイン・フランスの占領下にある、ってな感じ。
 下で「da」に触れたが、Euskaraはちょっと調べると、ほんまに非常に興味深い言語なのである。英語だフランス語だドイツ語だなどとゆーヨーロッパの言語は、御存じの通り、殆どが「印欧語族」という言語ジャンルに属する訳だが(その他にウラル語系・チュルク語系・モンゴル語系・アラビア語系)、一人このEuskeraだけは(グルリと回りを印欧語圏に囲まれているにも関わらず)印欧語族の定義にあてはまらない謎の言語であり、恐らくは印欧語がヨーロッパに侵食してしまう以前に存在した言語の末裔だろうということで、「前印欧語族」なる言語的孤島だとされている。要は、何だかわからん、と言われているのだ。

 大体やね、文例を見てけれよ。

Nire izena Ishii da. Ni japondarra naiz.
私の 名前 石井 だ。 私は 日本人 です。

 …なんつー日本語型の語順なのである。それを別にしても、バスク語の言語的孤島性に関しては、日本語やアイヌ語を引き合いに出した記述にはよく出くわすのである。ちょっとクラと来るでしょ。ユーラシア大陸の東西の果てに生きる謎の言語。トンデモのヒトや電波のヒトだったら、それだけでご飯3杯はイケますね(^^;)。(Donostiaつづく)
10 Sep
2003
MUGA1(Donostiaつづき)
 「チミたちが美術館目的だけで夏休みに行く訳ないじゃろ」と言われれば御説の通り、「食うために生きる」と言われるバスク人と魂の交歓をするためであります(^^;)。
 アケラーレ、スベロア、アルサック、ムガリツ、グッゲンハイム・ビルバオ・レストラン・ガストロノミーク、マルティン・ベラサテギと回ってきたのよ~ん。
 バスク人の食事好きは夙に知られる所でありまして、フェイマス決まり文句として「Donostia周辺は、人口あたりのミシュラン星付きレストラン軒数が世界一」などと言う。これは事実で、行くのに困るくらいゴロゴロしている。そも、アルサック・ベラサテギという3つ星2軒(しかもどちらも料理については世界の3つ星中でも上位であろう)を抱える都市なんて、本当に限られる。Donostiaみたいな小さな町においては奇跡みたいなことだ。
 更には殺し文句として、このスパニッシュバスクの料理は「21世紀をリードする」現代の最前線として注目される「今、旬」な料理地帯なのである。骨太な伝統に基づき、精巧な技術と斬新なアイディアで展開するめくらめく新料理。パリでも東京でも現在多くの料理人がこぞってCopyしているのが、バスクとカタルーニャの料理なのは確かな事実。(まぁ東京のフランス料理屋で「こちら、まぁピンチョスでございますね」なんて小皿を出されるのはあんまし好きではないが(^^;))

 …と此処で華々しい幟ばっかり上げてもしょうがないんだけど、…とゆーか、以上のような「バスクブーム」の煽りに乗せられてウカウカとDonostiaまで参じてきたワシらでありましたが、それだけ煽られてなお、想像以上に惚れ上げて帰って参りました。いいよ~、Euskal Herriko!!
 華々しい売り文句も本当にその通りなんだけど、それ以上にEuskaldunの勤勉で温かい人間性がそのまま皿に表れているのが、も~、魅力的da!! (ちなみに「da」はバスク語で、邦訳すると「だ」なのだ)

 そのDonosita周辺でも、既にトップ格であり間違いなく次代の(世界的な、と言っていいだろう)エースが、写真のアンドニ・ルイス・アドゥリスAndoni Luis Aduriz君32才(@Mugaritz)。フェラン・アドリアの厨房にもいたカレは、二人の「MB」、Martin BerasateguiとMichel Brasの影響を強く受け、そこから先の次世代を既に意識的に模索しているという正統の天才。
 写真の後ろに写ってる日本人は、ハル関口君。Mugaritzの自家ハーブ園でつかまえてから、色々と面倒をみてもらった。食後には「カレの料理、ヤバいですよね~」「ヤバいっしょヤバいっしょ」と大いに盛り上がる。今年の12月まではMugaritzにいるつもり、とのこと。
 しかし、厨房に遊びに行くと、スペイン人コミたちがこっちに一斉に「オカマ~」「コニチハ」「スケベ」「サヨナラ~」…ですと。一体、何教えてんねん、ハル君。\(☆〇☆)/(Donostiaつづく)
05 Sep
2003
Guggenheim Kaixo!! 夏休みに憧れのEuskal Herriko(バスク)に行ってきました。宿泊はDonostia(San Sebastian)だったんですが、左は、Bilboまで遠征して、Guggenheim Museum Bilbaoだす。バスで1時間ちょい。Frank O Gehry設計の美術館建築はちょと凄い。(Donostiaつづく)
22 Aug
2003
 何だ何だ何だこのブランクは。キャー!!!
 すいませんすいません。あー。あー。言い訳を始めるとまたキーが重くなるので、記憶そーしつしたフリして日記ることにします。トホホ。今年こーはんは、ここをもう少し埋めることを目標にしよー。(^^;)
 何はともあれ、日貫と洞爺でお会いした皆様、どうもありがとうございました。…こう書くと、いいトコばっか行ってたみたいだなー。
 ところで、この2,3日のウイルスメールの流量は、久しぶりの大洪水ですね。山のように来てます(←洪水の山かよ!)。強いのかねー。"Win"とか"MS"とかとお近づきの方は、お気をつけ下さいまし。
15 Apr
2003
 きみが壊れた! その4. KAWAI MDK61

 これはカワイのMIDI Keyboardである。61鍵で、1系統のMIDI Outを持つ「のみ」の、音源を内蔵しないタダの鍵盤だ。なかなかに良い鍵盤である。話は逸れるが、巷間の多数意見と同じくシンセ鍵盤はYAMAHA製がベストだと思う。安定した感触と実効的なベロシティーレスポンスは、膨大な研究の上に成るものだと言うが、実際素晴らしい。
 MDK61も鍵盤メーカの老舗製らしく良いタッチだが、それ以上に魅力的なのは、標準鍵盤であるのにとても軽いことだ。片手で振り回せる重量で、たしかストラップを付けてショルダーキーボードにもなる。その割には電池駆動オプションが無いのは間抜けだが。また、ワシ的にはホイール類が縦方向回転型であるのがマル。古い人間なせいか、コルグ・ローランドの横方向は馴染が悪い(…ってゆーか、これは好き嫌い。…ってゆーか、場合場合で、ワシも横がいいなってこともあるのだが、どっちか一つとなると、やはり縦。縦の方が若干、コンパクトな設計が可能だし)。
 こんな性質上、打ち込み用サブキーボードとか、ライブのセカンド・キーボードとか、スタジオワークの持ち歩き用キーボードとか、に重宝するMDK61である。ベンダーとコントローラーの2ホイールとサスティーンペダル用端子に加え、volume(7)がレバーで出力される。このvolume(7)をペダルでコントロール出来る仕様だと、すげー良かったんだが惜しい。
 そんなカレをスタジオに持っていこ、と出してきて電源を入れたところ、様子がおかしい。動かん。電源アダプター(なのだ。電源アダプター必要機材は基本的に嫌い。電源は内蔵設計にしてください、メーカの皆様。…あ、さらに余計なことを言うと、YAMAHAのように、デカい機材なのに電源コードを本体から直に生やすのも嫌い。標準電源コード設計にしようよ、みんな)から給電される本体ジャック部をグリグリやると、動いた … が、手を放すと消えた。典型的な接触不良である。
 開ける。MDK61は初めて開けた。ビス止め箇所が多めでめんどい。接触不良該当箇所は、やはり、ハンダ付けなのにややテンションがかかりそうな場所であった。浮きが視認は出来なかったが、内部で緩くなっていたようだ。ハンダ直し。無事、復活。久しぶりのハンダ鏝の上、慌てていたので、プラスチックボディを少し焦がす。ちょ~情けない。
 国産電子楽器類は概ね、丈夫である。「10年間無傷」みたいな奴がゴロゴロしている。「持ち運びもする電器製品」だと思うと、大した企業規模でも無いのに、総論としてはいい物を作ってるもんだ。とはいえ、弱点持ちもいる。ウチにいる有名どころでは、KorgのM1RのOutput端子。ここはヘボい造りで、それこそハンダ付け箇所にぶら下がってるような構造で、2回ハンダが割れていた。もっとも、開けるのもハンダ直しも簡単で、その点は上手く出来ている。
11 Mar
2003
 きみが壊れた! その3. NTT保安器

 まずお知らせ。ウチの(メインの)電話がこの2,3日「話し中」状態でした。「電話を入れたのだけどずっと話し中なのでおかしいと思いながら連絡を止め」てしまった方、おいでになりましたら、正常復帰しましたので、再度連絡下さいませ。すいません。
 …とは言いながら、最近ではまず殆どの知人友人取引先…の皆さんは、私メの携帯の番号なりメアドなり…をご存じにつき、電話が一回線死んでも、それで「困った」ということは無いと思うんですが。

 というわけで電話が死んだのである。2本の外線のうち1本が死んだ。上述のように外からかけると「通話中」なのだが、こちらからの症状は「受話器を上げても無反応」すなわちツーという音もしない、という状態であった。今から思うと、この症状が起きる半日くらい前、この回線にかなり大きい「ガサゴソ」ノイズが乗っていた。前兆であったかもしれない。
 この回線は外線が家内に引き込まれた後すぐに「ホームテレホン」に入り、各部屋の子機に回すようになっている。またホームテレホンに留守電を繋ぐ機能が用意されていない為、パラって留守電もぶら下がっている…という、ちょっとややこしく厄介な配線になっているのだ。俺がそうした訳じゃないんだけど、(説明は省くが)「そうなっている」のだ。
 話は脱線するが、我が家の事実はさらに厄介かつ奇っ怪で、この「フルセキュリティホームテレホン」は外線からの電話が繋がってる他に、門扉電気錠コントロール・ドア窓類開閉警戒装置類・インタホン・ポンプ監視…などなど「何でもかんでも」繋がって制御されているという恐ろしい代物なのである。M下電工製。15年モノなのだが、当時はやたらとこういうシステムが流行ったそうな。今日来たM下電工扱いの修理の兄ィによると「バブル期の負の遺産」だそうな。トホホ。ちなみに現在は、「インタホンならインタホン」「電話は電話」のような切り分けたシステムとなっていて、何でもかんでも一つの制御盤に持ってきて一つのCPUで見るようなアホはしないそうな。そりゃそだろな。でも、ま、バブル期なんて本当に「コレで何でもOK」的な大法螺的商品ってウケたんだろうなぁ。それも、ま、よくわかるっちゃわかるな。
 バブル期の商品も、10年以上を経過し電化製品などガタが来始める。「この時代のホームテレホン使ってるお客さん、みんな頭抱えてますよ~、壊れるとシステム上、色んなモノが総取っ換えになっちゃうからね~」と兄ィ(いい奴)は笑う。俺も頭が痛い。

 …と激しく脱線したが、電話の修理である。まずはM下電工に診てもらったわけだ。実は、「外線の引き込みポイントは此処かなぁ」と覚しき所をテスターであたると、生きてる方の回線には50v弱の正常な電圧が来てるのに死に回線はまったく電圧が出てなかったので、「NTT側が臭いかもしれない」とは思わないでもなかったのだが、そこが「厄介配線ボロ屋」の弱み。先にM下電工の専門家の託宣を貰わないと、NTTに「この面妖なホームテレホンが悪いんじゃないの~?」なんて言われたら面倒くさそう、という考えになる。
 M下電工チームはちょっと電気ヲタクが入っていて、熱心にサササーと調査するが、「ホームテレホンとしては大分ガタが来ているが、当該要件に関しては問題茄子。"屋内に入ってからホームテレホン制御盤の前"までの可能性がゼロでは無いが、NTT側の可能性大なり。保安器あたりか」ということで、NTTに電話して呼びつけてくれて、帰る。
 保安器、って知ってる? 電柱から電話線が各戸に引き込まれるポイントの小箱。大体、家の外壁なんかに取り付けられている。電話線にとっては、外部と屋内の国境警備所みたいな所だ。中に猿ブッシュが入ってるわけでなし何が保安やねん、っつうと、雷なんかの電圧突入をここで遮断したりするから…みたいである。
 NTTの修理は物静かなオジサンで、挨拶に顔を出した後はひたすら外の作業。15分くらいだったか。
 結論は、「保安器の蓋がズレて(?)、水が入って接触が悪くなったようです」とのこと。作業表によると、保安器内のヒューズが交換されたようだ。これにて一件落着。修理は当然(?)無料で、オジサンは「NTTよりの丁重なる謝罪」を表して帰っていかれましたから、NTT側からは「たいへん相スマヌ」タイプのトラブルであったか。
25 Feb
2003
 昼に電話で第一報を聞きました。
 ベルナール・ロワゾーBernard Loiseauが亡くなってしまいました。
 ソーリューの自室で、猟銃による自殺とのことです。
 謹んで故人のご冥福をお祈り致します。合掌。

 正直のところ、ひたすらに悲しく、j'ai pas de mots 言葉がありません としか言い様がない。
 でも、ワシみたいな食い歩き日記人は、やっぱせめて文章にして追悼するのが仁義のような気もするので、悲しい悲しいと書いてみます。

 「星に憑かれた男」ロワゾーは、ソーリューで食べるまで、ま、俺の趣味じゃ無いかも、と勝手な推測をしてました。ミシュランだ星だサイコーだと叫びながら突っ走る野心家の世俗シェフかと。(…それはあながちハズレという訳でも無いのだが)
 実際に食べて、会って、一発で惚れました。
 (その体験記はココ)

 たしかに、陽気で自信タップリでヤマっ気ムラムラのオヤジでしたが、自殺…と聞くと、危うい所はわかる気もします。
 「そう見えて小心」な「気にしぃ」な人ではないかとは感じました。細かいことを気にしぃな、心配性な所のある。
 そしてあの、星がどうしたこうしたでオーバーなくらい一喜一憂する、まさに"愛すべき"「庶民性」や「子供っぽさ」が、不幸に繋がってしまったのでは、と思うと、本当に痛々しい気がします。

 「自殺」の直接の原因なんて誰にもわかりません。
 夫人の言う「過労が原因」というのが最も妥当な気はするし、年齢を考えると、初老にありがちな鬱状態とかの影が深いのでは…というような気もします。

 ガイドブックの評価、ミシュランの噂記事もあったし、とりわけゴー・ミヨ2003での点数の急落を気にしていたという報道になっていますが、まぁガイドブック側にとやかく言ってもしょうがないでしょう。

 しかし、(同じ2点ダウンを食らった)ヴリナのような大人なら「彼らはどこを見ているんでしょうね?」とでも言って笑って流すだろうし、ブラスのように超然とした奴なら例え落ちても「それがどうした」と鼻にもかけないだろうし、また、今の若手のシェフの多くは「21世紀はもう"権威あるガイドブック"がどうの、って時代じゃ無いよ」と主張するかもしれない。
 でもロワゾーはなぁ。
 天才料理人であるとともに、いつまでも、近所のオッサンのように庶民で近所のガキのように子供であった。星を勲章と思い続けていたかもしれない。
 俗な奴ゆえに持っている純粋な部分が病んでしまったようで、可哀想な気がしてなりません。
 本当に純粋なヒトって、こういう俗っぽい奴だったりするんだよな。

 彼の魂が、彼の料理に、その見いだした秘密にあるのならば、彼の魂は不滅であって永遠に光り続けることでしょう。そのことを信じてやみません。

 おっちょこちょいでお調子者のシェフのやらかした、人生最後で最大のおっちょこちょいは、世界中の多くの人を悲嘆にくれさせた。ああ、涙が止まらない。
 安らかに眠ってください。
17 Feb
2003
 1/25鶴岡の「谷山浩子公開録音コンサート」へおいでの皆様、どうもありがとうございました。Sold Outだったようで、ご迷惑かけてないといいです。

[ギドルージュ(いわゆるミシュラン)2003]
 月末に発売を控えて、色々と情報が出てきたようだ(メールで教えてくださった方には感謝)。本年版はあまり感想も湧かなかったのだが、後で見ると面白いから、やっぱり日記には記す。
●新3つ星に、パリ「ル・サンク」/モナコ「ルイ・キャーンズ」
 デュカスのモナコは3つ星復帰ですね。
 フォーシーズンズの「ル・サンク」だけど、パリのホテル内レストランでは、「良いのはブリストル」という人が多かったので、意外っちゃ意外。個人的には、いずれにせよあまり興味が湧かない「豪勢系」だけど。「最近のミシュランってば大資本に弱いわね」のような評も、出てくるよな、それはまぁ、ねぇ。
●ロワゾーとプールセルに危機説
 「コートドール」と「ジャルダン・デ・サンス」に3つ星降格の噂。2003年版では回避されたようだが、"Figaro"によると「執行猶予」状態とのこと。プールセルの3つ星ってまだ取ったばかりじゃないの(^^;)。シェフどもの「多角経営」はケシカラン、というミシュランのポリシーが見えるようでもある(大のお気に入りのデュカスの星だって取ったり返したり、だし)。たしかにスーパーのレトルト食品にまで顔写真を売り込むような3つ星運営にイチャモンつけたくなるのはその通りだろう。しかし、レストラン運営の実態審査より、「多角経営はケシカラン」のような自らの教条に溺れてるんじゃないか、という点も垣間見える最近のミシュランの姿勢には、一定の懐疑をもっておこう。
●新2つ星に、パリ「エレーヌ・ダローズ」/トゥールーズ「ミシェル・サラン」
 最近好評な2店で、近年ワシも「行ってみべ~」リストに入れていた所で、納得。まぁ、また「最近のミシュランは」という言い方をすれば、「エレーヌ・ダローズ」は、冠せられる「女性シェフの」という前振りでトクをしたかもね。
●パリの2つ星降格店は、「フォージュロン」「ジェラール・ベッソン」「ラストール」「アンバサドール」
 月日は百代の過客にして…
●新1つ星に、リヨン「ロジュ」/タン「リヴゴーシュ」/パリ「シャマレ」/カン「プレソワール」/ディジョン「シャポールージュ」
 リヨンのル・ベックの「ロジェ」は、ゴーミヨのシェフオブザイヤー、当然って感じですか。行ってみたい。
 タンの店は、たしか、K堂のT氏の知り合いが厨房に入った筈。タンって言うからてっきり「セドル」だと思ってたら違った…、と記憶してた所。ギョーカイ的には登り調子だったんだなぁ。そのヒトは、たしか、ジル・グジョンのとこを断られて「リヴゴーシュ」に行ったんじゃなかったか…(記憶曖昧)。さすがにギョーカイ人って、レストランの調子の情報に詳しいのね。
 「シャマレ」はモーリシャス風味がウリ、とか聞くと、昨年で言うと「パシフロール」あたりかと思うがどうなのか。かんけーないが、昨年版、「レゾルム」にプレゼントした可愛いマカロンはミシュランのヒットであったと思う。

 友人がアフリカ旅行からパリ経由で帰国。CDGで爆弾騒ぎ(爆発させて処理したらしい)で空港閉鎖2時間とか。ヒースローなんか、戦車で埋まってる写真が報道されてる現在は、世界は既に戦時下か。呑気にミシュランギドルージュがど~の…とか言ってられる日々が続くことを祈るのみ。
 かんけーないが、世界各地の反戦デモの報道が画面を賑わせている。反戦・賛戦の面倒くさい議論は除けておくことにして、世界各地、元気いいなぁ。…というか、日本のデモの元気の無さが際立っている。しょぼい爺ぃがか細い声をあげてるくらいで、元気の無いこと。テレビ画像なんかで判断してもしゃーないけど、日本だってデモ隊が暴れる絵があったらテレビ的には美味しい筈で喜んで写すと思うし。世界のデモ風景を比べてると、日本ってやっぱ国力が衰えてきてる…と言うと馬鹿な憂士みたいだな…えーと、国力がショボクレてきてる、って感じかな、が強い。
 思想のスタンスがど~の、っていうより、こういう時に元気が無い、ってのが国力がショボくなってるってんだろうな。もっとも、不景気は悪いこっちゃない理論同様、国力がショボい、ってのも、悪いことでもない。俺もショボいし(^^;)。
 かんけーないけど、画面を賑わせているといえば、朝鮮中央テレビ。まぁ日本のテレビがつまんないのはわかるけど、四六時中、どのチャンネル回しても朝鮮中央テレビの絵ばっかだもんな。う~ん、テレビマンの諸君は、北に研修に行った方がいいかも。…って、違うか。
17 Dec
2002
 ところで私は、壊れないきみ には愛着を持つ方だ。時流に乗り遅れるのも嫌いじゃない。…と始めたのは何かと言うと、携帯の話で、先月までP-207を使っていたのだ。さすがはP社(?)、化石となるも、ついに壊れなかった。(^^;)
 とはいえ、詳述はしないが、さすがに不便を感じ始めたのは事実、D251iに乗り換えました。凄い。44世代も進んでいたのか…、と言うのは(当然)嘘だが、昨今は211が212になる頃合いだから、4.5世代くらいjumpした訳である。さすがに隔世の浦島太郎で、あまりの多機能ぶりにビッツラである。みんなもこのくらい我慢して使うと、次にビックリできて、いいよ(^^;)(^^;)(^^;)。
 それにしてもだなぁ、昨今の携帯電話、ちっぽけなボディで
コンパクト・デジカメ(メモステ付)、計算機、ワールドウォッチ、目覚まし時計、電話帳、スケジュール帳、ヴォイスメモ、(機種によってはゲーム)
とこれだけの機能をカバーするとなると、海外旅行に持って行くにも便利だな~。などと、つい思うのだが、海外だと「電話機能」が使えないことに気付いて愕然(^^;)。…愕然、は嘘だけど、な~んか本末転倒を絵に書いて印籠に封じ込めたようで、変なの~(^^;)。

 世界携帯にすればいいのに…的突っ込みは無用に願います(^^;)。携帯メアドを知りたい方はメール下さいませ。
1 Dec
2002
 きみが壊れた! その2. Samsung SyncMaster 150MP Plus

 この話は、SyncMasterに触れる前に先立って壊れた「きみ」を指摘しないと始まらない。仕事場のSonyの21inchTVが壊れた。壊れる話にSony、は食傷と言われてしまうが、このTVに関しては、10年以上ノンストップで動き続けた働き者で、所謂「ソニータイマー」がその発動を忘れたかと思われるくらい優秀なことであった。しかしついにその日は来た。ある日突然点かなくなったTVは、以後、回復したり死んだりを繰り返す。さすがに10年を越えたTVを修理するのも無駄な気力である。買い替えですね。
 さて、機種選考。…うん?そもそも仕事場でTVを見るな、って? いやぁ…。でもみんな、けっこー、TV点いてるんだすよ。やー、やっぱ、ふとした気分転換の際に動いてる画像が欲しくなって…。英国のスタジオに行ってもTVは点いてる。向こうはボー ー ーッと一日中クリケットの中継やってたりするのがなかなか気分だが。それにそもそも仕事場では、CMなど映像モノを見る要求もあるので、TVは必要備品なのだ。
 やっぱ、今度は液晶だな。液晶のコンパクトさは逆らいがたい誘惑である。さらに考えを回すと、PC接続も有意なオプションとして浮かんでくる。すなわち、マルチモニターの可能性、マルチPCの可能性(実際、仕事場ではG4とiBookが稼働していてマルチPCなのだが、さらにこれからはPC沢山ホスィ状態も想定される)、それに、簡単な現場へのPC持ち出し仕事時のモニターとして。液晶PCモニターの台数は、今のとこ、多いに越したことはない。
 してみると、「TVも映るPC用液晶モニター」が良いようだ。そして、これに該当する物なら、クォリティは要求しない用途ゆえ、安いが勝ちであろう。…こんな所で意思決定。価格.comあたりでパンと買ってしまっても良いのだが、今回は新宿に出撃。
 店頭で見ると、なるほど確かに安いんですな、サムスンは。へぇ。今回は安いTVを買いに来たワケのオッサンは、150MP Plusを提げて帰りました。これが8月。
 そのサムスンが… … …、おい、もう壊れてるよ!!(^^;)(^^;)(^^;) さすがはサムスン… … …なのか??(^^;)(^^;)(^^;) 11月、早くもコケたサムスン。症状は「TVを見ている時の音声が出ない」。音が出なくなったのだ。その日一日沈黙を続けるモニターにショボン。…だが、一日経つと、カレは勝手に直っていた。…と思うとまた沈黙の日が訪れる。
 購入3カ月の製品ゆえ、「保証期間内」であって、まぁ、さっさと修理すりゃいい、のではある。だけんどね、面倒くさいのだ、修理に出すのが。面倒くさい、と言ってそのまま使っているのである。この無精の背景にあるのは、コイツめが「仕事場のTV」であることだ。何せ、音楽シゴトじゃけんね、音をいじってますけん、仕事中と言うのはTVは点いているものの、音声は消してあるんですね、通常。「音声offのTV」が日常使用状態なのだ。
 TVの音を出すのは、画面が突然切り替わって現れたアナウンサーの背後で飛行機が燃えているような時…(いや、そこまでは言わない。岩村が黒田の初球をライトスタンドに叩き込んだくらいのことでも音を出すが)…、とかなのである。まぁ、音が出なくて我慢できないでもない。それに、故障を忘れたように音声が生きている日も多いのだ。それに、だ、最近の日本のTV番組って奴ぁ、何でもかんでも、登場人物の話す内容を下にテロップで出すのが流行し続けているじゃないですか。音無しTV族には楽な時代である…。
 というわけで、今日も何となく半端にサムソンは壊れている。しかし、状況に於いて、修理に出すのが面倒臭い、という心情が勝ち続けている。
15 Nov
2002
 きみが壊れた! その1. Sony CPD-L133

 居間のMac G3/300に使っている15インチ液晶ディスプレイ。これが段々と映らなくなってきた。電源を入れて…15分すると映ったりする。君は蛍光灯か?、と液晶に問い掛けるのも変だ。寒いのか? 何かカチカチともがいている節もあるのだが、電源か同期かバックライトか、犯人は誰だ。
 待てば点いていたうちはいいが、使用中に突然消える、という現象も現れて、ついに買い替えを決意。修理…をまったく考えないでも無かったが、このランクの物の常として、結局買い替えの方が(トータル的に)安いという情けない結果が見えているような…。無駄骨より買うが易し。
 ウーム、もう少し持つと思ったがのぉさすがわSony、…と定評あるS社である…、しかしま、液晶ディスプレイだと思うとこんなもんかなぁ。
 新人選考に入る。17インチ…は、居間用にはまだ少し高いな。16インチ…のNanaoのにはだいぶ魅かれた。しかしどうもイマイチ、評判が中途半端なのが気になる。たしかに、15と17インチの間の「課長補佐代行」みたいなポジションなのだろうか。と言う訳でまた15インチ液晶に落ち着く。選んだのはSharp LL-T15G2。「まぁまぁくらいの価格とグレード」+「筐体が小さい」が選考理由。
 うちに帰ってきて新ディスプレイと御対面したへべの第一声は、「やっぱりSonyって、すぐ壊れるだけあってデザインは良いのね」。(^^;)(^^;)(^^;)。まぁSharpがそんなに野暮ったいとも思わないけど~、端子の付け方とか上手だし。
 新人Sharp、ちょっと気になるのは、視野角(って言うんだっけ)が意外と狭いこと。とくに上下。こんなもんかな。先代の方が、広かった。まぁ、しかしその点もすぐに慣れちゃったとは言える。他に不満も無し。
14 Nov
2002
Go_san さて、では、スペースゼロの「差し入れ」のお礼参り…じゃなかった、礼状コーナーでも書くべかと思って愕然。
 「今回も来ていただきました、中野豪さん!」と始めようと思ってすぐ下の欄を見たら、豪さんのグローブ座の差し入れの御礼を書いたばかりじゃ、あ~りませんか。…って、書いたばかりの訳もなく、要するに、この日記のコーナー、ちっとも埋めていなかったことが一目瞭然の火の如くバレバレなのね。ヒャハー。いかんなー。今年の残りの人生は、もう少し此処を埋めることにも使うことを誓い…たい。(^^;)
 豪さんに今回いただいたのは、「フレンチパウンドハウス」の詰め合わせ。これがね~、また、焼き良しシットリ感良し香りは高くムッフッフ…のありがたやでございました。何て言ってたらさー、「AQ!さんが書くから、中野家では最近プレッシャーが… …色々探してます」との御言葉。ワヒャヒャ、そんな気を使わないでください。いつも同じのでいいです… …じゃなくて、手ぶらでいいすから(^^;)。>中野先生。「フレンチパウンドハウス」は巣鴨と常盤台の2店、興味ある方は検索してみれば出てくるようです。
 上が豪さん自画像である。って勝手に載せるなよ>ワシ。(^^;) いやきっと怒られないだろう、と。
 豪さんは、弘兼憲史さんを少年にしたようなルックスの…というか童顔のオジサンで、何か子供のように澄んだ目をしながらあの凶悪でノホホンとした絵を産しておられる。メジャー誌から怪しい裏社会誌までの幅広さで、いつも「最近の仕事は?」と伺うのが密かな楽しみなのだが、今回はコレ。
「いやぁ、ネットで配信するとかいう物の絵を描いたんですけどね、印税(だか使用料だか何だか)の計算がこないだ出てきたんだけど、3円、だって…」
う~ん、それじゃ、1000枚書いても3000円だ~(^^;)。

 変わった差し入れとしては、メキシコ土産としてIさんから貰った、「モレソースの素と唐辛子各種」。おおそうかぁ、モレソースの自作じゃ大変だけど、こういう物を使えばいいのか~。何せ、モレソースは大好物である。作ってみるのに萌える漏れである。…じゃなくて…(^^;)。
13 Nov
2002
 スペースゼロへお運びの皆さま、どうもありがとうございました。いつものことながら、客席に励まされて、ということをシミジミと痛感。周りを取り巻かれていると、余計に、というかダイレクトにそれを感じます。いやぁ、それにしてもっつうか、個人的にはホンマ、充実。ありがたや、の一言に尽きます。
 しこうして、身体のアチコチが痛ぇぞ、と、銭湯の露天風呂で星空に向って脱力。
 広島・大阪・仙台・福岡・名古屋の皆様、楽しみにしてて、チョチョチョのチョ~!
3 Nov 連日、スペースゼロへお運びの皆さま、どうもありがとうございます。
 今日は耳寄りなお知らせ…ってほどのこっちゃないけど~、小田急新宿本館11階で明日11/4まで開催してる「フランス市場」のイートインが良いです~。催物場の一角でプラスチックの食器だったりするけど、元アピシウス現パマルの高橋徳男さんが来てパイ焼いてるだす。牛舌や鶏すり身や鮭のパイが800円、レンズ豆(日替わりかも)のスープが600円。また「スクレサレ」のブランダード赤ピーマン詰めが100円(!)、「ラ・ブランシュ」の牛肉赤ワイン煮1300円に「プティポワン」のクロケット1200円に…、と色々取り揃ってます。そだ、プティポワンのコンソメ、800円とお高いですが、是非。
 昨日、土曜の昼飯時に、「混んでたら、やめよ~」とか言いながら寄ってみたら、ガラガラに空いてました(^^;)。勿体ない(;_;)。…というわけで応援。
12 Sep そうこうするうちに、東京グローブ座も何とか存続形態は決まったかみたいな話で。取りあえずは良かった良かった。
 アリス御来場の皆さま、どうもありがとうございました。そして、中野豪画伯のお菓子とMさんの中国茶のアンサンブルにはむせび泣きました。手短ですんませんが、御礼の一報ということで…って随分たっちゃったな(^^;)。中野さんには、" AQ! & 谷やん in Wonderland "な大変な色紙までいただいちゃったんだよん。皆さまにお見せせずにもらったきりじゃ勿体ないくらいの…。中野先生は、呉智英エッセイへのイラスト(凄い組みあわせ!)はじめ、相変わらず煙りたなびく怪しい巷で大活躍の御様子。

 小泉首相が北朝鮮に行くとかで、新聞に「拉致」がどうの、の文字が踊っている。そう、「ら致」でなくて「拉致」なのだ。やっと漢字が書けるようになったのね、キミタチ。まったく新聞やら役所の知恵遅れには呆れるばかりだが、「ら致」なんて書いてる文化程度じゃ、北朝鮮行くのも恥ずかしいもんな。良かったね。 (…って違うか)
 それにしても拉致じゃなくて略取だろ、って話もあるが。また、「だ捕問題に怒るは虫類のような総書記との会談は破たん」、なんて小学生の落書きのような記事を読ませないでくれよ。
12 July それにしてもW杯が終わってしまった。今回はここにろくに感想も書かなかったけど、日本の活躍には興奮しました。代表とトルシエには感謝の念に堪えない。いや、「日本の活躍」というテーマがあって良かった。
 今回はグータラTV観戦者(あろうことか、非スカパー人)には辛い大会であった。(非スカパー的には)放映される試合が非常に少ない上に、日本人の(というかワシの)ビジネスタイムに試合をやっているのでリアルタイムで見られず、ビデオにとっての観戦だらけ。俺的には1980年代を思い起こすような「遥か遠くの」W杯であった(^^;)。
 FIFA会長に念を押されるまでもなく「低レベルな大会」に終わったのは予想通りかも知れないけど、残念。「象徴的」な見方に走れば、中国カードを引いたブラジルとサウジカードを引いたドイツが決勝に上がってきたのが何よりの「象徴」になってしまった。準備不調な各国がさらに削り合いで消耗する一次戦の中で、呑気な調整用練習戦の如き試合をプレゼントされた二ヶ国が決勝まで参りました、って。相手チームと、でなく、コンディションとの戦いになってしまった1994年の悲劇が繰り返された。
 さらに決勝で、カフーの足の裏がイェレミースの脛を蹴り倒し流血…を人もあろうにコッリーナが見逃して、一発退場はおろかイエローも出ず、その動揺下の時間に決勝点を決められるという「象徴」。もっともこれは象徴のための象徴であって、これは誤審とか騒ぐものではない。今回の誤審騒ぎの殆どについては、オレ的には、誤審ちゃう。それがサッカー、と言うべきものが多かったが。
 うん、しかし、私が腹が立った…とゆーか、興醒めだった誤審は、ベルギーvs.ブラジル戦でウィルモッツのゴールが取り消されたあの誤審だなぁ。これは、審判も「明らかな誤審だった」と後日認めた上で、ベルギー選手団に謝罪しているくらい「本物の誤審」なんだけど。この試合のウィルモッツ兄ぃとベルギーチームは、冴えに冴えていて、ゲームを支配していた。「苦しい試合で押されていた」とリバウドも認めている試合。そこに訪れたベルギーの先取点…が、呆気なく審判の笛で取り消されてしまい、ハッキリと空気が変わってしまった。これはなぁ、例え、ブラジルが勝ち優勝するという結果が同じであるにせよ、「語られるべき激戦」になる可能性大なる試合だったと思うんだけど。この試合を、誤審に摘み取られてしまったのは本当に痛かった。今大会は「ブラジルが何となく優勝してしまった大会」とまとめられ、山場に欠け淡々としたものだった、ということになりそうだが、その隠れた元凶は、この審判によって盗まれた何物かではなかろうか。
 ところで、今大会、最も印象に残ったのはそのウィルモッツであった。マイMVP。意欲とかモチベーションとかが危うかった本大会中で、素晴らしく意志に富んだプレイを感じさせてもらった気がする。ちなみに、ヘベは、ハサン・シャシュがMVPらしい。奴もいい。気持ちが顔に出てるよなー。オレは後は、カーンとデュウフとファーディナンドかな~。
 ベストプレイは、セネガルvs.トルコ戦のダフのクリア。あれは凄かった。人間技とも思えず。ただ、セネガルはこのプレイやデュウフの超人ぶりで、アフリカンな個人技側面を強調されがちだが、チームとしては、フランスリーグにそのままあるチームみたい…な感じであり、チームとして味があるのが、ヨカタと思たよ。ベストゴールはメキシコの頭で後ろにすらすように打った奴。誰だっけ? ブランコからのを受けたボルヘッティとかか。
 2006は御存知のようにドイツ。コンディション良し、日本放映時間良し。今から楽しみである。「日本の活躍」というテーマも是非持ち越したいものである。

 ふ~、たまにブツブツ言い出すと長くなるなぁ(^^;)。ま、W杯の熱狂ちゅーのも参加することに意義があるちゅーことで… ハァ(^^;)。
27 June 不思議の国のアリスとサッカーワールドカップに染まった6月が過ぎて行く。もう、しまいにはベッカムが白ウサギに見えたり、チラベルトがウミガメ風味に見えてきましたわ(嘘)。カーンなんかゴリラに見えてきましたわ(本当)。

 おっと忘れちゃいけない、久しぶりに「キリ番報告」をいただきました。
 「228844をフミマシタ。果たしてキリ番か???」
 で、228844番をGetされたのは、「チサさん」です。パチパチパチ。珍しい(?)、のかな、白石クンのファンの方で彼のサイトから飛んできた由。白石クンとは、シライシ紗トリ氏のことで、今や売れっ子プロデューサーのシライシ氏を「クン」呼ばわりじゃまことに申し訳ないのではありますが、彼がまだ10代の頃、私んとこのアシスタントのバイトをやって貰ってたことがあるんですよ。どしてもその初々しい姿が焼き付いていて、俺的には「白石クン」って感じなの~。多謝。
1 May さる撮影にトルシエ監督が来たときの話。マイクなどセッティングして、「すいません、何かテストで発声をお願いします」と頼んだところ、「ナカ~タ~、ヘタクソ~っ」と一言だそうで。剽軽な奴だ。普段はフニャフニャした只のスケベオヤヂらしく、エキセントリックなトルシエというのは営業顔とゆーか、職務の必要のためらしい。俊輔は選ばれるのかねぇ?

 (激しく既出かもしれないが) 最近みつけた、そっくりさん。
(カ・アンジェリの)佐竹料理長 と 竹本健治先生
11 Apr 先月、「ロード・オブ・ザ・リング」を見てきただすよ。面白い! すんばらしいですね。
 それはいいんだけど、「ピーター・ジャクソン監督」と聞いて、「誰だそれ、田中一郎、みたいだなー(笑)」とか言いながらも、何か聞いたことあるような名前…、とも思っていたんですが。んで、ウチに帰ってからhttp://www.lord-of-the-ring.com/を覗いてビックリ。いや、驚いてるのが間抜けなんだけど。あの快作にして怪作、カルト・パペット映画の金字塔「ミート・ザ・フィーブルズ 怒りのヒポポタマス」のピーター・ジャクソン監督でしたわけだしたのね。「ミート・ザ・フィーブルズ」は、二人とも、ズブズブにのめり込み作品だったのだけど、監督の名前はすっかり失念していたのでした。いやはや何とも。しかしだよ~、いつの間に、あの「怒りのヒポポタマス」の監督が、ハリウッドからあんだけの制作費かっ払うくらいの出世をしただ~よ。(^^;) 新宿の地下道で詩集を買ってやったフーテンが「サラダ記念日」を出したような驚きだ(←違う)。ワシが美空ひばりに曲を書いたようなものだ(←違う)。
16 Mar 下に書いたFBOUNDですが、早速訂正が入りまして(^^;)、添付ファイルを実行しなければ感染しないタイプで、MS製ソフトユーザかどうかは関係ない種類だそうです。…というわけで、防ぎやすい型なんだけど、「開きたい心」をくすぐる力があるのか、流行りそうですな(^^;)。「うんこ」、まだです。「ウソコ」というのもあるんだとか…。わくわく…(…じゃなくて)
 なお、ウチには、未だ相変わらず、サーカムやらバッドトランスと言った2001年モノが届いています。その意味では、「winユーザ、とりわけMS製ソフトユーザ」の受難は続いているようですね(^^;)。

 K粉症のカミングアウトの方も早速に反響ありまして…。いやはや。どもども。チミたち、そんなに喜ぶな! …じゃなくて。新入りです、イヂめないでね! …じやなくて、いざともに闘おうぞ! …でもないか、とにかくよろしくでござる。トホホ。
15 Mar ちょっとね、一昨年あたりからでしょうか。変だなぁ、とは思ってたんですよ。まぁ、私には関係のないことだと思ってたんですがね。関係なくて良かったね、と思ってたんですがね。いやまぁ、アレはちょっとイヤだな、とも思ってたんですけどね。昨年は、むむむ、これは来てしまったか、と思った瞬間が何回かありましたね。調べたら、きっと、イッちゃってるんだろうな。でも調べてもしょうがないしな。でも「来た」かな。などと。
 それで、今年。もう今年は駄目です。言い逃れできまへん。大当たり。お仲間入り。騒ぎの大きい初心者。春の心はのどけからまし。なかりせば、な。な。なかりせば。トホホ。
 「何が」だよ?、は書かなくても、自明です、よね。日本人に5人に1人の皆さん、新入りです。よろしゅう。これでも、昔は一生ならないものだと勝手に決めてたものでございますに。辛いですな。

 ところで、早速、続々と着いてます、「FBOUND」メール。ウチは相変わらずメールは「macという殺菌環境」なので、感染者ウォッチングをして楽しんでいるだけですが。御存じの通り、FBOUNDのウリ(?)は「日本語タイトル」。まだ今の所、「例の件」「重要なお知らせ」なんて凡庸なのしか来ませんが、中には「蛙」とか「うんこ」などという馬鹿なタイトルも出現するそうで、楽しみです(?)。ウンコをまき散らしたくないwinユーザ、とりわけMS製ソフトユーザの方は注意あそばせ。

 (激しく既出かもしれないが) 最近みつけた、そっくりさん。
(高橋尚子の)小出監督 と (満点星の)窪田料理長
「喋り方」も。
27 Feb ex.ル・シノワ、福臨門、遊龍の森田さんが、遊龍の厨房の料理人(紹介されたのに名前忘れてしまた(^^;))と二人きりで白金(北里研究所病院、三合庵の近く)に新規開店。
ロンフウフォン 白金5-12-17 3449-5969
 ウリは、広東家郷菜・家常菜、中国古典料理、野菜、中国茶、ワイン…。ここはいいな~!!
26 Feb 下の、14Febの「近況」に、「ミシュラン・ギドルージュ2002速報」の感想を書いたところ、読者の方から、メールで情報をいただいた。新3つ星「ルドワイヤン」について、である。

●ルドワイヤンの新シェフは才能溢れる優れた人物であり、
●ルドワイヤンも承知の上、3つ星に勝負を賭けて彼を引き抜いたのだろう

とのことだ。おおお、これは魅力あるぞ、ルドワイヤン! 声を大にして注釈訂正しておきたい。詳細は、

Mille-Feuille des Lettres(レストラン関係のメール)

のページにまとめましたので、興味ある方は是非御覧あれ。
21 Feb 「不信が常識」の世の中である。そう言われれば、これも、「マスコミの言うことを信じてどうすんの」「世界はいつでも不実だよ」な話の一つに過ぎないわけだが、それにしても気に障ってしょうがない。何がって、例の五輪フィギュアの採点問題である。
 とにかく、「明白な事実」を見てみよう。以下の通りである。

 ロシア 中国  アメリカフランスポーランドカナダ ウクライナドイツ 日本
ロシア組 11.711.711.611.711.611.511.711.611.6
カナダ組11.611.711.711.611.611.811.611.811.7

 ここに疑惑があったと言うのである。この数字を見て、何を考えるだろう。

 「あ、カナダの審判に問題がある訳だね。確かに、身贔屓にも程がある、とは言えるかな、この極端な採点は。まぁ、最高点と最低点を切り捨てない、というフィギュアの採点法には問題があるんだけど。ま、しかし、いいじゃんこれくらい」

 …まぁ、普通、そう思うのではないか。
 ところが、違うのである。
 フランスの審判が問題なんだ、という。圧力がかかった疑惑(とか言いながら、本当かどうかは現在ではもうウヤムヤだが)がある、とアメリカのマスコミが大騒ぎしたのだ。
 何て嘘臭い「事件」だろう。無理矢理な事件だ。フランスの審判が「何を」したのだ?…「何も」してない。…「何かした」のは、強いて言うなら、カナダの審判だ。

 ブッシュ大統領の五輪憲章違反の宣言で幕を開けて以来、相続く「アメリカ贔屓判定」(清水に金、寄越しやがれ)への世界の不満の声を、カナダvs.ロシア、という一見アメリカの関係しない図式の事件報道でミスリード出来る、とアメリカマスコミが目論んだのではないか。
 …と、これはこれで穿ち過ぎの見方ではあるが、そういう感覚が皮膚を走る。
 …と、日本のマスコミ報道に虫酸を噛んで(なんじゃそれ)いたのだが、ネットを歩いてみると、「アメ公の言いがかり」アングルもまた、あっという間に満ち満ちているのであった。
 たしかに、事件後、ボーン・クラーツ(カナダ)やエリク・バーグスト(米)の「まさかの転倒」は「天罰のような感じ」に溢れているが、それに対する万歳三唱を読んでいると、溜飲の行き先は空中に迷う、って感じ?

 …と、なんだかなぁ、の日々は行き過ぎるのだが、今日は今日でまたやってくれました、アメリカ判定。日本も因縁のショートトラックだが、無理矢理な判定で、韓国選手の金を奪い去り、米選手に。韓国監督は日本マスコミに(日本語で)言い捨てた。

「こんなオリンピックが必要ですか?」

 まったくだ。これが全てだ。
 五輪ばっか見てねーで、仕事しよ、ワシも。ヽ(^~^;)ノ
14 Feb[ギドルージュ(いわゆるミシュラン)2002]
 ムッシュ平松、おめでとうございます。…というわけで、日本のジャーナリズムも騒がしき2002年度版。…というわけで、眺めながらブツブツ呟いてみよう。
 平松氏であるが、氏に限らず、まともに取り組めば、ミシュランの実質の星に相当する日本人は数多くいると思われる。障壁となるとすれば、ともすれば「政治的姿勢」を色濃く見せるミシュランの体質だろう。その点、2001年10月に開店したばかりなのに、取材に疑問を抱かせるほどの早さで星に辿り着いたヒラマツの、根回しには万全の努力が感じられる。…なんてぇんだけど、まぁ、それはいいや。
 それより、ギ・サヴォアが念願の3つ星ですね。ギにしてみれば、「やった~」というより、「ハァ、待たされたよ」って感じかもしれないけど。昨年、
http://aq.webtech.co.jp/restmfr2.html#GSAV
ということがあったので、調子いいのかな、とは思ってました。うう、予約が入ってればなぁ。アルページュとグラン・ヴェフールが、ワシらが行った翌年に、3つ星に昇格してるんす。ミシェル・ブラスも予約を入れたときには2つ星だったんす。4軒目となると、自称「青い鳥」になれたのにぃ…。(^^;)
 それと、ルドワイヤンが3つ星。ちょとビクーリ。今のシェフは98年からで、食べてないから何とも言えないのだけど。ただ、ルドワイヤンも、ミシュラン好みの「由緒」とか「建物・雰囲気」とかの店なんで、そちらの側面が強いのかもしれないが。
 そのルドワイヤンの前任、何と「ベルギー人女性」シェフにして、落ち目のルドワイヤンを2つ星に復興したジスレーヌ・アラビアン料理長は、自分のレストランで1つ星を獲得した模様。ここは行ってみたい。ハチャメチャで旨い、才能を感じさせる人でした。ギィ・マルタンとかデヴィドヴァンラエの料理を追い込んだような印象。またベルギービールとの相性も追求していたりするのか。
 l'Arnsbourg Untermuhltal pres de Baerenthal (Moselle)が3つ星。これ、知ら~ん(^^;)。1998年に2つ星に昇格したばかりだそうで。Baerenthalはストラスブール近郊のようで、ル・クロコディルが2つ星に降格したのとのバランス?、なんて感じも。
 ムーランドムージャンが2つに戻し、トロワマルシェが1つに落ち(アタリマエじゃ、って感じ)、などなど。
11 Feb まるで「民族の祭典」のヒットラーのように、ベルリンの再現のように、ブッシュが国威発揚の道具として五輪を開会 … とでも書こうかと思ってたら、そんなこたぁ当然ワシが言うまでもないことで、世界中で非難轟々だそうですね。IOCもアメリカに対し所謂一つの遺憾の意だとか…。相変わらず、見苦しい国だ。まぁブッシュの馬鹿息子はおいておくにしても(さすがのパウエルも五輪演説原稿までチェックしなかったんだろうな)、アメリカ選手のインタビューが一々、「御国が苦しい時に頑張れて…」の類なのはまことに暑苦しい。…のが一つ。
 んでもって、明け方に来るんだよなぁ、中継のピークが。眠いぞ。…ってのが一つ。
 で、開会式のダサダサの演出…。…ってのが一つ。ただ、まぁ、こーゆースポーツの祭典の演出が、サッカーワールドカップ・フランスやバルセロナ五輪のようにカッコいい必要があるか、ってぇと、どうだろうウニャウニャ…、ではあるが。でもなぁ、「民族の祭典」ベルリン五輪だって、政治的に肯定する気にはならんが、ゲージツとしてはレニ・リーフェンシュタールの花が咲いたぞ。
 それはそーと、落ち着きの無い小椋佳のようなヨーヨーマ君と、ギター抱えたベルカンプのようなスティング君、アルバイトをするなとは言わんから真面目にアテブリしろとは言わんから、せめてあのダサダサの編曲にくらい文句つけんかね。…つけんわね。

 …とこの辺まで来ると何を言っておるかわからんわけだけど、つまり、アメリカのスポーツ大会はまことに鬱陶しいのである。朝まで起こされながら、サッカーというより耐暑競技のようなものを見せられたような、ワールドカップアメリカ大会の恨みは深いのである。お願いだから、ヨーロッパか、アジア・アフリカでやってくれんか。

 …なわけで、ソルトレーク五輪である。…
 「ぎゃっ」。「すっげ~多英!」「やっべ~!!」「どっか~ん!!」「俺はやると思ってたよ!!」「明け方まで起きてて良かったよ」「愛子ちゃんも頑張ったなぁ~」「やっぱさ、この多英の図太さっつうか鈍感さがいいんだよ、才能ってのはそーゆーもんだね」… …
 あっという間に、五月蝿い五輪オヤジキッズである。さふいふものである。忙しい日々が始まった。
8 Feb ぎゃっふん、20万アクセス直前と気付く。今さらながら、どうもありがとうござんす。20万ゲッターの方、よろしければ一報くださいませ。

[私の日本国首相になりました暁の公約]
 とにかく腹が立つのは、ウチで仕事してる間の押し売りの電話である。墓を買え金融商品を買え英会話を習え有線を引け屋根を直せ…、っていうアレね。ふざけんなゴルァ。これも一種のストーカーである。携帯の大量勧誘メール問題とかも話題になっているが、ワンギリ商法も話題になってるが、まずはこのストーカー押し売り電話を何とか出来ないかどうか。実の所、私が首相に任命された暁には、ただちにこれに処する決意を持っている。これを述べる。
 [まずは、電話料金を現在の50倍に値上げする。ただし、受信者側の電話機に、「電話料金100分の1ボタン」を付ける。]
 これで、受信者にとって腹立たしい電話は料金が50倍に、受信者にとって好ましい電話は料金が半分になるわけである。
 どうぞ、私めを首相に…
1 Jan あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
 いやぁ、見ました? TBSの筋肉番組の室伏! すっげぇ~。ああなると、殆ど、漫画の中のヒトですなぁ。あれは現実のモノじゃない。\(☆〇☆)/

 年末まで仕事してたせいもあって、年末年始はおとなしく家でゴロチャラしてます。年越ワインは、何故か今年もセロスのブランドブラン。昨年は92だったけんだけど、えと、これはNVかな(セロスのラインナップ、よく知らないんだけど(^^;))。今年のは小田急で6000円もしなかったと思うんだけど、やっぱ強烈に深旨っす。
 元旦の今晩は、毎度お馴染み渋谷「アンドラ」さんのおせちを並べて、79のムーリーヌを開けて。凄ぇ! いやぁ、参った参った。前に信濃屋か何かで買ったもので、状態にさして自信が無かったのでそろそろ行ってみたんですが、強烈強烈。確かに、状態最上、ではないんだけど。まだ10年くらい向上するんじゃないかね(^^;)。リキュールのような、猛然とした興奮。…と、ワイン日記状態の2002の年の始めかな…
30 Dec 見ての通り、更新サボってました。まことにすんません。いやぁ~、働いてました~(^^;)。2か月くらい、休み無し。今年はまったく、ビンラディンくんやらブッシュくんに狂い牛まで加わって、まったくもって大雑把な破壊と殺戮の一年だったわけだけど、その反動なんだろうか、地道で丹念でチマチマした作業に凝ってしまいました。この野郎どもいい加減に事物を壊してばかりいやがって、細かい一つ一つを積み重ねていく慎ましいソーゾーの創造のきらめきって物を見せつけてやるぅ、とか見当外れの情熱に燃えるのだ。なんのこっちゃ。
 まぁそれはともかく、結果には本人的には大変満足しておりまして、リリースの際にはよろしくでございます。

 で、御褒美には、29日に家庭内忘年会を設けて、都内某所で67のパルメを。これがまぁ、なんて状態の良さ、マルゴー村のエレガンスの極致を見る思いに涙したのでありました。素晴しい料理を次々に繰り出すOシェフにも一杯飲んでいただいたところ、「うわぁ、こんなになるまで持っていて良かった~」とのお言葉。
28 Oct 神宮球場でヤクルトスワローズ日本一決定!を見てきた。シーズン優勝は見たことがあるんだけど、日本一の胴上げは初めて(こ~んな凄いやつ)。いやぁ良かった良かった。我らが若松が監督やって勝ったんだもんなぁ。日本一の回数5回は、読売・西武に次いで、第3位になってしまったらしい。30年も弱小球団のファンをやってきた身にとっては、なんて言ったらいいんだろう、どりーむは、かむ鶴だよ。

 いつも、シーズン・シリーズの優勝は嬉しいものだけど、ジワッと目頭に来たのは初めてかもしんない。それというのは、今回の優勝が、「90年代黄金期スワローズ」にとっては、有終の美である、というところも、どうしても幾分かは、あるからなんだろうなぁ。快進撃の始まった90年代初期からのメンバーでいうと、古田・高津・池山・土橋・石井一・飯田…、それに90年代中盤からの宮本・稲葉・真中・山部・山本…を加え(伊藤・伊東・中西も加え)ると、つまりこれだけ90年代スワローズ勢揃いの色の濃い優勝は、さすがに…、最後かなぁ、そうかもしれない、という思いがある。
 「応援するファン」としてはそんな後ろ向きじゃイカンし、そもそも今年だって若手の力あっての優勝でもあるのだが、しかしま、ファンには感傷する楽しみもあるのだに。歓喜の頂点にあって、ちょっぴりシンミリともする。…ああ、贅沢ではあるヽ(^~^;)ノ。

 しかし、な~んてことを言ってたら、池山・石井一は何かもう一年はやる方に転向したの? じゃ、シーズンオフ手術組やリハビリ組もせいぜい半休くらいで帰ってきて貰うことにして、ここはいっちょ景気よく連覇でもしまっか\(@▽@)/。
21 Sep 涼しいなぁ。この夏の暑さもこれにて終了、でしょうか。来週からちょこちょこっとコンサート。まず横須賀。楽器車でガーって乗り込んで行って、米兵にホールドアップされないだろうか。ヽ(^~^;)ノ そして、秋の京都。らららん。
18 Sep OVAのSphinx..Liveにおいでの皆様、ありがとうございました。

 いやぁ、世界はえらいことになってしまいましたね。2機目の突入はリアルタイムのテレビ映像を見てしまった。これだけの「衝撃映像」は、なかなか見られないだろうなぁ…。
 世界のすべての、自分の意志に反してその生命の連続性を絶たれてしまった魂に、哀悼の意を表します。
 そして、個人的には、すべての殺人を憎悪します。現在という瞬間に近い時点での「民間人を殺すこと」(戦争であれテロであれ報復であれ)をまず憎悪し、それから時間的に離れた「民間人を殺すこと」を憎悪し、そして、「軍人・テロ戦闘員を殺すこと」を憎悪します。
6 Sep うひょひょ~、夏休みから帰ってきました。南仏をのんびりと回って、リフレッシュ三昧。おかげさまです。
 Toulouse → Eugenie-les-Bains → Puymirol → Fontjoncouse → St-Cyprien → Rosas → Paris
 こんな感じ。トラマとエルブジには、行けて、ホントに良かったでした。

 ところで、留守中の後半、9月2~6日くらいかな、留守電の調子が悪かったようなのです。「電話での連絡を試みたのに様子が変だった」という方、恐れ入りますが、今一度、連絡いただけますでしょうか。電話・携帯・メール・FAX、いずれでも結構です。
16 Aug 未だにSirCamメールはポツポツと送られてくる昨今、なんていってたら、今度はCode Red 2ですかwinは大変だなぁ、なんて暢気なこといってたら、やられちゃいましたよ、「小田急カード名簿漏洩」。
 小田急ハルクで買ったワイン飲みながら、小田急ケーブルでネットサーフィンしてるウチとしては、やっぱ、小田急のカードはあるんだよなぁ~。さすがにこんな漏洩、個人のセキュリティ努力じゃ防げねぇぞ~。(^^;) 物がクレジットカードじゃ、小田急に渡すデータの氏名・住所・電話…etc.に出鱈目を書いておく、って手も使いにくいしねぇ。
26 Jul あじくないっ。今日の雨は良かったねっ。この調子っ。(^^;)

 SirCamという、メールばらまきウイルスが大流行とかで、ウチにも、まったく面識のない「帝●大学医学部研究用コ●ピュータ室」という所からウイルスメールが送られてきた。大体、文面は共通らしく、「Hi! How are you? I send you this file in order to have your advice See you later. Thanks」…こんなことを言ってたらこのウイルスらしい。添付ファイルを開けずに捨てること(っつうか、開けるかね、フツー(^^;))。しかし、大丈夫なの、このコン●ュータ室。
 …え、ウチ? ウチは何たって、あーた、今や最強のワクチン、「Mac」、やさかいな~、こんな最近のウイルスなんか何も怖いことあらへんっ。…って、喜んでていいんだかどうだか…。
16 Jul あじぃ~よ~。何か関東だけ、って噂もありますが。暑すぎ。どへっ。こんだけ暑いと基本的にはノビちゃいますね。外に出るといきなり35度の熱波だもんなぁ。7月に集中的レコーディングとか入らなくて良かった。いや、良くないけど。暑いなぁ。懐は寒いんだけど。懐が寒くても涼しくならないもんだなぁ。…と殆どうわごとですな。

 昨日、香港旅行から帰ってきたおさる氏に、「金庸」記(Yung Kee)の皮蛋をお土産に貰ってしまった。グヒグヒグヒ…。今日も食べよ。ネチョネチョで旨いんですわ、コレ。ビールも甘くなるし。
26 Jun こないだ、下北沢「ちゃんぷるー」に「御酒(うさき)~瑞泉酒造」が入ってたので、飲んだ。ちょっとは話題になったので、「坂口キンちゃんの例の泡盛」と言えばわかる飲んべの人も多いだろうが、そのアレである。
 我々の世代だと、子供の頃に読んだ岩波新書の坂口謹一郎「世界の酒」「日本の酒」がアルコール文化への取っ掛かりになっている人も少なくないが、その(へべの大先輩に(勝手に)あたる)坂口謹一郎博士の偉大なフィールドワークに、沖縄の酒造での黒麹菌の採取があったのである。
 沖縄の泡盛製造は、戦争によって壊滅的な打撃を受けた。戦後における復興は勿論のことであるのだが、ここに醸造の歴史の破断層が生じたことは否めない。とくに戦前の黒麹菌は地上戦のために全てが死滅したと言われてきた。
 その戦前の黒麹菌が発見されたのが1998年。坂口謹一郎博士の採取した菌が東大に保存され生きているのが確認されたのだ。これはなかなかのニュースになった。幾種類もみつかったらしいが、現在でも酒造を続けている所の物は2種類だったようだ。その一つが現在も意気盛んな瑞泉。
 この瑞泉菌が里帰りし、瑞泉菌100%使用になる泡盛「御酒」が仕込まれ、ぼちぼちリリースされてきたという訳なのである。菌の性質が現在のものと全く違うため、手探りの手作業によるもので大変苦労したらしいが、価格的に値が張るものではない。

 と、ここいら辺の知識はだいたい持っていたものであるが、だからといって期待に胸膨らませて臨んだわけではない。菌復活譚の感動に乗ろうと思ったわけでも。「ああ、あれか、ちょっと飲んでみるべ」ぐらいのものだった。
 いや、驚いたのは、飲んでみて、である。「うわ~… … …!!!」。良いのだ。奇麗。奇麗。空間。たなびく霞。おっとりして深い。長い。気品。
 これ、出来たばかりの泡盛なのだ。当然、古酒(クースー)の類では無いのだ。それなのに…。ふっくらとしながら撫で肩で、淡いようでいて物足りなさが全然ない。例えば「まるたま」の15年25度なんか大好きなのだが、あんな感じがある。
 パワーという点においては「弱い」、おそらくそんな菌の特質を感じる仕上がり。弱い菌がじっくり働く、そんなイメージ(ああイメージもいいとこだ)。

 ちょっと良い体験であった。この御酒の酔い心地と魅力が、その生い立ちをこうやって思い出して記させる力をもっている。
21 Jun 6月に梅雨。ほんとに梅雨らしい梅雨。やっぱ今年って、古典的、な気がしない?

19jun2001B  一昨日のSphinx..のLiveに御来場の皆さん、ほんとにありがとうございました。わいわい。お楽しみいただけたでしょうか。
 このユニットは、上の欄にある「Phantasmagoria」みたいにレコーディングセッション的には動いているんだけど、Liveは殆ど初めてのようなもので(Drive to 2000、ってイベント出演はあった)、なかなか緊張しただ~よ。高卒新人ルーキーの初登板マウンド、の心境が久しぶりによくわかりました。「もう何もわからなくって、古田さんのミットだけ目がけて一生懸命投げました」…って。うんうん。…って、古田さんのミットは何処にあったんじゃ~>ワシ。ヽ(^~^;)ノ

 えー、それから一部エロゲファンの皆様へのお知らせですが、明日の22日「御魂」という、「アルカナ」のスタッフによる新作が出ます。前作に続き、音楽も滅茶苦茶良いから、楽しんでおくんなさいまし。
21 May あ、暑くなってきた…。でも近年で言うとGWくらいの感じ? 今年は冬は寒かったし、3月の雨もほどほど、暑くなるのも今頃で、ちょっと古典的?

[円形101スペFINAL どうでもよい話3]…とか言ってまだ書いてるノンキな私
 渡辺等クンを迎えたBプロ中のMCだったと思うんだけど、こんな話があった。
谷山「…というようにホントに等クンは色んな楽器を弾くんですよね。そういえばチェロも。でも最近は見ませんね…」
渡辺「いや弾くんですよ、リクエストがあれば。リクエストが無いだけで、はぁ」
AQ「そうそう、別にお願いするのを止めたわけじゃないけど、たまたま…」
 …とまぁ、こんな具合に、「渡辺等のチェロもすんばらしいけど、谷山レコーディング/ライブでは随分と弾いてもらってないねぇ。でもそれはたまたまだよ、また聞きたいね」ってな雑談を3人でしてたのだ。
 後で思い返して、私は「ギャッ」と叫んだ。
 「わたしじゃない月のわたし」でチェロを弾いてるのってだ~れ? (^_^;) わずか半年前の録音だぞ、おいおい。(^_^;) 3人揃って、おいおい。(^_^;)
 いやぁ、年をとるって素敵なことね、と思う私である。

 ところで、Aプロ3日目の「例の写真」と聞いて、思い当たる方、ここを見てらっしゃるでしょうか。「あの時の…?」と思った方はメールください。
25 Apr 「風邪」なんて世間では噂も聞かないのに先週は一人、38.5度まで出して寝込んでしまいました。アホじゃ。(;_;)
 ま、それも回復しまして、あちこちちょっとずつ更新してます。…あ、そうだ!、「例の写真」も何とかしなくちゃ…
27 Mar ご無沙汰しております。元気です。ううう。忙しい…ってことになるのか…。あ、風邪ひいてたりもしてました。フラフラフラ。山のようにゲーム音楽作ったりしてます。楽しい。
 「何だ、メシ食う話がちっとも進まんぞ「今年は体調不良ですか ?」」…というありがた~い激励メールまでいただいてしまった。更新はアレもコレもまとめて、これから頑張りま~す。
 あ、それはともかく、今月アタマのコンサートツアー、おいでの皆さん、本当にどうもありがとうございました。札幌・仙台も気合いで行くぞー。

[円形101スペFINAL どうでもよい話2]
 レコーディング時の話と一緒なんだけど、コンサート楽屋もね、ついつい珈琲を飲んでしまう。下手すると、てにをは代りに句読点代りにと、いちいち珈琲を飲んでしまう。必ずしも、いれたてでない珈琲を。んで、体調が怪しくなる。
 ということがありまして、連続何日も続くこのシリーズでは、珈琲飲み過ぎ対策も兼ねて、蓋碗・中国茶セットを持ち込む。ちょっと飲み忘れてた、悟空の2000年春茶黄枝香があったのでコレを。ちょっと大ぶりの蓋碗でバカバカといれて飲むと、なかなか良かった。実に素直な広東烏龍らしい甘~い香りが、遠慮なくたつ。回りにも香りのおすそ分け。
 ってな具合で滑り出した円形シリーズあったが、ある日円形に着くと、見慣れたファンの方。「これ、どうですか?」と見ると、何やら差し入れの様子。「おっとっとっと、俺が貰っていいの~??」、と口では言うが、もうすっかり、いただき体制(^_^;)。やった~お茶の袋だ~、と、よく見ると、ゲゲゲ、畏れ多くも吉祥寺のリーフルの袋。じゃござんせんか。モノはArya農園のホワイトウーロン2000年6月摘み。最近注目を集めることの多いような、ダージリンの新芽の微発酵茶というお茶。
 これは素晴しい。上品高貴玄妙。蓋碗の中の茶葉のお姿だけでも、気高さがあって、茶葉眼福を回りにおすそ分け(^_^;)。
 どうもありがとうございました。

 そういえば、コンサートツアー中、博多では当然のように美美に通って珈琲三昧。ワシはホントにここの珈琲が好きじゃ。とくに、好みでいうとイエメンのモカ2種類。さすがにオッカケの皆の衆の溜まり場にもなっていて、その節は、どーもどーも、でした~。ヽ(^o^)丿
27 Feb 青山円形劇場へおいでの皆さん、どうもありがとうございました。う~ん、今年は楽しかったなぁ。とても手応えを感じているのですが。

[円形101スペFINAL どうでもよい話1]
 円形には色々な方が遊びに来てくださる。我らが中野豪画伯とも毎回のように会えて嬉しい。さて、今回はGOさんの差し入れなるクッキーの話。ま、よくあるクッキーの詰め合わせ、そんな感じのお土産なんです。で、ま、軽く摘む。ゲゲっ。う、旨い。なんだ、この美味しさ。う、うわ~。見てくれはよくあるクッキーなんだけど、何か矢鱈と美味しいの。軽いのにコクがあって、香り高い。これ、高島平の「パティスリー・タタン」ってお店らしい(ラベルはちょっとヲなイラストなんだけど)。うーん、近くば寄る機会があらば、ケーキも食べてみたいなぁ。webはここ。
2 Feb やっほ~。青山円形劇場でお会いしましょう。ヽ(^o^)丿 とくに、2/5.6.8!

 1月後半は何だったんだ、コンサートの編曲とプログラミングとリハーサル・CMの編曲だプログラミングだが色々・SEの選音と編集・ゲーム音楽の作曲編曲制作が色々、おまけに奥歯がかけたんで急遽歯医者に行き、税金のシーズンで税理士に尻を叩かれ、そういえば、車検と楽器の保険更新も毎年1月後半なんすよウチ、そしたらスパークスも来日し(踊った踊った!)、雪が降って慣れない(今のクルマになって初めて)純正チェーンを雪の中巻いて行軍、と、脆弱な私には目先が多彩過ぎて分裂症になりそうな騒ぎでしたヽ(^へ^;)ノ。いやはや。
 とくに大雪関係でスケジュールがトコロテン押しになって、出席出来なかったワイン会のテーマが「オーブリオンvs.ミッション」だった、と聞いたのは断腸であった。ヽ(^へ^;)ノ
10 Jan 下にも出てきたが、旅行に行くのでカメラを買ったのである。
 Fujiの「Tiara ix EPION1010 MRC」というAPSカメラだ。
 これまで使っていたのは(というか、これからも使わなくなるわけではないのだが)コンタックスのT2って奴で、まぁ一応コンパクトだし、(とくに)コダックで撮ると抜群の色表現で、そういう意味では何の不満もなかったのだが、海外旅行などの場合、モノグサなワシらにとっては、本体サイズが「これでもまだデカい」のが気になってきていた。どうも、カメラがでかくてシャッターチャンスを逃がすことが多いみたいなのだ。
 というわけで、小さ~いカメラが欲しいぞ、と考えていた。当初、考えたのはね、やっぱ、デジカメだった。やっぱ、デジカメでしょ、今は。とか言って。
 ところが、である。いざ買おうと思ってチェックを始めたところ、どうも、あのデジカメというものはデカいのだ。ヽ(^へ^;)ノ これじゃ、デカジメだ。しかも高い。
 そうとは思わなかった。思っていなかったのだが、普及帯で150gを切るものなんてほぼ無いのである。ええっ!?、であった。しかもやはり3万くらいは覚悟しないといけない。
 こりゃアカン、と虚ろな目になったところに飛び込んできたのがAPSカメラであった。殆ど「あ、そういえば聞いたことある…」程度の認識の規格だったのだが。こいつは偉い。楽勝で150gを切る。楽勝で2万を切る。アッサリ、作戦変更。

 このTiaraは、いい奴で、普段は一体型のカバーにカシャッと収まってそれでいて135g。本当の意味で「ポケット」カメラ。完璧にポケットインで歩けます。ポケットに入ってることすら忘れてしまうことがしばしばあった…。き、気持ち良い。
 実際。今までのコンタックス生活では、7-10日くらいの海外旅行での撮影枚数は、30-50枚くらいがワシらのペースだった。それが、今回は10日間で「225枚!」。いかに撮影ストレスが減って、チャンスに強くなったか(^_^;)、がよくわかる。
 ま、たしかに、色の出方や細部の表現は、T2に一歩劣る。けど。でも、Tiaraはフラッシュがかなり賢くなっていて、色々計算して焚いてくれます。だから、フラッシュ撮影はいい加減に撮ってる限りではTiaraの勝ち。軽いから手ブレもしにくい。だいたい、悪条件下での撮影では、Tiaraの方が奇麗にとれる。

 ってなわけで、とっても「カ・イ・カ・ンっ!」な買い物となった。
これで、「2000年の快感お買い物大賞ベスト3」は決まった。
・テンピュール枕
・(キックボードの)Razor
・APSカメラTiara ix
この3つじゃ~! \(☆〇☆)/
5 JanCheval1
 あけましておめでとうございます。新世紀もよろしくお願いいたします。おお、新世紀とゆーのも、何となく、新しい風呂が涌いたぜ~、って感じでいいな。ただの、感じ、だけど。

 ところで20世紀の最後は、冬休みをとってフランスの田舎をふらふらしてきました。だいたいリヨン近郊。ちょこちょこっと歩いては「お~寒いぜ」と言ってホテルでひっくり返りダラダラ、あとは延々とメシを食うという大休息大会で、楽しんできたわけなのだわ、ありがたいなぁ。\(☆〇☆)/ (メシの方だけど、相変わらずの
 Parisの" L'Ambroisie "
と、
 Grange-les-Beaumontの" Les Cedres (Bertrand)"
 Saulieuの" Cote d'Or (Loiseau)"
が感動的に素晴しかったです。年明けに帰ってきて、コッソリ店名だけレストランページのリストに入れておいたら、早速目敏くみつけられた方がいて、「おやおや~、それで***はどうだったんですかぁ?」なんてメールをいただいてしまった。す、素早い…。(^_^;) ありがたや。)

 というわけで、お馬鹿の食べ歩る記はそのうちレストランページにでもアップするとして、今回の旅行の主眼はですねぇ、
Cheval3 20世紀のうちに「シュヴァルの理想宮が見たいぞ!」
なのであった。いや、別に20世紀のうち、ってのは特に関係ないんですけどね(^_^;)。  ま、ともかく、シュヴァルの理想宮に行ってみたいとゆーのは我が家の長年の宿願でした。
 行けたんですよ~、うるうるうる、嬉しい~っっ!!

 フェルディナン・シュヴァルという人は1836年生まれの郵便配達夫のオッチャンで、43歳までは真面目に広い田舎を歩き回って郵便を配って歩いていたらしい。ある日、彼は道で石に躓く。見てみるとそれは奇妙な形をした石。この時に、ある思い付きと情熱が彼の頭に取りつく。いや、その後も真面目に郵便配達は続けたのだが、それ以外の全ての時間を傾注して彼は彼の「理想の宮殿の建設」を始めたのである…。(この辺りの話は、岡谷公二「シュヴァルの理想宮」や下村純一「不思議な建築」・渋沢龍彦「幻想の画廊」などに詳しい。御興味あらば是非)
 これがまた祠の一つも作って満足すればいいのに、オッサンの頭の中は大変なことになっていた。東洋の・西洋の・古代の・近代のあらゆる様式がゴチャゴチャに入り組んだとてつもない宮殿。郵便配達夫ゆえ、外国からの葉書や絵入り雑誌を覗き見るうちに膨れ上がった夢想であろう、とも言う。その不思議な姿は、素人の独力の建築ながら、遥かにガウディを予感した、との評がある。

 とにかくその驚くべき、幻視が夢の発酵が無限の想像が、現実となってオートリーブという寒村に存在し、訪れれば、いまだに見ることが出来るのである。ついでに言うと鷹揚なフランスのこと、見るに留まらず、テラスに登って部屋に潜り込んで窓から手を出して写真をとったりも出来るのである。

Cheval2  HauterivesはLyonからクルマで1時間程度なので無茶苦茶に不便な場所ではないが、鉄道駅からは遠い。バスはSt.VallierとRomansから要1時間くらいだが、便数は少ない。Vienne,Tain,Valenceからタクシー30分程度。私たちは今回は、私が「万が一でも雪はイヤっ」と言って(^_^;)レンタカー移動を拒否したので、Vienne(「復興!」で大騒ぎのPyramideに泊まった。まー、フツーの高級ホテルレストランだった)からタクシーで行った。片道250FFくらい。Hauterivesは小さい村だが、「Le Palais Ideal du Facteur Cheval」は結構な観光地になっており、探せば、理想宮饅頭くらいは買えそうだ。

 理想宮はそこにあった。静かに、馬鹿馬鹿しく凝り固まった情念の塊として。何故だか、幾ら見ていても見飽きない。次から次へと感情が涌き出してくるような建物なのである。思わず泣きそうになった。ここには創造の原点がある。誇りがある。創作者のハシクレとして、打たれるものがある、と言わざるを得ない。考える所が、あった。
 いやぁ、俺ぁ、来て良かっただ~よ。

 シュヴァルは理想宮にたくさんの言葉を彫り残している。

 「人生の道で、私はただひとりで勇敢に戦った/仕事の中に私は真の栄光を見い出した…」
 「この岩を造ることによって私は意思がなにをなしうるかを示そうと思った」
 「思い出せ人間よ/お前は塵でしかない/お前の魂だけが不死なのだ」
 「夢は現実となる」


 そう言ってオッサンは、訳のわからんケッタイな宮殿を残したのである。
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